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第48回日本小児保健学会のお知らせ(第3報)
会頭 青木継稔(東邦大学学長)
謹啓 会員各位におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。さて,いよいよ21世紀を迎えました。第48回小児保健学会は主テーマを『21世紀はこどもの世紀―こどもたちに何をなすべきか―』として企画しております。現在までに決まりました特別講演,招待講演,シンポジウム,教育講演は以下の通りです。皆様の多数でのご参加,および一般演題のご応募をお待ちしております。
謹白
記
- 会 期
平成13年
11月16日(金) プレコングレス・セッション (日本学術会議共催)
11月17日(土) 学術集会・総会
11月18日(日) 学術集会・シンポジウム
- 会 場
東京ビックサイト(東京国際展示場)
〒135-0063 東京都江東区有明3-21-1
TEL: 03-5530-1111
URL: http://www.bigsight.jp/
- 主 題
【21世紀はこどもの世紀―こどもに何をなすべきかー】
- プログラム内容
(1) 会頭講演
「乳幼児健診のあり方(仮題)」
青木 継稔(東邦大学学長)
(2) 特別講演- 「21世紀のこどもの心の健康を育むためにどうするか(仮題)」
河合 隼雄(国際日本文化研究センター所長) - 「すこやか親子21」
平山 宗宏(日本こども家庭総合研究所所長) - 「21世紀はこどもの世紀―21世紀の小児保健を考える」
前川 喜平(日本小児保健協会)
- 「Child Health in Taiwan in the 21th Century」
Hung-chi Lue, MD,Ph. D(中華民国保健児童協会長) - 「ケントからみた日本の子育て(仮題)」
ケント・デリカット(タレント)
- 「小児の虐待は予防できるか」
1) 虐待の現状
松井 一郎(国立小児病院小児医療研究センター小児生態研究部)
2) 虐待の心理社会的要因
庄司 順一(青山学院大学文学部)
3) 小児科医からみた虐待
坂井 聖二(東邦大学小児科)
4) 母子関係と虐待
小林美智子(大阪府立母子保健総合医療センター)
5) 組織的取り組み―予防と援助―
岩城 正光(CAPNA) - 「青少年の犯罪と育児は関連するか」
1) 青少年の犯罪と社会的要因
高橋 紳吾(東邦大学大橋病院精神科)
2) 青少年の犯罪と精神病理
大橋 秀夫(法務省)
3) 今の青少年に何が必要か
石川 義博(石川クリニック)
4) 青少年の心のやみと育児
伊藤 友宣(神戸心療親子研究室) - 「21世紀の乳幼児健診はどのようにあるべきか」
1) 行政における乳幼児健診の考え方
鈴木 和子(東京都大田区蒲田保健所)
2) 乳幼児健診の意義とその必要性について
松石豊次郎(久留米大学小児科)
3) 病院における乳幼児健診のあり方
千葉 良(仙台赤十字病院小児科)
4) 乳幼児健診と地域における支援活動
青木 徹(埼玉県戸田・蕨保健所)
5) 秋田県における乳幼児健診
神坂 陽(秋田県小児保健協会)
6) 実地医家と乳幼児健診
松本 寿通(松本小児科) - 「予防接種はどのようになるのか,どのようにしなければならないか」
1) 風疹,麻疹の予防接種率と疾患の流行
宮崎 千明(福岡市立あゆみ学園)
2) 予防接種後健康被害の対応と補償
岡部 信彦(国立感染症研究所感染情報センター)
3) 予防接種率の現状とその向上に向けて
井出 邦彦(井手小児科)
4) 看護学,保健学からみた予防接種のあり方
杉下 知子(東京大学医学部保健科学看護学科)
5) 今後の予防接種の開発状況
庵原 俊昭(国立療養所三重病院小児科) - .「乳幼児の心の健康について誰が,どこで,どのように指導するのか」
1) 乳幼児の心の発達と保健指導
新津 直樹(新津小児科)
2) ブックスタートについて
松居 直(福音館書店相談役)
3) 児童心理の立場から
青木紀久代(御茶ノ水大学生活科学部)
4) 小児科医の立場から
武居 正郎(武蔵野日赤病院小児科)
5) 保育園の立場から
遠藤 幸子(東京都中野区仲町保育園)
- 病院小児科における臨床心理士の役割について」
鈴木 眞弓(東邦大学第二小児科) - 「環境汚染と子どもの健康」
多田 裕(東邦大学新生児学教室) - 「母子関係の光と影」
川井 尚(日本子ども家庭総合研究所愛育相談所) - 「難聴児のスクリーニングと早期治療・療育」
加我 君孝(東京大学耳鼻咽喉科学) - 「小児の事故」
田中 哲郎(国立公衆衛生院母子保健学部) - 「喫煙と小児の健康被害」
斉藤 麗子(東京都村山大和保健所) - 「大人と子どもの生活リズムを考える」
近藤 洋子(玉川学園文学部教育学科) - 「母乳栄養の確立と哺乳行動の発達」
水野 克己(千葉県こども病院新生児未熟児科) - 「2000年の乳幼児身体発育と健康度調査」
加藤 則子(国立公衆衛生院乳幼児保健室)
- こどものアレルギー環境と食生活
環境への対策 鈴木 五男(東邦大学第二小児科)
食物アレルギー 向山 徳子(同愛記念病院小児科) - こどもの感染症と最近の話題
集団生活における感染症(PRSPを含む) 山口 恵三(東邦大学微生物学)
小児感染症の抗菌薬の今後の展望 砂川 慶介(北里大学感染症学) - 乳幼児の摂食行動の発達
乳児の哺乳行動の発育 小林 良寛(東京慈恵会医科大学)
乳幼児の摂食行動の発達 向井 美恵(昭和大学歯学部口腔衛生学) - タッチケア
演者交渉中
- 「21世紀のこどもの心の健康を育むためにどうするか(仮題)」
- 一般演題の申し込みについて
広く一般演題を募集しますので、多数の出題をお待ちしております。
なお、一般演題の中から、ワークショップを選ばせて頂く場合がありますので、よろしくお願いします。
(1) 演題の申し込みは本学会誌(2号)に綴じ込みの演題申込用紙,採用通知書,受領通知書に記入の上(注:返信用には50円切手を各自貼付してください。),また抄録原稿(別記:原稿作成見本を参照)はB5サイズの上質紙にワープロないし和文タイプライターで印刷し,コピーを3部添えて,書類書留で下記の学会事務局(東邦大学第2小児科学教室)宛に送ってください。
(2) 演題申し込み締め切り:平成13年5月25日(金)必着
(3) 発表形式は,原則として講演で行いますが,スライドの使用は出来ません。場合によってはポスターセッションを設けることがあります。なお一般講演の日時は平成13年11月17日(土)とさせて頂きます。
(4) 出題者は共演者も含め全員本学会の会員に限ります。会員でない方の演題の申し込み時には必ず入会手続きをしてください。
(5) 演題の採否,発表形式,発表時間については,会頭にご一任願います。
(6) 本学会の参加は,日本小児科学会研修医制度研修会の取り扱いで,10単位が認められます。
参加費:会場費の事前登録10,000円,当日11,000円,抄録集3,000円
- 事前登録について
学会当日は受付の混雑が予想されますので,参加費,抄録集代,懇親会費の前納をお願いします。
(1) 事前登録は個人別にお願いします。
(2) 学会誌(2号)綴じ込みの振替用紙において該当する項目をチェック(レ印)してお支払いください。
□ 事前参加登録費 10,000円(当日 11,000円)
□ 抄録集代 3,000円
□ 懇親会費 4,000円
- 会員懇親会
会員懇親会は平成13年11月17日(土)講演会終了後,会場内のニュートーキョーにて開催します。懇親会費は4,000円です。楽しい催物を検討しておりますので多数のご参加,ご交流をお待ちしております。
- その他
ご宿泊,交通機関などご予約については本学会誌(3号)本ホームページで詳細をお知らせします。