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こだまの世界

99年12月下旬号

Such master, such man.


12月下旬の主な話題


何か一言


12/21/99 (Tuesday/mardi/Dienstag)

真夜中

梅田で某忘年会。待ち合わせに25分遅刻する (まともな人間はマネしないようにしましょう)。 一次会、二次会と楽しく話す。 これで三日連続で飲み会に参加したことになる。 もっとも、酒を飲まないので二日酔いに苦しむことはない。 しかし金がががが。

四条まで自転車で行ったので、帰りも自転車で大学へ。寒い。 途中のコンビニでジャンプ等を買う。

さて、いろいろ勉強せねばばばばば。


`Such master, such man.'は、「この主にしてこの下僕あり」ということわざ。


夜明け前

BMORの復習。 そのあと、古本のサーチ(米国)にはまる。たしかに便利だ。 いくつか注文したが、大丈夫だろうか。

いや、それよりもクレジットカードが恐い。とても恐い。大丈夫なんだろうか。 大丈夫じゃないんじゃないだろうか。これがカード破産というやつか。ひい。 おれも家計簿つけねばばばばば。


下宿に戻ってから寝ようと思っていたのだが、 がまんできずしばらくソファで寝てしまった。


お昼過ぎ

Windows Updateを利用してkantの環境を改善。たぶん改善されたと思う。 RealPlayerも入れる。しかし遅い。メモリが欲しい。


お昼過ぎに中央食堂で食事。キムチ汁だったか、そんなものとか。

それから下宿に戻る。途中、某所で買物。 下宿では1時間半ほど寝て、シャワーを浴びる。 某先生から「(実哲研の)論文拝読しました」という封筒が来ていた。 年賀状で返事を書こう。そうだ、年賀状書かねば。

急いで大学に来て倫理学史読書会。シャフツベリ。 そのあと、某所で食事。

眠い。しかしステートメントを書かねば。


今日やったこと


何か一言


12/22/99 (Wendesday/mercredi/Mittwoch)

真夜中

夜、ゲーセンに行く。 そのあと某所で本を一冊と、『静かなるドン』第37-40巻を購入。 人、これを無駄遣いと呼ぶ。

某所で某師匠と某氏の講演会の件について少し話したあと、 研究室でマンガを読む。 そんなことやってる場合ではないことはわかっているのだががががが。

某先生からメイル。D. Ritchieについての情報をいただく。 感謝感謝。


リアルプレーヤーで米国のラジオ放送を聴きながら勉強。 いやはや、いい時代になりましたなあ。

自分の日記を今年1月から(まとめの部分だけ)ざっと読みかえしてみる。 けっこうおもしろい一年を過ごしたようだ。そのうち反省文を書いてみよう。


1時間半ぐらいソファで寝る。睡眠時間が短かすぎる。死ぬ。

う。ステートメントを書かなければ。どうしよう。やばい。


何か一言


12/23/99 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

夕方

昨日は朝大学から帰り、寒いので風呂に入ってからずっと寝ていた。 テレビで伏見区での某事件と大阪での誘拐事件の報道や 映像の世紀などを見る。

昼下がり、某用事でJR京都駅へ。それから大学に戻ってくる。


某教授に推薦状を受けとりに行ったあと、 『静かなるドン』の続きを買いに三条の某古本屋まで行く。 しかしあいにくここには41、43、44巻しか売ってなかったので、 戻ってくる途中に川端通りにある某古本屋、 河原町今出川にある某古本屋 (ここでは以下の新書を購入)、 出町柳にある某古本屋などに寄る。 が、どこにもないので、例の某古本屋に行き、 42、45、46巻を一冊350円にて購入。 すばらしく時間と金の無駄。ゲーセンにも少し立ち寄る。

さっきマンガを読み終えた。 読んでるあいだはいいが、 読んだあとはすごい堕落感に襲われる。 マンガを読むのをうしろめたいと感じるのはなぜか。 それは、一人の世界に没頭してしまうからである (ちがう?)。

そういえば、モーニングは昨日出ていたようだ。 ううむ、マンガの話ばっかりだなsmile


真夜中

『映像の世紀』、最後の20分ほど見る。明日は第2次世界大戦。

それから日記の整理


何か一言


12/24/99 (Friday/vendredi/Freitag)

昨晩は、高野の某古本屋でモーニングを買い、 某コンビニで『静かなるドン』第47-8巻(最新刊)を買い、 下宿へ。ついに新刊で買ってしまった。なんてことだ。

下宿でマンガを読みながらスナック菓子を食べたり、 インスタントラーメンを食べたり。なんという生活だだだだだ。

よく考えたら半日くらいマンガを読んでいたことになるな、 とか考えて反省し、某さんの卒論の草稿を読み出す。 ムーア。 しかし、途中で力尽きて寝てしまう。 なぜマンガは半日でも一日でもずっと読んでいられるのに、 哲学の文章を読むのはこんなに苦痛なのか。 それは哲学が本質的に対話を要求するからである (ちがう?)。

夜の2時か3時に寝たはずだが、起きたら夕方4時すぎ。ぎゃー。 学割の申請と新幹線の予約をしたかったのだがあきらめる。 某所に行ってベルトを買う。 そのあと某ルネに行って本を物色。 特に買うものなし。科研費ももうないし。


某さんの論文を最後まで読む。 「自然主義的誤謬」についてのムーアの見解の移り変わりを、 『倫理学原理』および第二版に加えられるはずであった序文を 比較することによって検討し、 さらにフランケナの批判と「第二版の序文」でのムーアの見解を対比している。 結論は、 《ムーアは「第二版の序文」ではすでにフランケナの批判のいくつかの点に 気付いており、多くの点で譲歩をしていてずいぶん弱腰である。 しかしいずれにせよ『倫理学原理』が20世紀の倫理学の方向性を決定したことは 疑いえない》というような感じ。 1922年あたりに書かれた「第二版の序文」が 公になったのは1993年版の『倫理学原理』においてなので、 その紹介だけでもけっこう価値があるんじゃなかろうか。


何か一言


12/25/99 (Saturday/samedi/Sonnabend)

昨夜はコンビニでチャンピオンなどを買ってから帰る。 前の日もよく寝たはずなのだが、 眠くなって寝てしまう。 『映像の世紀』見れず。

なぜかお昼過ぎに起きる。おれの体はどうなってしまったのか。 しかもしばらくしてからまた寝てしまう。 起きたら夕方。ぎゃあ。急いで大学に来る。


年賀状作成中。 今年はたくさん名刺をもらったから、 ちゃんと出すべきなんだろうけど…。

年賀状にも合理的戦略っていうのがある気がするなあ。 たとえば、

は最悪だ。 かといって、そういうことがないようにと、 のは、最も安全な戦略 (おそらくこれが年賀状におけるマクシミン戦略) と言えるが、かなりの時間と金を消費することになる。 先生の方は、 学生から年賀状が送られてきてから返事を出しても失礼だとは 通常考えられていないから、比較的有利な戦略を立てられる。 なんとアンフェアな慣習だろうか。 (いや、実はおれも後輩に対しては送られてきてから返事を出す、 という戦略を取っているが)

また、

という戦略もあるが、 これは相手の理解がないとマイナスが大きい気がする。

真夜中

某お好み焼き屋で焼きそばその他を食べる。 『蒼天航路』16、17巻読む。ゲーセンにちょっと寄ってから大学へ。

『映像の世紀』を少し見てから某さんに電話。 卒論のコメント。ムーア。 30分ほどで済ませるつもりが1時間半かかってしまう。 すいません。

年賀状。続きは下宿で。


何か一言


12/26/99 (Sunday/dimanche/Sonntag)

昨晩はビデオ屋で『モンティ・パイソン』第4巻と第5巻を借り、 『モンティ・パイソン』第4巻とテレビでやってた映画 (アル・パチーノが退役軍人の訳をやっていた。タイトルわからず)を見る。 第5巻の途中で力尽きて眠る。

お昼前に起きて、洗濯、風呂、ビジネス英語の録音。 お昼過ぎに下宿を出て、某所で年賀状に押すスタンプその他を購入。 某カレー屋でチーズカレー大。

それから京大会館へ。京都生命倫理研究会に出る。 今回が初めての出席だ。某先輩や某先輩、某さん、 遅れて某先輩がいらしていた。

一つ目の発表は「倫理と教育」。 高校の倫理の教育では、 「個人がどう行為すべきか」という議論(個人のモラル)だけではなく、 「社会制度がどうあるべきか」という議論(社会哲学)もする必要がある、 というような主旨だった。 その通りだと思うが、そういうことを言うんなら、 個人の価値観が多様化し、主観主義や相対主義がまかりとおっている今日、 共同体主義や徳倫理についても議論する必要があるんじゃないだろうか。 ついでにメタ倫理も教えるべきである。

二つ目は拒食症患者の症例に基づいた判断能力についての議論。 けっこうおもしろかったのだが、 後ろに座っていたのでOHPの文字がよく読めず、 途中で少し寝てしまった。いかん。 質問の時間になったので、 ひとつぐらい質問しようと思ったが、 寝ていたひけ目もあって結局質問できず。 これではいけない。 勇気の徳を身につけなければ。

発表後、某先生から資料をいただく。感謝。 懇親会には出ず。これから年賀状を完成させよう。


年賀状用に買ったスタンプ。ちょっと大きめなので、 きれいに押すことができない。ずいぶん失敗した末、 マウスパッドの上でやれば比較的うまくいくことに気付く。 ああ、失敗した年賀状は明日郵便局に行って交換してもらわねば。 賢明な人なら何か他の紙で試すと思う (A wise person would ...)。


真夜中

某所で中華料理。おいしいがちょっと高い。 ちょっと高いがおいしい。

某古本屋で本。半額セールをやっている。 ゲーセン。年賀葉書も10枚購入。

急いで年賀状を書かねば。


ああ、年賀状書くのしんどい。字めっちゃ汚ないし。 こりゃミミズだ。いや、よく見たら線虫だ。 なぜ習字の時間に真剣に練習しなかったのかかかかか。


今日やったこと


何か一言


12/27/99 (Monday/lundi/Montag)

真夜中

ててて手が。手が手が手が。 手、手手手手手手手手手手手手手手手手手手手手手手手が。 痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。

ひ弱だ。キーボードなら何時間でも打ってられるのに (無理か)。

夕方

昨夜は『モンティパイソン』第5巻を観て、 年賀状を書き終えてから睡眠。 テレビでやってた007を少し見ていたが、 退屈なので途中で寝てしまう。

朝9時に起きる。 つもりが、なぜか1時半まで起きれず。 急いで大学へ。

まず学割を取り、 某所にいる人たちに手伝っていただいて Oakleyの講演会のお知らせを つくり、 ブリティッシュカウンシルに電話して面接の予約をし、 ルネに注文していた本を受けとりに行き、…。 とにかく忙しい。 あと、今日明日中にステートメントを完成させて郵送しなければならない。

某忘年会には参加できず。残念。

そういえば、某君は無事学振特別研究員に採用されたようだ。めでたい。 その彼から本を一冊もらう。感謝。

まだまだやることいろいろ。最近さぼりすぎていたたたたた。


今日やったこと


何か一言


12/28/99 (Tuesday/mardi/Dienstag)

真夜中

昨夜の記録。大学からいったん下宿に戻り、 洗濯ものを取り込み、旅行の準備を済ませてから出発。

某駅まで歩いて行き、地下鉄でJR京都駅へ。 みどりの窓口で 「今夜の新幹線の指定席、もうないですよねえ」 と否定形の付加疑問文で尋ねると、 驚いたことに (to my surprise)、 ひかりでものぞみでもまだ残っていると言われる。 時間の都合でのぞみに乗ることになった。 東京まで学割で片道13000円弱。

新幹線構内の売店で車内で食べるものとおみやげを買う。

のぞみに乗るのは初めて。 年末なので混んでいるのではと心配していたのだが、 席はかなり空いていた。 どうやら取り越し苦労だったようだ。 まだ帰省ラッシュには早いのだろうか。 車内では『モンティ・パイソン大全』 を読んで英国文化をせっせと勉強する。 少し寝る。

東京駅には10時半ごろに到着。 そこから某線を使って兄のところへ。 兄が駅まで迎えに来てくれる。 感謝感謝。

兄に、日記に「死ね死ね」と書くのは人格を疑われるので良くない、 と指摘される。 そういうことを書いていると、 こないだのフシ○区の小学生を殺害したのはおれではないのか と警察に疑われかねない、とまで言われる。 いや、もちろん冗談半分にであるが。

しかし、「死ね死ね」 については同様なことを某氏にも指摘された記憶がある。 大いに反省。これからはもう少し自己規制を強めて、 より政治的に正しい (PC=politically correctな) 学業日誌になるよう心がけよう。

というわけで、今後は「死ね死ね」の代わりに 「お亡くなりになりなさいお亡くなりになりなさいっ」 という表現を用いることにする。 (いや、長ったらしいので実際に使うがどうかわからないが)


何か一言


12/29/99 (Wendesday/mercredi/Mittwoch)

真夜中

昨日の記録。朝10時過ぎ起床。 午前中にステートメントを完成させる。 夕方にUCLの願書をすべて書き終えたので、 駅前の郵便局に行き、発送。 国際返信クーポンというのを初めて買う。 EMS (Express Mail Service) という郵便方法も初めて使用する。

兄の奥さんが誕生日だというので、 おれが料理することになる。 ホタテとエビ入りのシーフードカレー。 味はまずまず。 残った分はあとで母に食べてもらうことになった。 自分の作ったものを母が食べるのは初めてかもしれない。

夕食後、情報倫理のやつに手をつけるが、 眠くなりすぐに放棄。 かわりに『映像の世紀』を見る。


昨晩は『モンティ・パイソン大全』をあらかた読み終えてから寝た。 9時半ごろにようやく起き、シャワーを浴びる。 今日は兄と新宿に行き、 そのあと横浜まで行って元塾長と会う予定。

ところで、「せっかくだから」というのはどういう理由なのだろうか。 「神はせっかくである。 せっかくなものはせっかくだから存在しなければならない。 それゆえ神は存在する」(神の折角的証明)。


真夜中

今日の記録。 お昼前に兄と新宿に行く。 新宿駅のルミネB2Fにあるタイ料理屋でお昼をとったあと、 二人で某中古コンピュータ屋へ。 中古のPerforma 5320 (100MHz, 32MB, 1.2GB) が12800円で売っていたので、即購入する。 明日に引き取りに来ると言ったが、 結局夜に持って買えることになる。

新宿で兄と別れ、 おれはJRで渋谷に出て東急東横線で桜木町へ。 急行だと40分弱。 渋谷から横浜までは河原町から梅田までとだいたい同じ距離だな。 そこから根岸線で石川町へ。

元町の商店街の入り口で元塾長に会う。 元気そうでなにより。 しばらく散歩をしながら近況を話す。 あとで塾長の家にも連れて行ってもらう。

中華街に出て軽く食事をしたあと、 山下公園のあたりを軽く散歩し、 伊勢佐木(だっけ?)商店街を少しうろついたあと、 塾長と別れてふたたび新宿へ。

新宿で仕事を終えた兄と会い、 コンピュータを二人で持って帰る。重い。 兄の奥さんが車で駅まで迎えに来てくれる。感謝。

夜中、『映像の世紀』を見ながら昨日のカレーの残りを食べる。


今日やったこと


何か一言


12/30/99 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

昼下がり

昨日買ったPerformaの環境設定。 MacOS7.6って、現在でも手に入るんだろうか。 (不正コピーせずに)


何か一言


12/31/99 (Friday/vendredi/Freitag)

お昼過ぎ

昨日の記録。 朝8時半に起床。 お昼過ぎから昨日買ったコンピュータの環境設定を開始。 マックをいちからいじるのは初めて。 OS7.5.1にはいろいろ制約があることを知る。 圧縮・展開ソフトと某氏推薦のミミカキエディットなどを入れる。

夕方にみなで大宮に行くことになる。 駅前の某中華料理で夕食を食べる。 駅の反対側にある某甘いもの屋さんにも行く。 ぜんざいなどを食べる。 全部おごってもらう。謝謝。

家に帰り、母のマックでインターネットに接続する準備を始める。 兄にDIONのオンラインサインアップ用CD-ROMなどを借りたので、 オンライン契約をする。 しかし、母のマック(Performa 6260)もOSが7.5.1であるせいか、 無事に契約が済むまでにいろいろ不具合が生じる。

そんなことをしているともう朝の5時。 疲れ果てて寝てしまう。

しかし、 母はまだコンピュータにもワープロにも触れたことのない人間だ。 そんな人をつかまえて、まずマックの立ち上げかたから始め、 次にキーボードとマウスの使い方を説明し、 そしてインターネットに接続してメイルを見るためには、 FreePPPを開いてConnectしたあとにOutlookを起動して云々なんですよ、 などという複雑な説明するのかと思うとクラクラする。 最近のコンピュータに「Eメイル」とかいう変なキーが付いているのも 少し理解できるようになった。 まだまだインターネットの敷居は高いわけだ。


何か一言

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KODAMA Satoshi <kodama@ethics.bun.kyoto-u.ac.jp>
Last modified: Thu Dec 29 23:13:43 JST 2005