本学会について 入会&会員情報 学術集会のお知らせ 学術情報 刊行物
ホーム > 学術集会のお知らせ > 第30回日本肥満症治療学会学術集会のお知らせ

第30回日本肥満症治療学会学術集会のお知らせ

第30回日本肥満症治療学会学術集会

テーマ 肥満症の積極的治療の方法と意義
日時 2012年6月29日(金)、30日(土)
場所 学術総合センター(東京都千代田区)
会長 練馬光が丘病院 院長 川上正舒
副会長 東京大学大学院医学系研究科消化管外科学・代謝内分泌外科学 瀬戸泰之
参加費
  早期登録
(4月2日から
5月14日まで)
後期登録
(5月22日から
6月25日まで)
当日受付
医師  8,000円  9,000円  10,000円
コメディカル  4,000円  5,000円  6,000円
非会員  10,000円  11,000円  12,000円
初期研修医

学生
無料
(提示書類必要)
無料
(提示書類必要)
無料
(提示書類必要)

「第30回日本肥満症治療学会学術集会」の開催にあたって

このたびの第30 回日本肥満症治療学会の主題は「肥満症の積極的治療の方法と意義」とさせていただきました。
容姿としての肥満の評価は、個々人それぞれであり、また、時代によっても異なりますが、医学的には肥満は「症」であることは疑いのないところです。肥満の弊害は「メタボ」という言葉の普及とともにかなり広く知られるようになりましたが、糖尿病はもとより心血管疾患を含む多くの疾患の原因として肥満がどれほど大きな問題となっているのかということは十分には理解されていないように思われます。かつては、米国に行くと、それまで見たこともないほど肥った人が居り非常に驚いたものですが、そのような高度肥満が我が国においても見かけられるようになり、また、それを特徴として人気を集めている芸能人さえ現れ始めました。したがって、肥満の対策は行政面を含めて一層の強化が必要と思われます。
肥満の原因は過食と運動不足でありますが、高度肥満をそれら生活習慣の是正だけで治療することは非常に困難でありますので、しばしばフォーミュラ食、薬物療法、あるいは外科治療などの積極的な治療が必要となります。これらの治療は往々にしてそれぞれの治療法に特化した施設によりそれぞれ独自に行われているのが現状ですが、実際には単独の治療法で完結できることは少なく、究極的な治療法とされるBariatric Surgery であっても、その前後の栄養管理や心理的支援を含めた総合的な医療が供給されてはじめて意義ある成果が得られるものであるということが知られるようになってきております。
本学会は、肥満症治療を専門とする外科医、内科医はもとより、精神科医、看護師、栄養士、理学療法士、臨床心理士などあらゆる職種が一同に会してより良い肥満治療について検討する貴重な機会であります。今回の学術集会では昨今の話題である外科的治療を含めた積極治療の実際について集学的に検討できることを期待しております。 今回も、海外から2 名の肥満専門外科医がご講演下さることになっております。一人は昨年の本学会でも貴重な講演をしていただいた台湾国立大学のWei-Jei Lee 教授で、昨年に引き続き、Bariatric Surgery の豊富な経験について技術面を中心にご教示いただけることと思います。もう一人は、米国西海岸のBariatric Surgery では最も多くの症例を持つ外科医の一人とされるGregg Kaizo Nishi 博士で、技術面での講演のほか、術前術後の管理の重要性について、栄養面、精神面を含めたご講演をいただくことになっております。 また、特別企画およびシンポジウムでは高度肥満症患者の「社会的・心理的背景」「術後の問題点とその対策」「成因(遺伝子を含めて)」「治療の費用対効果」「栄養とその問題点」を取り上げました。
ご参加の皆さまの活発な討論により実りある学術集会として頂きますようにお願い申し上げます。

第30回日本肥満症治療学会
学術集会 会長
練馬光が丘病院 院長
川上正舒

プログラム

 日程表PDFデータのダウンロード(2012年6月26日更新)

 プログラムPDFデータのダウンロード(2012年6月26日更新)

 抄録集正誤表のダウンロード(2012年6月26日更新)

市民講座

テーマ パネルディスカッション「減量の喜び!」
日時 2012年6月30日(土)16:30〜18:30

 市民講座リーフレットPDFデータのダウンロード

【司会】
川上正舒(練馬光が丘病院 院長)
瀬戸泰之(東京大学大学院 医学系研究科消化管外科学・代謝内分泌外科 教授)

【パネリスト】
吉田俊秀、三屋裕子、田中喜代次、加藤則子

【患者代表】

会場地図

学術総合センター
東京都千代田区一ツ橋2丁目1番2号
TEL03-4212-6321 FAX03-4212-6300

東京メトロ半蔵門線、都営地下鉄三田線・新宿線 「神保町駅」(A8出口)徒歩3分
東京メトロ東西線 「竹橋駅」(1B出口)徒歩4分