第6回パーキンソン病・運動障害疾患コングレス

※演題・参加登録情報に関するお問い合わせ
MDSJ事務局
一般社団法人 学会支援機構内
〒112-0012
東京都文京区大塚5-3-13
小石川アーバン4F
TEL:03-5981-6011
FAX:03-5981-6012
E-mail:mdsj@asas.or.jp
※その他コングレスに関するお問い合わせ
運営事務局
株式会社コンベンションリンケージ内
〒102-0075
東京都千代田区三番町2 三番町KSビル
TEL:03-3263-8688
FAX:03-3263-8693
E-mail:mdsj6@c-linkage.co.jp

メインイメージ

会長挨拶

MDSJ第6回パーキンソン病・運動障害疾患コングレス開催にあたり

 日頃、日本パーキンソン病・運動障害疾患学会(MDSJ)に暖かい支援をいただき、ありがとうございます。おかげ様で本学会も10月に第5回の学術大会を開催いたしました。皆様のご支援の賜と会員一同感謝申し上げております。

 パーキンソン病をはじめとして運動障害を呈する疾患は、大脳基底核・小脳・運動野などの障害により生じ、しばしば多くの病態が合併する事があります。これらの疾患を包括的に扱う本学会では、例年これらのシステムの基礎的シンポジウムから臨床・治療に至るまでの内容を検討しています.さらに、若い先生・医師以外の医療従事者への教育という面も考え、教育的プログラムを提供してきました。また、ビデオ供覧により実地に役立つ知識の共有にも努め、一定のご評価をいただいていると自負しております。第5回の学術大会が2011年に終了して1つの区切りであると共に、更なる飛躍を考える5年のはじまりとも言えるでしょう。

 2012年の学会は、私が組織委員長としてお世話させていただくと言う光栄な役目を頂きました。パーキンソン病に対する新しい薬剤が発売され、薬剤以外の治療が試みられ、またパーキンソン病以外の疾患の治療も少しずつ開発されております。そこで、第6回では新しい治療に焦点を当てた内容を盛り込む予定です。更に、私の専門領域である病態生理に関する分野では、遺伝子改変などによりドーパミン受容体のあるサブタイプだけが障害された動物モデルが作られ、その機能解析が進み、従来言われていたサブタイプによる機能の違いが更に詳細に検討されております。これらの最新の情報も学会では発表いただく予定です。また、国際MDSでは、MDS basic lecture と言うシリーズで運動障害診療の世界的教育ビデオが作成されました。これらのスライドを使用して、MDSのメンバーの国では教育講演を行う事が出来ます。本学会から、このビデオを用いた教育講演を1つ入れる事を考えおります。ただし、この教育講演は英語で行うと言う縛りがありますので、英語で講演する予定です。国際化の時代において、英語の講演が含まれている事は、次の5年の1つの目玉かとも考えています。講演もいろいろな分野の先生方にお願いしております。 多くの方々の参加を期待しております。

平成23年11月吉日
第6回パーキンソン病・運動障害疾患コングレス組織委員会
組織委員長 宇川 義一


このページの先頭へ