ジーン: 男という男は、本質的にみんな一夫多妻主義者なのだから嫌だ。 (『幼年期の終り』、121頁)
今日は何の日面接の日。
はい。東京のこだまです。
現在、わたくしは麹町のとある喫茶店におります。 麹町といえば、あの腐敗の進んでいる永田町の近くであります。 いえ、ここまでは臭ってきませんです。はい。
現在、わたくしは就職活動1日目のような格好をしております。 白のワイシャツに紺のスーツ、黒の革靴といういでたちであります。はい。
先日、スーツという概念にもさらに、 三つボタンや、ダブルなどという下位概念があることを学びましたが、 そうした分類に基づくと、 これは二つボタンのシングルということになるかと思われます。はい。
後30分もすれば受付に行かなければいけません。はい。 質疑応答の準備があまりできてませんが、 勇気という徳を中庸程度に発揮して、 がんばろうと思っています。はい。 早口にならないように注意したいと思います。はい。
東京のこだまでした。はい。
昨日、面接は一応無事に終わる。 詳細についてはまたいずれ。
面接後、靖国神社や神保町の古本街を歩く。 慣れない革靴のせいで、足の指先に水ぶくれができる(3つ)。
夕方、いったん兄夫婦の家に戻り、 それから新幹線に乗って京都へ。 重い荷物にひいひい言いながら下宿に着いたのは真夜中。
今回、兄夫婦には大変お世話になった。 感謝感激。
お昼過ぎに起きる。
喫茶店でミックスサンドのセット。 ジャンプ、サンデー。 う。先週号のジャンプを読みそこねている…。
修論が進まん。あせる。
今日の天声人語、おもしろい。商品券の話。
朝、喫茶店でモーニング。マガジン。チャンピオン。プレイボーイ。
それから下宿に戻って洗濯機を回してから寝る。
昼下がり、起きて洗濯物を干し、風呂に入り、大学へ。
5コマ目、名和先生の本年度最後の授業。 Transborder Data Flow (越境データ流通)と、 情報通信学会の倫理綱領の話。
倫理学入門読書会(「方法と道徳理論」その3)終わり。 直観の役割に関して紛糾。腹減った。
読書会後、数人で某定食屋へ。カキフライ。
お客様の熱い要望にお答えして、 兄にデジカメで撮ってもらった スーツ姿のこだまの写真を。
ただし、おれは自分で言うのもなんだが、 大変恥ずかしがり屋なので、 肝心の部分(←ってどこだ?)にはマスクがかかっていたりします。 悪しからず。
昨夜は遅くまで某E研でうだうだ。
真夜中に下宿に戻り、筒井康隆の『串刺し教授』を読了し、 お昼過ぎまで爆睡。いかんいかんいかああん。
起きてから大学に行き、ベンタム読書会。
ロック読書会。 観念連合のお話。
読書会の後、某さんや某くんや某くんたちと連れ立って中央食堂に行く。
久しぶりにまとまった雨が降っている。少し濡れる。
某師匠に電話して起こしてさしあげる。 携帯に2回、自宅にある電話に1回 :-)
お昼過ぎから、某学相(内外学生センター)にて 『実践哲学研究』 の合評会。 某先輩の論文と某先輩の論文の批評。 某師匠もいらしていて、少人数であったが、割と盛り上がる。
終わってから、某飲み屋で鍋。 大した話はなし。
帰りぎわ、 店のカウンターで飲まれていたある先生に、 「日記読んでますよー」と言われる。 いやいやいやいやどうもどうもどうもすみませんすみません。
その後、 遅れて参加された某先輩に頼んで、 先輩の車でコンピュータを下宿まで運んでもらう。 超感謝。 ついでにまた大学まで送ってもらう。超感謝。
(下宿にて)
古本屋に寄ってから、下宿へ戻る。
帰ってからすぐに、コンピュータを立ち上げてみる。 muleが動かないので、某師匠に電話して教えを乞い、 なんとか動くようになる。
モノクロのストイックな世界。 まあそれはそれでいいのだが、 この98のキーボードは、ctrlキーが小さく、 しかもその隣にcapsキーがあるので、 非常にやりにくい。 ま、いずれ慣れるか。
emacsの調子が悪い。 下宿から持ってきたディスクの中のファイルも一つ壊れている。 しくしくしく。
大学へ来るついでに、銀閣寺へ行ってくる。 紅葉がきれい。しかし人が多いのでうんざり。 特に、いたるところで写真を撮っている人が邪魔。
ぐわ。手違いでデータが一部消えた。
昨日は買物をしてから下宿へ。 某古本屋と、 某スーパーと某ディスカウントストアに寄る。
それからおでんを作って食べる。
おでんを食べながら読み始めた山田正紀の 『神狩り』を、 勉強もせずについ最後まで読んでしまう。 読ませる力はあるのだが、展開が地味なので今いち。 主人公の暗い雰囲気がヴァン・ヴォークトの作品を思わせる。 『弥勒戦争』も面白いらしいのでそのうち読もう。
ぐわ。またゴミを出しそこねた。
今日は午後から大庭健先生の集中講義に出席する予定なので、 今のうちにちょっとでも修論の勉強をしておこう。
バンドのドラマーに前のライブのテープを渡すために、 大学の中央食堂で待ち合わせ。 それから二人で喫茶店へ。モーニング。 彼も司法試験の勉強で大変らしい。
大庭先生の集中講義、始まる。 メタな話をされるそうなので、 なるべく多く出席したいが、 修論のこともあるので全部出席するわけにもいくまい。 非常に残念である。
本日の集中講義終わり。
お昼過ぎまで寝てしまう。いかん。
夜、おでん。次は鍋か。
A: 「次は石狩鍋にするか」
B: 「石狩鍋って、普通の鍋に鮭が入ってるだけですか? だしとかも違うんですか?」
A: 「そうそう」
B: 「下の方にラーメンが入ってたり?」
A: 「あはは。そうそう」
B: 「それでそのまた下にアイヌ人が隠れてたり?」
A: 「あ。また差別発言が出ました。 カットカットカット。 はいあなた退場退場退場。 しばらくそのままでお待ちください。…。 あっ。おまえ、食卓の上に海老の殻をそのまま捨ててるな」
B: 「だって。他にどうしろと」
A: 「あ。そうか。 やはりあの、魚の骨とかを入れる用の入れ物を買って来ないとだめか。 あの入れ物、なんて言うんだったけかな」
B: 「骨壷」
大学へ来る途中、いつもの喫茶店へ。 喫茶店でカレーセット。 ジャンプ。
その後、 倫理学研究室へ。
某E研にちょっと寄ってから、下宿へ。
下宿でおでんのたねを足す。これから勉強。
一句: 言うことはいろいろある気がするのだが、 師走になっても書けない修論
夕ごはん。おでんに味がなかった。しくしくしく。
おでん食う。
うう。書けん書けん書けん。死ぬ。うう。 いろいろな本を読んでみたり。うう。
まだアドレナリンが出ていないのか?
少し寝よう。
といって、爆睡してしまう。 何度か目覚めつつ、いろいろな夢を見る。 最後に見ていたのは、 野外のライブステージでオーティス・レディングの「アーメン」 を「ラーメン」と言い換えて歌ってるところだった。 わけわからん。
ちょっと勉強してから、喫茶店へ行き、ホット・オーレ。 サンデー、マガジン。
母さん、母さん、 泣いてる母さんが多すぎる
兄弟、兄弟、兄弟、 死ぬ兄弟たちがあまりにも多すぎる
愛をもたらす方法を見つけなきゃ父さん、父さん、 これ以上やる必要はないよ
戦争は答えじゃないだろ
だって、憎しみに打ち勝つことができるのは愛だけなんだから
愛をもたらす方法を見つけなきゃピケ線とピケの合図
暴力をふるうのはやめて
話をしよう、そしたらわかるはずさ
何が起きてるのか、どうなってるのか
何が起きてるのか、どうなってるのか(Marvin Gaye, What's Going On)
某居酒屋で大庭先生を囲んで歓迎会。 ここにはとても書けない話で盛り上がる :-)
大庭先生がおれの飲食代を払ってくださる。 前の現倫研のあれとのこと。感謝感謝。
大庭先生の言うように、 一般には「哲学はナウ」くて、「道徳はダサい」のだろうか。 おれはむしろ、道徳だけに限らず、 議論すること一般がダサいと考えられてると思うのだが、 どうだろうか。 (しかし、「ナウい」「ダサい」という表現自体がすでに死語となりつつある気がする)
お昼過ぎに起きる。
ちょっと修論を書いて、 喫茶店でピラフセット。
最近では、「ダサい」「ナウい」とは言わずに、 「イケてる」「イケてない」とか、 「イン」「アウト」などと言うとのこと。
倫理学入門読書会(「方法と道徳理論」その4)終わり。 SF的な例の危険性など。 次回は1月14日(木)から。 今回でコンパニオンは卒業して、 次回からは、 以前某先輩から勧められ、今回、 大庭先生も推奨されていた `Toward Fin de siecle Ethics: Some Trends' を読むことになる。楽しみ。
あの。誠に申し訳ないのですけれども、 ns.eic.の方、 2通目のメイルの内容を簡単にで結構ですので、 もう一度送ってもらえませんか? 手違いで失われてしまったのです。 すみません。
さて、ここで問題です。 ヘーゲルの『法哲学』の序文には、 有名なミネルヴァの梟が登場しますが、 ミネルヴァの梟は一体何をするのでしょうか。
ミネルヴァの梟は……