透析・腎移植について
3.「透析」には血液透析(HD)と腹膜透析(PD)とがあります。
血液透析とは?
  • 簡単な手術により、一般に利(き)き腕ではないほうの前腕の
    動脈と静脈を皮下でつなぎ合わせて、バスキュラーアクセス
    (シャント)と呼ばれる血液の取り出し口を作ります
  • 患者さんの血管に注射針を刺し、血液を毎分200mLほどの
    速さで体外循環させ、透析器(ダイアライザー)を通過させて
    血液を浄化
    した後、再び、その血液を血管に刺した針から
    体内に戻すという治療です。
  • 血液透析を行うには、通常、1回4~5時間程度、週3回の通院が必要です。
  • 腎臓は24時間フルに働いていますが、血液透析では治療の時間も効率も
    限られており、腎臓の働きを十分に代行することはできません。
  • 薬の内服だけでなく、食事や運動など日常の生活にも工夫が必要です。
  • 自己負担は月1~2万円(保険適用)です。
    医療費の自己負担に関するお問い合わせは各区市町村の窓口へ