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ポリオ後症候群の人のための環境整備案 |
ポリオ後症候群(PPS)
小児麻痺(脊髄灰白質炎)は、筋肉・神経も含む全身に影響するウイルス感染症(ポリオウイルス)によっておこる疾患です。 重いケースになると全身麻痺や死に至ることもあります。 ポリオは世界中で発生している; しかしながら、近年では、小児麻痺の症例は合衆国で全く報告されていません(非ワクチン摂取の小児麻痺の最後の合衆国での症例は1979年です)。 消化器疾患の症状にはさまざまなものがあるため、必要となる環境整備もさまざまです。
ポリオ後症候群を持つ人のための環境整備案:
日常生活行為に支障がある場合: 食事補助具、身づくろい補助具、その他の自立生活補助具に効果が見込めます。
疲労ないし虚弱の管理: PPSの人は、柔軟な勤務時間、退社時間の自由な利用、自宅勤務の容認、身体運動や職場ストレスの削減と排除、職場から離れての定期的な休憩、人間工学に適った職場設計を実施するために、人間工学に適った設備を使うことによって利益を得ることができる。
起立や歩行に支障がある場合: 職場を歩き回る必要がある場合は車いすや電動スクーターによる環境整備が可能です。 寄りかかりいすや調整可能な座席によって座ったまま作業できる環境を作ることも効果的です。
持ち上げ作業: 状況によって持ち上げ作業の困難に対する環境整備は異なります。 持ち上げ用の機器を導入するか、持ち上げ作業の無い職種に配置転換するといった環境整備が考えられます。 持ち上げ作業に対する環境整備の追加情報に関しては、SOARの「背・肩・腰疾患のための環境整備案」を参照してください。
片手使用: 片手の人のための環境整備は、一般的に運転; 道具を使う業務; 物品、人の運搬; 情報をコンピュータに入力する; 事務機器の操作に関係する。 片手使用のための環境整備提供に関する追加情報については、SOARの片手使用のための環境整備(Accommodatons for One Hand Use)を検索のこと。
環境整備は個別対応を基本に検討します。 その他にご質問等があれば、JAN(1-800-526-7234(V/TTY))にお問合せ下さい。
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