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KODAMA'S (NEW) WORLD

「堀江さんはマンガ家としてだけではなく、 人間としてもちゃんとした大人になるようにしてくれた。 あそこで逃げちゃったら、嫌なことがあればすぐ逃げる人間になっていた」

---原哲夫、『北斗の拳』の編集者だった堀江信彦について 産経新聞2004年1月21日朝刊14面から

「もっと漫画家同士がどんどん口出しあって鍛え合っていかなきゃいけない と思うんですよ」

---原哲夫、産経新聞2004年1月23日朝刊16面から


昨日 / 明日 / 2013年1月 / 最新 / はてな

この日の出来事


22/Jan/2013 (Tuesday/mardi/Dienstag)

記載なし。

(Twilogの記録からすると、 午前中は保育園関連の手続のために上京区の区役所に行き、 歩いて大学に戻っている。午後は論文を書かないといけないにも拘らず、 新聞を読んだり雑用をしたりしていたようだ)


22/Jan/2012 (Sunday/dimanche/Sonntag)

『ミクロの決死圏』、卒論

昨晩は『ミクロの決死圏』を観てから寝た。スタイリッシュな、というかいか にも60年代のサイケなSF映画。今から見ると特撮はチープだが、ストーリーは よく出来ているので楽しく見ることができた。B

朝、ゆっくり起床。シリアル。午前中は卒論の草稿を読んだり、某著作にコメ ントしたりする作業など。

お昼を食べたあともしばらく作業。

昼下がりから夕方まで昼寝。そのあともいろいろ雑用。 夜、少し娘の相手をしてから夕食、風呂。

夜中、某オンライン研究会。今日は早めに終了。食器を洗う。テレビでやって いた『バイオハザード』を観ながらいろいろ雑用。

そろそろ寝よう。


22/Jan/2011 (Saturday/samedi/Sonnabend)

真夜中

朝、ゴミを出してから二度寝。よく寝る。シリアル、朝刊。シャワー。

お昼すぎに某妻と一緒にでかける。白山まで散歩し、新しくできたピザ屋で昼食。 そのあと、白山上の本屋などを素見してから大学へ。

大学で雑用…のはずが、ubuntuをいじったりしていたらあっという間に 日が暮れてしまう。水泳も行こうと思っていたが、つい日和ってしまう。 少しだけ雑用。

夜、春日の本屋でubuntu関係の本を探したが、めぼしいものはなかったので、 手ぶらで帰宅。夕食。

夜中、さらにubuntuの勉強。今さらだが、ubuntuOneを初めて使ったり。 真夜中まで遊んでしまう。

今日は結局、何もしなかったな。休みということにしよう。


22/Jan/2010 (Friday/vendredi/Freitag)

真夜中

朝、なんとか起きる。シャワー、朝食。

地下鉄で出勤(少し遅刻)。午前中は某校正作業など。

お昼、弁当。

お昼すぎ、引き続き雑用。少し寝袋。

昼下がり、某氏と一緒に某所長を訪ねる。サーバについて少し教えていただく。

夕方から某講義の手伝い。少しレポートの採点など。

いろいろ忙しい。週末も雑用だな。

今日は0.3LTLDぐらい。excitingなものを待つのではなく、作り出していくこと。


22/Jan/2009 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

定時起床(少し遅目)。ゴミ出し、朝食。 昨晩Willcom03をいじっていて寝るのが遅くなったため、一瞬寝る。

定時出勤。午前中は雑用。購買部にI.O.DATAの携帯HDを持っていくと、 故障ではなく、USBの電源が弱いのだろうと言われ、とりあえず持って帰ってきて、 ノートパソコンでフォーマット。確かに今のところ、うまく動いている様子。

しかし、データの共有をしていたもう一つの(Logitecの)携帯HDが調子が悪くなり、 バックアップを取ろうとすると「ライトプロテクトエラー」が出てしまう。 何度か途中でコンピュータの電源を切ったのが原因らしい。つかん。

お昼は某ランチョンセミナー。某所のディスカッションペーパーを読み、検討。

お昼すぎ、少し雑用。某面接、某相談など。

夕方、少しゆっくりする。それからまた雑用。携帯HDの件が解決できず、 ストレスがたまる。

夜、久しぶりにジムのプールで泳ぐ。1.1キロほど。ふらふらになる。

メモ。ワークライフバランスの観点から、 夜6時には仕事を上がることにしよう。 定時出勤だけでなく、定時上がり(他に何ていうのかな。 退社ならぬ退学?)を記録すること。

真夜中

夜に帰宅して夕食。そのあと、新聞を読んで食器を洗う。

夜中、二階の勉強部屋で某原稿書きの仕事。一通り終わったので、 共著者の某氏にメールで送る。

今日は疲れたので早目に寝よう。


22/Jan/2008 (Tuesday/mardi/Dienstag)

いつもより30分遅く起きる。シャワー、朝食、朝刊。朝日に比べると、 東京新聞の方がチラシの量が少ないことがわかる。

う、株価がさらに下がっている…。

真夜中

お昼前に大学へ。しばらく雑用。お昼は某ランチョン・セミナー。 先日の京都の某シンポについて某氏が報告。

お昼すぎは明日の非常勤の準備。結核予防法が昨年廃止になっていたことに気付く。 昼下がりから某ミーティング。修論生の発表。夜は某研究会。勉強になる。

ジムには行かず、まっすぐ帰宅。 夕食後、某妻お気に入りの『シャイニング』 をDVDで観て震え上がる。ジャック・ニコルソン、恐すぎる。 スティーヴン・キング原作のホラー映画は見ないように気をつけよう。 キューブリック監督の様式美はすごい。B+

日経平均株価終値12,573.05(-752.89)円。


22/Jan/2007 (Monday/lundi/Montag)

起きる。昨夜から降っていた雨は一応止んでいるようだ。シャワー、朝食。

そういえば、昨日の朝日新聞に20代に月4万円の年金を、 という広井良典千葉大教授の提案が紹介されていた。 いわゆるbasic income論だ。 このテーマについても勉強するようにしよう。

隔年で出ている内閣府の臓器移植に関する世論調査も報告が出たようだ。 調べておくこと。

真夜中

午前中に某外国人が夕方のセミナーのレジメを持ってきたので、 それを昼下がりまでかかって訳す。

夕方から某外国人のセミナー。徳倫理と医師の利益相反。 つかれていたせいか少しうたたねしてしまう。

夜、某外国人を囲んで懇親会。赤ワイン。そのあと、某外国人らの二次会。 「自分がバイセクシュアルでないことを証明するのは非常に難しい」 という議論など。午前様で帰宅。いかん。もう寝よう。

結婚式には某教授や某教授もご降臨いただけるようだ。 なんだか大変なことになってきた。


22/Jan/2006 (Sunday/dimanche/Sonntag)

比較的早起き。もう行かねば。

昼下がり

朝、大学に忘れものをしたので少し立ち寄ってから、 急いで東京駅へ。無事に予約していた新幹線に乗る。

名古屋までよく寝て、京都までは新聞を少し。 京都駅前のホテルに荷物を置いたあと、 何も手土産を持ってこなかったことに気付き、 伊勢丹でいろいろ買い物。

再びホテルに荷物を置きに戻ってから、 七条を東へと散歩。いろいろ考える。

「『人生の意味とは何か』。 このような大きな問いを文字通り受けとめるのではなく、 何か別の問いなんじゃないかと問うてみる必要があるんじゃないの? たとえば『なぜ私は一流の企業に入れなかったのか』とか、 『なぜ私はいつもフラれるのか』とか」

「だいたい大概の哲学者は人生を真剣に受け取りすぎなんだよね。 Life is a joke.って言うじゃない? びっくりテレビというか、 Truman's Showみたいなものかもしれないし。ユーモアが足りないんだよね。 まあ、そういう人種が哲学者になるっていうか。 ほら、また真面目な顔をしてる。たしかに考えたり、 認識を改善したりすることも大事なんだけどさ、 それは真面目くさって古典を読んでれば解ける問題じゃないかもよ。 方法についてもうちょっとよく考えた方がいいんじゃない?」

「コニカミノルタがカメラ業界から撤退。新しい流れについていくのは 大変だね。デジタル化という新技術によって、大手の電機メーカーが 参入してきた。これって、鉄砲が日本に入ってきて、 戦国武将の勢力図が変わったっていうのと同じだよね。 要は新しい環境に先に適応したものが勝つってこと。 違いは、当時の兵隊たちはお金のために敵を殺したけれども、 現代のサラリーマンたちはお金のために自社の製品を他社より 多く売ろうとするっていうことぐらいでしょ。 倫理学業界だって、真理を追求するためにはまず学生を確保し、 講座や講義を確保しなきゃいけない。 学生数が減って今後さらに激しい取り合い競争になるのは目に見えてるんだから、 悠長なことをやってないで戦略会議でも開かないといけないんだよね。 そうしないと、斜陽産業になっちゃう」


22/Jan/2005 (Saturday/samedi/Sonnabend)

昨夜はジム・キャリー主演の 『ブルース・オールマイティ』 を観てから寝た。他人の自由意志は神でも力ずくで変えることはできない、 自分のことばかり考えていると不幸になる、というのがメッセージか。 ジム・キャリーは悪くないが、 『トゥルーマン・ショー』の方が話は練られている。C+

ちょっと寝坊。翻訳をしなければ。

真夜中

朝、DVDを返却に行ってから大学へ。午前中は少し翻訳。 お昼はカップラーメン。 お昼すぎから某倫理コンサルテーションの授業に参加(ビデオ撮影係)。 夕方まで授業で、そのあと懇親会。 空き腹にビールを飲んだせいか、けっこう酔う。 終わってからフラフラになったので、 帰宅して買ってきた弁当を食べたあと、しばらく昏睡する。 そのあとまた翻訳。もうあとほんとに一息。


22/Jan/2004 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

遅寝遅起き。今日は午前中に何かあった気がするのだが、気のせいだったか。

お昼

やっと大学へ。

旧正月(The Lunar New Year)。暖かい。

お昼すぎ

お昼はもう一つの弁当屋の弁当。なかなかおいしい。

「すべてのサービスで一番になりたい。そのためには手段を選ばない」 --井上雅博ヤフー社長。すごいな。このような野望はないが、 オレもせいぜいがんばろう。まず背筋を伸ばせ。

夕暮れ

そういえば、産経でやってる『北斗の拳』の作者と編集者の話もおもしろい。 原稿が気に入らないと、机を蹴っとばして書き直しを命じる編集者というのは、 実際にやられると困るんだろうが、けっこう望ましいようにも思える。 まあ、人に頼ろうとせず、自分で自分の尻を叩きつつ、やるべし。

『公務員のためのメンタルヘルス・ハンドブック』という本を教えていただく。 これはおもしろい。 たしかに毎日職場に来て仕事をしていると、 知らないうちにストレスがたまるものだ。 まあマラソンみたいなものだから、 適当なところでガス抜きする必要がある。 自己管理に努めよう。

Beautiful

毎朝起きるとき
笑顔を忘れないで
精一杯の愛情も
そしたらみんな仲良くしてくれるから
きっとわかるわ、そう
自分は美しいんだって
思っているとおりに

仕事日の風に吹かれながら駅で電車を待つ
することがないから通り過ぎる人を眺める
彼らの顔にはストレスの色が出ている
でも彼らはそれに気付いていない
だったらわたしも同じなのかしら?

毎朝起きるとき
笑顔を忘れないで
精一杯の愛情も
そしたらみんな仲良くしてくれるから
きっとわかるわ、そう
自分は美しいんだって
思っているとおりに

悲しみの理由を何度も自分に尋ねてみた
どうして涙が子守唄の世界に住んでるのって?
もしそれに答えがあるのなら--
愛がこの狂気を終わらせられるのかも
無理かもしれない、けど、やってみるしかないでしょ?

毎朝起きるとき
笑顔を忘れないで
精一杯の愛情も
そしたらみんな仲良くしてくれるから
きっとわかるわ、そう
自分は美しいんだって
思っているとおりに

---Carole King

夕方から某ミーティング。勉強すべきことがいっぱいある。 当然と言えば当然だが。

夜2

カップラーメン。

翻訳をせねば。

真夜中

帰宅。つかれた。

う〜ん、首が痛い。


22/Jan/2003 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

真夜中 (午前)

ちょっと自分の生き方について来し方行く末を考える。 誠実に生きること。ユーモアを忘れないこと。 この二つが大切だ。 一方だけだと堅物でつまらないし、 他方だけだと軽薄で信じるにたりない。

遅い晩ごはん。千枚漬、酢物、ごま豆腐、納豆、アジのみりん焼、 その他。腹がふくれて気分が悪くなったところに、 とどめとばかりによもぎ餅。死ぬ。

真夜中2 (午前)

寒い。

夜明け前に寝る。朝起きてちょっと大学へ。寒い。

以下、先日から訳したいと思っていたラトルズの曲。 `Dear Prudence'のパロディだが、 人間が従うべき規範を自然に求めるストア派の考えのパロディとも言える。 そういうのは抜きにしても、美しい曲。

Let's Be Natural

時は過ぎさる、みんな知ってる
自然なことさ
人は出会って、そして別れる
自然なことさ

自然になろうよ
世界の始まりからずっと
自然になろうよ
女も男も区別なく
自然になろうよ
自然の摂理に従ってきた
自然になろうよ

お星さまは頭上に輝く
自然なことさ
別れたと思えばまた恋に落ちる
自然なことさ

自然になろうよ
世界の始まりからずっと
自然になろうよ
女も男も区別なく
自然になろうよ
自然の摂理に従ってきた
自然になろうよ

あらゆるものはあらゆるもの
自然なことさ
泣いて、笑って、そして歌う
自然なことさ

自然になろうよ
世界の始まりからずっと
自然になろうよ
女も男も区別なく
自然になろうよ
自然の摂理に従ってきた
自然になろうよ

みんな自然になろう
みんな自然になろうよ

---The Rutles

昼下がり

お昼前、某ルネに本を買いにいくが、欲しいものが見つからず。 中央食堂でサンドイッチを買い、某所でハムハムと食べる。

そのあと、再び某ルネに行き、新幹線の切符を購入。 発券のあいだに某ルネ南館に行き、 コンピュータの廃棄処分をしてくれると聞いたので、 思い立ったが吉日、切符をもらっていったん研究室に戻ったあと、 研究室に置かせてもらっていた2台のコンピュータを 文学部に借りた手押し車に乗せて運んでいった。 けっこうお金を払わされたが、 ちゃんと処分してくれるのかな。

某学振に電話してみる。 科研費は来年度から上がるそうだ。

夕方

部屋探し。つてに頼らずに自分で探すのはむずかしい。 しかしまあインターネットがある時代でよかった。

それにしても、マンションとアパートってどう違うんだろう? 木造はアパート、鉄筋だとマンションなのかと思ったが、 どうもそうではないようだし…。

あ、どうも三階立て以上はマンションと呼ぶようだ(ここここなど参照)。 やはり基本的には木造か鉄骨かという区別があるようだ。 鉄骨造も鉄筋コンクリートでなければ防音防振性は木造と変わりないとある。 気をつけよう。

アパートとマンションでは値段が違うっていう区別は、 高いアパートもあれば安いマンションもあるだろうから、 特徴付けとしてあまり適当とは言えない気がするが…。

賃貸アパート・マンションでは次のような点に注意すべきだそうだ。

真夜中

夕方に帰宅。その後も部屋探しを続ける。 Yahoo! JapanのReal Estateのページなどを参考にした。 とりあえずある程度当たりをつけたら、 今週末に部屋を見に行くつもり。 なんとかなるといいけど。


22/Jan/2002 (Tuesday/mardi/Dienstag)

真夜中 (午前)

「海親子丼。明日からはカレーの予定」

「もうちょっと食事の実験しろよ」

「個性を伸ばせ」

「多様性だ」

「26日夜のホテルを予約した。 某都立大の一駅となりの、半額セールをやっているホテル」

「倹約倹約。緊縮財政で行かないと外国旅行ができない」

真夜中2 (午前)

「やっと文献紹介を書きはじめた」

「なかなか進まず」

「明晰判明に書け」

「悩まずどんどん書け」

真夜中3 (午前)

人生論

たまにはモノローグで行こうか。

煮詰まったので風呂に入る。そのお湯を使って洗濯の準備もする。

風呂に入りながら過去を振り返る。 自分が二十歳ごろからどの程度成長したのかあるいは成長しなかったのかと考えるが、 自分ではよくわからない。だれかが毎年通知表を付けてくれるといいのだが。 いや、もう大人なんだから、それは自分がすることか。

学部生以降、 せいぜい一年先ぐらいしか考えずに手探りで生きてきたが、 そろそろ過去を振り返り自分を冷静に評価し、 学振に書いたようないいかげんな予定表ではなく、 私生活も含めもうすこしきちんとした 将来的な予定を立てるべきかもしれない。 こう、人生に対して不誠実ではダメなのだ。 自律的に生きなければ。

「そんな真面目にならなくてさ。もっとかろやかに行こうよ」

などという声も聞こえてくるが、それではダメなのだ。 人生は短かいのだ。もうすぐ30ではないか。 どうするのだこのままで。 この、ABBAの曲が一曲一曲流れ去るあいだにも、 細胞は劣化し脳は緩慢な死を死につつあるのだ。 だからこそ、 このぐうたらなロバのような弱い自分をむち打ち、 毎日コツコツ前進していかねばならないのだ。

「ぜんぜん本気じゃないよね。真剣味がない。 まじめになりたいんじゃないくて、まじめに見せたいだけでしょ」

ええい。ええい。すぐに茶化す声が聞こえてくるが、 そんな悪魔の声には耳に貸さず、真剣に生きるのだ。 目を覚ませ。覚醒だ。覚醒だ。

夕方

とか書きつつ、昼下がりまで惰眠を貪ってしまう。 惰眠とはなまけ眠ることである。

君たちの魂を、新鮮に、冷静に、そしてきびしく保て! 多感な人々の生温るい空気、感傷的な人々の弱々しい、沈鬱な空気は、 君たちから遠くあらねばならぬ!

---ニーチェ、「遺稿」(箴言1882-1884, 645)

その通り。「鬱は伝染る」などと言っていてはならない。 自分の感傷的な気分すら乗り越えなくてはならない。 しかし、ニーチェにはショーペンハウエルの洒脱さがない気がするな。 翻訳の問題だろうか。

それにしても、 カッコに入れず地で文章を書くのはなんだか恥ずかしいな。 他人にはこれが本音だと思われてしまいそうだし、 おれも本音で書かないといけないような気がしてくる。 まあもうすこしこのままにしてみよう。

壁紙にときどき使っている山下公園の写真。 ああ、またカメラ買わないとな…。

夕方、某ルネに行き、週末の夜行バスの予約をする。 ついでにいろいろ本を買う。もうそろそろ科研費が尽きる。

買物をしてから下宿に戻ってきた。 (また)カレーを作るつもり。

今夜は星がよく見えている。

ペギー・リーが心臓発作で死んだらしい。享年81才。合掌。

真夜中

ナスとツナのカレーを作って食べる。 これで三日は食事の心配をしなくてすむ。

タカラの電気自動車と、カーシェアリングの話をテレビで見る。 カーシェアリングは定着するといいが、 「車は持つものじゃなくて借りるもの」 という考え方が当たり前にならないと難しいだろう。 カーシェアリングしない限り高額の税金をかけるとか。

今日の勉強時間…1hr


22/Jan/2001 (Monday/lundi/Montag)

記載なし。


22/Jan/2000 (Saturday/samedi/Sonnabend)

今日のニュース


スケッチ6: 人間大学院

今日の講師は、 「自分の思い出について恥ずかしげもなく語る一郎」さんです。

「ええええ。う、うおっほん。 ええええ。ただいまご紹介にあがりました 『自分の思い出について恥ずかしげもなく語る一郎』です。 ええええ。 よく聞かれるので念のために申し上げておきますと、 わたくしの苗字は 『自分の思い出について』であり、名前は『語る一郎』です。 途中の『恥ずかしげもなく』は旧姓です。 あの、つまり、わたくし、その、妻の家のムコ養子なわけでして。

「ええええ。ご、ごほ。ごほごほごほ。う、うおっほん。 えええ。 それはさておき、前にもどこかで書いたかもしれませんが、 上に引用しましたニーチェの『山上の木』 のこの一文は、 わたくしが高一だったか高二だったか忘れましたが、 とにかくその時分のときに岩波文庫で読んで強く感動した箇所であります。 ええええ。わたくしが哲学の道を志そうと考えたのも、大げさに言えば、 この一文に出逢ってしびれてしまったからと言えましょう。ごほ。ごほっ。 う、うおっほん」

……ありがとうございました。 今日の講師は、 「自分の思い出について恥ずかしげもなく語る一郎」さんでした。 それではまた10日後あたりにお会いしましょう。 人間大学院でした。


編集者による註: 上の引用は、中央公論社の『世界の名著57 ニーチェ』 からのものです(101頁)。 岩波文庫の訳の方がより文学的に仕上がっていますので、 そちらの方もご参照ください。
(追記: 岩波の訳に変更しました。26/Jan/2000)


01/22/99 (Friday/vendredi/Freitag)

真夜中

4時間ぐらい研究室のソファで寝る。 なんか寒い。


夜明け前

ベンタムの人間本性論についてのポステマによる説明を読んだり。 腹減った。


早朝

ようやく日記の整理が終わる。無駄無駄無駄ぁ。


『男組』第1巻から第3巻まで読む。 池上遼一もこの頃はまだ絵が若々しいなあ。


さらにポステマの文章を読む。疲れた。


昼下がり

朝、某喫茶店でモーニング。楳図かずおの作品読む。

いったん下宿に戻った後、また大学に来て、久しぶりにベンタム読書会。 『序説』第10章「動機について」第3節「快苦の一覧に対応する諸動機の一覧」 に入る。 われわれは味覚の快や性欲の快や富の快が動機になって、 いろいろな行為を行なうが、 これらの動機の善し悪しは帰結によって判断されるのであり、 常に善いものであったり、 常に悪いものであったりするわけではない、 ということが具体例を用いながら説明されている。


夕方

一緒にバンドをやっているギター弾きが、 ついに会社でe-mailのアカウントをもらった模様。 こいつのPHSはいつかけてもつながらんので、 連絡がとりやすくなってありがたい。


歯医者行く。二回目。

麻酔される。数回打たれたようだが、 上手なせいか、あまり痛くない。 どうやら注射する前に何か塗ってるらしい。

それからウィーンキョキョキョキョキョッと盛大に削られる。 あの音はなんとかならないのか。

さらに、なまぬるいゴム状のものを歯に塗りつけられた後で、 歯の型を取られる。上下とも。 終了後、手鏡を渡され、 唇や鼻の頭などについたピンクのゴムの残りかすを取らされる。

次回、詰め物をするらしい。


ほんとにどうでも良いことだが、悩みを垂れ流すのは問題ないが、 脳を垂れ流すのは少し問題だと思う。


01/22/98(Thursday/jeudi/Donnerstag)

真夜中

快眠。なんか最近、英語で会話してる夢を見る。 覚えている、ということは相当意識して喋っているということだろうか。

昨日は、研究室の人々と夕ごはんを共にした(結局昼ごはんは食べなかった)。

そのあとで銭湯に行ったら、 足の指がしもやけで痛いわ、 風呂から上がるとふらふらするわで、 自分の健康状態があまり良くないことを実感させられた。

おそらく、血が足りないんだと思う。どうしたらいいんだろうか。

献血してもらう
毎日スクワット5回、腕立てふせ5回
もっと野菜を食べる
ルーズソックスをはいてみる

アドバイス


早朝

うわっ、もう朝か。 独りさみしく倫理学入門書読書会の準備。

(…あああ、白いワニがやってくるっ)

ルーズソックスをはいてみる1票。 (わかりました。10票入れば真剣に考えてみましょう)

豚肉が効くらしいが、 あいにく最近豚は食べない。 こだまの食べる肉類は基本的に魚類だけです。

(だからダイオキシンが怖い)


やっと読書会の準備が一段落着いた。 そろそろ情報と倫理のレポートを書きだそうか。

某君も関東地方 探検に行ったらしい。

新都庁近辺を見たときの、ぼくとの反応の違いが興味深い。


耳せん

最近、ある人が耳せんをしているのを見て、 ぼくも大学受験以来久しぶりに耳せんを使ってみている。 一人でいるときにも、耳せんを付けると、 意識的/自覚的/覚醒的になる時間が多くなる気がする。

ただし、 (1)人の気配が読めない(で驚かされる)、 (2)人の話が聞こえない(のでとりあえずふんふんとうなずいておくが、後で困る) などの弊害にも苦しまされている。

やはり、耳せんしなくても集中力を維持できるよう修行すべきなのかもしれない。


野菜を食べる1票。 ルーズソックスをはいてみる1票。

緑黄色野菜を食べたり、レバー (肉類でなければ、あさりなどの貝類がいいとのこと)を 食べたり、歩いたり泳いだりすると良いらしい。

だが、緑黄色野菜を食べようとしてフラリと貧血になったり、 歩いたり泳いだりしようとしてフラリと貧血になったりしなければいいが。

しもやけの良い対処法はどなたかご存知ないだろうか。


お昼前

毎日スクワット5回、腕立てふせ5回1票。 野菜を食べる1票。ルーズソックスをはいてみる1票。

毎日銭湯に行けば、しもやけは治るのでは、というご意見をいただいた。

ううむ、たしかにその通りなんだが…ううむ… それはちょっと無理な…むにゃむにゃ…。

(↑自己批判せよっ)


お昼

野菜を食べる2票。 毎日スクワット5回、腕立てふせ5回1票。 ルーズソックスをはいてみる1票。


昼下がり

研究室のいすに座って爆睡。 あんまり寝てないので死にそうだったが、 少し寝たらずいぶん楽になった。 まだ頭がぼーっとしてるが。


夕方

う、時間がどんどん経つ。

そうか、デジタル・コピー機って、一枚の文書を複数枚コピーするときに、 アナログ機と違って一度ジーっとデータを読み込むだけで済むのか。 (つまり、何枚コピーしても、 あの「まぶしいやつ」が動くのは最初の一回だけ)

当然と言えば当然だが、すごい。 ううむ、まさに文明の利器、文明の力。


倫理学入門書読書会 (「一見自明な義務の倫理an ethic of prima facie duties」の巻(上)」 終わり。来週はその続き。 この倫理学説はけっこう皆に不評だった。 (ぼくも悪口を言っていたが)

そのあと、みなでスパゲティ屋へ。アサリ系のスパゲティと、 サラダを頼む。健康は何かと高くつく。

野菜を食べる4票。 毎日スクワット5回、腕立てふせ5回1票。 ルーズソックスをはいてみる2票。

やはり野菜か。なんとかせねば。


01/22/97(水)

・真夜中・

今出川通がこぉーっている。自転車でこけるよりも車が突っ込んでくる方が怖 い。

"I woke up to find myself frozen"ということにならない ように使い捨てカイロを購入。大正解。

『沈黙の艦隊』7巻まで読む。やっぱり今かわぐちかいじ(だったか?)が書い てる『心』よりも断然面白い。『イエロー』も悪くはなかったが、あたかも打 ち切りのように終わってしまった。


・超早朝・

うーん、ドイツ語を暗記する量が増えてきてそろそろつらい。現在までに18の ミニ長文を暗記した。しかし人間の脳に限界はないはずだから頑張ろう。目標 は60個。毎日、復習が大変なのだ。これはマラソンなのだ。


・極早朝・

うーむ、そろそろ寝ておかないとやばいな。あんまり勉強が進まなかったが、 仕方がない。

イギリスの思想家トマス・ホッブズによると、大学に生協がない生活 というのは「孤独で、貧しく、危険で、野蛮で、そして短い」もの であるから、われわれは安全を求めて生協に入るんだそうだ。確かに一理ある。 ありがとう生協。


・早朝・

なにやら 天から声が聞こえてきたので、とりあえず 大学院修士課程入試未確認情報なるものを作ってみる。たたき台にでもし てもらいたい。

おいおい、まだ雪が降ってるぞ。電車は動いてるんだろうか。


・朝・

降り積もる雪。ますますはげしい。

ちょっと寝ないと死ぬべな。ああ、けど喫茶店に行って雑誌が読みたい。寝る のはあとにしようっと。


・まだ朝・

あはは。いいですなあ、雪ってのも。なんだかうきうきして、犬のように転げ 回りたくなってしまいますなあ。第一勧銀の行員が手袋もはめずにシャベルで 雪かきやっているのは、何とも気の毒だったけど。頼むから手袋はめろっつー の。

ところで、小林発作君は雪国出身だけあって、『おらが冬』 には雪に詠んだ俳句がたくさんある。今日はそのうちの二つを紹介しよう。


あなうれし  はげの頭に  積もる雪


(解釈)
赤ら顔のおじさんが、はげ頭の上に白い雪を高々とのせて、意気揚々と歩く姿が自然と目に浮かぶ。さらにこの俳句を読む者は、はげのおじさんに富士山の姿をダブらせねばならない。


積もる雪  積もる仕事に  積もピンフ


(解釈)
これはすばらしいっ。「明け方、外は雪が積もっている。そしてわたしにはや らなければならない仕事が山積みである。しかしっ。し、しかしっ。......し かしわたしは性懲りもなく友達の下宿に来て、こたつを囲んでテツマンしてい るのである。ああこんなことでいいのだろうか。」朝になっても手堅く積もピ ンフで上がってるところをみると、きっと勝っているのであろう。普遍的な男 子大学生の等身大の姿を描き切った力作である。


・昼過ぎ・

ひつこく雪は降る。さてあと一時間したら功利主義読書会。あらら。予習は一 応済んだが、寝てない。いいんだろうか。


・夜・

読書会終わり。後半はエネルギー切れで死んでた。ふらふら。とても疲れたの でもう帰ります。まーたあっしったっ。


Satoshi KODAMA
email: satoshikodama-tky[at]umin.ac.jp
All rights undeserved.
Last modified: Sun Feb 17 22:45:42 JST 2013