行われる検査は?
1.主な尿検査
試験紙法
  • 簡単・安価で慢性腎臓病の早期発見に有効です。多くの施設で受診ごとに行います。
たんぱく
基準値/陰性(-)
  • 発熱や激しい運動によって、陽性(+)になることがあります。
  • 常に陽性の場合は、採血や蓄尿検査などを行います。
  • 陽性:慢性腎臓病の可能性があります。
ブドウ糖
基準値/陰性(-)
  • 陽性:糖尿病の可能性があります。
潜血反応
基準値/陰性(-)
  • 陽性:慢性腎臓病、尿路結石、腫瘍などの可能性があります。
尿蛋白(定量)
基準値/150mg/day以下
  • 150mg/day以上が持続する場合を、蛋白尿と呼びます。
  • 腎臓の糸球体の障害、尿路結石などで高値となります。
微量アルブミン尿検査
基準値/《定量法》30mg/gCr未満
  • 微量のたんぱく質 (アルブミン) が尿に含まれているか、調べます。
  • 糖尿病性腎症が早期に発見できます。
<基準値は、施設や測定方法によって異なります。詳しくは医師にご確認ください。>