タバコ広告緊急事態宣言 若者を狙う「Plan2004」 |
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5月31日は世界禁煙デーです。平成14年のテーマは「スポーツからタバコを排除しよう!」です。現在、JTはスポーツを利用して若者を狙ったタバコ販売戦略を展開しています。さらに、JTは未成年喫煙防止キャンペーンをも利用して多くの若者を喫煙に誘惑しています。 2002年4月にJTは経営計画「Plan2004」を発表し、営業活動を強化するとともに、メンソールタバコ、低タールたばこ、低副流煙タバコ、タバコ自動販売機を積極的・効果的に利用する経営方針を明確にしました。JTの広報を読むとJTは明らかに若者をターゲットにしていることがわかります。また、イベントやスポーツを利用して大々的なタバコ宣伝が行われた結果、若年妊婦の喫煙率が上昇し低体重児出生が急増しました。JTはタバコ自動販売機をタバコ広告塔として位置づけており今後も積極的にタバコ自動販売機を設置していく方針を明確にしました。 近年市場に投入されたメンソールタバコは喫煙初心者をターゲットに設計されています。メンソールには麻酔作用があるため喉が弱くてタバコが苦手な子供や女性の喫煙を容易にします。低副流煙タバコをはじめ、全てのタバコには燃焼して発ガン物質を生じるグリセリンが添加されており、健康影響を考えて設計された商品ではありません。スリム、ライト、マイルドという表記も内容成分を正しく表現していません。また、タバコ病訴訟を通じて食品への使用を禁じられている発癌物質クマリンがJTのタバコに添加されていることが明らかになりました。タバコにはこの他にも様々な添加物が添加されていることが明らかになりましたが、JTは添加物に関する情報公開を一切拒否しています。 さらに驚くべきことにJTは医師を利用して、タバコが有害であるという科学的事実を捻じ曲げ、タバコの有害性を逆宣伝する情報操作を行っている事実も明らかになりました。 未成年喫煙問題に関してもJTから漏洩した内部文書により、 JTが子供達を狙ってタバコを宣伝販売している事実が明らかになりました。もはや未成年喫煙問題は「家庭のしつけ」の問題ではありません。 現在、世界では8秒毎に1人、誰かがタバコにより死亡しています。未成年妊婦の喫煙率が急増し、低体重児出生が増加している事実はタバコが我々の子供や孫、子孫にも障害を与えることを意味しています。若者を狙ったJTのタバコ宣伝活動、JTの経営計画「Plan2004」から子供や孫、若者を守るためWHOのタバコ枠組み条約を成功させましょう。 |
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作成:平成14年8月18日 更新:令和1年9月1日 | ||||||||||
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