災害医学・抄読会 070629

災害医療総論

(浅井康文ほか:EMERGENCY CARE 2007新春増刊 Page7-17)


 災害は、「人間とそれを取り巻く環境の生態系の巨大な破壊によって生じた結果、重大かつ急激な発生のために被災地域がその対策に非常な努力を必要とするか、時には外部や国際的な援助を必要とするほどの大規模な非常事態」と定義されている。

【災害の歴史・世界と日本】

1)世界

 自然災害の被害は、アジア、アフリカなど途上国の多い地域に集中する。これに、紛争、難民による被害を付け加えると、途上国の災害被害は甚大で、先進国において災害医療や緊急援助を考える際に、途上国における活動の重要性を認識することができる。自然災害は21世紀に地球の活動期に入ったといわれている。世界各地で地震、洪水、温暖化による異常気象などが、大きな被害をもたらしている。人類最大の死者を出したのは、2004年12月26日のスマトラ沖地震である。西アチェ県ムラボー沖150KmでM9.0の地震が発生した。この地震による津波はインド洋の諸国を襲い、約22万人余りの死者を出し、人類史上最大の災害をもたらした。筆者も派遣され9日で1436人の患者を診察したが、津波による外傷が多く、他には汚い海水を飲んだことによる呼吸不全、下痢、急性ストレス障害が見られた。津波によりアチェの26万人の人口のうち10万人以上が死亡した。

 近年、災害が多様化してきている。その背景として、都市化と人口過密化、工場と地域の混在化、交通の過密化、交通の高速化と多数同乗化、地下の交通利用と商業化、建物の高層化などがあげられている。また被害の拡大の要因の第一としては、人口増加があげられる。共通した目的で100人以上の人員が、同一時間、同一地域に集合するものをMass gatheringと定義しているが、近年、このMass gatheringにおけるテロが問題となっている。ミュンヘンオリンピックやアトランタオリンピックで現実のものとなった。また、NBCといわれる、核、生物剤、化学剤によるテロの危険も、近年叫ばれている。2001年、フロリダで起きた炭ソ菌事件は生物剤の持つ潜在的脅威を世界中に知らしめ、わずか数gの粉末に世界中が戦慄し、一般市民は見えない恐怖に怯えた。NBC災害として、日本では1994年の松本サリン事件が有名である。オウム真理教によるテロであり、住宅地に流れたサリンにより7人が死亡した。翌年には東京地下鉄サリン事件も起こり、12人が死亡している。

2)日本

 環太平洋地震帯に属する日本列島は地球上の15%の地震が発生するといわれている地震大国である。地震の防止や制御はできないが、地震災害による被害を極力減少させるためには防災関係機関の連携と継続的な努力、および耐震建築が必要である。

 わずか数秒の間に、人命や財産を脅かすような環境破壊を生じ、平和な都会や町がたちまち崩れて破局をもたらすのが地震災害の特徴であり、多大な物的、人的被害を及ぼすことが多い。これは、地震発生に付随して、津波、火災、地滑りなどの二時災害を引き起こすためである。北海道南西沖地震を取り上げる。

 1993年7月12日22時17分頃、北海道の南西沖で震源の深さ34Km、M7.8の地震が発生し、震源地の間近に位置した奥尻町を約5分後に大津波が襲った。地震、大津波、火事、山崩れの4つが重なり、死者230人を出した。また81人の重症者を出したが、全員津波による溺水であった。

【災害・被災の種類】

 災害を生じる原因によって、自然災害、人為災害、特殊災害の3つに大別される。

1)自然災害

 地殻変動や気象上の変化によって引き起こされるもので、地震、津波、火山噴火、台風、サイクロン、高潮、竜巻、強風、集中豪雨などの短期型と、洪水、干ばつなどの長期型に大別できる。自然災害の中で最も多いのは、洪水などの風水害によるものである。

 また、災害をその影響が生じたり持続する期間によって、急性型と慢性型に分類することが可能である。

2)人為災害

 人為災害としては、大型交通事故の頻度が比較的多く、工場爆発、化学物質漏洩、ガス爆発、放射線事故などがあり、局所災害として捉えることができる。また、大火災や民族紛争、人種間の武力衝突、内戦、国家間の戦争とそれに伴う難民の問題などがある。人道援助を行う救援団体にも攻撃の矛先が向けられたり、対立する勢力間で援助の綱引きが生じたり、社会のインフラストラクチャーの荒廃も加わって、医療を含む人道援助が極めて困難な状態がしばしば見られるようになってきた。このような災害を、complex humanitarian emergenciesと呼ぶ。

3)特殊災害

 特殊災害には、本来、チェルノブイリ原子力発電所事故のような、局所的である人為災害が広域化したもの、重油流出事故のように、人為的災害でありながら広域災害化したもの、台風による豪雨と森林伐採による自然災害が相まって引き起こされた泥流災害のようなものが含まれる。


JR西日本脱線事故被害者を受け入れた兵庫医科大学病院看護部

(永井祐子:看護教育 47巻2号 Page121-128, 2006)


【背景】

 2005年4月25日午前9時19分、JR西日本列車転覆事故は起きた。死亡者107人、負傷者555人(2005年8月19日現在)という事態。地域の人たちの素早い救助、安否を問う家族、犠牲となった乗客、マンションの住民、JRの責任…。それぞれの立場から検証が報告された。しかし、100人以上もの負傷者を受け入れた病院の決断、黒色のトリアージタッグを付け続けた医師や看護師の心情、ERで患者をケアした看護師自身が精神的に追い込まれたことなど、医療者の話はほとんど知られていない。これは、初動期から中心的な役割を果たしたクリティカルケア専門看護師・宇都宮明美さんの体験談である。

 兵庫医科大学病院は地域の災害拠点病院で稼動病床数1034。看護師・看護助手・看護事務らあわせて879名。今回の災害事故の対応が比較的スムーズに進んだ理由の一つに、看護部長が副院長として院内権限を委ねられていることの強みを挙げた。

【マネージメントナースが絶対必要】

 人が多くてタッグの色が何色なのかよく見えない。トリアージはしたものの、搬送できないほど混み合って足の踏み場もない状態で、最後に赤色のタッグの人が残ってしまった。宇都宮さんは事故3か月前の災害訓練―地震災害で、トリアージ後の患者を振り分けて、行き先を指示するナースが必要だと痛感したという。そこで今回の事故では、赤色は救命センター、黄色なら時間外外来、緑ならロビーと決めて振り分け搬送指示をすることにした。病院到着後の再トリアージも必要だ。

 スタッフも何から手をつけていいのかわからなくてパニックになるようなことはなかった。普段から災害拠点病院ということで意識を高くもって、自ら動いた。一人ひとりがそういう動きができていたので、本当に混乱しなかった。

【患者の心に向き合う】

 宇都宮さんの事故翌日からの活動は、次のようなことだった。

  1. 災害患者の急性の正常ストレス反応に対し、メンタルサポートをする。
  2. 災害患者ケアに困惑感をもつ看護スタッフを支援する。
  3. 災害患者に対する円滑なチーム医療が行われるよう調整する。
  4. 患者のアドボケーターとして倫理的調整を行う。

 急性期の患者さんのメンタル的な危機、正常なストレス反応に関しては、看護師が介入することも可能だ。しかし、それが高じて死にたいとか自殺企図を思わせるような言動がある場合や、身体症状を伴う場合、異常なストレス反応なので精神科の専門職へ渡していく、そのボーダーラインをしっかりもっていることがクリティカル看護師の条件のひとつかもしれない。

【患者の心の怒り】

 翌週も宇都宮さんは入院患者を回り、ベッドサイドで話を聞き続けた。すると、今度は怒りモードに変わっていた。ネガティブなコミュニケーションからアグレッシブなコミュニケーションに変わってきたので、宇都宮さんの中でも対応が変わってきた。

【患者の心頑張る=z

 その怒りも1か月も経つか経たないかくらいに、今度はもうひとつ視野が広がってきた。宇都宮さんは毎日患者さんを回って話を聞き、その様子を看護部長に報告した。患者さんの心理を知った看護部長は、診療科や職種を超えたサポートが必要と判断、10日目に「回復支援サポートチーム」を立ち上げた。メンバーは救命・整形外科・精神科医・臨床心理士、理学療法士、ソーシャルワーカー、看護部長、看護次長、そして宇都宮看護師。支援チーム会議と口頭で処理したことにより、診療科の連携がスムーズにいったという。

【退院に向けて】

 2か月ちかく経つと、退院に向けて外出や外泊のトライが始まった。結局、入院患者や家族の多くがカウンセリングを受けて退院していった。

【事故現場に急行した千鳥さんの話】

 救命センターで働く看護師、千鳥さんは事故当初にドクターズカーで現場に駆けつけ、トリアージに携わった。災害の初期に看護師ができるケアはかなり少ない。90%は診療の補助で、あとはもう、声かけや最低限の環境を整えることしかできい。プレホスピタルにおける看護の理論構築はまだなされていないようだ。心理的パニックに陥っている事故現場にこそ、千鳥さんのような看護師がそばにいてほしいし、その曖昧さの中にケアの本質が隠されているのではないか。

 天災や人災の災害現場で医療者ができることは何か。とくに看護師ならではの存在意義がそこにはあるはずだ。現に今回のJR事故では、看護師の働きを患者・家族はどれだけ心強く思い、支えられたことか。命を救うこと、つまり、人間一人ひとりの命と向き合って、その重みを改めて思った看護師たちが救命現場にあったことを知ってほしい。


特殊災害

(小栗顕二ほか・監訳:大事故災害への医療対応、東京、永井書店、2005、p.191-197)


概要

 災害は、発生原因により、自然災害、人為災害、特殊災害に分けられる。自然災害は自然現象に伴うもので あり、人為災害はヒトのミスや意図的な動機によるもので、航空機や列車事故、そしてマスギャザリングが挙げられる。また、特殊災害に挙げられるのは、放射線事故、生物化学兵器によるテロリズムや戦争などである。今回は特殊災害時とマスギャザリングの対応について考察する。以下に取り扱う状況を示す。

  1. 化学物質の流出
  2. 放射性物質による汚染
  3. 多数の熱傷被災者
  4. マスギャザリング.

1.化学物質の流出

■安全 化学災害発生時には以下の安全の原則に従う。

■危険有害物質の特定

 輸送中の化学物質の性質に関する情は、その輸送車両の危険表示板から得られる。この情報を消防司令室に伝える。危険表示板には、UKHIS 標識板やケムラー標識板といったものがある。2つに共通するのは、「製造物の国連番号」が記載されているという点である。これにより化学物質の性質を正確に特定し、応急処置 に関する情報を得られる。これらの情報は消防司令室から受け取る。

■中毒センター

 中毒センターは、多数の化学傷病者に対応する病院に貴重な情報を提供することができ、化学物質の特定や解毒剤入手先の決定もしてくれる。

■現場での医療対応

 医療指揮官は以下のことを確認する。

 必要な防護服を着用していなければ、例外なく汚染地区に入ってはならない。傷病者は除染をうけ「非汚染」区域に移動した後に治療を受ける。このとき、緊急患者は除染を受ける前に治療を受けられるが、医療者が適切な防護服を着用している場合に限られる。

■病院での医療対応

 病院でも除染装備、防護服、呼吸用保護具を使用する。そして、化学汚染評価チームを編成し、以下の任務を遂行する。

2.放射性物質による汚染

 民間においても放射性物質による汚染の危険はある。以下に考えられる汚染状況を示す。

 放射性線源があれば、現場に近づかずに、安全宣言がでるまで待機する。しかし、放射性線源に暴露されただけで汚染されていない被災者は救助者に危険を与えるものではないので治療する。相当量の放射性物質を摂取していない限り、その被災者から放射線は出ない。

 汚染を受けた被災者は衣服を脱がせ洗浄する。モニタリング装置使用することができなければ、被災者は汚染されていると考えるべきであり、スタッフは防護服を着用していなければいけない。

 病院では放射能汚染評価チームを編成し、以下の任務を遂行する。

3.多数の熱傷被災者

 一箇所の施設に多数傷病者が集中しないように幾つかの病院にまとめて患者を送り出す。熱傷専門の医師、看護士からなる熱傷評価チームが各病院を巡回する。一般に熱傷面積と傷病者の年齢の合計(熱傷指数)が100を超えていれば、救命率は0に近い。よって、熱傷指数が35 未満の軽症と100以上の重症は地区の総合病院にまわし、35から100の間の治療の必要のある患者を地域の熱傷センターに送るのが望ましい。

4.マスギャザリング

 例えばスタジアムであれば、スタジアム内外の地理的条件、問題の生じやすい場所、周辺道路などについて検討しておく。そして、傷病者を円滑に運び出せる救急車の進入、退出路などについて計画を立てておく。


情報の統合一元化

(松島悠佐:大震災が遺したもの、東京、内外出版 2005、p.60-72)


組織制度の設置

推定/概略情報の活用

┌地震被害早期評価システム(EES)

地震被害早期評価システムEES(Early Estimation System)
・気象庁からの震度情報とあらかじめ全国各市町村に整備された被害規模の概要を把握するためのシステム
 「建築物倒壊件数」「人的被害の状況」を約30分以内に推計
・H8から稼動。H11から「津波浸水域」も予測するように。

├応急対応支援システム(EMS)

応急対応システムEMS (Emergency Measures Support system)
・医療機関、交通機関、道路等の防災関連施設の基礎データ
  1. 災害時に実際の被害状況、応急対策の状況等を集約/整理。
  2. 利用可能/被害状況の見積りを各関係機関に提供。
  3. 情報を共有しつつ各種救援活動を円滑に可能とするシステム

└→併せて[地震防災情報システム(DIS)]

・被害早期把握システム(H15:プロトタイプ運用開始)
 …人工衛星/航空機等で撮影した被災前後の画像データ比較
   →コンピュータで比較/判読する。現在も開発中。

蓄積情報、基礎情報の活用

情報通信網の整備・強化

地方公共団体での防災無線網の整備/強化

総括


地下鉄サリン事件被害者の心のケア

(飛鳥井望:精神医学 48巻3号 Page287-293, 2006)


 1995年3月20日、月曜日朝8時の通勤時間帯に、都内の営団地下鉄(当時)千代田線1編成、丸の内線 と日比谷線各2編成の計3路線5編成の列車内で、ほぼ同時にサリンが散布された。この犯行の結果、 約5500名の被害者が医療機関を受診した。死者は12名、傷害者は3795名を数え、そのうち1046名が 入院した。今回はこの事件が残した多くの教訓と課題を通して、化学兵器テロ災害における心のケ アについて考えていきたい。

 まず事件の被害者の心をケアしていくためには、急性中毒に特徴的な身体症状および神経精神症状 を理解しておく必要がある。サリンをはじめとした有機リン系農薬の急性中毒の症状には様々な身 体症状と神経精神症状とがある。その中で、心のケアをしていくために留意しておくべき点は、サ リン中毒急性期に見られる不眠、不安、悪夢が心的外傷ストレス症状ではなく急性サリン中毒によ る一過性せん妄状態である可能性が高いという点である。そう考えられる理由は、それらの神経精 神症状が睡眠障害と並行して改善しているためである。

 次に、事件後の心的外傷性ストレス症状がどれくらいの割合で発生しているのかについて把握し たい。まず早期の心的外傷性ストレス症状の割合を調べるため、大学病院などを受診した被害者を 対象として事件2ヶ月後と6ヵ月後に2回の質問紙調査を行い有効回答の得られた408名について分析 した。その結果、DSM-Wの診断基準を満たしたPTSD様障害群は全体で7.8%だった。また長期におけ る心的外傷性ストレス症状の割合を調べるために、警視庁をはじめとしたいくつかの機関が調査を 行った。これらの調査結果をまとめると、事件5年後の時点における有訴率は再体験症状13〜26%、 回避症状13〜26%、地下鉄恐怖11〜25%となった。

 実際にどのような心的外傷性ストレス症状がみられたのか、これらの調査を通して被害者の心理 状態を調べた。その結果、「生存者の罪責感」、「救助精神と二次汚染の恐怖との葛藤」、「地下 鉄恐怖」、「健康不安」の大きく4つの心理状態が被害者にみられた。

 まず生存者の罪責感だが、これは災害や集団被害における生存者が犠牲者に対してしばしば抱く感 情である。この罪責感が被害者の自己価値感情を長く傷つけるのである。

 2つめの救助精神と二次汚染の恐怖との葛藤とは、化学兵器としてのサリンの特徴ともいえる。す なわち最初に被爆した者を救助しようとする者も二次的に汚染され、中毒に倒れる結果となる危険 がある。このように、二次汚染被害は救援者にも生命的脅威をもたらす心的外傷体験に繋がること がある。また、このような事態は救助精神と二次汚染の恐怖との葛藤をしばしば生み出す。

 3つめの地下鉄恐怖についてだが、これに関しては個人によって出現の程度は様々であった。例え ば、事件後地下鉄はおろか電車に全く乗れなくなってしまった者、事件に遭遇した路線の地下鉄は 乗れない者などである。このように様々な回避の心理が現れた。

 最後の健康不安についてだが、汚染災害では毒性物質暴露による実際上の健康被害を超えて、被災者の健康不安がしばしば必要以上に増殖してしまうことによる。そしてさらに、メディアやインターネット上で流布する様々な噂や科学的諸学説の情報などがそれに拍車をかける。このような健康不安をいたずらに増殖させないためには、リスクコミュニケーションがきわめて大事である。

 これらのような心的外傷性ストレス症状が長期に続いたことを考えれば、症状が顕著な者は早い段階からPTSD治療に導入すべきだろう。その際には有効性のエビデンスに基づいた治療が提供されることが望ましい。ここで留意しておくべき点は、早期介入の目的は適切な情報提供と情緒的サポート、ならびにハイリスク者のスクリーニングとその後の適切なリファーを行うためのモニターと考えるべきだという点である。それは実際に事件1ヶ月後に行った1,2回のカウンセリングを通して得られた結果に基づいた考えである。

 これらのことをまとめると、「急性中毒に特徴的な身体症状および神経精神症状の理解」「早期介入」「エビデンスに基づいたPTSD治療」「健康被害に関する適切なリスクコミュニケーション」の4つが化学兵器テロ災害に際しての心のケアのための留意点といえる。

 以上のように、地下鉄サリン事件は災害後の心のケアについて多くの教訓を残した。しかしその全てが解決されたわけではない。その1つは被害者の心的外傷性ストレス症状が広範かつ長期に認められていたにも関わらず、組織だった継続的な心のケア対策はほとんど行われることのなかったことである。この点は、被害者の居住地が広域にわたる大規模交通災害に共通する問題点である。今後とも交通機関を舞台とした大型災害においては、心のケアを必要とする個々の被害者をどのように同定し、いかにして組織的系統的なメンタルヘルス活動を展開していくかが課題である。


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