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飛ぶ飛翔ワシ
考慮すべき問題点

視覚障害

以下に、視覚障害者への環境整備を選択する際に、考慮に入れる問題点の例について基本情報を示します。 職場環境整備とは、職務、職場環境、常時行う職務の遂行方法などを、障害者の認定を受けた人が、平等な職務上の権利を得られるよう調整することです。 JANでは、環境整備の目的は、その人の最大能力と、必要とされる職務機能との差を埋めることであると捉えています。 環境整備に関する問題点を解決するには、患者本人からの意見を得ることが、有効な環境整備結果を達成するための、もっとも基本的な事項です。

どのような視覚障害か?

全 盲

弱 視

片 目のみ視力なし

周 辺視力もしくは中心視力がない

色 覚障害

弱視の場合:

拡 大鏡の利用に効果はあるか?

適 切なめがね、コンタクトレンズ、その他の機器を利用しているか?

盲 人用の杖、ナビゲート機器、介助動物などを利用しているか? 「視力は悪化しているか,安定しているか?」

全盲の場合:

点 字は読めるか?

移 動のために、補助器具や介助動物を利用することは可能か?

患者の職業もしくは現在の就職状況は?

事 務員、肉体労働者、セールス、専門職、医療関係者、教員など。

休 職中、新規雇用者、すでに長期間雇用している労働者など。

どのような職務を受け持っており、機能障害によって困難になるのはどのような仕事か?

コ ンピュータの情報を読み取ることが困難

印 刷物を読むことが困難

電 話をかけることが困難

職 場への出入りが困難

作 業場所への移動もしくは職務上必要不可欠な移動が困難

色 の識別が困難

職場で利用されているコンピュータの種類は?

職務の遂行に必要な設備や機器はあるか?

職場の照明は?

暗 い照明

明 るい照明

蛍 光灯

自 然光

職場において障害となりうるものは何か?

突 起物

通 路がわかりづらい

すでに実施済みの環境整備は (あれば) ?

管理 職職員や、場合によっては同僚職員への教育は必要か?

患者の職務に影響を与える機能障害などについての一般的な教育が、職場環境の改善につながることがある。 その場合、機能障害を持った人が特定されてしまうようなやり方は避けるべきです。 多くの場合、機能障害への一般的理解の第一歩として教育を行うのが最善です。

より詳細な情報についてはJob Accommodation Processの 内容を参照してください。

JANは米国労働省障害者雇用政策オ フィスのサービスです。

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