正午過ぎ、病棟東10〜16階(一般病棟)で煙が確認され、16階では扉が開放されたとたんフラッシュオーバー(閉鎖された空間で加熱→爆発)が発生し、内部が燃焼。原因は、病棟中央を貫いているシャフトにある電線で、異種金属接合部で漏電→電線被覆材が燃焼して発火したと思われる。これが配電装置にも影響し、病棟は完全に停電した上、非常電源も作動しなかった。ただし放送設備、電話は使用可能であった。
避難経路は停電のため、病院職員が懐中電灯を持って階段の角に立って誘導するなどした。また、病院隣の医学部学生や近くの看護婦などが介助・付き添いなどの応援に駆けつけた。マスコミによる放送で火災を知って手伝いに来た者も多かった。
結局、照明については翌日朝には復旧、コンセント系統は3日後、壁などの張替えも含めて完全に後処理が終わったのは6ヶ月後であった。
しかし、そもそも発生した原因を考えると、古い建物であり、電気・ガス・酸素・水道などのライフラインが全てシャフトに集中しているという構造が問題である。避難経路にも誘導灯は設置されていなかったり、非常用発電システムも十分には構築されていなかったこともあった。病院では酸素やアルコールなど、引火するものが多く設置されているため、より慎重に構築する必要があると思われる。
設備などの不備はあったが、なによりも看護婦の判断・行動が的確であったために大きな人的被害が無かった。
わが国の災害の中で最も多いのが風水害で、災害の規模を別にすれば毎年どこかで必ず起きている。その多くは台風や熱帯低気圧に関係するもので気象衛星や気象レーダーから送られてくる情報が解析され、気象予報士により時々刻々と正確に伝えられ、予防対策が可能となった唯一の自然災害である。わが国の国土の70%は森林や原野が占め、河川の流水域が狭く、長さも短いため山峡地の急斜面では地すべり、河川では洪水が起こりやすい。
そのため、これから台風が日本に近づく季節を迎えるにあたり、風水害に関する災害の起こる状況や種類、対策などについて知識を深めるため以下のことを調べた。
雨の強さと降雨状況は以上のようになるのだが、「先行雨量が多いほど、短時間に集中して降るほうが土砂災害の発生数や規模が大きくなる」、「1日雨量がその地域の年間雨量の5〜10%を越えると災害が発生しやすくなる」など、降雨量と土砂災害の関係については日本気象協会による事例検証の資料により導きだされている。しかし、一般的には降雨による災害は1時間の降水量が40mmを超えると起こりやすくなり、積算降水量が400mmを超えると危険度が非常に高くなるという目安があり、これを記憶していればよいだろう。
風水害において大きなウェイトを占めるであろう台風について解説する。
台風による災害を避けるためには、気象情報を正しく評価し、台風の大きさと進路や速度変化の判断が重要である。台風による災害は風害とそれに伴う水害であり、風水害の様式をとることが多い。また、台風の到来と満潮が重なるとしばしば高潮被害をもたらす。
【都市型水害】
時代の流れとともに治水工事が進み、河川の氾濫は少なくなった。その一方で、市街地では舗装工事が進んだため、土地の保水力が低下し、集中豪雨となると中小河川が氾濫し都市型水害を起こしている。
都市型水害の多くは排水機能が降水量に追いつかない場合で、マンホールから噴出した雨水が地下街に流れ込むといった水害が発生している。これは農村地帯の冠水と違って、市街地が冠水し、道路が河川かして、道路上で溺死者が出るといった、新しい型の水害を見るようになった。この場合、人口密集地で、しかも道路が冠水するので市街地でありながら救助活動が円滑に行えないという現象が起こっている。
【風水害による死者と被害額】
平成10年の統計資料によると風水害による死者・行方不明者は年間で98人であり、負傷者は20倍と概算すれば2000人近くになると考えられる。人命の損失や負傷者の医療費は莫大なものになる。また、農業・林業・水産業の被害額は2610億円にのぼる。
防災対策を講じることによって、これらの災害を未然に防ぐことが出来れば、その投資は国費の有効活用ということができるのである。
1960年代の試算では1km2の範囲に大量被害を生じさせるためには通常兵器では
2000ドル、核兵器では800ドル、化学兵器では600ドル、生物兵器では1ドルの費用が
必要とされており、化学兵器は純粋にコスト効果化の面で優れているともいえる。化
学兵器使用による被災者の治療には他の大量破壊兵器以上に医療従事者の安全確保に
配慮することが重要となる。
気化した場合はシアン化水素を除いて空気よりも比重が高いため、低いところに滞留
しやすい。暴露した場合には地下鉄内、ビル内でも低い場所を避け、なるべく高い位
置に非難するべきである。立っているだけでも横になるより危険性は低い。
これらの化合物は皮膚あるいはラテックス手袋を透化して暴露する可能性があり、
注意が必要となる。
すべての種類の化合物を透化させない防御スーツの着用が最良の防御手段となる。
汚染した衣服の除去+皮膚の汚染除去が必要となる(1分以内に行うのが望ま
しいが実際は不可能)。
汚染除去には洗剤および流水が有効だが、皮膚に対しては希釈した次亜塩素酸(家庭
用漂白剤)も有効で、緊急医療チームの多くは 1~2%の濃度を使用している。
有機リン化合物:AchEを阻害。室温では液体だが、気化した後、角膜、表皮、気
道を介して吸収される。
解毒剤としてはアトロピンの大量投与、PAMを用いる。
中毒の際はAchの作用が増強され、初期は鼻漏、流唾、縮瞳、頭痛等を認め、重症例
では気管支攣縮、嘔吐、失禁、筋攣縮、痙攣、呼吸不全を生じる。
〈窒息剤〉
塩素、ホスゲン:肺障害 (吸入 ⇒ 肺胞上皮、肺血管内皮の傷害 ⇒ 肺水腫 ⇒
低酸素血症 ⇒ 死亡)
解毒剤が存在しないため、追加暴露を防いで酸素投与を始め、急性呼吸不全・
ARDSに準じた治療を行う。
〈シアン化合物〉
ヘモグロビンと結合し、シアン化ヘモグロビン形成 ⇒ 組織低酸素 ⇒ 死亡
解毒剤はチオ硫酸ナトリウム。亜硝酸アルミは入手が容易だが有効性が劣る。
〈びらん剤〉
マスタードガス:致死性は低いが、目・皮膚・気道を障害。(大量曝露 ⇒骨髄抑制 ⇒
好中球減少症、貧血)
マスタードガスは皮膚の汚染除去以外には特定の解毒剤がない。ルイサイトには
dimercaprolが有効。
神経ガスあるいはシアン化合物中毒による被災者の蘇生のためには正確な診断と
迅速な治療が必要である。医療関係者も被災する危険性があり、医療体制自体の負担
を回避するためにも自己防御の重要性が求められる。化学兵器に対する初期対応を下
記に示すが、いずれにせよ準備が最良の対応であるといえる。
【教師の活動】
教師たちの献身的な活動―震災時、排泄物の処理を教師が行っていた。
【震災における住民の民度とモラルの高さ】
【自分の意思で動くこと】
人はマニュアルでは動けない。自ら市民同志として助け合う、そのことに生きてくる教育の力の大きさを、もう一度確認する必要があるのではないか。
【教育の再生へ〜命の大切さも含めて〜】
学校教育の再生を考えるときに震災の体験は欠かしてはいけない。「命の大事さ」を日頃から教えなければならない。教育の再生の芽が、今度の悲惨な震災の中にもあるのだということを忘れてはならない。
【地域の中での我々の仕事の重み】
実際に地域を知っているということが、診療活動や救護活動時に大きな力を発揮する。
【専門家としての意識について】
医療の方面では全国からの応援があり、救護班体制が良くとれ、行政が各地の私立や国立の病院の保健所から救護者の派遣をした。しかし、教育委員会は全国どこも動かなかった。
衛生局が保健婦を派遣した理由は、現地に専門家が欲しかったからである。では教師という専門家はいらないのか。教師は専門家集団という意識で参加し、受け入れる体制がなかった(結果として物資を運んだり、片付けたり、教職者でも、まず労力としての奉仕をしていた)。
現地の教師たちは避難先の子どもたちのところを回る。クタクタになるまで働いている。専門家を派遣するという形をとらなかったことが問題。
【もっと柔軟な発想を】
このように、専門家集団として保健所でも医者でもいい活動ができるのに、教師が専門的な応援ができなかった。
今日まだまだ残る子どもたちも心の衝撃の負担や学力への配慮に、積極的対策の提言が発想を変えて出されることが重要だ。
【保健婦の活動から学ぶこと】 専門家として自分の立場で考えてときに、何をすればよいかを考えるということが、非常に大事な学習になる。
【震災直後の話】
震災当初は「一瞬の間に文明の中から閉ざされて原始の中に放り込まれた」という状態だった。それに対し市の対策本部の早い対応。
被災者救済がほとんど。学校再開については答えがまとまってなかった。
保健婦活動の経験のある方―収容した被災者の健康状況を把握し、保健支援をして救急医療班につなげた優れた養護の先生。
保健室の医療薬剤の備蓄や、場の確保としての用意は地区行政として考える責任がある。
【人数の把握〜いざというときのために〜】
学童・生徒の人数の把握は大変なもの。
養護教員は生徒に関する情報をよく知っている。こういった子についての情報も出し、先生方の持っている個別の家庭状況の情報も出し合わせて、できるだけ微細な子どもの掌握地図なり掌握名簿なりを学校で作っておくと、いざというときに非常に助かる。
【教師の労働強化】
お互いに思いやり、調整し合える職場が民主的ところは職場の自治的能力がある。いざというとき職場の体制が指令系統だけでやっているとだめ。日頃から学校内で誰もが協力できる体制を整えておくことが大切。管理的体制の強まりが今の学校を衰弱させている。
【子どもの話から〜心の問題と個別対応〜】
学校再開後が問題。個人個人が受けた境遇差とそれに対する手だてというものを記録に残しておく。「専門家派遣」体制が教育にもう少しあるといい。
【希望を持つことへの確信】
いざとなると、すごく教育が期待しうる側面と教育の遅れている側面とがよく出た。
人間が希望を持つことが大事であるという事が、確信となって教師や子どもたちに宿せたら、教育の役割は大きい。
トリアージは傷病者を次の様に区分する。
第1順位(赤): 最優先治療群(重症)
第2順位(黄): 待機的治療群(中等度)
第3順位(緑): 保留群(軽症)
第4順位(黒): 死亡群
*( )内の色は識別票の色で、どのランクの傷病者か一見で分かるようにしてある。
1)災害研修におけるトリアージ教育の実例
【実施機関】日本医科大学付属 千葉北総病院
【対象】千葉県全域の消防隊・救急隊
【内容】
【目的】院内外における中・長期的な災害対策
【詳細】
2)災害訓練におけるトリアージ教育の実例
【実施機関】神奈川県 横須賀市医師会
【対象】医師・看護師・消防隊・救急隊・自衛隊・アマチュア無線技師・看護学校学生
【内容】
【目的】
【詳細】
災害発生時における傷病者の、現場救護所の活動の3Tはtriage、treatment、transportationであり、トリアージは必要不可欠となる。しかし、トリアージの知識を持たないものは多く素早い処置を行えない可能性がある。そのため、このような教育・訓練が重要な意味を持つと思われる。
千葉北総病院での訓練は、それ以前にトリアージの訓練を受けてないものが多かったという点で、まず、大きく評価できる。災害対策の教育を行ったことも、非常に大きな効果をあげており、トリアージ訓練をスムーズに行うことが出来た。模擬患者は今回、医療関係者だけでなく、救急隊員も加えてある。これにより、救急隊員の災害に対する知識意識の向上が図れた(普段は自分たちが救助する側であるという意味から)。
横須賀市医師会の行った訓練は、参加機関は10を越えるという、前述の千葉北総病院のものより大規模な訓練である。トリアージを行った後の処置に重点をおき、その情報を正しく、素早く伝達することを目的とした訓練を行った。訓練全体の流れとしては各機関間の連携はとれておりまずまずの結果であった。しかし、問題点も多かった。
1.〜4.は全て情報伝達に関する問題であり、処置をすることだけに重点をおいてはいけないことが、こういった大規模訓練(ひいては大規模災害)では大事であることが分かった。5.は模擬患者メイクアップをしなかったことや、個々の意識レベルの差から起こった問題であると思われる。
多くの異なる機関で共同して訓練をする場合、きっちりとしたシナリオ・スケジュールが必要となってしまう。繰り返し行っても、そのうち形式的な訓練になってしまう可能性がある。
情報伝達方法の確立は大きな課題である。少人数のチームでもリーダーは重要な役割を果たすように、大規模災害でも統一された情報伝達系が必要である。また、リーダーを設定していても、周りから見てそれがリーダーであると認識できなければ意味がなく、容易に認識できる腕章・名札などの装着が好まれる。情報が対策本部にまとめられても、それが整理されなければ、処置が遅れてしまう。情報の伝達形式の統一化・対策本部でのデータ分類の統一化などを行う必要があると思われる。
今後は長期的に、災害医療の確立、災害医療教育の方法、またその評価方法などを議論していく必要がある。
アメリカでは1905年に議会で法律が制定されて以来、赤十字は基本的に災害と戦争のときに非営利団体としてボランティアを組織するなどの活動を義務づけられている。LAの緊急対策機構(EOO)のメンバーにもなっているが、市長や州知事の非常事態宣言がない場合でも、赤十字としての非常事態認識があれば活動を開始できるという独立組織である。
○赤十字
○他のボランティア組織
○企業および労働団体
○地方自治体
<連邦レベルの初動対策支援>
○米国赤十字社本部
○NVOAD
○AFL-CIO労働組合
○主要企業
○連邦政府
<州レベルの初動対策支援>
○州赤十字
○州の災害活動ボランティア組織連合
○州のAFL-CIOおよび企業
○州政府
<復旧活動>
道路や公共建造物などの再建や、住民へのサービスの提供は政府が主導権を握る。企業は経
済的に支援する。赤十字は被災者に継続して支援を続け、地方自治体などの援助を受けられる
よう申請作業などを行う。
<準備体制>
○赤十字
○他のボランティア組織
○企業および労働団体
○地方自治体
<災害時における赤十字の機能>
○管理
○直接業務
○内部支援業務
○外部支援業務
風水害
(加来信雄、山本保博ほか・監修:災害医学、南山堂、2002、pp.69-78)
通称 雨の強さ
(mm/時間)降雨状況 小雨 1未満 地面がほとんどぬれないか、かすかに湿る程度。 傘なしでもレインコートで間に合う 軽い雨 1〜3未満 地面がすっかり湿る 雨 3〜8未満 地面に水溜りが出来る やや強い雨 8〜15未満 雨の降る音が聞こえてくる 強い雨 15〜20未満 地面に一面に水溜りが出来る。雨の音で話が聞き取りにくい。寝ている人の半数くらいが気づく 激しい雨 20〜30未満 どしゃ降りになり傘をさしていても濡れる。側溝がたちまちあふれる。小川の氾濫が始まる。大雨注意報が出る。 非常に激しい雨 30〜50未満 バケツをひっくり返したように降る。都市では下水管があふれる。大雨警報が出る。 山崩れ、がけ崩れが起こりやすくなる。場合により避難の準備を始める。 猛烈な雨 50以上 滝のように降る。雨しぶきであたりが白っぽくなる。土石流が起こりやすい
平均15m/s以上の強風域の半径 表現 500km未満 表現なし 500km以上〜800km未満 大型、大きい 800km以上 超大型、非常に大きい
最大風速 表現 33m/s未満 表現なし 33m/s以上〜44m/s未満 強い 44m/s以上〜54m/s未満 非常に強い 54m/s以上 猛烈な
最大風速 被害の状況 10m/s 傘がさせない 15m/s とたんや屋根が飛び始める 20m/s 小枝が折れる 25m/s 瓦が飛び、TVアンテナが倒れる 30m/s 雨戸がはずれ、家が倒れることあり 40m/s 屋根が飛び、小石が飛ぶ 50m/s 大抵の木造家屋が倒壊する 60m/s 鉄塔の倒壊も起こる 考察
化学兵器は医療者の安全を脅かす
(Marray MJ:臨床麻酔 26:1557-1560, 2002)1.歴史的背景
2.化学兵器
揮発性 化学兵器 残存性 高い ホスゲン、シアン化合物 早く蒸発し、消失する 中程度 サリン 中程度に残存 低い 硫化マスタード、ソマン 残存しやすい
毒性:ソマン>サリン>硫化マスタード>シアン>ホスゲン>塩素 潜時:マスタード、ホスゲン、塩素>神経ガス、シアン化合物(即効性) 3.基本的な治療指針
4.自己防衛
5.汚染除去
6.各論
7.総括
阪神大震災からのレポート その2
(鈴木俊夫:健康教室 1995年9月号、p.19-27)トリアージ教育・訓練の実際
(近藤久禎ほか、山本保博ほか監修:トリアージ その意義と実際、荘道社、東京、1999、p.96-111)1.トリアージの概念と目的
窒息、多量の出血,ショックの危険のあるものなど。
基本的には,バイタルサインが安定しているものなど。
明らかに即死状態で、心肺蘇生を施しても蘇生可能性のないものなど。2.トリアージの教育と訓練
まず、災害論・トリアージの方法論についての講演を行った。次に、北総病院が成田空港の近くに位置していることから、空港災害をテーマとしたトリアージの実演・実習を行った。模擬患者は近隣の消防隊及び院内の有志25名で臨場感を出すためにメイクアップを施した。最後に、災害用備蓄倉庫・災害用野外病院の見学を行った。
参加者は県内34か所の消防本部中23か所より118人(模擬患者除く)であり、救急救命士は20%、救急隊以外の消防関係者は25%であった。
トリアージ実演・実習
震度7(M7.2)の直下型地震によりライフライン(電気・電話・水道)が途絶したと想定した。
模擬患者を設定し、消防署・自衛隊の救急車で市内の二次医療施設に搬送した。医療施設からの情報はアマチュア無線で、医師会館の対策本部に集められた。本部で整理された情報は、消防警防本部に地域医療として報告された。警防本部では、その情報を基に救急車に対し搬送指令(横須賀共済病院)を出した。
搬送先の横須賀共済病院では、新たに模擬患者を設定し、病棟火災・病棟倒壊を想定した救護訓練を同時に実施した。
模擬患者は大地震では重症18名、中等度20名、軽症22名、横須賀共済病院でも同じ割合(ただし、内、重症10名、中等度10名は搬入されたもの)で設定した。模擬患者にメイクアップは施さなかったが、トリアージモジュールを基に作成した受傷カードを首よりかけた。情報伝達は、院外と対策本部間はアマチュア無線で、対策本部から院内は非常放送で、院内各部署からは伝令用紙で行った。3.トリアージ教育・訓練に対する考察
4.トリアージ教育・訓練の今後の課題
アメリカ赤十字
(小川和久:ロスアンゼルス危機管理マニュアル、集英社、東京、1995、80-95)
アメリカ赤十字災害業務計画(抄)