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こだまの世界

2002年11月上旬号

律法を持たぬ異邦人が本性で律法のことを行なえば、 律法はなくても、彼らにとってみずからが律法です。 彼らは律法の行ないがその心に書かれていることを示しており、 彼らの良心もそれを証し、 彼らの考えも互いに訴えまたは弁明してそれを示しています。

---ロマ書 5:14-15


主な話題


01/Nov/2002 (Friday/vendredi/Freitag)

お昼前

半日寝る。まだ風邪気味。

お昼

電話代(*2)、年金、払うこと。新幹線の切符、買うこと。

電話代、年金を払い、新幹線の切符を買ったあと、 大学に行き、出張費の申請をはじめてする。 某授業に出たあと、 しばらくすると気分が悪くなってきたので帰ることに。 某ルネで切符を買ったときに抽選券をもらったので、 ガランゴロンと回し、どうでもいいCDを一枚もらう。

下宿のそばで天丼を食べてから帰宅。 明日の用意をする必要があるのだが、頭がボーとする。

真夜中

明日の準備中。

香港の友人から電話。ひさしぶりに英語で話す。

真夜中2

明日の発表のパワーポイントファイルが 一応できた。結論がないので、明日までになんとかすること。しかし、 10分でどれだけ発表できるんだろ。

机に向かっている時間…5.5hr
今日の勉強時間…4.0hr
マルクス係数…0


02/Nov/2002 (Saturday/samedi/Sonnabend)

夜明け前

昨夜、大阪の友人が遊びに来る。車で大学まで行ってもらい、 発表原稿のコピーをする。

しばらく話したあと、少し寝る。シャワーを浴びてから出発。 車で新大阪まで送ってもらうことに。

早朝

途中、道に迷ったりしたものの、 新大阪から無事に新幹線に乗ることができた。 某友人に感謝。駅弁を食べる。親不知が痛い。

広島国際会議場に到着。新幹線ではあまり寝れず。 広島駅からは市電に乗り、 原爆ドーム前で降りて写真を撮りながら会議場へ。

駅前で産経を買う。坂口厚生労働大臣が不妊治療(生殖補助医療)に 保険を適用すると明言したそうだ。 またぞろ産経は神奈川県相模原市の性教育指導をやり玉に上げている。 う〜ん。やはり産経を講読すべきか。

比叡山の人工スキー場が今年冬から廃止だそうだ。利用者の減少と、 温暖化が原因とのこと。

筒井康隆が褒賞をもらったそうだ。

朝2

基調講演。 人体に対する原爆の影響を追跡調査している放射能影響研究所 (日米合同の研究機関)が、 米国のタスキギー事件をきっかけに人権擁護調査委員会というIRBを作ったという話。 講演者は、これこそが日本ではじめてのIRBだと主張していた。 途中から寝てしまう。

売店でオレンジジュースを買ったら100%じゃなかった。く、くそ。

シンポジウムI「広島からみた生命倫理」

どうもこの学会ではPowerPointの使用がデフォルトらしい。 しかし、見にくいものが多い。

まあしかし、圧倒的な情報量と速度で聴衆を無理矢理納得させるにはいいのかも。

昼下がり

発表終わり。どうも論争の多い発表をしてしまったようだ。

前後の発表は緊張していたのでぜんぜん耳に入らず。

夕方

リプロと胚の尊厳のワークショップはつまらないので途中で抜けて、 環境倫理のワークショップに移る。

環境。「自然との共生」とかヨナスの責任の話とか。抽象的でよくわからん。

真夜中

懇親会に出る。名刺を交換しつつ、励ましの言葉やらお叱りの言葉やらいろいろ。 修業修業。

しんどいので二次会には出ず、ホテルへ。場末な感じのビジネスホテル。 高校生が大量に泊まっている気がする。さっさと寝よう。

机に向かっている時間…7.0hr
今日の勉強時間…6.5hr
マルクス係数…0


03/Nov/2002 (Sunday/dimanche/Sonntag)

早朝に起きる。ホテルを出てコンビニでパンを買い、会場へ。

今日も産経を買う。シンガポールの生命倫理。 2000年にバイオ倫理諮問議会(BAC)というのができてヒトES細胞の研究に 関するガイドラインを作ったそうだ。 また、日本の住民投票についての連載が続いている。

ネバダ州がマリファナ合法化をめぐる住民投票を行なうそうだ。

一つ目。臓器移植問題の展望の話。子供の代理決定による臓器移植は、 臓器移植法のリベラリズムの精神に合わないという話。

それから人体利用・商品化のワークショップに移ってくる。 一つ目の発表は、日本の臓器法案を改正して、臓器自給自足の原則を確立しないと、 外国での臓器売買犯罪を増やすことになる、というような話。 おもしろい。 ドイツでは年間約4000件の臓器移植が実施されており、 そのうちドナーカードによる意思表示があるのは4%で、 9割が本人の意思の忖度だそうだ。

次の発表も今ひとつなので、また別の会場に移る。 イギリスにおける医療情報の保護について。 1998年にデータ保護法が制定され、個人の医療情報は センシティヴな個人データとして厳重に保護されている (当該者の明示的な同意が必要、雇用に関する権利と義務、等)。 薬剤師が処方箋の情報を匿名化して製薬会社に提供することは許されるか、 という件を争った判例が紹介されているが、結論が今ひとつわからず。

また人体利用のワークショップへ。人体の利用に関する民事法的な考察。 これも一般的すぎてよくわからなかった。ワークショップ全体の議論も不発。 どうもこの学会のワークショップは全体的にうまくいっていないようだ。 どこの学会も似たり寄ったりだろうけど。

お昼前

フェミニストのワークショップに出る。フェミニスト神学について。 フェミニスト神学では、 不正を前にしての不作為はすべて罪になるとのこと。 こわい。

それから自己決定権と人間の尊厳のワークショップにも顔を出す。 刑法的な話を聞く。法の整合的解釈としては、 「自殺は違法」と理解すべきだ、とのこと。

そういえば、今年の共通テーマは 「人間の尊厳と生命倫理」だったのに、 誰もカントを正面から取り上げなかったな。

昼下がり

お昼はお好み村でお好み焼き。 本当は某氏おすすめのところに行きたかったのだが、 混んでいたのでそこらへんの店に入ってしまった。

昼下がり2

お昼からのシンポジウム、科学技術と人間の尊厳について。 発表時間はぐうぐう寝てしまう。不覚。

夕方

某名誉教授の名司会で、シンポジウムの質疑応答はけっこうおもしろかった。

市電で広島駅へ。 駅ビルで某氏お勧めのお好み焼き屋で食事。 それからおみやげを買い、しばらく喫茶店で時間をつぶしたあと、 新幹線に乗る。

真夜中

帰宅。新幹線ではしばらく寝たあと、たまっている新聞を読んだ。 帰ったあと、おみやげのお菓子を食べながら、某君としばらく歓談。

サーバが落ちている。そういえば明日停電とか言ってたな。

ネットで産経新聞の講読手続をする。

机に向かっている時間…6.5hr
今日の勉強時間…4.5hr
マルクス係数…0


04/Nov/2002 (Monday/lundi/Montag)

夕方

お昼すぎまで寝てしまう。起きてからもボーっと過ごす。幸せな祝日。

トルコの総選挙ではJustice and Development党(正義進歩党)が大勝したそうだ。

シャワー。腹が減ったので食事に行こう。

ネットが復活した模様。感謝。

夜2

某所でパスタ、グラタン。本屋で『世界の"タブー"が解る本』(大薗友和、 小学館、2002年)を購入。買物をしてから帰宅。

いいかげん名刺がたまってきたので、 (某名誉教授のように)お菓子の箱を使って名刺入れを作ってみる。 困ったことにまったく覚えていない名前も散見される。

真夜中

あれ、もう次の日になってしまう。

机に向かっている時間…4.5hr
今日の勉強時間…0hr
マルクス係数…0


05/Nov/2002 (Tuesday/mardi/Dienstag)

よく寝る。けっきょく昨日は何もせず。

洗濯、シリアル。

米国中間選挙の日。下院全435席、上院全100議席中34席、 知事全50州中36州が選ばれる。 ジンクスでは中間選挙は現大統領が属する党(今回は共和党)が負けるが、 今回はブッシュ人気でそれがひっくり返るかもしれないとのこと。

お昼すぎ

いそいでホッブズの勉強中。

昼下がり

さて、何か食べたら行かねば。

真夜中

3時20分のバスに乗るとギリギリに着くので、来週はそれより早いバスに乗ること。

授業はC-。ホッブズその2。 おもしろい授業をするのは難しい。 夜は鍋。

机に向かっている時間…5.5hr
今日の勉強時間…5.5hr
マルクス係数…0


06/Nov/2002 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

お昼

お昼前に起き、今日から配達されだした産経を読む。 不妊治療、米国中間選挙、中国共産党総会、心臓移植帰国、など。

今日からラマダン月だそうだ。関係者は断食するように。

お昼すぎ

フロリダでジェブ・ブッシュ知事が再選。

昼下がり

新聞。

夕方

新聞

腹が減ったので食事に行こう。共和党が下院の過半数を確保したとのこと。

某イタめし屋でピザとサラダ。

そのあと、ビデオを借りに行くがとくに何も借りたいものがなかったのでやめる。 『千と千尋』を観るべきなのだが、何となく観る気にならない。

ついでに、寒くなったので某スーツ屋にコートを買いに行く。 ロングコートは変な感じだったので、ハーフのものを購入。 ついでにワイシャツとネクタイ、クツ下も購入。 店のお姉さん、商売うまい。

共和党、上院も制したらしい。がんばれ民主党。

夜2

明日の授業の準備。眠い。

机に向かっている時間…6.5hr
今日の勉強時間…5.0hr
マルクス係数…0


07/Nov/2002 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

真夜中 (午前)

BBC Radioを聞きながらワイシャツにアイロンをかける。 ブロッコリを茹でて食べる。

早朝

起きる。シリアル、シャワー。行かねば。

ウィノナ・ライダー、万引きで有罪

コピーを済ませ、10分前に教室に来てしまった。き、奇跡だ。

バスの中で新聞を読んだら気分が悪くなってしまう。気をつけよう。

朝2

一コマ目、また時間ぎりぎりまでやってしまう。

お昼

ニコマ目は10分前に終わる。

昼下がり

授業のあと、お好み焼きを食べる。それからバスで大学へ。

ソファですこし寝たあと、 出張の報告書や科研費で雇うバイトの書類などを作成し、 会計に提出。

某ニューズレター編集委員会。

5コマ目の寛容の授業に出席したあと、 バスに乗って帰る。買物をしてから下宿へ。

テレビでニュースを見ながら英語の添削。

夜2

夕ごはん。鮭、ブロッコリ、その他。

机に向かっている時間…8.25hr
今日の勉強時間…7.75hr
マルクス係数…0


08/Nov/2002 (Friday/vendredi/Freitag)

お昼すぎ

お昼前まで寝てしまう。新聞。シリアル。洗濯。

今日から中国共産党第16回大会が始まるそうだ。 関係者は遅刻しないで行くように。

それとは関係ないが、 某学会に出席するために愛媛は松山にホテルを予約。 四国に行くのは今回が初めてだと思う。

夕方

大学に行き、某授業に出る。発表はマリファナ合法化論について。

某所で休憩したあと、某ルネで新幹線と特急の切符を購入。 本も買う。

それから最近再開した某定食屋でカキフライ定食を食べる。C。

下宿に戻ってくる途中に、どこかで手袋を置いてきたことに気付く。またか。

真夜中

ブラックバーンの勉強。 ひさしぶりに抽象的で難しい思考が要求され、 脳でカロリーが大量に消費される。

机に向かっている時間…6.0hr
今日の勉強時間…3.5hr
マルクス係数…0


09/Nov/2002 (Saturday/samedi/Sonnabend)

真夜中 (午前)

ブラックバーン。う〜ん、難しい。

よく寝てしまう。

ブラックバーンの`according to me'という表現はどこか可笑しい。 この表現は権威的なソース(「広辞苑によると」 「国連の発表によると」など)を引っ張ってくるのに使われることが多いからだろう。

お昼前

う、行かねば。

昼下がり

マクダウェル。実在論と反実在論を乗り越えた第三の道について。 (`Projection and Truth in Ethics')

ブラックバーンと、 某先生によるウィリアムズとコースガードの話。つかれたが勉強になった。

それから某天ぷら屋で食事。なかなか。B-。

買物をしてから帰宅。 テレビでやっている『冷静と情熱のあいだ』を横目で見ながら新聞を読む。

机に向かっている時間…9.5hr
今日の勉強時間…9.5hr
マルクス係数…0


10/Nov/2002 (Sunday/dimanche/Sonntag)

お昼すぎ

お昼まで昏昏と寝てしまう。

産経、スーパーのレジ袋削減についての記事。 レジ袋は1枚2円ぐらいだそうだ。イズミヤは先月のキャンペーンのあと、 持袋率(じたいりつ?)が17%ぐらいになったそうだ。

夕方

[川のほとり]

天気が良いのでちょっと散歩。

持ち帰りの寿司屋で「かにづくし」を買い、 川のほとりで食べる。

喫茶店に行こうとするが、混んでいたので敬遠して戻ってくる。

ついでに、こないだ広島で撮った写真

最近はあまり写真を撮ることがなくなった。

真夜中

夜、買物に行き、鍋とカレーを作る材料を買う。今日はタラ鍋。 雑炊も作り、食べすぎて気分が悪くなった。明日も鍋。 明後日からはカレーの予定。

う、授業の準備をせねば。

机に向かっている時間…0hr
今日の勉強時間…0hr
マルクス係数…0


何か一言

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KODAMA Satoshi <kodama@ethics.bun.kyoto-u.ac.jp>
Last modified: Sun Nov 6 22:19:49 JST 2005