日々のことなど

インデックス

2025年4月30日(水)

これは端的に言えば、ヨーロッパ・アメリカのいずれと比べても”ひどい”対応の姿ではないか。つまり「高福祉・高負担か、低福祉・低負担か」といった選択を行わず、社会保障の給付に見合った負担を回避し、将来世代にそのツケを回すという姿は、ある意味で率直に「低福祉・低負担」(社会保障の水準は低いが税負担も低い)という道を選択し、現在の世代の責任において問題への対処を行っているアメリカと比べても、困難な意思決定を先送りして”その場にいない”将来世代に負担を強いるという点で、もっとも無責任な対応と言うべきだろう。
――広井良典, 『人口減少社会のデザイン』, 東洋経済, 2019年, 196頁.

2025年4月1日(火)

新年度早々膨大な量の業務に追われる。とりあえず、この前期を生き延びたら自分を思いっきり褒めてあげよう。