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KODAMA'S (NEW) WORLD

たしかに人生は金だけじゃなく、他にも多くのすばらしい物事がある。 しかしたいていの場合、そうした物事を手に入れるには、金がいるのだ。

---Terry Eagleton, in The Gatekeeper: Memoir


昨日 / 明日 / 2013年1月 / 最新 / はてな

この日の出来事


24/Jan/2013 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

印鑑登録、校正作業など

今日一番印象に残ったのは、印鑑登録だろうか。区役所ですぐに終わったが、 まあなんか不思議な制度だ。

少し遅めに起床。娘とFaceTimeしながらシリアル、洗濯、朝刊、朝食。長袖の シャツがないので半袖のシャツの上にセーターを着る。

朝、地下鉄で区役所に行き、先日作った印鑑の印鑑登録を済ませる。なんかカー ドをいただく。証明書も一枚もらう。

それから地下鉄とバスを乗り継いで大学へ。区役所と大学がまったく逆の方向 にあるので辛い。

お昼前に研究室へ。しばらく雑用。新聞も読む。

昼下がり、郵便を出すついでに遅めの昼食。百万遍でカレー。ここのカレー屋、 10年ぶりぐらいではないか。

夕方、ようやく某校正作業に着手。やり出すとそれなりにおもしろい。間食で お菓子を食べながら夜中まで。

夜中、バスを一本見逃したので河原町今出川まで歩いてからバスに乗り、丸太 町でたこ焼を買って帰宅。食生活が乱れている。それからしばらくメールと読 書。ネーゲルがおもしろい。相変らず難しいが以前よりはよくわかるようになっ ている。


24/Jan/2012 (Tuesday/mardi/Dienstag)

積雪、研究会、PC注文など

定時起床。昨晩は娘が深夜に起きて泣き続け、寝つかせるのに苦労したせいで 寝不足。ひげ剃り、朝食。

某妻と娘を保育園に送る。昨晩の積雪で道路や歩道が凍っていたため、不忍通 りを通っていったが、娘を抱っこひもで抱いて急な坂道を下りたり上がったり して、死ぬ思いをする。二、三度すべって転びそうになったが、なんとか無事 に保育園へ。大変。

それから本三駅前の某喫茶店で某思索。お昼前まで。お昼、某ランチョンセミ ナー。某院生によるイギリス出張報告。勉強になる。行動力がすごいので見習 わなくては。

お昼すぎ、いろいろ作業。昼下がりから夕方まで、某研究会。某院生が某予行 演習。それから、某先生らと某作業など。

夜、閉店前の購買部に行き、ノートPCを5台注文。無理を聞いてもらって助かっ た。自分のPCではない。喫茶店に寄って一服してからタクシーで帰宅。

夜中、少し遅めに夕食をとり、娘を風呂に入れ、食器を洗う。もう眠い。


24/Jan/2011 (Monday/lundi/Montag)

真夜中

定時起床。髭剃り、朝食。

定時出勤。少し雑用をしたあと、歯医者へ。定期検診。 虫歯はなかったが、奥歯を中心によく磨くように言われる。

お昼は某コモンルームにて。

お昼すぎから昼下がりまで、某説明会に出席。真面目に聴く。 そのあと、13階から1階まで階段で降りると、ふくらはぎに来た。

夕方から夜まで、ひたすら雑用。夜、小雨の降る中、帰宅。

夕食後、ソファでけっこう寝てしまう。

真夜中、食器を洗い、新聞を読む。もう寝る時間か。


24/Jan/2010 (Sunday/dimanche/Sonntag)

真夜中

朝、遅めに起きる。シリアル、(たまっていた)新聞、シャワー。

お昼すぎにクリーニング屋に寄ってから大学へ。 夕方までかかって雑用を三件ほど片付ける(某校正、某採点など)。

夜、本郷郵便局に寄ってから千石へ。某妻と讃岐うどんを食べる。

夜中、某妻とWiiで遊ぶ。

真夜中、新聞。今日は0.2LTLDぐらい。まあ、週末だしな。


24/Jan/2009 (Saturday/samedi/Sonnabend)

朝、ゴミ出ししてから二度寝。朝遅くに起きる。シリアル、昨日の新聞、 シャワー。

お昼ごろに某妻と外出。近くにできた新しいラーメン屋で昼食。 豚肉が多くて、スープまで肉々しかった。 それからいろいろ買物をしに巣鴨へ。

巣鴨に出たついでに、漫画喫茶に行く。つい日が暮れるまで読み耽ってしまう。 夕飯刻に帰宅。

夜、夕食後、ソファでしばらく寝る。そのあと、二階の勉強部屋で雑用。 主に英国行きの準備など。 なんだか週末も心が休まるときがない(漫画喫茶にいるときを除く)。


24/Jan/2008 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

昨晩も寝るのが遅くなったため、いつもより30分ほど遅目に起きる。 ゴミ出し、シャワー、朝食、朝刊。新聞を読み終わったあと、 ついついソファで少し寝てしまう。いかん。

真夜中

今日のこと。今日は一応、先週末の某監督業務の代休を取っていたのだが、 用事もあるので大学に行った。今日は風が強くて寒かった。

メモ三件。

  1. 大学に来る途中、今年度で某ユニットが終了することについて考えていた。 もうすぐ4年半。What have you learned? いろいろ学んだ気がする。 これについてはまた改めて書こう。
  2. 某所から講義のお誘いを受けたのだが、予定が合わず断ることに。 良い機会なので引き受けたかったのだが。残念。
  3. 有楽町で電車を乗り換える際に、某非常勤先の学生に声をかけられて焦る。 Big sisters are watching me. くれぐれも後めたいことはしないように気をつけよう。

24/Jan/2007 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

定時出勤(right on time)。今日も深呼吸してがんばろう。

真夜中

朝、某勉強会に(遅刻せずに)出席。お昼、某教授の少し早目のお誕生日会。 お昼すぎに某外国人が来たので、タクシーで小石川の植物園に連れていくと 非常に喜んでいた。いろいろ話す。

昼下がり、米国西海岸に住む某氏が帰国中だったので、 大学病院の喫茶店にて少しお話する。元気そうで何より。

夕方、病院の某ミーティングに代理出席。 1時間のミーティングのうち、45分以上寝倒してしまう。 偉い人がたくさんいたようなのだが…。 「寝るなら出るな、出るなら寝るな」という格律は守るのが難しい。

夜、プールに行きたかったが、研究室で非常勤の準備と、 某翻訳の解説書き。とりあえず両方とも一応完成する。 あとは週末のシンポの準備をしなければ。 残念だがプールは来週ということになりそうだ。

夜遅くに帰宅して、某妻に夕食を温め直してもらう。 食事をしながら多文化主義についていろいろ教えを乞う。

眠い。新聞を読んだらすぐに寝よう。


24/Jan/2006 (Tuesday/mardi/Dienstag)

お昼前

定時出勤。どうも午前中は雑用で終わってしまうな。

お昼すぎ

お昼前、医図書で相互利用で頼んだ論文を二件受け取り、 購買部で弁当を買い、それから別の購買部でゴーグルの曇り止めを買う。 お昼はランチョン・セミナーで、 韓国のクローン研究問題についてのブリーフィング。大変勉強になる。

真夜中

昼下がり、某ミーティング。夕方、某勉強会。倫理コンサル、 徳倫理。どちらも刺激になった。 こういう風に毎日同僚と勉強できるというのは幸せなことだ。

夕方、プールで30分ほど泳いだあと、 後楽園で某母親や某兄夫婦と会い、 飯田橋のあたりで食事。吉兆宝山と大魔王のお湯わり。 後楽園の某喫茶店で一服してから研究室に戻ってくる。

今日、雑用を二件断わる。 雑用は一見重要そうな仕事として現出するので、 注意しなければならない。まず、仕事を引き受けるときは、 「これは雑用か、それともオレにしかできない非常に重要な仕事か」 と尋ねてみること。オレが引き受けなければ誰かが被ってしまう ことになり気の毒だが、 なるべく自分でなくてもできる仕事は引き受けないこと。

「ほお、雑用を引き受けないとは、君も偉くなったものだな」

「違いますよ。自分でできることは限られていますからね。 これも資源配分です」

真夜中2

真夜中、自分にしかできない(と思われる)雑用を片付けてから帰宅。 ニュースを録画し忘れた。

メモ。 今年の抱負の一つが「雑用は原則として断る(ノーと言える研究者になろう)」 だったが、上でも書いたように雑用は一見すると雑用に見えず、 重要な仕事のように思われるので、よくよく気をつけないといけない。 というか、この抱負は曖昧でダメだ。もっと断るべき雑用と、 そうはできない雑用を定義しなければいけない。

やるべき雑用
公平性の観点から、自分がやらないと他人に過度の負担がかかる仕事 (フリーライダーにならないこと)。上司に命じられた仕事(契約上の義務)。
断るべき雑用
自分以外の人にもでき、それをやることが完全義務ではない仕事 (以前に借りがある場合、上司に命令された場合などは完全義務になる 可能性あり)。 上司ではなく、互恵性もあまり成り立っていない目上の人からの仕事が 一番危険なので、丁重に断ること。しかし、義理は欠かさないこと。

あ、某出版社から印税が少し入っていた。感謝。


24/Jan/2005 (Monday/lundi/Montag)

二度寝したが、なんとか早起き。翻訳を終わらせてしまおう。

朝2

やっと翻訳が終わって原稿提出。ふう。長かった。

さて、大学に行って今日の勉強会の予習をしなければ。 がんばれ。

お昼すぎ

午前中に大学に来たものの、何も進まず。 とりあえず某氏らと昼食を食べる。 寝ないようにしてがんばろう。

真夜中

夕方まで某勉強会の予習、夕方から某勉強会。citizenship theory。 予習が足りなさすぎ。自転車操業はいかん。

それから飲み会。ビール一杯と日本酒を少し。 帰宅後、なぜか腹が少し痛くなるが、 明日の勉強会の準備。これもやばい。


24/Jan/2004 (Saturday/samedi/Sonnabend)

早寝遅起き。

今ごろグラバーを読んだり。

夜中

お昼、某所で香港料理。

昼下がり、某アリさんが見積りに来る。 他の引越し会社と比べようかと思ったが、 面倒なのでお願いすることに決める。

ガス、電話、電気、PHSについてはすでに手続を終えた。 ヤフーは解約手続の書類を送ってもらうよう手配。 あとは水道と住民票の移しかえと郵便局で転送の手続をすること。

夜、買物に行ってからひさしぶりに自炊。エビチリ、 チンゲンサイ、ブロッコリなど。自炊は良い。


24/Jan/2003 (Friday/vendredi/Freitag)

昼下がり

お昼前に起きる。だいぶ寝たらしい。洗濯、昼ごはん、新聞。 レポートの採点をして、明日の予定(不動産巡礼)を立てねば。

いつも泊まってる某旅館が受験シーズンでいっぱいとのこと。 仕方ないので蒲田のビジネスホテルに泊まることに。

研究する人生をちょっと読んでると、 学振の身分を不動産屋や家主が理解せず、 フリーター扱いされる可能性があるらしい。う〜ん。 源泉徴収票を持っていけば大丈夫だろうか。

なんか最近、新曲にいいのが多いな。Supergrassのアルバム、買ってみるか。

夕方

`Must Like Cases Be Treated Alike?'、読むこと。


24/Jan/2002 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

真夜中 (午前)

逮捕監禁致傷罪の法定刑は、最高で懲役10年である。ところが、 被告に懲役10年の刑を科したとしても、 被害者を監禁した期間とほとんど同じでしかない。

(朝日新聞社説、 1月23日「新潟監禁判決――いまなお言葉を失う」)

同地検は昨年十月の論告で述べたように、 「懲役十年程度では監禁の一日をほぼ一日の懲役刑で償うこととなり、 被害者や一般市民の処罰感情に合わない。 事件の悪質性を考慮すれば、法律上許される最高刑をもって臨むべきだ」と判断し、 同年六月に入って、女性に着せるための衣類四点(価格計二千四百六十四円) を万引したとして、窃盗罪で追起訴した。これによって併合罪の適用により、 最高刑が懲役十五年に引き上げられた。

(産経新聞社説、 「主張 被害者感情配慮した判断」 (平成 14年 (2002) 1月23日[水] 仏滅)

「なぜ10年監禁したから懲役10年ではダメなのか。 もちろん機知外と一緒に部屋に閉じこめられるのと刑務所に閉じこめられるのでは 苦しみが違うというのはそうかもしれないが、 そういうことを言い出すとキリがない」

「いや、しかし、そもそも10年間も閉じ込められることを想定してないわけでしょ、 この法律は。5年閉じこめても懲役10年、10年閉じこめても懲役10年、 20年閉じこめても懲役10年だと、明らかに釣り合ってないじゃない。 ほんとはこういう場合も想定して最高刑は無期懲役にしとくべきだったんじゃないの。 もちろん手遅れだけど」

「その通りなんだけど、『被害者を監禁した期間とほとんど同じでしかない』 という論調が気になるんだよね。なんでそれじゃだめなんだろう? 被害者感情っていうけど、被害者はどうしてそれではなっとくしないんだろう? 目には目をでしょ」

「いや、懲役14年でも10年ぐらいおとなしく勤めてたら仮釈放になるそうだから。 だとすれば懲役10年だとそれより短かくなる可能性もあるでしょ」

「なるほど。そういうことなんですかね」

「ちょっとちょっと、あなた。 さっきから`In My Room'をずっとかけてるのはワザとなんですか」

「いや、偶然です、偶然」

「それより、昨日一時間たりとも勉強しなかったでしょ、きみ。 どうすんの、そんなことで」

「いや、どうするんでしょうね、ほんとに」

「ところで、 カルカッタ(Calcutta)は現在はコルカタ(Kolkata)と呼ばれるらしい。 2000年の終わりに、英国の植民地支配前の名前に戻したようだ。 同様な理由から、ボンベイはムンバイ(Mumbai)に、 マドラスはチェンナイ(Chennai)に変更されたそうだ」

「情報遅すぎ」

「インドの都市名の変更なんて知りませんよ」

夜明け前

さっきまでGuardian Weeklyなどを読んでいたが、 ようやくすこし書き始めた。

お昼

朝起きて、歯医者に行く。 歯垢を落としてもらう。 かなり出血させられた気がする。 もう終わりかと思ったら、 新たに虫歯が見つかったようで、 まだしばらく通院する日々が続きそうだ。

戻ってきてカレー。今日は散髪もする予定。

お昼すぎ

4月からTUOカード(生協のメンバーズカード兼クレジットカード) がどうなるのか、カード会社に訊いてみたがよくわからず。 4月からの身分がどういうものなのか、事務に尋ねてみなければ。 学生ではないと思うのだが、教職員でもない気がする。 某先輩には「きみの身分はその他だ」と言われたが、 「その他」とは学生なのか、教職員なのか。はたまた社会のゴミという意味か。

昼下がり

大学に来て、科研費の書類を提出する。 近くの某散髪屋にも行ってくる。 この店は「適当に」と言ったら適当にやってくれるので助かる。

さて、勉強勉強。

昨日からひさしぶりにT. REXを聴いているが、 今度はMott the Hoopleが聴きたくなってきた。

夕方

研修志願書なるものを提出。生協の手続については3月中にやること。

某所で某会議に参加するでもなく話を聞きながら、 某論文紹介を途中まで書く。

お腹が減ったので下宿に戻ってきてカレー。 う。眠くなってきた。 しかし寝ずに論文を書き上げねば。

クローズアップ現代。若者の絵文字文化について。 絵文字は感情を表現するのに役立つという話とか、 (^_^)という顔は1986年に聴覚障害の人がパソコン通信で 使い始めたのが最初と考えられるとか。

「しかし、写メールがあたりまえになったり、 文字数制限やタイプ方法の制限がなくなっても、 まだこの絵文字文化は生き残るんでしょうかね」

今日の勉強時間…6hr


24/Jan/2001 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

近況

「あれ、最近更新しなくなったので、 ついに発狂したか自殺したかと思ってたのに」

「新年早々不吉なことを言わないでください。あ、今日は旧暦の正月なんです。 ゴンシエファアチャイ」

「また下手くそな中国語をひけらかそうとする」

「いや、失礼しました。ええと、 ボクシング廃止論の草稿を書くのに思いのほかてまどり、 週末がまるまるつぶれたどころか、火曜日の朝ぐらいまで書き続けていたので、 その後にも発表やらなんやらとにかくいそがしくて、 頭痛発熱生理痛でたいへんで」

「あれ、下品な発言はひかえるんじゃなかったの?」

「あ、すいませんすいません。なにしろちょっと弱ってるので」

「授業の様子は書かないの?」

「ええと、月曜日はノージックの権利論の話で要復習です」

「ふむふむ。政治哲学入門だっけ」

「そうです。 火曜日は、ええとなんだったかな、法哲学の授業で、 バーリンとコンスタンの自由論についてでした。 これも要復習です。来週はミルの自由論です」

「ああそう、ちょうどよかったんじゃないの。 ボクシング廃止論でロクに勉強もしていないミルの議論を 使おうとしてたとこだったでしょ」

「ええ、ただし〆切が水曜らしいので、ちょっとやばいですけど」

「大丈夫大丈夫、あそこの〆切なんてあってないようなものだから」

「シーッ。そんなことを大声で言うと、 どこか暗いところに連れて行かれちゃいますよ」

「はいはい。それで水曜日は」

「ベンタムの授業で、証拠法についてでした。 代理で発表をする可能性があったので、 朝までかかってポステマの論文を読んだんですが、 これがまた意味不明の論文で。 しかし、 証拠がどれだけ立証能力があるかという証拠法の問題自体は、 非常におもしろく、哲学的な含意も豊富にあるようです」

「近代の証拠法の問題は、もともと神の存在証明の議論から発展したらしいもんね。 ライプニッツの確率の議論も、 裁判における証拠の蓋然性の議論が問題意識としてあったみたいだし」

「ええ、ええ。それで、夕方には、オノラ・オニールのInternational Justice についてのセミナーに出席しました」

「え、あのケンブリッジのカンティアン?」

「ええ、こわいおばさんでした。横には、ドゥオーキンと、 ジョナサン・ウルフ教授が座っていて、会場も大入でした。 もっとも、40人くらいしか入らない小さな部屋ですが」

「けっこうすごい顔ぶれだな」

「ええ。 ローリング・ストーンズのコンサートに行ったときのことを思いだしました。 みんなドゥオーキンのことを『ロニー』って呼んでましたし」

「おもしろかったの」

「議論は、なんでマクドナルドのような多国籍企業や、 アムネスティのようなINGOが地元の人々の権利を守る義務があるんだ、 というような話になっていましたが、 オニールとドゥオーキンがやたらよくしゃべるので、 みんなちょっとへき易していたようです」

「まあ、セミナーなんてのは10人かそこらでこじんまりやらないと、 そんなにうまく行かないからねえ。出席者も、たんに有名人を見ただけ、 って感じになっちゃうし。君は質問したの?」

「いえ、時間がなくて原稿をあまり読めなかったので。 次、がんばります」

「新聞を読んだり、副業にいそしんだりしてないで、 勉強しないといかんよ」

「了解しました」


24/Jan/2000 (Monday/lundi/Montag)

今日のニュース


01/24/99 (Sunday/dimanche/Sonntag)

真夜中

昨日は、昼下がりに大学を出て、二三軒古本屋に寄り、 そのあと某スーパーなどで買物をしてから下宿へ。 しばらく自炊をしていなかったので、 久しぶりにカレーを作ろうと思って、お米(5キロ)を買ったり、 野菜を買ったりする。

大学を出てから、しばらくの間、猛烈に憂鬱になる。 ついにおれもうつ病になったかなどと心配したが、 下宿に戻ってしばらくこたつで寝たら元気になった:-)

下宿でラーメンを食べたり、風呂に入ったり、 ビジネス英語を二日分聴いたり、 カレー(今回は中辛)を作ったり、本を読んだり。

真夜中まで本を読んで、大学に来た。 しばらく本を読んでから勉強しよう。


つまり、自然とは、人間が、人間の文化がつくった〈コト〉なのだ。 意味を与えながらつくった〈コト〉なのである。 だからこそ、記号、少なくとも記号的なものといったわけだ。 つまり記号として解読できるのであり、 現に記号として扱っている。 自然を読むとは、みずからがつくった意味と戯れている、 といっても過言ではないのだ。(前出、『記号論入門』、154頁)

まあ、言ってることはだいたいわかるのだが、 なぜわざわざ「戯れている」と言わなければならないのだろうか。 「戯れている」という言葉には、「一人よがりである」 「自己満足である」という含意があるような気がするが、 なんとも現代思想的(ゲンダイシソーテキと書くべきか)な言葉である。

……(むかむか)。………(むかむかむか)。 なんなんだこの言葉は。 いったいだれがこの言葉を使いだしたんだ。 責任者を出せ責任者を。


01/24/98(Saturday/samedi/Sonnabend)

真夜中

眠くて死にそう。


深夜

ふぁ〜あ。あんまり眠いので研究室で寝てしまった。

昨日は、お昼からいろいろと作業にいそしみ、 昼下がりからソシオのサーバが落ちたので不安になりつつも、 某嬢の英語の勉強の世話をしたり、 某師匠と情報倫理の話をしたりして夜になるまで研究室で いそいそしてた。

その後、皆で食事に。鍋をつつきながら、 「サイバーポルノと興奮」「震災と私」 「『栃木県の県庁所在地は?』と『う〜ん…。とっ、栃木市ですか?』」 などの倫理問題を真夜中近くまで(一部の人が)熱く語っていた。 ごちそうさまでした。

んで、ぼくはそのあと、ひとり研究室に戻って来て今まで寝てた。 しばらく寝てなかったから死にそうだった。


今日の暴論: チェイン・メイルって、ほんまにあかんの?(1)

そういえば、寝る前に、チェイン・レター(チェイン・メイル) の問題について考えていた気がする。 「新手のコンピュータウィルスが広まってます。 ***と書いたヘッダーのメイルが来たら、 絶対に開かないですぐに消去してください。 また、この文書をできるだけ多くの人に送ってください」 というあれだ。

しかし、なぜチェイン・メイルがだめなのか、と訊かれたら、 どう説明すればよいのだろうか?

ぼくも昔(といってもそれほど昔ではないが)、 チェイン・メイルはまずまちがいなくデマで、 話にのって他人にメイルしてはいけないことを人から教えられた。 しかし、「あれを信じて他人に知らせるのは善意からの行為だし、 万一その内容が事実で、ぼくがその有益な情報をとめていた なんてことになったら大変だし、 それに、デマだとしても大して実害はないんだから、 積極的にダメと言える理由はないんじゃないか」と心のうちで 考えたものだ。 <-- 余談になるが、「不幸の手紙」は「利己的」な動機から別の人へと 送るのに対し、チェイン・メイルは善意あるいは「利他的」な動機から 別の人へ送る、という違いがある。 「利己的」「利他的」とカッコを付けたのは、 日常で使われている意味での利己的、利他的、ということを 示すためである。 -->

こういう疑問に対して、どう答えればもっともな理由を 与えたことになるのだろうか?

この問いに対して、 「だって、無意味なトラフィックが増加するから」と答えるのは、 (その他の手段で毎日ほぼ無意味なトラフィックを 増加させ続けている人間が言っても) あまり説得力がないように思われる。 というのも、この答えがもっともな理由であるためには、

  1. 無意味なトラフィックの増加が不正だと断言できること、
  2. チェイン・メイルが確実に無意味だと言い切れること、

が必要だが、ぼくは1.に関してあまり偉そうなことを 言えないし、2.に関しては、 「絶対デマなんですね?ずぇぇったいに本当であることはないんですね?」 と念を押された場合に、はいそうです、と答えられる自信は ないからだ(人間の可謬性…)。

では、どう答えればよいのだろうか?

一応ぼくも答えらしきものは用意してあるのだが、 「情報と倫理」のレポートの参考にもしたいので(邪悪)、 ひとまずみなさんの意見を聞かせていただきたい。おねがいっ。

なお、チェイン・メイルの問題や実例に関しては以下を参照のこと。 (最初に ここを見つけた。いろいろ議論がなされていて大変参考になる)

「なんでチェイン・メイルは無視せなあかんの?」(冗談歓迎):


そういえば、今週号の少年サンデーの『め組の大吾』も、 デマかほんとかわからない火事の通報の話だったな…。

野菜を食べる7票。 ルーズソックスをはいてみる5票。 献血をしてもらう1票。 毎日スクワット5回、腕立てふせ5回1票。

なるほど、乾燥プルーンを仕事の合間(仕事してないけど)に食べれば、 鉄分補給ができ、またお通じもよくなりますか。 実は後者の問題もなきにしもあらずなので、ありがたい情報です。

そういえば、某助教授や某師匠には、 「しもやけなんていうものはWHOがとうに 全世界から撲滅したものとばっかり思っていた」 と言われて、 「絶滅の恐れのある生物」に指定されてしまった。

また、お二人から、しもやけの治療法として、 血行を良くするために歩くのがいいと教わったり、 くつしたを2枚重ねてはいて、その間に唐辛子をはさめばてきめんに効く、 という(縄文時代の)治療法も教わった。感謝感激。


いろいろコピー。お金が(とっても)心配。


わ、ついに雪が降ってきた。

今日は朝から高槻に行って、大阪から車で来るバンド友達に 自転車を運んでもらった。感謝。

ちょっと宝ヶ池の方にドライブに行ったあと (しかしぼくは死ぬほど眠かったのでほとんど寝てた)、 バンドの練習。またのどが枯れる。もうだめ。

富田の古本屋で買った本。


01/24/97(金)

・昼・

寝坊。目覚まし時計のばがっ。

しかし最近のウォークマンは一時間も充電すれば24時間以上使えたりするのに、 なんで人間は8時間も寝てたった16時間しか活動できないのだろう。理不尽だ。 (でもないか)

リンリー教授のファイル、家に ありました。お騒がせしてすいません。

雨。しかも憂鬱なタイプの雨。


・昼過ぎ・

大学院の修士の試験を受ける人が12人であることが判明。 じゅじゅ、じゅうににんっ。ひえ〜。超激戦っ。がんばんなきゃ落ちる。落ち ます。皆さん応援してくださいね。(しかし一体何人とるつもりなんだろうか)

これからバンドの練習。あわただしい。


・夜・

バンドの練習終わり。今から夕ごはん。


・さらに夜・

勉強勉強。


Satoshi KODAMA
email: satoshikodama-tky[at]umin.ac.jp
All rights undeserved.
Last modified: Sun Feb 17 22:53:57 JST 2013