*** 静岡生命科学懇話会 ***

** 静岡ライフサイエンスセミナー **


【生命科学懇話会発足のお知らせ】

 静岡大学東部キャンパスには生命科学の研究・教育に携わる多くの方々がいらっしゃいます。研究は基礎から応用まで、その研究分野は生物学から化学まで、また、研究対象は微生物から哺乳類までと多種多岐に渡っています。そのため、なかなか一つの話題を話し合うことが出来ないのが現状です。しかしながら、生命科学を研究する上で、共通の話題・問題があると思います。そこで、生命科学研究を指向する方々のネットワーク作りを目的として、生命科学懇話会を発足させることにしました(96/05/24 河田雅圭・近江谷克裕)

世話人(11/12/16)
竹内浩昭 @理・生物(sbhtake@ipc.shizuoka.ac.jp)
山内清志 @理・生物(sbkyama@ipc.shizuoka.ac.jp)


静岡大学 への 交通と地図

 静岡ライフサイエンスセミナーのお知らせは、静岡キャンパス内外の関係者へメール送信しています。 お知らせメールの要・不要は、メール(sbhtake@ipc.shizuoka.ac.jp) またはSU-LifeScienceグループのホームページで連絡をお願いします。


2000年11月より、Yahoo!グループ(旧称:eグループ)の無料グループメール・サービスを利用して、静岡ライフサイエンスセミナーのお知らせを配信することになりました。
・グループ名:     静岡ライフサイエンスセミナーML
・グループアドレス:  SU-LifeScience
・メインページのURL:  http://groups.yahoo.co.jp/group/SU-LifeScience/
・投稿先アドレス(投稿はメンバー限定で、管理者の承認が必要)
            


SU-LifeScienceグループに参加


[静岡ライフサイエンスセミナー]


11/12/21 第49回生命科学若手セミナー
  小池 亨, 阿部 尚弘(静岡大学理学部生物科学科)
  「ラット初期発生及び肝再生過程におけるPDX-1転写因子の発現解析」

11/12/20 第48回生命科学若手セミナー
  乾 雅史 (イタリアPadua大学,Department of Medical Biotechnologies,Section of Histology and Embryology)
  「脱ユビキチン化酵素USP15はR-Smadのモノユビキチン化を介してTGFβシグナルを制御する」

11/12/16 第196回 静岡ライフサイエンスセミナー
  鍋田 憲助 (北海道大学大学院農学研究院 教授)
  「蘚苔類の培養細胞を利用した生合成研究の話題」

11/12/15 サイエンスカフェ in 静岡 第59話
  伊東 幸宏(静岡大学学長)
  「ことばの工学:自然言語の意味表現〜文と工の間で〜」

11/12/09 静岡大学 第27回GRLバイオサイエンスセミナー
  齊藤 玉緒(上智大学 理工学部 物質生命理工学科)
  「細胞性粘菌の子実体形成制御因子を合成するポリケタイド生合成機構」

11/12/08
 地域イノベーション戦略支援プログラム
 『ファルマ・サイエンスシリーズ』 シリーズ第6回講演

11/12/08 第195回 静岡ライフサイエンスセミナー
  津村 潤 (オリンパス株式会社)
  「顕微鏡講習会 〜最適な顕微鏡観察をして頂くために〜」

11/11/23
 平成23年度 自然史学会連合講演会
 「標高差7000mの自然史 −富士山から駿河湾まで−」

11/11/22
 若手グローバル研究リーダー育成プログラム
 シンポジウム(浜松キャンパス)

11/11/20
 静岡サイエンススクール
 第1回サイエンススペシャルワークショップ

11/11/19-20
 第1回キャンパスフェスタ in 静岡(農学部)

11/11/19
 静岡サイエンススクール
 第2回プレ・サイエンスワークショップ

11/11/15
 若手グローバル研究リーダー育成プログラム
 シンポジウム(静岡C)

11/11/14-24
 平成23年度静岡大学キャンパスミュージアム企画展
 「キャンパス生物展−平成21〜23年度静岡キャンパス生物調査の成果より」

11/11/13
 静岡サイエンススクール
 第1回プレ・サイエンスワークショップ

11/11/11
 静岡がんセンター特別講演
 大西 公平 (慶應義塾大学 理工学部)
 「手術支援ロボット「ダ・ヴィンチ」の実演」

11/11/03
 日本農芸化学会中部支部賛助企業講演会
 静岡の農芸化学関連産業
 「鈴木梅太郎先生(静岡県牧之原市出身)オリザニン(ビタミンB1)発表から100年」

11/10/28 第47回生命科学若手セミナー
  根津 修 (静岡大学農学部共生バイオサイエンス学科 特任助教)
  「植物ウイルスがコードするRNAサイレンシング抑制タンパク質の解析」

11/10/25
  FOIRE-3000の公開デモンストレーション
  「脳の活動を目でみる〜近赤外光脳機能イメージング装置の実際〜」

11/10/21-22
  静岡健康・長寿学術フォーラム 2011
  「異分野の科学が融合し健康長寿社会を創造する」

11/10/20 平成23年度 静岡大学理学部講演会
  佐藤 矩行
  (独立行政法人 沖縄科学技術研究基盤整備機構 マリンゲノミックスユニット代表研究者)
  「ゲノム生物学 - 来し方行く末」

11/10/12 静岡大学 第25回GRLバイオサイエンスセミナー
  金谷 重彦(奈良先端科学技術大学院大学)
  「生物種-代謝物データベースKNApSAcK Family DBの開発 〜 オミクス研究における役割 〜」

11/10/07 第194回 静岡ライフサイエンスセミナー
  Prof. B. Senthilkumaran
  (University of Hyderabad, India)
  「Molecular insights into ‘brain sex differentiation’ in catfish and tilapia」

11/09/29 第193回 静岡ライフサイエンスセミナー
  鈴木 真帆海・中林 健司
  (モレキュラーデバイスジャパン株式会社)
  「自動化がもたらす、細胞イメージ解析の実例紹介」

11/09/29 第192回 静岡ライフサイエンスセミナー
  吉川 潮
  (モレキュラーデバイスジャパン株式会社)
  「神戸大学自然科学系先端融合研究環バイオシグナル研究センター」

11/09/28 Double Degree Program Seminar
  Robert Kreuzig教授 (ドイツ ブラウンシュバイク工科大学)
  「Xenobiotics in the Environment」

11/09/27 第46回生命科学若手セミナー
  鎌田 芳彰 (基礎生物学研究所)
  「腹が減ってからの戦(いくさ)〜飢餓環境はどのようにしてオートファジーを誘導するか〜」

11/08/22 公開シンポ「光はどこまで見えるか」
  加藤 薫 (産業技術総合研究所)
  「無染色明視野法の限界を求めて」
  永井 健治 (北海道大学)
  「蛍光発光タンパクを使い尽くす」
  根本 知己 (北海道大学)
  「2光子励起法による組織内イメージング」
  Huang Zhen-li (Huazhong Univ. Sci.Tech.)
  「超解像顕微鏡技術と検出器」
  工藤 佳久 (東京薬科大学)
  「細胞機能の可視化OMICSの夢」
  寺川 進 (浜松医科大学)
  「見る技術:来し方、行く末」

11/08/02 農学部セミナー(学部外からでも聴講可能)
  眞岡 孝至 (財団法人生産開発科学研究所)
  「カロテノイドの機能性に関する最近の話題」

11/07/22 第45回生命科学若手セミナー
  木村 浩之 (静岡大学理学部地球科学科)
  「プロテオロドプシンを有する海洋細菌の光応答遺伝子発現機構
   〜米国ボストンでの留学体験談を交えながら〜」

11/07/21 農学部大学院講義(大学院生以外でも聴講可能)
  安藤 信裕 (株式会社シャネル化粧品技開発研究所)
  「美白研究の最前線」

11/07/15 静岡大学 第24回GRLバイオサイエンスセミナー
  三輪 京子(北海道大学 創成研究機構)
  「植物のホウ酸輸送体の機能分化と栄養ストレス耐性植物の作出」

11/07/12 Coral Microbiology Seminar
  David G Bourne, Ph.D.
  (Australian Institute of Marine Science)
  「Corals and their microbiota: Implications for health and disease」

11/07/12 第191回 静岡ライフサイエンスセミナー
  Samantha J. Richardson, Ph.D.
   (School of Medical Sciences, and Health Innovations Research Institute, RMIT University)
  「From uric acid degradation to thyroid hormone distribution:
    the functional evolution of transthyretin」

11/07/01 第44回生命科学若手セミナー
  日野 真吾 (静岡大学農学部応用生物化学科)
  「β-グルカンの免疫調節作用〜その吸収から分解まで〜」

11/06/24 静岡大学 第23回GRLバイオサイエンスセミナー
  阿部 貴志 (長浜バイオ大学バイオサイエンス学部)
  「全地球レベルの環境微生物多様性を把握・俯瞰するための新規情報学的手法の開発」

11/06/16 静岡大学経済学会春季学術講演会
  野口 邦和 (日本大学専任講師・放射線防護学)
  「福島原発事故と放射線被ばくの現実
―浜岡原発を抱える静岡の地で私たちが考えるべきこととは―」

11/06/15 第43回生命科学若手セミナー
  島村 裕子 (静岡県立大学食品栄養科学部)
  「市販食品およびヒト手指から分離した黄色ブドウ球菌の性状と
    食中毒菌の不快臭の前駆体を利用した食中毒制御法の確立」

11/04/22 第190回 静岡ライフサイエンスセミナー
  橋本 勝 (弘前大学農学生命科学部分子生命科学科)
  「リンゴ果実におけるLambertellaによるマイコパラサイト現象の有機化学」

11/04/15 静岡大学 第21回GRLバイオサイエンスセミナー
  村田 紀夫(基礎生物学研究所)
  「植物のストレス耐性を支配する遺伝子」

11/03/22 第189回 静岡ライフサイエンスセミナー
  石井 弓美子 (国立環境研究所)
  「捕食者が被食者の共存を促進する - 寄生蜂とマメゾウムシの実験個体群 -」

11/03/17 第188回 静岡ライフサイエンスセミナー
  豊島 真吾 (野菜茶業研究所)
  「カブリダニの性決定に関する染色体システム」

11/03/04 第12回静岡ライフサイエンスシンポジウム
   (平成22年度科学交流フォーラム)
     いのちと自然のハーモニー
    「生命活動が与える地球環境へのインパクト」

11/02/21 静岡大学 第20回GRLバイオサイエンスセミナー
  牧野 能士(東北大学大学院生命科学研究科)
  「全ゲノム重複により生じた重複遺伝子の保持機構と疾患との関連」

11/01/18 静岡大学 第19回GRLバイオサイエンスセミナー
  中村 友輝 (Alexander von Humboldt Research Fellow)
  「シロイヌナズナの栄養欠乏応答および器官発生におけるリン脂質の機能」

11/01/11 第187回 静岡ライフサイエンスセミナー
  鈴木 登志郎 (日本SLC バイオテクニカルセンター 生殖・発生工学グループ)
  「生殖・発生工学の最先端 〜先端生命科学研究を支える実験動物ブリーダーの業務〜」





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第49回生命科学若手セミナー
日 時 2011年12月21日(水) 17:00-18:00
会 場 静岡大学大学会館3階セミナールーム
 (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演者 小池 亨,阿部 尚弘(静岡大学理学部生物科学科)
演題 『ラット初期発生及び肝再生過程におけるPDX-1転写因子の発現解析』
 肝臓は再生能力の高い臓器であり,その再生には2つの機構が存在することが知られている。その1つが「代償性肥大」であり,肝部分切除後などに残っている肝細胞や胆管上皮細胞などの肝臓内の細胞が分化状態を保ったまま増殖することで元の大きさに戻るというものである。もう1つが「肝前駆細胞」が寄与する再生機構であり,薬剤肝障害やウィルス性肝障害など,肝細胞の増殖が抑制された条件下で働く。このような条件下では肝前駆細胞が素早く増殖し,その後,肝細胞や胆管上皮細胞に分化することで肝組織の修復に寄与する。一方で,肝前駆細胞が腫瘍前駆細胞として肝癌発生にも関わるということが古くから示唆されている。このように肝前駆細胞は肝再生・癌化の機構を理解するうえで重要な位置づけにある細胞であるが,その起源や細胞系譜,分子特性は未だ十分に明らかになっていない。
 我々は最近,ラット薬剤肝障害モデルを用いた肝前駆細胞の細胞特性解析を進めるなかで,胆管上皮細胞および肝前駆細胞がPancreatic and Duodenal Homeobox 1(PDX-1)転写因子を発現していることを発見した。さらに,ラット肝前駆細胞株,及びヒトB型劇症肝炎標本においてもその発現を確認した。本セミナーではこれら発現解析のデータを紹介するとともに,PDX―1の細胞癌化への関与の可能性を示した知見についても紹介し,PDX-1の肝再生・癌化における役割について考察し,今後の研究の方向性についても議論を交わしたい。
 また,PDX―1の発現解析を進める中で,ラット初期発生過程におけるPDX-1の極めてユニークな発現も発見したので,その最新データについても紹介したい。
問合先 静岡大学理学部 小池 亨 stkoike@ipc.shizuoka.ac.jp
静岡生命科学若手フォーラム事務局 gsbyf@ipc.shizuoka.ac.jp

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第47回生命科学若手セミナー
日 時 2011年12月20日(火)16:30-17:30
会 場 静岡大学教育学部B棟218号室
 (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演者 乾 雅史
(ポスドク, イタリアPadua大学,Department of Medical Biotechnologies,Section of Histology and Embryology)
演題 『脱ユビキチン化酵素USP15はR-Smadのモノユビキチン化を介してTGFβシグナルを制御する』
 TGFβシグナルは細胞内メッセンジャーであるR-Smadのユビキチン化により抑制的に制御されている.これまで,複数のユビキチンリガーゼとそれによるR-Smadのポリユビキチン化および分解の促進が報告されてきたが,それらと拮抗する脱ユビキチン化酵素が存在するかどうかは不明であった.この論文において,筆者らは,TGFβシグナルあるいはBMPシグナルの伝達に不可欠なR-Smadの脱ユビキチン化酵素としてUSP15を同定した.R- Smadはタンパク質分解にはかかわらないモノユビキチン化によりそのDNA結合活性が抑制され,USP15がこのモノユビキチン化修飾を除去することは TGFβシグナルあるいはBMPシグナルによる標的遺伝子の発現,また,細胞の分化や運動に必須であった.この論文は,R-Smadのモノユビキチン化と USP15による脱ユビキチン化というTGFβの新しい可逆的な制御機構を明らかにした.
(掲載論文:Nature Cell Biology, 2011, PMID 21947082)
問合先 静岡大学教育学部 黒田 裕樹 ehkurod@ipc.shizuoka.ac.jp
静岡生命科学若手フォーラム事務局 gsbyf@ipc.shizuoka.ac.jp

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第196回 静岡ライフサイエンスセミナー
日 時 2011年12月16日(金)15:00から 
会 場 静岡大学農学部B棟211室
 (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 鍋田 憲助 (北海道大学大学院農学研究院 教授)
演 題 『蘚苔類の培養細胞を利用した生合成研究の話題』
 蘚類を中心にしたジャスモン酸生合成研究を紹介する。
 そのほかの二次代謝産物生合成についても言及する。
問合先 静岡大学創造科学技術大学院・農学部 河岸洋和
 E-mail: achkawa@ipc.shizuoka.ac.jp Tel 054-238-4885

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サイエンスカフェ in 静岡 第59話
日 時 2011年12月15日(木) 18:00-19:30
会 場 B-nest 静岡市産学交流センター
 (静岡市葵区御幸町3-21 ペガサート6階プレゼンテーションルーム,アクセス情報
演 者 伊東 幸宏 (静岡大学学長)
演 題 『ことばの工学:自然言語の意味表現〜文と工の間で〜』
 情報科学の一分野に自然言語処理と呼ばれる分野があります。コンピュータサイエンスと言語学・認知科学などの境界領域であり、工学的応用研究も含んでいます。「ことば」という対象をコンピュータで処理する際に、「ことばの持つ意味」をどのようにモデル化するのかという問題について述べます。
問合先 サイエンスカフェ5代目店主 阪東一毅
〒422-8529 静岡市駿河区大谷836 静岡大学理学部総務係
 電話/FAX 054-238-4751 電子メール sci-cafe@ipc.shizuoka.ac.jp  http://www.sci.shizuoka.ac.jp/sciencecafe/index.html  http://sciencecafe.eshizuoka.jp/

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静岡大学 第27回GRLバイオサイエンスセミナー
日 時 2011年12月9日(金)17:00-18:30
会 場 静岡大学理学部B棟2階B212室   (静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 齊藤 玉緒 (上智大学 理工学部 物質生命理工学科)
演 題 『細胞性粘菌の子実体形成制御因子を合成するポリケタイド生合成機構』
 細胞性粘菌は土壌にすむ微生物で、単細胞期と多細胞期の両方をその生活史の中にもっている。単細胞期にはアメーバとして、大腸菌などを補食して生活している。しかし、餌がなくなると集合を開始し、約10万個の細胞からなる集合体を形成する。集合体は一連の形態形成過程を経て最終形態である子実体を形成する。この子実体は柄と胞子のわずか2種類の細胞からなることから、細胞性粘菌は細胞分化のモデル生物として長年研究されてきた。
 2005年のDictyostelium discoideumのゲノム読解の終了により、細胞性粘菌の研究に新たな可能性が示された。細胞性粘菌のゲノムには40個にも及ぶポリケタイド合成酵素(PKS)遺伝子が存在する事が明らかになった。しかも、そのうちの2つはこれまでに報告のない新しい構造を持つハイブリッド型PKSであった。つまり細胞性粘菌はこれまでに報告のあるどの生物よりも多く、かつ多様なPKSを持つと考えられ、PKS研究の新たなモデルになる可能性が示された。私たちはこの新規ハイブリッド型PKSをSteelyA, SteelyBと命名し、酵素の機能と産物や、その産 物が子実体形成をどのように制御しているかを中心に研究を進めてきた。子実体形成制御因子としてのポリケタイドの機能と生合成経路を中心にこれまでの研究を中心に紹介したい。
問合先 静岡大学若手グローバル研究リーダー育成拠点
粟井 光一郎  E-mail: dkawai@ipc.shizuoka.ac.jp

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地域イノベーション戦略支援プログラム
『ファルマ・サイエンスシリーズ』 シリーズ第6回講演
日 時 2011年12月8日(木) 19:00〜20:00
会 場 静岡県立静岡がんセンター研究所 しおさいホール
(〒411-8777 静岡県駿東郡長泉町下長窪1007番地)
テーマ1 『医療、環境、食に関する計測に役立つ化学センサー』
講 師 慶應義塾大学 理工学部 応用化学科 鈴木孝治
AISSY株式会社 代表取締役社長 鈴木隆一
テーマ2 『病院や家庭等で役立つガスセンサー』
講 師 理研計器株式会社 取締役技術部長 中野信夫
テーマ3 『ストレスセンサー』
講 師 株式会社テクノメディカ 開発方式部長 山崎浩樹
お問合せ
申込先
ファルマバレーセンター 企画部
静岡県駿東郡長泉町下長窪1007番地 静岡がんセンター研究所1階
 TEL:055-980-6333  FAX:055-980-6320
E-mail:kikaku@fuji-pvc.jp  URL;http://www.fuji-pvc.jp/
(参照:ファルマバレー新着情報

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第195回 静岡ライフサイエンスセミナー
日 時 2011年12月8日(木)17:30-18:30
会 場 静岡大学理学部A棟2階大会議室A209 ←★会場変更★
 (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 津村 潤 (オリンパス株式会社)
演 題 『顕微鏡講習会 〜最適な顕微鏡観察をして頂くために〜』
 これから顕微鏡を使って実験を行われる方、日頃、顕微鏡を使われていて疑問、質問のある方、さらに顕微鏡を詳しく知りたい方等、顕微鏡に携わる方すべてを対象にして、もう一度基礎から顕微鏡の使い方を解説いたします。
 当日は、顕微鏡の種類、観察方法、よりよく見えるコツ等を解説後、持ち込んだ実機を使って体験をしていただく予定です。
 学部の学生から先生まで、顕微鏡を使用される皆様のご参加をお待ちしております。
問合先 オリンパス株式会社 ライフサイエンス国内営業部 静岡営業チーム 津村 潤
 E-mail: jun_tsumura@ot.olympus.co.jp Tel 054-255-6245 FAx: 054-254-3276
静岡大学理学部生物科学科 竹内浩昭
 E-mail: sbhtake@ipc.shizuoka.ac.jp Tel 054-238-4773

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富士山麓ビジネスマッチング促進事業セミナー
「力覚・触覚が伝わるロボット技術が開く未来」
日 時 平成23年11月25日(金)15:00〜17:00
会 場 「アンジェ・ヴィラージュ ブケ東海沼津」1階 フェニーチェルーム
(静岡県沼津市寿町7-37 TEL 055-922-5522)
講 師 大西公平 教授 (慶應義塾大学 理工学部 システムデザイン工学科)
内 容 人の指先の触覚を伝え再現できるロボットのデモと講演を行い、ロボット技術が様々な分野へどのように応用できるのか紹介します。地元企業の新たなビジネスチャンスを切り開くセミナーです。

@
定員 100名 (どなたでもご参加いただけます。)
申込方法 別紙「参加申込書」にご記入の上、11月18日(金)までにFAXまたはE-mail等でお申込み下さい。
申込先 ファルマバレーセンター 企画部
静岡県駿東郡長泉町下長窪1007番地 静岡がんセンター研究所1階
 TEL:055-980-6333  FAX:055-980-6320
E-mail:kikaku@fuji-pvc.jp  URL;http://www.fuji-pvc.jp/
(参照:ファルマバレー新着情報

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平成23年度 自然史学会連合講演会

「標高差7000mの自然史 −富士山から駿河湾まで−」
日 時 2011年11月23日(水: 勤労感謝の日) 10:00-17:00
会 場 「清水テルサ」大会議室 (静岡市清水区島崎町 223)
 (清水駅東口から南へ徒歩5分,TEL: 054-355-3111 ;アクセス情報
講演会趣旨  静岡県は駿河湾の底から富士山山頂まで約7000mの高低差があり、山岳から海洋までと多様な環境が残されています。このような恵まれた自然がどのようにつくられてきたのか、大地の成り立ちからそこに生息する多種多様な生物とその生活の様子について、高山から深海まで紐解いていきます。
講演会
プログラム
10:00-10:05 開会挨拶
10:05-10:15 趣旨説明
10:15-10:45 火山がつくった富士山と伊豆の風景
 小山 真人 (静岡大学)
10:45-11:15 南アルプスの自然をビジュアル標本に
 増澤 武弘 (静岡大学)
10:15-10:45 静岡市清水区におけるウメノキゴケの長期モニタリングと大気汚染の変遷
 大村 嘉人 (国立科学博物館)
11:45-12:15 富士山から見た蝶と草原の自然誌
 清 邦彦 (静岡雙葉高等学校)
12:15-13:15 昼食
13:15-13:45 柿田川がはぐくむ生物群集
 村上 正志 (千葉大学)
13:45-14:15 静岡,日本,世界のナウマンゾウ
 高橋 啓一 (滋賀県立琵琶湖博物館)
14:15-14:45 間隙性オストラコーダの自然史 ―垣間見る驚異の種多様性―
 塚越 哲 (静岡大学)
14:45-15:00 休憩
15:00-15:30 黒潮の貝類相ができるまで
 延原 尊美 (静岡大学)
15:30-16:00 ウナギという魚の博物学
 黒木 真理 (東京大学総合研究博物館)
16:00-16:30 深海性魚類のもう一つの素顔 ―多様な仔魚期の形態―
 福井 篤 (東海大学)
16:30-16:40 質疑応答
16:40-16:45 閉会挨拶
主 催 自然史学会連合
共 催 静岡県自然史博物館ネットワーク
後 援 静岡県、静岡県教育委員会、静岡市、静岡新聞、静岡放送、静岡朝日テレビ
入場無料・要予約
お申込み予約
・お問い合わせ
静岡県自然史博物館ネットワーク TEl 054-367-2111

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若手グローバル研究リーダー育成プログラムシンポジウム(浜松キャンパス)
日 時 2011年11月22(火)09:00〜17:00
会 場 静岡大学浜松キャンパス佐鳴会館
 アクセス情報
Program
09:00 開会挨拶
碓氷 泰市(静岡大学理事/副学長)
09:10 招待講演
「ウェアラブルセンシングとエンタテインメント」
 寺田 努(神戸大学)
09:50 「車車間通信ネットワークを用いたITS(高度交通システム)」
 木谷 友哉(テニュア・トラック教員)
10:15 「自律分散協調ユビキタスセンサネットワークを用いた適応型エネルギー管理システム」
 峰野 博史(静岡大学情報学部)
10:40〜10:50 休憩
10:50 「圧電結晶を用いたデジタル式マイクロ流体システム」
 近藤 淳(静岡大学創造科学技術大学院)
11:15 「新規圧電材料の開発」
 符 徳勝(テニュア・トラック教員)
11:40 「Synthesis of super-dense Al phase by laser-induced micro explosions」
 Vygantas Mizeikis(テニュア・トラック教員)
12:05〜13:05 昼食・休憩
13:05 招待講演
「微細構造物による光波の制御:3 次元フォトニック結晶からプラズモン共鳴赤外光源まで」
 宮崎 英樹(物質・材料研究機構)
13:45 「表面プラズモンを利用した高感度光検出器の開発」
 小野 篤史(テニュア・トラック教員)
14:10 「電子線励起ナノ光源を用いた高分解能光学顕微鏡の開発」
 居波 渉(テニュア・トラック教員)
14:35 「複数画像再構成による三次元光学顕微観察」
 臼杵 深(テニュア・トラック教員)
15:00〜15:10 休憩
15:10 「真空ナノエレクトロニクスにおけるテラヘルツ光源の開発」
 根尾 陽一郎(静岡大学電子工学研究所)
15:35 「光学的手法による半導体中のスピン操作」
 伊藤 哲(テニュア・トラック教員)
16:00 「水が関与する有機合成反応の開発:水に鈍感な有機触媒」
 間瀬 暢之(静岡大学工学部)
16:25 「金属負極を用いた次世代高容量蓄電デバイスの開発」
 嵯峨根 史洋(テニュア・トラック教員)
16:50 閉会挨拶
 神藤 正士(静岡大学若手グローバル研究リーダー育成拠点MP)
17:30〜19:00 懇親会
問い合わせ 静岡大学若手研究者支援室
〒432-8561 浜松市中区城北三丁目5−1
TEL:053-478-1401  E-mail: dwak-1@ipc.shizuoka.ac.jp
URL: http://www.shizuoka.ac.jp/tenure/

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静岡サイエンススクール第1回サイエンススペシャルワークショップ
日 時 2011年11月20日(日)10:00〜11:55
会 場 静岡大学共通教育D棟D2室(静岡大学大谷キャンパス内)
 アクセス情報
 (受付は09:30から静岡大学理学部A棟玄関)
対象 静岡サイエンススクールSTEP1〜3受講生(レポート有)
 と一般(レポート無)
スケジュール
10:00-10:05 開会の挨拶と事務連絡
(竹内浩昭 静岡サイエンススクール運営委員会)
10:05-11:35 サイエンススペシャルワークショップ
島村光治 (日本福祉大学健康科学研究所・客員研究所員)
『驚きの味覚体験〜ミラクルフルーツとギムネマ〜』
 演者は、酸っぱいものを甘く感じさせるミラクルフルーツ、甘さを感じさせなくするギムネマ等の味覚修飾植物の研究とそれらの応用法研究を実施してきた。身近であるにも関わらず意外と知られていない『味覚』について知っていただくため、参加者(先着約100名)にミラクルフルーツとギムネマの試食をしていただき、その効果を確認していただくと同時に、味に関する話題と味覚教育成果に関して紹介する。
11:35-11:55 レポート作成(静岡サイエンススクールSTEP1〜3受講生のみ)
参加費無料,事前登録不要
但し、本イベントは、静岡サイエンススクール受講生(約80名)向けのため、一般参加者は先着20名程度に制限させていただくことを了承ください。
問い合わせ先 ・〒422-8529 静岡市駿河区大谷836 静岡大学理学部総務係内
  静岡サイエンススクール運営委員会
・電 話:054-238-3080  (平日09:30〜16:30)
・FAX:054-238-6351
・メール:http://mirai-sss.jp/modules/ccenter/

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静岡サイエンススクール第2回プレ・サイエンスワークショップ
日 時 2011年11月19日(土)13:00〜16:00
会 場 静岡大学理学部(静岡大学大谷キャンパス内)
 アクセス情報
対象 一般(主に小中学生)
講座  1.なんの化石かな? (化石の実物に触れてみよう、想像してみよう)
   鈴木雄太 (理学部地球科学科・講師)
    場所:大学構内
 2.この木なんの木? (大学構内の樹木の観察と解説)
   徳岡徹 (理学部生物科学科・准教授)
    場所:大学構内
 3.放射線を見てみよう、止めてみよう
    (簡単な道具を使った放射線の観察と解説)
   奥野健二 (理学部放射科学研究施設・教授)
   大矢恭久 (理学部放射科学研究施設・准教授)
    場所:理学部A棟205室
 4.音の実験
   嶋田大介 (理学部物理学科・准教授)
    場所:理学部B棟211室

@
参加費無料,事前登録不要
問い合わせ先 ・〒422-8529 静岡市駿河区大谷836 静岡大学理学部総務係内
  静岡サイエンススクール運営委員会
・電 話:054-238-3080  (平日09:30〜16:30)
・FAX:054-238-6351
・メール:http://mirai-sss.jp/modules/ccenter/

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静大フェスタ
第1回キャンパスフェスタ in 静岡(農学部)
日 時 2011年11月19-20日(土-日)
会 場 静岡大学農学部(静岡大学大谷キャンパス内)
 アクセス情報
概要 主なイベントとして、公開講演会、公開授業、研究室訪問、おもしろ実験があります。
当日、東静岡駅から無料バスが運行されます。

●[公開講演会]
11/20(日)10:00〜12:00 農学部A棟1階大会議室
『栽培いちごの起源と来歴』
 元横浜国立大学教授 織田弥三郎氏

●[公開授業]
11/19 11:00-11:50 土壌微生物のはたらき   鮫島玲子先生
11/19 13:10-14:00 森林生態系の役割     楢本正明先生
11/20 15:00-15:50 安全・安心な食品の選び方 衛藤英男先生

●[研究室訪問]
11/19-20 10:00-11:30 14:30-16:00
 共生バイオサイエンス学科
  花き園芸、植物遺伝育種学、生態学、環境微生物学の各研究室
 応用生物化学科
  食品栄養化学、植物機能生理学、生物化学の各研究室
 環境森林学科
  造林学、森林防災工学、高分子複合材料学、木質バイオマス利用学の各研究室

●[おもしろ実験]
11/19・20 10:00〜16:00
会場 農学部B棟310、317室
・手漉き和紙教室
・ちょっと変わったトマトにふれてみよう
・ピタゴラムシッチ
・木工教室
・樹木のいろいろ
・かおり当てクイズに挑戦

●[農学部資料室兼休憩所開設] 日時:11/19・20 10:00〜16:00
場所: 農学部A棟110室
問い合わせ先 キャンパスフェスタin静岡 農学部実行委員会 Tel 054-238-4825

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若手グローバル研究リーダー育成プログラムシンポジウム(静岡キャンパス)
日 時 2011年11月15(火)13:40〜17:00
会 場 静岡大学静岡キャンパス共通教育A棟302号室
 アクセス情報
Program
13:30 開会挨拶
碓氷 泰市(静岡大学理事/副学長)
13:40 招待講演
「植物細胞形態形成におけるリン脂質シグナルの役割」
 青山 卓史(京都大学化学研究所)
14:20 「なぜ光合成膜は糖脂質で構築されているのか」
 粟井 光一郎(テニュア・トラック教員)
14:50 「植物の化学防御機構におけるイリドイド配糖体」
 大西 利幸(テニュア・トラック教員)
15:20〜15:40 休憩
15:40 「植物のストレス耐性における天然変性タンパク質の役割」
 原 正和(静岡大学農学部)
16:20 「系統解析用オーソログデータセット作成法の開発」
 堀池 徳祐(テニュア・トラック教員)
16:50 閉会挨拶
 神藤 正士(静岡大学若手グローバル研究リーダー育成拠点MP)
問い合わせ 静岡大学若手研究者支援室
〒432-8561 浜松市中区城北三丁目5−1
TEL:053-478-1401  E-mail: dwak-1@ipc.shizuoka.ac.jp
URL: http://www.shizuoka.ac.jp/tenure/

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静大フェスタ
平成23年度静岡大学キャンパスミュージアム企画展
「キャンパス生物展−平成21〜23年度静岡キャンパス生物調査の成果より」
日 時 2011年11月14(月)-24(水),25(金)10:00〜16:00
会 場 静岡大学キャンパスミュージアム実習室(理学部B棟1階)
 アクセス情報
概要 平成21〜23年度静岡キャンパス生物調査の成果を展示します。
 ※11/19-20(土-日)は調査員が解説します。
@
問い合わせ先 静岡大学研究協力課研究支援係  Tel 054-238-4264

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静岡サイエンススクール第1回プレ・サイエンスワークショップ
日 時 2011年11月13日(日)13:00〜16:00
会 場 静岡大学浜松総合研究棟2Fゼミ室204(静岡大学浜松城北キャンパス内)
 アクセス情報
対象 一般(主に小中学生)
講座 1.光の実験(レーザー光やLEDを使った実験)
   嶋田大介 (理学部物理学科・准教授)
2.味覚の不思議を体験しよう(ミラクルフルーツを使った味覚実験)
   竹内浩昭 (理学部生物科学科・教授)
3.算数・数学検定(問題を解いて検定証書をもらおう)
   依岡輝幸 (理学部数学科・准教授)

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参加費無料,事前登録不要
問い合わせ先 ・〒422-8529 静岡市駿河区大谷836 静岡大学理学部総務係内
  静岡サイエンススクール運営委員会
・電 話:054-238-3080  (平日09:30〜16:30)
・FAX:054-238-6351
・メール:http://mirai-sss.jp/modules/ccenter/

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静岡がんセンター特別講演
  『〜手術支援ロボット「ダ・ヴィンチ」の実演〜』
日 時 2011年11月11日(金) 14:00〜17:30
会 場 静岡がんセンター研究所1階 しおさいホール(長泉町下長窪1007)
内 容 機器解説「『ダ・ヴィンチ』手術支援ロボットの特徴」
    講演 「静岡がんセンターにおける『ダ・ヴィンチ』手術のこれから」
       (静岡がんセンター 寺島胃外科部長、絹笠大腸外科部長)
    実演 「ダ・ヴィンチ実機を用いた機能実演・体験」 (3D画像観覧)

   静岡がんセンターにこの秋導入された手術支援ロボット『ダ・ヴィンチ』
    がん治療における新たな技術的進展を広く皆様にご覧いただきます。

 ※「ダ・ヴィンチ」は以下のwebページをご参照ください。
 http://www.intuitivesurgical.com/products/davinci_surgical_system/davinci_surgical_system_s/

@
参加費 無料 (どなたでもご参加いただけます。)
申込方法 別紙「参加申込書」にご記入の上、11月4日(金)までにFAXまたはE-mail等でお申込み下さい。
申込先 ファルマバレーセンター 企画部
静岡県駿東郡長泉町下長窪1007番地 静岡がんセンター研究所1階
 TEL:055-980-6333  FAX:055-980-6320
E-mail:kikaku@fuji-pvc.jp  URL;http://www.fuji-pvc.jp/
(参照:ファルマバレー新着情報

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日本農芸化学会中部支部賛助企業講演会

静岡の農芸化学関連産業
「鈴木梅太郎先生(静岡県牧之原市出身)オリザニン(ビタミンB1)発表から100年」
日 時 2011年11月3日(木・祝) 13:30-17:00
会 場 静岡コンベンションセンター・グランシップ 9階会議室
 (〒422-8005 静岡市駿河区池田79-4,アクセス情報
概要 本年は鈴木梅太郎博士(静岡県牧之原市出身)がオリザニン(ビタミンB1)を発表・生産着手して100年目に当たります。これを機会として、静岡県で農芸化学に関連した事業を展開する企業(6社)に農芸化学と産業についてご講演(御事業紹介)頂きます。
講演企業 (敬称略・五十音順)
 株式会社伊藤園
 株式会社Jーオイルミルズ
 東海物産株式会社
 日本食品化工株式会社
 フジ日本精糖株式会社
 三井農林株式会社
対 象 高校生・大学生・大学院生および一般の方
参加費 無料
申 込 不要・ただし会場定員(130名)の関係で入場できないことがあります。
主 催 日本農芸化学会中部支部
後 援 静岡大学、静岡県立大学
世話人 河原崎泰昌(静岡県大)・村田健臣(静岡大)
問合先 河原崎泰昌(054-264-5540)
kawarsky@u-shizuoka-ken.ac.jp

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第47回生命科学若手セミナー
日 時 2011年10月28日(金)17:00-18:00
会 場 静岡大学大学会館3階セミナールーム
 (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演者 根津 修 (静岡大学農学部共生バイオサイエンス学科 特任助教)
演題 『植物ウイルスがコードするRNAサイレンシング抑制タンパク質の解析』
 RNAサイレンシングはmicroRNAやsmall interfering RNA (siRNA)等の21〜24 nt程度の低分子 RNAを介した植物の遺伝子発現調節機構である。動物ではRNA干渉 (RNAi)と呼ばれるこの機構は、植物ではウイルスに対する防御応答反応の1つとして利用されることが知られている。植物ウイルスの多くはRNAをゲノムとするものが多く、DNAをゲノムとするウイルスも自身がコードする遺伝子を発現させるためにRNAを転写することから、RNAの分解や転写制御を伴うRNAサイレンシングはウイルス種を問わない汎用性の高い防御応答反応である。一方、植物ウイルスはRNAサイレンシングに対抗するため、サプレッサーと呼ばれるRNAサイレンシング抑制タンパク質をコードしており、現在までに異なるウイルス種から30種類以上のサプレッサーが同定されてきた。本発表では、サプレッサーが未同定であったウイルスからのサプレッサーの同定や、ウイルスの感染拡大過程におけるサプレッサーの役割等について紹介する。
問合先 静岡生命科学若手フォーラム事務局 gsbyf@ipc.shizuoka.ac.jp

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島津製作所 近赤外光脳機能イメージング装置FOIRE-3000の公開デモンストレーション

脳の活動を目でみる〜近赤外光脳機能イメージング装置の実際〜
日 時 2011年10月25日(火)17:50-19:30
会 場 静岡大学人文学部6F大会議室
 (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
参加費 無料
申込 不要(直接会場へお越しください)
概要
 島津製作所の近赤外光脳機能イメージング装置FOIRE-3000を実体験します。

 近赤外光脳機能イメージング装置(fNIRS)を用いれば,生体に安全な近赤外光を用いて,大脳皮質の神経活動に伴い変化するヘモグロビンの相対的変化量を計測し,リアルタイムにトレンドグラフおよび画像を表示することができます。
@

@
問合先 静岡大学大学院人文社会科学研究科 松田 純
 E-mail: jsjmatu@ipc.shizuoka.ac.jp
※※※※※ 本報告会は、文部科学省の「平成21年度組織的な大学院教育改革推進プログラム」に採択された「対人援助職の倫理的・法的対応力の育成−多文化共生社会における臨床実践力と実証的研究能力の向上」の一環として行われます 。

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静岡健康・長寿学術フォーラム 2011
 http://www.u-shizuoka-ken.ac.jp/event/forum/index.html
 http://gcoe.u-shizuoka-ken.ac.jp/seminar_event/Conference111021/index.html
「異分野の科学が融合し健康長寿社会を創造する」
日 時 2011年10月21日(金)〜22日(土)
会 場 静岡県コンベンションアーツセンター「グランシップ
 (〒422-8005 静岡県静岡市駿河区池田79-4,アクセス情報
参加費 無料 (交流会に参加される方は 参加費 2,000円/学生1,000円)
主 催 静岡健康・長寿学術フォーラム2011実行委員会
プログラム
◎10月21日(金)
  09:15〜9:30 ◆開会挨拶
 静岡県知事、静岡健康・長寿学術フォーラム2011実行委員長
  09:30〜10:00 ◆実行委員長あいさつ
 学術フォーラムPART1の総括とPART2への期待 実行委員長 木苗直秀
  10:00〜11:00 ◆基調講演「高齢社会と医療」
 座長 若林敬二(静岡県立大学環境科学研究所教授)
 講師 大島伸一((独) 国立長寿医療研究センター総長)
  11:00〜15:00 ◆セッションI「医薬食融合と健康長寿」第4回国際健康長寿科学会議
   11:00〜 特別講演
 座長 山田静雄(静岡県立大学薬学部教授)
 講師 Barbara N. Timmermann(米国カンザス大学教授)
 「Anticancer efficacy of natural withanolides in thyroid and head and neck squamous cell carcinomas through inactivation of Akt, cell cycle arrest and induction of apoptosis」
   12:00〜 健康長寿学術フォーラムポスターセッション
 ※ポスター発表申し込み方法はこちら
 http://gcoe.u-shizuoka-ken.ac.jp/seminar_event/Conference111021/index.html
 受付期間:2011年9月7日(水)〜9月30日(金)(正午〆切)
   13:30〜 シンポジウム
 座長 今井康之(静岡県立大学グローバルCOE拠点リーダー)
 座長 合田敏尚(静岡県立大学食品栄養科学部教授)
    13:30〜 講演1
 「ヤマブシタケからの抗認知症物質とその効果」
  河岸洋和(静岡大学創造科学技術大学院教授)
    14:00〜 講演2
 「薬食相互作用 - シンバスタチンの体内動態に及ぼすカテキン類高含有緑茶飲用の影響」
  渡邉裕司(浜松医科大学医学部教授)
    14:30〜 講演3
 「末梢血白血球における炎症関連遺伝子発現からみた食後高血糖抑制の意義」
  合田敏尚(静岡県立大学食品栄養科学部教授)
  15:10〜17:40 ◆セッションII「メディカルエンジニアリングと健康」
 座長 杉浦敏文(静岡大学電子工学研究所教授)
 座長 椎谷紀彦(浜松医科大学医学部教授)
   15:10〜 特別講演
 菊地 眞(防衛医科大学校 副校長)
   16:10〜 講演1
 森 健策(名古屋大学大学院 情報科学研究科)
   16:40〜 講演2
 Fatimah Ibrahim(マレーシア マラヤ大学准教授)
   17:10〜 講演3
 豊島 健(日本メドトロニック(株)メドトロニック・エデュケーション&トレーニングセンターセンター長
   17:40 終了
  18:00〜19:30 ◆交流会  ※ポスター賞の表彰式を含む
◎10月22日(土)
  09:00〜10:30 ◆セッションIIIパネルディスカッションT「介護予防ケアチームに足りないもの」
 オーガナイザー 合田敏尚(静岡県立大学食品栄養科学部教授)
 コーディネーター 佐藤圭子(静岡県健康福祉部健康増進課)
   09:05〜 講演1
 「在宅高齢者のケアにおける看護職の役割」
  野村千文(静岡県立大学看護学部准教授)
   09:25〜 講演2
 「管理栄養士の視点から介護予防を考える」
  田中和美(神奈川県大和市健康福祉部)
   09:45〜 講演3
 「介護支援専門員が必要な栄養と薬剤の知識」
  石川優子(静岡県薬剤師会副会長)
   10:05〜 討論とまとめ
  10:30〜12:00 ◆セッションIVパネルディスカッションII「超高齢社会と国民皆保険制度」
 オーガナイザー 西田在賢(静岡県立大学大学院経営情報イノベーション研究科教授)
   10:30〜 講演1
 「静岡県の高齢化と医療の課題」
  西田在賢(静岡県立大学大学院経営情報イノベーション研究科教授)
   10:55〜 講演2
 「超高齢社会とわが国の医療保障」
  橋本英樹(東京大学大学院医学系研究科教授)
   11:20〜 講演3
 「超高齢社会における地域医療」
  毛利博(藤枝市立総合病院院長)
   11:45〜 討論とまとめ
  13:00〜14:30 ◆セッションVパネルディスカッションIII「健康長寿のためのこころのケア」
 オーガナイザー 巽 あさみ(浜松医科大学医学部教授)
 コーディネーター 住吉健一(旭化成兜x士支社 産業医)
   13:00〜 講演1
 巽 あさみ(浜松医科大学医学部教授)
   13:20〜 講演2
 松本晃明(静岡県精神保健福祉センター所長)
   13:40〜 講演3
 山岡功一(医療法人社団澤記念会 精神科浜松病院 理事長・院長)
   14:00〜 討論とまとめ
  15:00〜17:00 ◆セッションVI県民フォーラム「3.11震災から東海地震へのメッセージ」
 座長 森本達也(静岡県立大学薬学部教授)
   15:00〜 講演1
 「大震災と原発事故の後の心のケア」
  丹羽真一(福島県立医科大学神経精神医学講座教授)
   15:25〜 講演2
 「東日本大震災救援医療活動〜石巻市を中心に〜」
  吉野篤人(浜松医科大学医学部准教授)
   15:50〜 講演3
 「東日本大震災の津波避難から学ぶべきこと」
  池田浩敬(富士常葉大学社会環境学部教授)
   16:15〜 討論とまとめ
   17:00 終了
参加申込 住所・氏名・年齢・電話番号・所属(勤務先・学校など)・希望セッション名※を明記のうえ、ハガキ、電話、FAX、またはお申し込みフォームによりお申し込みください。
※セッション名は、上記プログラムをご覧ください
 ◎ハガキの送付先
  〒422-8526 静岡県静岡市駿河区谷田52-1
  静岡県立大学 静岡学術フォーラム実行委員会事務局
  電話: 054-264-5156 FAX: 054-264-5157
 ◎お申し込みフォーム
  https://www.u-shizuoka-ken.ac.jp/form/longlifeforum.html
申込〆切 2011年10月7日(金)
問合先 静岡県立大学 静岡学術フォーラム実行委員会事務局
 電話: 054-264-5156 FAX: 054-264-5157
 E-mail: tyous7@u-shizuoka-ken.ac.jp
詳細は下記サイトをご覧下さい。
 http://www.u-shizuoka-ken.ac.jp/event/forum/index.html
※※※※※ ポスター発表申込受付中!!
 受付期間:2011年9月7日(水)〜9月30日(金)(正午〆切)
詳細は下記サイトをご覧下さい。
 http://gcoe.u-shizuoka-ken.ac.jp/seminar_event/Conference111021/index.html

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平成23年度 静岡大学 理学部講演会
日 時 2011年10月20日(木)15:00-17:00
会 場 静岡大学理学部B棟2階202室
 (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 佐藤 矩行
(独立行政法人 沖縄科学技術研究基盤整備機構 マリンゲノミックスユニット代表研究者)
   京都大学名誉教授、前日本動物学会会長
   紫綬褒章受章(2006年)
演 題 『ゲノム生物学 - 来し方行く末』
問合先 静岡大学理学部生物科学科 塩尻信義
 E-mail: sbnshio@ipc.shizuoka.ac.jp Tel 054-238-4780

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静岡大学 第25回GRLバイオサイエンスセミナー
日 時 2011年10月12日(水)17:00-18:00
会 場 静岡大学理学部B棟2階B201室   (静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 金谷 重彦(奈良先端科学技術大学院大学)
演 題 『生物種-代謝物データベースKNApSAcK Family DBの開発 〜 オミクス研究における役割 〜』
 ゲノムプロジェクトの進展に伴って、現在までに、数百種のバクテリアゲノム、数十種の植物および動物のゲノムが解読された。植物における二次代謝産物は約20万種以上と推定され、5万種については構造決定されていると報告されている中で、ゲノムサイエンスの一環として、代謝産物と生物種の関係を体系化することを目的に、文献情報をもとに生物種とその生物において発見された代謝物の関係をデータベース化することを2004年より開始した。2010年11月において、50,054種の代謝物、約10,000種の生物種について、102,000対の生物種-代謝物の関係を整理しており、代謝物を整理したデータベースとしては世界最大規模である。本データベースは日本のみならず海外の機関からリンクづけされ、メタボロミクス研究の基盤データベースとして認知されるに至っている。KNApSAcK Core DBは化合物名、構造式、分子式、分子量、CAS登録番号等の化学情報に加え、同定されている生物種名、生理活性、文献情報からなる。これらの情報は、化合物名、分子式、分子量、生物種名、生物系統からの検索ができる。KNApSAcK DBでは、一つ以上の代謝物の構造決定が報告されている生物種を対象とするため、生物に制限無くメタボロミクス研究の基盤データベースとして重要な役割を演じている。また、社会への二次代謝研究の重要性をアピールする目的から、漢方データベース、Jamuデータベース、世界の薬用植物データベース、さらには、食履歴データベースを無償公開している(http://kanaya.naist.jp/KNApSAcK_Family/)。このようにして開発された代謝物データベースKNApSAcK Family DBの現状ならびオミックス研究における役割を紹介する。
問合先 静岡大学若手グローバル研究リーダー育成拠点(農学部)
堀池徳祐  E-mail: dthorii@ipc.shizuoka.ac.jp

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第194回 静岡ライフサイエンスセミナー
日 時 2011年10月7日(金)16:30-17:30
会 場 静岡大学理学部B棟3F生物セミナー室B303
 (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 Prof. B. Senthilkumaran
(University of Hyderabad, India)
演 題 『Molecular insights into ‘brain sex differentiation’ in catfish and tilapia』
 The process of sexual development involves sex determination and differentiation, for which teleosts are superb models to study this phenomenon in detail. There are several pioneering research reports on gonadal sex differentiation, yet information on the involvement of brain in this process is scarce in teleosts. Our first study revealed the importance of brain in gonadal development by depicting subtle differences in gonadotropin-releasing hormone (GnRH)-gonadotropin (GTH) immunoreactivity and/or transcripts in the developing brain and pituitary of XX and XY Nile tilapia. Since GnRH-GTH axis is entrained by monoaminergic system, we initially probed the serotonergic system. We found male-specific expression of tryptophan hydroxylase (Tph) and serotonergic system in the brain of Nile tilapia and catfish during early development. Studies from our laboratory and those of others indicated that the over expression of Tph and serotonergic system might down regulate aromatase in male fish brain. To analyze it further, we probed the female brain wherein we found higher expression of aromatase and its related transcription factors. Based on these results, we presume that Tph-serotonergic system contributes for ‘male brain sex differentiation’ while aromatase and its related transcription factors contribute for ‘female brain sex differentiation’. It is now an intriguing question whether the brain input to gonadal sex differentiation is a consequence or cause. Nevertheless, this novel theme by own might lead to a new avenue of research in teleosts and furthermore the genes/factors we identified might serve as excellent biomarkers for developing brain in normal physiological or endocrine disrupted conditions.
問合先 静岡大学理学部生物科学科 徳元俊伸
 E-mail: sbttoku@ipc.shizuoka.ac.jp Tel 054-238-4778

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第193回 静岡ライフサイエンスセミナー
日 時 2011年9月29日(木)16:30-17:30
会 場 静岡大学理学部A棟2F大会議室A209
 (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 鈴木 真帆海・中林 健司
(モレキュラーデバイスジャパン株式会社)
演 題 『自動化がもたらす、細胞イメージ解析の実例紹介』
 蛍光イメージングシステムと画像解析ソフトウェアにより、細胞形態や細胞内局在などの細胞レベル、細胞内レベルの変化を観察する事は、一般的な方法です。近年ではこれらを高度に自動化してマルチウェルプレートに対応し、一度に多くのサンプルから多項目の測定値を得る方法をHCA(High Contents Analysis)と呼んで、大学にも導入されつつあります。
 実際の使用例をご覧頂き、大学におけるHCAのメリットをご紹介いたします。
問合先 静岡大学理学部生物科学科 竹内浩昭
 E-mail: sbhtake@ipc.shizuoka.ac.jp Tel 054-238-4773
遠藤科学株式会社 営業技術課 バイオ担当 山口浩一
 E-mail: yk@mail.endokagaku.co.jp Tel 054-283-6222

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第192回 静岡ライフサイエンスセミナー
日 時 2011年9月29日(木)16:00-17:00
会 場 静岡大学理学部A棟3階 A301(化学科院生ゼミ室)
 (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 吉川 潮
(神戸大学自然科学系先端融合研究環バイオシグナル研究センター)
演 題 『栄養シグナリングにおけるリン酸化基質タンパク質の解析』
 多細胞生物における各細胞への入力を伝達する主要な仕組みとして、タンパク質リン酸化反応がある。タンパク質リン酸化反応は、生理活性物質の微細かつ特異的シグナルが細胞膜受容体を介して増幅伝達する機構として見出されたが、その後、温度変化や紫外線刺激をはじめとする外界要因や、生体内の栄養状態の変化に対応していることも明らかにされ、また、栄養条件の変動により活性制御を受けるプロテインキナーゼとしてAMPK (AMP-activated protein kinase)やmTOR (mammalian Target of Rapamycin)が知られている。
 最近では、質量分析法を用いた網羅的解析が実施されているが、ここではリン酸化部位特異的抗体を用いた栄養状態によりリン酸化が変動するタンパク質の検索を試みた。その結果、GBF1 (Golgi-specific Brefeldin A resistance Factor 1)およびGFAT1 (Glutamine:Fructose-6-phosphate Amidotransferase 1)が検出され、両者ともAMPKの基質であることが示された。また、これらのリン酸化部位を同定し、その役割の解析を行った。そこで、リン酸化基質タンパク質の検索と機能の検討の例としてこれらの結果を紹介したい。
問合先 静岡大学理学部化学科・瓜谷眞裕
 E-mail: scmurit@ipc.shizuoka.ac.jp Tel 054-238-4761

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Double Degree Program Seminar
日 時 2011年9月28日(水)15:00〜
会 場 静岡大学(静岡キャンパス)総合研究棟414 室
 (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演者 Robert Kreuzig教授 (ドイツブラウンシュバイク工科大学)
演題 『Xenobiotics in the Environment』
 環境中には、人間活動や産業により合成された、人間を含めた生物にとって「異物」である様々な物質が存在します。この問題について分析化学的な研究の立場から解説して頂きます。
 This seminar gives an overview about a lecture series held every winter term addressed to students of chemistry, geoecology and environmental engineering. It deals with fate and behavior of organic pollutants in different environmental compartments, e.g., air, water/sediment and soil/plant systems. Special interest focuses on research strategies to overcome the "end-of-pipe technology" (environmental pollution → inventory → transport → destruction of persistent organic pollutants) by the prospective evaluation of biologically active substances, i.e., pesticides, human and veterinary medicines and biocides, before new substances are placed on the market. For this purpose, research activities at laboratory, lysimeter or microcosm as well as field scale are introduced with emphasis on principal methods of residue and radiotracer analysis.
 学部学生、大学院生、研究者の聴講を歓迎します。
 Welcome students and researchers
問合先 静岡大学農学部環境微生物学研究室・小川直人
電話 054-238-4875 E-mail ogawabio@agr.shizuoka.ac.jp

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第46回生命科学若手セミナー
日 時 2011年9月27日(火)16:00-17:00
会 場 静岡大学大学共通教育A棟304室
 (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演者 鎌田 芳彰 (基礎生物学研究所)
演題 『腹が減ってからの戦(いくさ)〜飢餓環境はどのようにしてオートファジーを誘導するか〜』
 栄養源は細胞の成長・増殖、そして生存に不可欠なものです。栄養源が枯渇した条件では、細胞は自己の細胞質成分を分解・リサイクルして栄養源の調達を行い、飢餓環境を生き延びることができます。この現象がオートファジー(自食作用)です。1990年代に出芽酵母を用いた遺伝学的解析が行われ、オートファジーに関わるATG (autophagy)遺伝子群が発見されました。それをきっかけとして、オートファジーの研究はめざましい進歩を遂げ、今日に至っています。
 さて、飢餓環境はどのようにしてオートファジーを誘導するのでしょうか?細胞の栄養センシングには、プロテインキナーゼの一種Tor (target of rapamycin)タンパクが重要な役割を果たしており、Torの不活性化は擬似栄養飢餓状態を引き起こします。Torはオートファジーの誘導にも関与していますが、そのメカニズムは不明でした。
 最近、私たちの研究から、Atgタンパクの一つAtg13がTorによるオートファジー制御の分子スイッチとして機能することが解りました。すなわち、富栄養条件では、TorがAtg13を直接リン酸化してオートファジーを抑制しており、一方飢餓条件では、Torの不活性化に伴いAtg13は脱リン酸化され、それが引き金になってオートファジーが誘導されます。今回のセミナーでは、出芽酵母においてTorがオートファジーを制御する仕組みについて御紹介したいと思います。
問合先 理学部生物科学科 丑丸敬史
 sbtushi@ipc.shizuoka.ac.jp
または
静岡生命科学若手フォーラム
事務局 gsbyf@ipc.shizuoka.ac.jp

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シンポジウム:「光はどこまで見えるか」
 (「第20回 浜松医科大学メディカルフォトニクス・コース」の一般公開シンポジウム)
日 時 2011年8月22日(月)13:00-17:15
会 場 浜松医科大学(附属病院棟そば)多目的ホール
 (〒431-3192 静岡県浜松市東区半田山1-20-1 ,アクセス情報pdf
演 者

演 題
加藤 薫 (産業技術総合研究所)
『無染色明視野法の限界を求めて』

永井 健治 (北海道大学)
『蛍光発光タンパクを使い尽くす』

根本 知己 (北海道大学)
『2光子励起法での組織内イメージング』

Huang Zhen-li (HuazhongUniv. Sci. Tech.)
『超解像顕微鏡技術と検出器』

工藤 佳久 (東京薬科大学)
『細胞機能の可視化OMICSの夢』

寺川 進 (浜松医科大学)
『見る技術:来し方、行く末』
問合先 浜松医科大学メディカルフォトニクス・コース運営委員会
代表:寺川 進(メディカルフォトニクス研究センター・光イメージング研究室)
http://www.medical-photonics.com/public%20/result/10

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農学部セミナー(農学部関係者以外でも聴講可能)
日 時 2011年8月2日(火)10:00-12:00
会 場 静岡大学農学部A棟6階 応用生物化学科会議室
 (静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 眞岡 孝至 (財団法人 生産開発科学研究所・主任研究員)
演 題 『カロテノイドの機能性に関する最近の話題』
 現在、天然には750種以上のカロテノイドの存在が知られている。カロテノイドは光合成性生物が生産する物質の約0.1%を占めると言われその量は年間約1億トンと考えられている。自然界では動物は食物連鎖を通じてカロテノイドを吸収、蓄積、さらには代謝変換しており様々な構造のカロテノイドが存在する。カロテノイドの光合成生物における役割は光合成の補助色素や活性酸素特に一重項酸素の消去である。一方動物ではカロテノイドの生理作用で古くから良く知られているものにプロビタミンA作用(ビタミンA前駆体)がある。近年カロテノイドは抗酸化作用、発ガン抑制効果や腫瘍細胞増殖抑制効果、生活習慣病予防などで注目されている。
 本講演では、カロテノイドの研究史、カロテノイドの構造とその化学的特性、生物界における分布、微生物、植物、動物での役割、自然界での食物連鎖を通じて動物への蓄積などやカロテノイドの生理作用について最近の研究を概観する。さらに、日本におけるカロテノイドの利用や今後の展望について述べる。
問合先 静岡大学農学部応用生物化学科
衛藤英男  E-mail: acheto@ipc.shizuoka.ac.jp

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第45回生命科学若手セミナー
日 時 2011年7月22日(金)17:00〜18:00
会 場 静岡大学大学会館3階セミナールーム
 (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演者 木村 浩之 (静岡大学理学部地球科学科 講師)
演題 『プロテオロドプシンを有する海洋細菌の光応答遺伝子発現機構
    〜米国ボストンでの留学体験談を交えながら〜』

 私は、2009年2月から2011年2月までJSPSの海外特別研究員制度を利用して米国マサチューセッツ州に留学していました。セミナーの前半では、海外留学を希望する大学院生やポスドクの方々の進路の参考になるよう、できるだけ多くの写真をお見せしながら、米国での研究生活を紹介したいと思います。また、米国と日本の文化の違いや日本人ポスドクの苦労について、私が感じたままにお話したいと思います。
 セミナーの後半では、MITの Ed DeLong教授のもとで行ったプロテオロドプシンを持つ海洋細菌のトランスクリプトームについて話をします。プロテオロドプシンは、緑または青の波長の光を吸収して水素イオン(プロトン)を細胞外に排出する膜タンパクです。プロテオロドプシンを有する海洋細菌は有光層にてプロトンポンプを作動させ、細胞の内側と外側に水素イオンの濃度勾配を作り出します。そして、膜タンパクの一種であるATP合成酵素を経由して細胞内に水素イオンを取り込むことにより、ATPを合成します。近年の海洋細菌を対象としたメタゲノム解析により、海洋の有光層に生息する多くの従属栄養細菌がゲノム上にプロテオロドプシン遺伝子を有し、光合成とは全く異なるシステムによって光からエネルギーを獲得していることが明らかとなりました。セミナーでは、明暗それぞれの条件下で培養したプロテオロドプシンを持つ海洋細菌の網羅的遺伝子応答解析を行った研究について紹介します。
問合先 静岡生命科学若手フォーラム
事務局 gsbyf@ipc.shizuoka.ac.jp

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農学部大学院講義(大学院生以外でも聴講可能)
日 時 2011年7月21日(木)12:45-17:35
会 場 静岡大学農学部B棟204教室 
 (静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 安藤 信裕(株式会社シャネル化粧品技開発研究所・所長)
演 題 『美白研究の最前線』
 本講義では、まず一般的な皮膚の構造や役割について、更にはホメオスタシスの維持・逸脱の観点から健常な皮膚と老化とを関連づけて論じる。特に美白研究の最前線を紹介しつつ、化粧品の有用性について解説したい。

※農学部大学院応用生物化学特別講義?ですが、聴講可能です。
問合先 静岡大学農学部応用生物化学科
衛藤英男  E-mail: acheto@ipc.shizuoka.ac.jp

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静岡大学 第24回GRLバイオサイエンスセミナー
日 時 2011年7月15日(金)17:00-18:30
会 場 静岡大学理学部B棟2階B212室 
 (静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 三輪 京子(北海道大学 創成研究機構)
演 題 『植物のホウ酸輸送体の機能分化と栄養ストレス耐性植物の作出』
 植物は土壌中から無機元素(ミネラル)を吸収し、自身の栄養として利用し生存している。土壌からの無機元素吸収は植物が生産者として働くための基盤のプロセスであり、植物は進化の過程で必須元素の選択的な吸収と有害元素の排出や隔離、解毒のしくみを発達させてきた。v  ホウ素(B)は植物の必須元素のひとつであり、細胞壁ペクチン質多糖をエステル架橋して細胞の強度維持や細胞接着に働いている。一方、高濃度のホウ素は生物一般に毒性を示す。実際、農業現場におけるホウ素欠乏・過剰による作物の生育障害の発生は世界で報告されている。
 植物は細胞のホウ素濃度を適切な範囲に保つ必要があると考えられるが、どのように体内/体外のホウ素を感知し、ホウ素濃度を調節しているのであろうか。本セミナーでは、シロイヌナズナから同定されたホウ酸輸送体の機能と発現制御、ストレス耐性向上への応用について紹介したい。

【対照的な生理機能をもつホウ酸輸送体BOR1とBOR4】
 長い間、ホウ素は受動拡散によってのみ輸送されると考えられてきたが、シロイヌナズナ変異株より排出型ホウ酸輸送体BOR1が同定された。BOR1は細胞膜に局在し、低ホウ素濃度条件下において生育に必要なホウ素を導管へ積み込む役割を担っていた(1)。一方、シロイヌナズナに存在するBOR1の相同タンパクBOR4はBOR1と同様に排出型ホウ酸輸送体であるが、高ホウ素濃度条件で根からホウ素を排出しホウ素過剰による毒性緩和に寄与するという、 BOR1とは対照的な生理機能をもつことを明らかにした(2)。

【ホウ素条件に応答した5’UTRを介したBOR1の翻訳制御】
 低ホウ素濃度条件で働くBOR1は転写後制御を受け、高ホウ素濃度条件ではBOR1タンパクの蓄積が低下する。この応答は、高ホウ素条件下で過剰なホウ素を地上部へ送ることを防ぐためのものと考えられる。転写後制御の一つの機構として高ホウ素濃度条件における5’UTRを介した翻訳抑制を見出し、変異導入解析より5'UTRに存在するupstream ORFが発現制御に関与することを明らかにした。

【ホウ酸輸送体の発現上昇によるホウ素欠乏・過剰耐性の向上】
 ホウ素欠乏・過剰土壌地域では、欠乏・過剰耐性品種の開発が一つの品種改良の課題となっているが、関与する分子は不明であった。ホウ酸輸送体BOR1と BOR4の高発現によりシロイヌナズナにそれぞれホウ素欠乏、過剰耐性を付与することに成功し、分子育種への道を開いた(2,3)。
1) Takano et al., Nature, 420, 337-340 (2002).
2) Miwa et al., Science 318, 1417 (2007).
3) Miwa et al., Plant J. 46, 1084-1091 (2006).
問合先 静岡大学若手グローバル研究リーダー育成拠点
粟井光一郎  E-mail: dkawai@ipc.shizuoka.ac.jp

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Coral Microbiology Seminar (Poster jpg, pdf
日 時 2011年7月12日(火)15:00-17:00
会 場 静岡大学総合研究棟4階414室
 (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 David G Bourne, Ph.D.
(Australian Institute of Marine Science)
演 題 『Corals and their microbiota: Implications for health and disease』
  To be provided later.
問合先 静岡大学創造科学技術大学院 ポストドック研究員 Sylvain Agostini
 E-mail: dasylva@ipc.shizuoka.ac.jp Tel 054-238-4799

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第191回 静岡ライフサイエンスセミナー
日 時 2011年7月12日(火)10:00-11:30
会 場 静岡大学理学部B棟303室
 (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 Samantha J. Richardson, Ph.D.
(School of Medical Sciences, and Health Innovations Research Institute, RMIT University)
演 題 『From uric acid degradation to thyroid hormone distribution: the functional evolution of transthyretin.』
 Transthyretin (TTR) is a homotetramer which, in mammals, is involved in distributing T4 (the precursor form of thyroid hormone) around the body, across the blood-brain barrier and through the cerebrospinal fluid. In all other vertebrates, TTR distributes the active form of thyroid hormone: T3, yet its binding sites are identical. Although its structure is almost identical in plants, invertebrates and microbes, it is not involved in thyroid hormone distribution, but in uric acid degradation (at least in some bacteria). The remarkable story of changing function without significant changing structure of TTR makes it a model protein for the study of structure/function evolutionary relationships.
問合先 静岡大学理学部生物科学科 山内清志
 E-mail: sbkyama@ipc.shizuoka.ac.jp Tel 054-238-4777

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第44回生命科学若手セミナー
日 時 2011年7月1日(金)17:00-18:00 ←★日程変更しました
会 場 静岡大学農学部A棟110室 ←★場所変更しました
 (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演者  日野 真吾 (静岡大学農学部応用生物化学科 助教)
演題 『β-グルカンの免疫調節作用〜その吸収から分解まで〜』
 β-グルカンは自然界に広く分布しているグルコースを構成糖とする不溶性多糖(食物繊維)であり、動物においては非自己分子として認識される。β-グルカンは、食品中にも含まれ、経口投与により免疫系に作用することが報告されているがその作用機構については明らかになっていない。本発表ではβ-グルカンの腸管吸収と細胞内消化および免疫賦活作用とβグルカンの構造との関係について紹介する。
問合先 静岡生命科学若手フォーラム
事務局 gsbyf@ipc.shizuoka.ac.jp

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静岡大学 第23回GRLバイオサイエンスセミナー
日 時 2011年6月24日(金)17:00-18:00
会 場 静岡大学理学部B棟2階B201室 
 (静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 阿部 貴志(長浜バイオ大学バイオサイエンス学部)
演 題 『全地球レベルの環境微生物多様性を把握・俯瞰するための新規情報学的手法の開発』
 極限環境を含む多様な環境で生育する微生物類は、培養が困難な例が大半を占めるが、新規な遺伝子類を豊富に保有する可能性があり注目を集めている。近年、環境中に生息する多様な生物群を含有する試料を対象にする混合ゲノム解析法(メタゲノム解析法)が開発された。新型シーケンサーの登場は、全地球レベルの環境微生物の多様性を研究するためのゲノム配列解読をも可能にしつつある。しかしながら、得られた大量ゲノム配列断片の集合のみでは、その試料中に存在するウイルスを含む微生物類の特定や、各配列の由来する系統群、それらの新規性を推定することは困難である。
 連続塩基頻度のみでゲノム配列断片の生物種による高精度分類を可能とする一括学習型自己組織化マップ(BLSOM)を用いて、メタゲノム配列の系統分類や新規性の推定を行う手法を確立した。土壌・海洋・動物体内由来等の大量メタゲノム配列を対象に、各配列の系統推定、異なる環境間での微生物群集の比較ゲノム解析を行い、その有用性を明らかにした。rDNAに代表されるようなオーソログ配列セットや配列アラインメントが不要であり、産業的に興味深い新規の高い遺伝子配列類の系統推定が可能となった。現在、環境微生物群集構造の全体像解明に向けて、メタゲノム配列を、由来するゲノムごとに再構築するための解析手法の開発を行っている。異なる環境より取得された複数のメタゲノム配列を対象に、BLSOM解析を実施することによって、ウイルスを含む環境特異的に存在するゲノムの存在を検出可能となっている。我々が開発したBLSOM解析を用いて、各環境に応じた環境の保全や修復を目的とした生物システムの解明に向けた取り組みについて紹介を行う。
問合先 静岡大学若手グローバル研究リーダー育成拠点(農学部)
堀池徳祐  E-mail: dthorii@ipc.shizuoka.ac.jp

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静岡大学経済学会春季学術講演会
日 時 2011年6月16日(木)14:00-15:30
会 場 静岡大学人文学部大講義室
 (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 野口 邦和 (日本大学専任講師・放射線防護学)
演 題 『福島原発事故と放射線被ばくの現実−浜岡原発を抱える静岡の地で私たちが考えるべきこととは−』
 放射能汚染の深刻度がチェルノブイリ級のレベル7に引き上げられた後も、原子炉のメルトダウンが明らかになるなど収束の見通しが困難な福島第一原発。大量に撒き散らされた放射能は福島県ばかりか広範囲で検出され、住民の健康被害や農業被害の広がりが懸念されています。そんななか放射線の人の健康や食の安全性に対する影響についての正確な知識へのニーズが増しています。停止したとは言え、浜岡原発が立地する静岡県にとって「本当のことを教えて」という思いは、静岡大学に学ぶ学生や教職員のみならず県民にとっても切実なものとなっています。
 そんな学内外の想いに答えるため、静岡大学経済学会では、学生のみならず一般市民にもオープンな下記の学術講演会を企画しました。参加料無料ですので、ぜひ、お誘い合わせの上、ご参加ください。
問合先 静岡大学人文学部 小倉 E-mail: jsogura@ipc.shizuoka.ac.jp 
静岡大学人文学部 事務 吉田 054-238-5474

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第43回生命科学若手セミナー
(県大・食品栄養科学部の助手会セミナーとの合同開催)
日 時 2011年6月15日(水)12:00-
会 場 静岡県立大学食品栄養科学部3階5313講義室
 (〒422-8526 静岡市駿河区谷田52-1,アクセス情報
演者  島村 裕子 (静岡県立大学食品栄養科学部 助教)
演題 『市販食品およびヒト手指から分離した黄色ブドウ球菌の性状と
   食中毒菌の不快臭の前駆体を利用した食中毒制御法の確立』

 黄色ブドウ球菌は毒素を産生することで食中毒を引き起こす。本菌において、食中毒起因菌の多くが、エンテロトキシンA (SEA) 産生株によるものである。これまでに、本菌の生育とSEA産生能に関する研究は多数なされているが、近年、実際に日本で食品から分離されたSEA産生株での報告はほとんどなされていない。
 本セミナーでは、食中毒予防対策の一助として演者がこれまでに進めてきた、市販食品より分離した黄色ブドウ球菌の性質やSEA産生株の毒素生産能について報告するとともに、食中毒菌の不快臭の前駆体を利用した食中毒菌検出法についても紹介したい。
問合先 静岡生命科学若手フォーラム
事務局 gsbyf@ipc.shizuoka.ac.jp
 または
静岡県立大学食品栄養科学部・河原崎泰昌
     (kawarsky@u-shizuoka-ken.ac.jp)

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第190回 静岡ライフサイエンスセミナー
日 時 2011年4月22日(金)15:00-17:00
会 場 静岡大学農学部B棟B205室
 (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 橋本 勝 (弘前大学農学生命科学部分子生命科学科)
演 題 『リンゴ果実におけるLambertellaによるマイコパラサイト現象の有機化学』
 チャイロミキンカク菌Lambertella croni-maris 及びLambertella sp. 1346 (L. sp. 1346)は、リンゴ果実上で、先に感染したリンゴ灰星病菌Moniliniafructigenaにマイコパラサイト(菌寄生)する。両菌培養液から得られるlambertellol A及びBは、特にL. corni-maisrの場合、ホスト培養液を添加することによりその検出量が著しく増加するなど、本マイコパラサイト現象との関連性を示唆した。
 本講演では、これら化合物の化学的特徴、バイオアッセイ、生産性と生育環境との関連性、生合成、全合成と誘導体合成などを通じて明らかにしたその分子レベルでの機構について報告する。
問合先 創造科学技術大学院(兼 農学部) 河岸 洋和
E-mail: achkawa@ipc.shizuoka.ac.jp Tel 054-238-4885

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静岡大学 第21回GRLバイオサイエンスセミナー
日 時 2011年4月15日(金)17:00-18:30
会 場 静岡大学理学部B棟2階B212室 
 (静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 村田 紀夫(基礎生物学研究所 名誉教授)
演 題 『植物のストレス耐性を支配する遺伝子』
環境ストレスと植物:  植物は地球上の様々な地域で、低温・高温・乾燥・高塩濃度、等のストレス条件に曝されながら生育している。この植物の能力によって、地球上の全ての生物の生存が可能になっている。植物はどのようなメカニズムで環境ストレスを克服しているのか。今回は、このテーマに関する研究の一部を、出来るだけ解りやすく解説するつもりである。

耐寒性を支配する遺伝子:
 熱帯性の植物は寒さに弱い。当たり前のように思えるけれど、「なぜ」なのか。Raison 達は「生体膜の脂質に低温感受性の原因がある。」という仮説を提唱した。多くの研究者がこの仮説を証明しようとして、低温感受性植物と低温耐性植物から膜脂質を抽出して分析をおこなった。しかし、脂質成分と低温感受性との間には相関関係が見つけられなかった。我々は「相関関係が見つかるまでは分析をやめない。」という覚悟の下で脂質を徹底的に分析し、ついに、植物脂質としてはマイナー成分であるフォスファチジルグリセロール(PG)の脂肪酸組成と低温感受性との間に相関関係が成り立っていることを発見した。
 しかしながら、このような相関関係からは「PGの脂肪酸組成が植物の低温感受性の原因物質である」かも知れない、という仮説を提示することが出来ても、それを証明したことにはならない。そこで、我々はPGの脂肪酸組成の異なる遺伝子組換植物を作成することによって証明することにした。まず、PGの脂肪酸組成を決定する酵素グリセロール-3-リン酸アシルトランスフェラーゼ(GPAT)を低温感受性植物のカボチャの子葉から精製し、次にその遺伝子を単離し、これをタバコに導入した。この遺伝子組換タバコではPGの脂肪酸がより飽和化し、しかも低温感受性になっていた。また、低温耐性植物シロイヌナズナから単離したGPAT遺伝子を導入した組換タバコでは、PGの脂肪酸組成がより不飽和化し、低温耐性になっていた。このようにして、膜脂質と低温感受性との関係を証明することができた。それまでは、植物の低温感受性と低温耐性の違いは複雑な代謝ネットワークの違いによると考えられていた。しかし、一個の遺伝子の改変でストレス耐性を改変出来ることが判ると、研究者達の考えは一変し、ストレス耐性遺伝子群を捜す研究競争が始まった。その結果、数百に上る「ストレス耐性遺伝子」が次々と発見されるに至った。

グリシンベタインは優れた環境耐性因子:
 これらのストレス耐性遺伝子を改変した組換植物は、ストレス耐性能を獲得しているが、その多くはストレスのない環境下においては矮性だったり、不稔性だったりして、マイナスの効果を示した。我々は、以前に、グリシンベタイン(以下、ベタイン)が葉緑体の光合成反応を高塩濃度下において安定化することを見つけていたので、この適合溶質を導入した組換植物を作成することにした。まず、コリンをベタインに変換するベタインオキシダーゼの遺伝子を土壌細菌 Arthrobacter から単離し、塩感受性 のシロイヌナズナ やトマトに導入した。組換植物はベタインの合成が出来るようになり、塩耐性と低温耐性の能力を獲得していた。しかも、この組換植物では、ストレスのない条件下において、植物体が大きくなり、花の大きさが約2倍になり、種子の数が30%増加した。

今後の研究課題:
 これらの研究により、植物のストレス耐性、ストレス感受性にはいろいろな酵素・遺伝子が関わっていることが解って来た。今後は、これらの因子間の相互作用を明らかにし、より統一的な理解を得るための研究が求められている。
問合先 静岡大学若手グローバル研究リーダー育成拠点
粟井光一郎  E-mail: dkawai@ipc.shizuoka.ac.jp

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第189回 静岡ライフサイエンスセミナー
日 時 2011年3月22日(火)17:00-18:00
会 場 静岡大学農学部A棟110室
 (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 石井 弓美子 (国立環境究所)
演 題 『捕食者が被食者の共存を促進する - 寄生蜂とマメゾウムシの実験個体群 -』
 頻度の高い餌を選択的に捕食する頻度依存捕食は、被食者の多種共存や種内多型の維持のために重要な機構であることが理論的に予測されている。しかし、実際の生物で捕食者の餌選択行動と個体群動態を結びつけた研究はほとんどない。そこで、種間競争を行う2種のマメゾウムシの共存時間が、その共通の捕食者である1種の寄生蜂の導入によりどのように影響されるかを調べた。その結果、寄生蜂は頻度の多いマメゾウムシを学習して選好性をもつ頻度依存捕食者であり、寄生蜂の導入はマメゾウムシの共存を促進した。
 また、最近研究を始めたオオミノガヤドリバエの侵入によるオオミノガの減少について、現在までに得られた結果についても紹介する。
問合先 静岡大学農学部  安部 淳
E-mail: abej@agr.shizuoka.ac.jp

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第188回 静岡ライフサイエンスセミナー
日 時 2011年3月17日(木)17:00-18:00
会 場 静岡大学農学部A棟110室
 (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 豊島 真吾 (野菜茶業研究所)
演 題 『カブリダニの性決定に関する染色体システム』
 農業害虫の天敵として多様な場面で活躍するカブリダニ類は,偽産雄単為生殖(Pseudo-arrhenotoky)と呼ばれる染色体システムによって,餌密度や同胞密度などの環境条件に応じて子孫の雌雄を産み分け,増殖速度を最適な状態に維持する。偽産雄単為生殖とは,♂が1倍体で♀が2倍体の半倍数性(Haplodiploid)の染色体システムの一種で,父由来のゲノムが息子の初期胚発生に関与した後,胚発生の途中で消失する,という,カイガラムシで知られる父性ゲノム消失(Paternal genome loss)に似た染色体システムである。この染色体システムによる雌雄の産み分けを理解するためには,胚発生における精子の役割の解明と卵巣内卵子の性的二型の検出が不可欠であるが,全容は解明されていない。本セミナーでは,この特異な染色体システムに関するこれまでの知見を整理して紹介し,雌雄の産み分けを理解するための染色体システム研究の今後の展開を解説する。
問合先 静岡大学農学部  田上陽介
E-mail: tagamiy@gmail.com

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第12回 静岡ライフサイエンスシンポジウム

(平成22年度科学交流フォーラム)


いのちと自然のハーモニー
「生命活動が与える地球環境へのインパクト」
  〜自然の回復力による環境の再生〜

ポスター
日 時 2011年3月4日(金)
会 場 静岡県立大学 看護学部棟13411講義室 
 (〒422-8526 静岡県静岡市駿河区谷田52-1,アクセス情報
プログラム:
08:50-09:20 受付
09:20-09:25 開会挨拶:
    山本 歩(静岡大学/静岡生命科学若手フォーラム 代表)
09:25-09:40 主催者挨拶:
    木苗 直秀(静岡県立大学 学長/大学ネットワーク静岡 会長)
09:40-10:10 「駿河湾の微生物が駆動する生元素循環の季節変化と温度依存性」
    宗林 留美 (静岡大学)
10:10-10:40 「Role of cyanobacteria in marine ecosystems with special reference to coral reefs」
    Casareto Beatriz (静岡大学)
10:40-11:10 「森林生態系の機能と役割 -光合成によるCO2吸収・固定-」
    飯尾 淳弘 (国立環境研究所)
11:10-12:10 ポスター発表1
13:00-14:00 ポスター発表2
14:00-14:30 「植物による大気汚染ガスの吸収浄化」
    谷 晃 (静岡県立大学)
14:30-15:20 「Tropical land use change and its effects on atmospheric composition」
    Nick Hewitt (イギリス・ランカスター大学)
15:30-16:20 「エゾシカの順応的管理」
    松田 裕之 (横浜国立大学)
16:20-17:00 ポスター賞受賞者発表&受賞者講演
17:00-17:05 閉会挨拶
    伊東 幸宏(静岡大学 学長)
17:30-19:00 交流会(静岡県立大学学生ホール(食堂);参加費:500円)
ポスター
問合先 主 催 : 静岡生命科学若手フォーラム
     大学ネットワーク静岡/静岡県
世話人: 静岡大学理学部 小池 亨
     TEL: 054-238-4314  E-mail: stkoike@ipc.shizuoka.ac.jp
     静岡生命科学若手フォーラム事務局 sbyf-office@umin.ac.jp

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静岡大学 第20回GRLバイオサイエンスセミナー
日 時 2011年2月21日(月)17:00-18:00
会 場 静岡大学理学部B棟2階B201室 
 (静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 牧野 能士 (東北大学大学院生命科学研究科)
演 題 『全ゲノム重複により生じた重複遺伝子の保持機構と疾患との関連』
 脊椎動物初期進化で2度の全ゲノム重複(WGD)が起きた。WGD直後は全ての遺伝子が冗長であるため、進化の過程で大規模な遺伝子消失が起きたと考えられている。ところが、ヒト遺伝子の約30%は、WGD後も消失せずにゲノム上に留まった遺伝子(オノログ)である。オノログは発生関連遺伝子や転写因子である傾向が強く、オノログ保持には何らかの選択が働いていると推察される。WGDが脊椎動物の進化へ与えた影響は非常に大きなものであったに違いないが、オノログの保持機構については未だ不明な点が多い。そこでオノログの保持機構を理解するため我々は量的均衡仮説に着目した。WGD直後は全ての遺伝子が倍加するため相対的な遺伝子量に変化がなく、本来、遺伝子数を増減させにくい遺伝子(量的均衡遺伝子)もWGDでは有害な影響を受けずに遺伝子を重複させるはずである。その後、量的均衡遺伝子は遺伝子量を維持するため、重複した遺伝子コピーを消失させることなくゲノム上に留まったのではないかと考えた。
 本仮説を検証するため、ヒト遺伝子の脊椎動物進化過程における重複パターン及びヒト集団内におけるコピー数多型の調査を行った。その結果、オノログはWGD後の進化過程において遺伝子重複を経験せず、また、ヒト集団内においてもコピー数多型を持たない傾向が観察された。このことは、オノログが量的均衡遺伝子であることを強く示唆するものである。最後に、量的均衡の観点からオノログには疾患関連遺伝子である傾向が強く、特に、ダウン症候群関連遺伝子にオノログが多いことについて考察する。
問合先 静岡大学若手グローバル研究リーダー育成拠点(農学部)
堀池徳祐  E-mail: dthorii@ipc.shizuoka.ac.jp

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静岡大学 第19回GRLバイオサイエンスセミナー
日 時 2011年01月18日(火)17:00-18:30
会 場 静岡大学理学部B棟2階B212室 
 (静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 中村 友輝 (Alexander von Humboldt Research Fellow)
演 題 『シロイヌナズナの栄養欠乏応答および器官発生におけるリン脂質の機能』
 脂質は生体を構成する必須の分子であり、生体膜の機能維持やエネルギー貯蔵、またシグナル伝達などに重要な役割を果たす。本セミナーでは、講演者らがシロイヌナズナを用いて近年明らかにしてきた、リン脂質に関する2つの新たな機能について紹介する。
(1)リン欠乏における膜脂質リモデリングの分子機構
リン欠乏に晒された植物は、生体膜のリン脂質を分解して糖脂質に置き換えることで、得られたリンを生体のより必要とされている部分に供給しつつ、生体膜の機能を維持していると考えられる。我々は、こうしたリン脂質から糖脂質への膜脂質リモデリングにおける主要代謝経路を明らかにしてきた。まず、リン脂質の分解にはホスホリパーゼCによる経路と、ホスホリパーゼDおよびホスファチジン酸ホスファターゼによる経路があることを生化学的に明らかにし、それぞれを担う新規の酵素遺伝子の単離とノックアウトによる機能解析を行った。その結果、これら2つの代謝経路はともに重要な役割を果たし、膜脂質リモデリングは植物のリン欠乏耐性に必須の機能であることが明らかとなった。
(2)花序メリステムの維持におけるリン脂質の役割
シロイヌナズナの花芽はサイズが小さいため特定の発達段階にある花芽を大量にサンプリングすることは困難である。我々はシロイヌナズナにおいて花芽の同調発生系を構築し、花発生における脂質プロファイルを発達段階ごとに調べてきた。その結果、膜の主要なリン脂質であるホスファチジルコリン(PC)が、花序メリステムの機能維持にかかわるタンパク質Terminal Flower1 (TFL1)と相互作用することを明らかにした。TFL1はin vitroにおいてPCと特異的に結合し、また薬剤誘導性プロモーターを用いて花序におけるPC合成を促進すると、TFL1の機能欠損が亢進された。このことから、PCはTFL1と相互作用することにより、花序メリステムの機能維持に関わると考えられる。

参考文献:
  1. Nakamura Y, Koizumi R, Shui G, Shimojima M, Wenk MR, Ito T, and Ohta H (2009) Arabidopsis lipins mediate eukaryotic pathway of lipid metabolism and cope critically with phosphate starvation. Proc. Natl. Acad. Sci. USA 106(49): 20978-83.
  2. Gaude N, Nakamura Y, Scheible W-R, Ohta H, and Dormann P (2008) Phospholipase C5 (NPC5) is involved in galactolipid accumulation during phosphate limitation in leaves of Arabidopsis. Plant J. 56: 28-39.
  3. Nakamura Y, Awai K, Masuda T, Yoshioka Y, Takamiya K, and Ohta H (2005) A novel phosphatidylcholine-hydrolyzing phospholipase C induced by phosphate starvation in Arabidopsis. J.Biol.Chem. 280(9): 7469-7476.
問合先 静岡大学若手グローバル研究リーダー育成拠点
粟井光一郎  E-mail: dkawai@ipc.shizuoka.ac.jp

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第187回 静岡ライフサイエンスセミナー
日 時 2011年1月11日(火)08:40-10:10
会 場 静岡大学理学部B棟2階B212室
 (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 鈴木 登志郎(日本SLC バイオテクニカルセンター 生殖・発生工学グループ)
演 題 『生殖・発生工学の最先端 〜先端生命科学研究を支える実験動物ブリーダーの業務〜』
 生命科学研究、医薬品の開発等において、マウス・ラットをはじめとする実験動物は欠かすことのできない実験ツールのひとつである。良質な実験動物の安定生産・供給のためには、実験動物の繁殖に関する豊富な実績、微生物学的・遺伝学的統御に関する確かな知識・技術が必要になり、実験動物ブリーダーはそのための体制整備、技術力の開発に日々努めている。また、近年の遺伝子工学、生殖・発生工学の飛躍的な進歩は実験動物ブリーダーの業務内容にも大きな変化をもたらしている。
 今回は、実験動物ブリーダーとしての日本エスエルシー株式会社の全般的な業務内容とともに、ブリーダーとしてのバックグランドに新たな技術を導入して実施している生殖・発生工学関連業務(遺伝子組換え動物の作出、体外受精による産仔作出、凍結胚の作製・蘇生、顕微授精等)について紹介する。
問合先 静岡大学理学部生物科学科  塩尻信義
E-mail: sbnshio@ipc.shizuoka.ac.jp

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