平成8年度　一般課題研究
　

『 循環器装置の付加フィルターの検討 』

　心臓カテーテル検査においてInterventional Radiology（IVR）が盛んに行われるようになった現在、検査に従事するスタッフの多くは今まで以上に被曝についての関心を向けられるようになってきた。そしてそれに呼応するかのようにX線装置メーカでは被曝低減対応の装置が開発され、また被曝低減の付加フィルターも各種フィルターのリリースがなされてきたのは周知の通りである。96年の技術学会においても付加フィルターについての発表が多くなされていたのは記憶に新しい。しかしそれらの発表は被曝線量についてが大部分であり、画質や装置の管理を行いながらの付加フィルターの考察についてはあまりなされていなかった。
　今回我々は九州循環器撮影技術研究会で作成されたQCファントムを用いて、付加フィルターと画質及び装置の管理について考察を行う。
　



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