このたび、日本セーフティプロモーション学会第13回学術大会を令和元年12月14日(土)・15日(日)に、「安全・安楽・安心な暮らしを科学する」を大会テーマとして、大阪信愛学院短期大学(鶴見キャンパス)で開催させていただくこととなりました。
 安全・安心については様々な場面で耳にすることも多いのですが、看護学では「安楽=身体からもたらされる心地よさ、快適」も技術を提供する時に重要な要素であることから、本テーマとしました。

 大会1日目には、教育講演として大阪教育大学メンタルサポートセンター・日本SPS協議会のご協力で「セーフティプロモーションスクール(SPS)推進員養成セミナー」を公開講座として予定しています。
 大会2日目には、特別講演1として堺衆文化の会会長でもあり、千利休生誕の地である堺発祥の製茶本舗代表取締役である谷本順一様に、「お茶の来た道とお茶の事」をお願いしています。喫茶は心地よさを提供する暮らしの中で重要な文化です。日ごろとは全く異なる視点で堺の喫茶文化に触れていただければと思います。
 また、特別講演2では、大阪脊髄損傷者連絡会から「体験からみえる安全・安心な暮らしについて(仮題)」ご講演をお願いしています。

 日本セーフティプロモーション学会は、事故、暴力及び自殺等を予防するセーフティプロモーションに関する学術研究・活動支援等を行い、市民の安全・安心に寄与することを目的として2007年(平成19年)に設立されました。平成から令和へ引き続き、科学的かつ学際的に生活の場における安全・安心に向けて、それぞれの専門領域という枠を越えての協働による広がりを更に感じております。本大会もその前進の一助となるよう準備を進めてまいります。

 冬のUSJや世界遺産の百舌鳥・古市古墳群、大阪城や御堂筋のイルミネーションと共に、皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げています。

大阪信愛学院短期大学
徳珍 温子




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