この献立は、ケトンの本の23ページに紹介されている「お好み焼き」です。
 「すりつぶし食の献立例」ですが、すりつぶすことなく、ソースをつければ普通食で食べられます。



 この献立は、34ページに紹介されている「ごまドーナツ」です。
 揚げ油が「適量」とされ、計算外になっていますが、ドーナツは揚げ油を吸収しますので、ケトン食向けですね。



 この献立は、40ページに紹介されている「月見うどん」です。
 この献立で使われている「ケトン麺(薄焼き卵を麺状に切ったもの)」は、うどん以外にもスパゲティ、焼きそば等にアレンジでき、便利です。

 これらの献立を見て何かパターンが見つかりませんか?
 そうなんです、ケトンフォーミュラを小麦粉のように使い、生クリーム、卵と混ぜることで、「お好み焼き」、「ドーナツ」、「ケトン麺」にしています。
 13ページには、「ケトンクッキー」、「ケトンパンケーキ」等のアイデアが紹介されています。
 実際の献立例は、44ページからの「ケトン比2.5:1のおやつ」の献立例で確認してみてください。

 しかし、患者が「たまごアレルギー」の場合は、これらの献立が使えません。
 22ページに紹介している「コーヒーミルク(ケトンフォーミュラ使用)」、32ページに紹介している「まーぼー豆腐」、34ページに紹介している「豆腐のポタージュ」等の献立や、おやつの「いちごミルクゼリー(34ページ)」として使うことも考えましょう。