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下肢障害のある人のための環
境整備案
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下肢障害
下肢障害のある人はさまざまな機能制限を持つ可能性があります。 この場合の環境整備案は:
職場の出入り: エレベーター、階段、車いす用リフト、ま たは階段アシストが 有効な手段と言えるでしょう。 また、自動ドアもドアの開 閉に 対して有効な整備となります。
作業場で物品に手を伸ばす:作業のしやすい高さにまで作業者自身の高さを上げたり、作業のしやすい高さに まで物品自体を下げたりすることが、有効な方法と言えます。 エアリフトは、作業 者自身の高さを上げるための製品です。 低い位置や高い位置 に置いてあるモノを手に取ったりするのに、リーチャー (マジックハン ド) は役立ちます。 運転をする際に、右足に障害の ある人に対しては、左足 ガスペダルが役立ちます。
持ち上げ作業: 状況によって持ち上げ作業の困難に対する環境整備は異なります。 持ち上げ用の機器を導入するか、持ち上げ作業の無い職種に配置転換するといった環境整備が考えられます。 持ち上げ作業に対する環境整備の追加情報に関しては、SOARの「背・肩・腰疾患のための環境整備案」 を参照してください。
コンピュータ端末を利用する:フットレストや人間工学的イスなどの人間工学 的設備が有効な手 段となりえます。
起立や歩行に支障がある場合: 職場を歩き回る必要が ある場合は車いすや電動スクーターによ る環境整備が可能です。 高さ調節可能な工業用およびオフィス用作業台 も、 個々人にとって作業がより快適となる高さに変更できるということで有効といえます。
日常生活活動: トイレ補助具や手すりは日常生活 行動をするのを助けます。
通勤:考えられる解決案としては、トイレの時間を多く取 るために通勤時間をより長く認める、在宅勤務を認める、家に近い職場に配置転換する、などがあげられます。
環境整備は個別対応を基本に検討します。 あなたが追加情報を必要か、または情報について議論したい場合は
ここでの情報についてはJAN (1-800-526-7234 (V/TTY) までお問い合わせください。
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