平成5、6年度 課題研究
『 循環器用X線TVモニタ実態調査と管理に関する基礎的研究 』
昨年我々は、ユーザー並びにメーカーに対するアンケート調査を実施した。その結果、多くの人がTVモニタの管理の必要性を認めながらも、測定方法がわからないとか測定器がないとかの理由により、実際に行っている施設はまだ少ないことを知り、できるだけ多くの人が実施できるような、定量的かつ簡便な測定方法を提言すべく活動してきた。
TVモニタの性能評価方法としては、JIS C6101「テレビジョン受信機試験方法」や日本医用画像工学会「医用画像表示のための標準パターンCSP委員会勧告」などがある。JIS C6101はテレビジョツ放送を受信するための受信機の性能を比較評価するための標準試験方法について規定したもので、CSP委員会勧告は、国際的な標準化を図る上でも望ましいということで、アメリカにおいて作られたSMPTE RP 133パターンを使用したCRTモニタやマルチフォーマットカメラの画質管理法について述べてある。これらをふまえたうえで、循環器撮影領域でのX線TVモニタの管理の一方法について述べる。
東北大学医学部附属病院 佐藤 州彦
山形大学医学部附属病院 岡田 明男
三浦病院 渡辺 喜二
横浜市立大学医学部附属病院浦舟病院 瀬川 光一
大阪大学医学部附属病院 三木 弘
九州大学医学部附属病院 小川 和久
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『 循環器用X線TVモニタ実態調査と管理に関する基礎的研究 』 PDFファイル
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