「たま エンド・オブ・ライフ・ケア交流会」のあゆみ

交流会の立ち上げから、今までの各交流会のテーマ、学会発表や論文発表についてまとめました。

交流会の立ち上げ

2013年

6月

 東京都北多摩北部保健医療圏(小平市、東村山市、清瀬市、東久留米市、西東京市)およびその周辺地域の看護職ミーティングで、エンド・オフ・ライフ・ケアのネットワーク構築の準備について話し合いました。

 この地域には、病院・福祉施設・訪問看護ステーション・大学等で活躍する看護職が多数います。しかし、所属の施設・組織を越えた交流の機会は少なく、地域で活動する看護職が協働・連携できる手段を設けたいと検討いたしました。

 そこで、エンド・オブ・ライフ・ケア(End-of-life care)に関して、地域の看護職の皆さまと情報交換会、事例検討会、学習会、交流会等を行う「たま エンド・オブ・ライフ・ケア交流会」を立ち上げました。

2013年

9月

『たま エンド・オブ・ライフ・ケア交流会(仮称)』についてのアンケート調査を行いました。ご協力頂いた皆様、ありがとうございました。
2013年

11月6日

ホームページ http://tama-elc.umin.ne.jp/ を立ち上げました。
2016年

8月15日

ホームページのデザインを変更しました。
スマホ・タブレット等に自動対応のレスポンシブ・デザインとなりました。

『たま エンド・オブ・ライフ・ケア交流会』の開催

年月日テーマ[当日の様子PDFにリンク]
主な内容
参加数
2014年

3月8日

第1回「地域連携で工夫していること」
  1. 開催の経緯についての説明
  2. アンケート調査の結果報告
  3. エンドオブライフケアの概念
  4. 地域連携で工夫していること(意見交換)
42名
2014年

7月5日

第2回「地域連携の現状と方向性」
  1. 病院・訪問看護ステーションからの話題提供
  2. 意見交換
35名
2014年

11月8日

第3回「退院調整・退院支援の工夫:困難事例から考える」
  1. 病院・訪問看護ステーションの看護職・福祉職の方々から,退院調整や支援に関する工夫と困難事例についての話題提供
  2. 意見交換
25名
2015年

3月28日

第4回「今,あらためてコミュニケーションとは」
  1. コミュニケーションの基本に関する話題提供と動画教材の視聴
  2. 事例をもとにした話し合い
17名
2015年

10月31日

第5回「高齢者のエンド・オブ・ライフ・ケアを考える」
  1. 心不全や認知症をもつ高齢者と家族のケアに関する話題提供と事例紹介
  2. 日々の実践で考えていることの話し合い
10名
2016年

3月26日

第6回「エンド・オブ・ライフ期の『食べる』を支える」
  1. 摂食・嚥下ケアの基本と本人・家族を支えるケアの話題提供と事例紹介
  2. 日々の実践で考えていることの話し合い
14名
2016年

7月9日

第7回「『看取り』における家族のケアを考える」
  1. 神経難病をもつ患者と家族,認知症をもつ高齢者とその家族を支えるケアの話題提供と事例紹介
  2. 日々の実践で考えていること、家族ケアの方向性や展望についての話し合い
35名
2017年

1月14日

第8回「フィジカル・アセスメントの基本を考える」
  1. フィジカルアセスメントの基本の振り返り
  2. 実際の活用法の話し合い、技術演習
12名
2017年

4月8日

第9回「エンド・オブ・ライフ期のスキンケア」
  1. エンド・オブ・ライフ期の皮膚の特徴,患者さんとご家族の意向をふまえた,スキンケアの具体的な工夫と支援
  2. 日々の実践で考えていることの話し合い、情報交換
20名
2017年

7月14日

第10回「倫理的な視点をふまえて
~高齢者の自律/自己決定を支える~」

  1. 高齢者の自律,自己決定を支えるための,「倫理的な視点・原則」の振り返り
  2. 事例をもとに実際の現場での体験や工夫の共有,展望の話し合い
28名
2017年

9月30日

第11回「これからの交流会を考える」
  1. これまでの交流会の振り返り,北多摩北部地区の看護職を対象としたアンケート調査についての報告
  2. 日々の実践で感じる課題,これからの交流会に対する希望の話し合い
15名
2018年

1月20日

第12回「エンド・オブ・ライフ・ケアに携わる私たち自身のストレスマネジメント」
  1. エンド・オブ・ライフ・ケアに日頃から携わっている私自身のストレス・マネジメントのあり方,具体的な方法
  2. 演習シートを用いた振り返り,参加者同士での意見交換
17名
2018年

6月30日

第13回「『認知症』と『痛み』の看護を振り返る」
  1. 認知症と痛みの看護についての基礎知識の振り返り
  2. 具体的な事例をもとに意見交換、日頃の体験や工夫の共有
28名
2018年

12月1日

第14回「エンドオブライフケアにおけるリハビリテーション~その人が最期まで望み通りの生活を送れるために~」 」
  1. コンフォータブル(安楽)な体位変換、心地よく動くあり方の検討
  2. 看護師の視点からの検討、理学療法士の視点からの検討
  3. 参加者同士の演習を通しての学び
15名
2019年

6月15日

第15回「エンドオブライフ期に関わる社会保障制度~その人と家族の望む支援のあり方を考える~」
  1. エンドオブライフ期にまつわる医療保険・介護保険制度についての講演
  2. 参加者同士で、日々の実践に関わる観点からの意見交換
38名

学会発表・論文発表

平成25・27年度にご協力頂いたアンケート結果が、学会発表または学術誌掲載されました。
ご協力くださった皆様、誠にありがとうございました。

2014年

8月22日

公開

看護大学と医療機関における看護師の連携を基盤とした「たま エンド・オブ・ライフ・ケア交流会」の活動報告
日本緩和医療学会誌 Palliative Care Research 2014; 9(3): 907-10.
2014年

7月25日

発行

エンド・オブ・ライフ・ケアに関する病院および訪問看護事業所の看護師交流会開催に対するニーズの実態:
―東京都北多摩北部保健医療圏における調査より
国立看護研究学会誌 2014; 10(1): 19-26.
2015年

1月24日

発表

平成26年度東京都看護協会看護研究学会において
「エンド・オブ・ライフ・ケアに関する病院および訪問看護事業所看護職の
 ニーズに沿った地域交流会の開催
―東京都北多摩北部保健医療圏における活動―」の実践報告
(同学会抄録集 p.29)
2016年

11月

発表

第14回国立病院看護研究学会学術集会において
エンド・オブ・ライフ・ケアにおける看護師の感じる困難
―東京都北多摩北部保健医療圏における調査より
(同学会抄録集)
2018年

1月

発表

第32回日本がん看護学会誌学術集会において
エンド・オブ・ライフ・ケアに関する地域交流会における学習ニーズ
(同学会誌 32巻Suppl. p.185)
2018年

1月

発表

第32回日本がん看護学会誌学術集会において
エンド・オブ・ライフ・ケアに対する困難感の所属別比較 関東
一医療圏内の病院・訪問看護事業所に就業する看護師の調査から
(同学会誌 32巻Suppl. p.185)
2018年

11月

発表

第16回国立病院看護研究学会学術集会において
エンド・オブ・ライフ・ケアにおいて看護職が実践している工夫
―病院と訪問看護事業所に就業する看護職の調査から
(同学会抄録集 p.75)

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