`"Give them no mercy!" the retired general Wang Zhen exploded. "These kids don't know how good they have got it. When we were their age we lived in a forest of rifles and a rain of bullets ... If the students don't leave Tiananmen on their own, the People's Liberation Army should go in and carry them out."'
from `Secret files show Chinese leaders split on Tiananmen',
The Guardian, 08/Jan/2001."There's no luck in the game. None. That's the great thing about chess: everyone starts with the same amount of pieces."
--Ray Charles
あけましておめでとうございます。 今年もよろしくおねがいします。
今年の抱負は、 MAコースを優等で卒業すること。 そのために、集中力を養うこと。 とくに、インターネットを使う時間と、 勉強をする時間を独立させること。
また、人づきあいをよくすること。 進んで自己紹介をすること。
あと、新聞を1時間で読めるようにすること。 スポーツ欄もなるべく読むようにすること。
お昼すぎ、新年のパレードを見に行った。 ロンドンで最大の規模のパレードだが、 それほど見るべきものはなし。
このパレードや、 昨夜のトラファルガー広場のアンチクライマクスぶりから考えると、 どうもロンドンでは昨年すでに21世紀を迎えていたらしい。
頭痛。 昨日、寒空の中パレードを見ていたのが原因の気がする。
図書館に来たがやたらと寒いのでそろそろ退散。 寮の部屋で紅茶でもすすりながら勉強しよう。
今日の抱負。エッセイを一本書き終えること。
エッセイをだいたい書き終えたので、 夜中にテレビでやっていたHana-biを観る。
無口で切れたらこわい元刑事(ビートたけし)が、 ヤクザに借りた借金を返すためと、 下半身不随になった元同僚と別の同僚の未亡人を助けるためと、 さらに不治の病におかされている(らしい)奥さん(岸本加世子) を旅行に連れていくために、 警察官の身なりで銀行強盗をする。 銀行強盗を成功裏に終えたあと、 ヤクザと後輩の刑事に追われながら奥さんと二人で日本中を旅する、 という話。
ハリウッド映画ならば、国のため、正義のために悪とたたかうわけだが、 この映画の場合は、義理人情友情愛情のために、 元刑事が銀行強盗をしヤクザをぎったぎたに殺してしまう。
といっても、主人公は無軌道に行動しているわけではなさそうだ。 どうもこの映画から察すると、 義理人情映画の主人公は、 「ヤクザは殺してもよい」 「友人や家族のためなら銀行強盗をしても許される (しかし、行員は殺すべきではない)」 「一般人には基本的に手を出さない。 ただし、失礼なやつは思いきり殴りとばしてもよい」 「法に触れることをした場合には(もっとも、ヤクザを殺すのは法に触れない) 最後にみずから片をつけるべきである」 などの規則に従う必要があるようだ。
日本人はこのような規則に従った主人公に共感できるようだが、 外国人はどう考えるんだろう? 「日本人は法を守るということを知らない」と言うのだろうか、 あるいは「これぞ日本のハラキリ美学だ」とか言うんだろうか。
いずれにせよ、映像が美しいので一見の価値あり。ユーモアも絶品。 が、音楽は今いち。B-。
from today's Guardian
昨日書いたエッセイに注とかをつけていると半日かかってしまう。
このエッセイは、構成はなんとかサマになった気がするが、 いかんせん議論が浅すぎる。 とても歯ぎしりしてウンウンうなりながら書いた文章には見えない (また、実際にしていない)。 二次文献も表面的にしか扱えていない。
もっと歯ぎしりしてウンウンうなり、批判のやいばを研ぎすますべし。 血と汗で書け。他人と議論しろ。
といっても、8日までに書かなければならないもう一本のエッセイも、 時間の都合であまり魂のこもったものにはなりそうにない。 いや、言い訳してないでさっそく取りかかれ。
某君の修論の草稿を読ませてもらう。 他の人もふくめ、最後までがんばってください。 草稿を送ってくれれば適当にコメントします。 法学部でも理学部でも医学部でもなんでも読みますのでどしどし送ってください。
「ボクシング廃止論」を某所に書くことになったので :-)、 ひさしぶりにUCLの中央図書館に行って文献を探す。 が、あいにく一本しか見つからず。
ちなみに`noble art'とは拳闘のこと。
ま、あとはBBCやGuardianのウェブサイトを利用してまとめよう。 きわもの的テーマだが、ひょっとするとおもしろいものになるかもしれない。
勉強勉強。今日から民主主義に関するエッセイを書くべし。
まだしてません。やばい。
某君の卒論の草稿が送られてきたので序論と結論の部分だけ読んでコメントする。
友人からタダ券がまわってきたので、夜にThe Snowmanというミュージカルを見に行く。 子供向けの内容で(実際、まわりはガキだらけだった)、 それほどおもしろくはなかったが、踊りが中心だったので退屈することはなかった。
from today's Guardian
してます。さすがに明日が〆切となると遊んでられない。
頭を使用中。働け大脳。
さらに勉強。 頭をひさしぶりに使った気がする。 自分が生きていることをもっとも強く実感するのは、 〆切一日前から当日にかけてだと思う。
from yesterday's Guardian
二つのエッセイを、無事夕方に提出。 3000語以内となっていたが、時間がなかったので、 一方は2600語、他方は3200語であることを知りつつ、提出してしまった。 ば、ばれないだろうか。
次は来週の月曜までに法哲学のエッセイを書かないといけない。
from today's Guardian
法哲学の授業に出る。古典功利主義について。
話題の天安門ペーパー。 中国政府は偽造文書だと言っているそうだ。
今晩ヨーロッパでは皆既月食が見られるが、 英国はいつもどおり曇り空なので、まともに見れるかどうかは不明。 ガーディアンで月食のわかりやすい図解あり。 中学校の理科を思いだす。
追記: 月が欠けるのは見えたが、 曇り空のせいでオレンジ色の月を見ることはできなかった。
from today's Guardian
Precedent warning as judgment promises new lives in secrecy for icons of hate:
英国では小児性愛症者(pedophiles)に対する市民の憎悪が 猛烈に激しいため、近々釈放される超有名犯罪者二人 (二人とも当時10才)は、釈放後に市民によってリンチされる可能性が高いので、 法により別の社会的人格を与えられ、完全な匿名性を保障されるそうだ。
この措置に対して、 当時2才だった息子を殺された母親は非常に怒っており、 「どうして人殺しがそんな待遇を受けるのかわからない。 何も知らない隣人にも危険が及ぶだろう。 まあ、どうせウェブで情報が流れるだろうから、 そんな法的措置は無駄だろうけれども」 と述べている。
以下は、この件についての感想。
「う〜ん、母親の怒りと悪意はもっともですが、 犯罪者たちはいちおう刑期を勤めたわけですし、 まともな社会復帰を願ってあげてもいいんじゃないでしょうか」
「けど君、自分のかわいい息子が小学生二人組に乱暴されたうえで殺されて、 鉄道の線路に放置されているのが見つかったらどうする? しかもその小学生たちは逮捕されたけれども、 子供のやったことだからという理由で たった8年刑期を勤めただけで釈放されたとしたら? 彼らが完全な匿名性を保障されて、 まともな社会生活を送っている姿を想像して、 いきどおりを覚えないって言い切れる?」
「う〜ん、むずかしいですねえ。やっぱ死刑ですか。 あるいは彼らが子供を作ったときに同じことをするとか」
「なんで君はそんなに極端なのっ。 まあしかし、 今回の件に関して報道の自由を主張する新聞社はちょっと考えものだね。 その点今回の法的措置をプライバシーの観点から支持しているガーディアンは正しい (`Limits to free speech')」
「そうですね。しかし、プライバシーというより、 生命権とかそういうもっと根本的なものの気がするんですけど」
ベンタムの授業…に出る予定だったが、寝過ごしてしまった。反省。 それにしても、今日は一日中眠くて仕方がない。冬眠すべきなのだろうか。