2001.9.9
Report No.1
装置 1

X線イメージインテンシファイヤ装置
 (株)東芝 医用システム社 医用機器・システム開発センター
                       X線治療開発部 佐藤 直高
 (株)東芝 医用システム社 那須工場
                       X線治療生産部 小林 信夫
1. はじめに
 イメージインテンシファイア装置(Image Intensifier 以下I.I.と略称する。)は入射]線像を可視光像に変換する電子管であり、医療X線診断分野で広く使われている。I.I.によって出力された可視光像はフィルムやテレビカメラに取り込まれ、]線診断画像として描出される。
 近年、X線画像のディジタル化が進み、DF(Digital Fluoroscopy)やDR(Digital Radiography)のようにI.I.とテレビカメラとコンピュータを組合せて画像処理することにより、いっそう見やすい診断画像が得られるようになった。このような]線画像診断システムのキーコンポーネントのひとつであるI.I.での画像情報の欠陥や雑音の発生は、テレビカメラやコンピュータで補正することは非常に困難である。このため、I.I.はよりいっそうの性能向上が要求されてきている。
2. I.I. の歴史
3. 原理
4. 構造
5. 特性
6. まとめ






『 X線イメージインテンシファイヤ装置 』
(PDFファイル 350KB)
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