エッセイ:『生きてゆく』

『生きてゆく』とは、“挑戦者”として『人生ゲーム』を楽しむ事。

人生とは『永遠の眠り』につくまでは、ゲームの繰り返しです。これを私は、『人生ゲーム』と呼んでいます。これに、常に勝ち続ける事はあり得ません。でも、負けたからといって、そこでグズグズしていると、瞬く間に歳を重ねてしまいます。それは実に寂しい事です。つまり、人生『死』んだも同じです。

だから私は、良い事すなわち“勝ち”も、悪い事すなわち“負け”も同じに味わい、楽しめればと思っています。良い事は素直に喜び、悪い事でも次に期待する。と言う具合に、例え負けてもその場に立ち止まる事無く、次は勝つぞと前に進むのです。

人生の終りがいつなのかは、誰にもわかりません。が、立ち止まれば終り、繰り返しますがすなわち『死』と同じです。『永遠の眠り』につくまでは “挑戦者”として、『人生ゲーム』を続けて行きます。そこには、『死』の付け入る隙、つまり『死』を恐れる暇などはありません。

『生きてゆく』とは、そういう事だと私は思います。

『レモンツリー伝説』

夢見る木を求め、旅に出たんだ。
伝説の木を求め、旅に出たんだ。
旅は辛く、彷徨える日々を過ごした。
レモンの木はどこだ。

夢見る木を求め、旅を続けたんだ。
伝説の木を求め、旅に出たんだ。
独り、彷徨える日々を過ごした。
レモンの木はどこだ。

レモンの木を求め彷徨ったんだ。
遥かな異国を彷徨ったんだ。
気がつけば道連れの人がいた。
同じ夢見る友がいた。

心結び、ふと振り返れば同じ道。
伝説を創る僕らと知った。
辿る行く手で、夢開かせよう。
レモンの木を萌えさせて。

生きる標、魂の実、レモン。
誰もが心に宿す実、レモン。
それは夢を育み、実らせるんだ。
レモンの力、信じよう。

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