1.喫煙の影響
- たばこは、血管を収縮させ、血液の流れを悪くするといった作用が
あります。
・腎臓はたくさんの血管が集まってできている臓器であり、
その血管を介して尿が作られます。
・喫煙によって腎臓の血液の流れが悪くなると腎臓は障害され、
腎臓の機能が低下します。 - ニコチンなどのたばこに含まれる有害物質は、尿として体の外に排泄されます。
・腎臓の悪い人はたばこに含まれる有害物質を排泄する働きが弱く、血液中に有害物質が
たまるため、生活習慣病や心筋梗塞、脳梗塞が起こりやすくなります。
腎臓の働きを低下させないために、禁煙することが重要です。
2.喫煙が及ぼす慢性腎臓病のリスク
- 喫煙は慢性腎臓病患者のたんぱく尿を増加させ、腎臓の働きを
さらに低下させます。