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日本家庭医療学会 議事録

日本家庭医療学会 運営委員会記録(平成17年11月13日)
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【議案】
  1. 会員数報告、新入会員承認、会費未納退会者
  2. 平成16年度収支決算報告
  3. 平成16年度会計監査
  4. 平成17年度収支予算案について
  5. 常設委員会報告
    ◇ 編集委員会《会誌『家庭医療』》
    広報委員会《会報,Webサイト》
    研修委員会《秋のワークショップ(生涯教育のためのワークショップ)》
    研究委員会《学会賞,課題研究》
    倫理委員会《申請研究に対する結果》
    家庭医療プログラム・専門医認定検討委員会
  6. プロジェクトについて
    ◇ 家庭医療後期研修調査プロジェクト
  7. 研究初学者のためのワークショップ
  8. 若手家庭医部会《冬のワークショップ(若手家庭医部会ワークショップ)》
  9. 学生・研修医部会
  10. 第21回(2006年)学術集会について
  11. 家庭歯科医療学会について
  12. 年会費の自動引き落としについて
  13. その他
    夏期セミナーについて
    ◇ その他

竹村 : 定刻になりましたので、順次会議の方を進めさせていただく。
山田 : まず最初に、この運営委員会の議事録はいつものように、学会のホームページ上で公開するがよろしいか。
全員 : 了承
山田 : 今日はワークショップに付随して運営委員会を開催することになった。ワークショップのほうは150人を超す方々のご参加で、活気のあるものになっている。

【議事】
1. 会員数報告、新入会員承認、会費未納退会者

山田 会員数報告では、11月8日現在、1,152名、一般会員が997名うち医師が979名、学生会員が145名となっている。また、この3ヶ月弱の間の入会者、退会者のリストが載っている。年間会費未納者は14年度まで納入済みで、その後は未納。これは退会扱いになっているか?
事務局 滞納者はまだ会員。17年度の請求がまだ出来ていないので、NPOの承認がとれたところで請求する予定。
山田 NPOの申請は3ヶ月くらいになるか?
事務局 7月に済んでいる。
山田 本当は今日の段階で報告できるかと思ったが、まだ返事のない状態で、それを待って17年度の会費請求を出そうと思っている。以上が会員数報告。何かご質疑は?
竹村 何かご質疑は?会員数が減ったように見えるのは統計上の違いである。今までは(入会申込書を提出した時点で)会員という入れ方をしていた。しかし、今回からはお金を2年以上越えずに未納していない方たちを入れているので、ちょっと減っているようにみえる。実際には増えている。
9月30日に72名減っているが、本人希望と書いてある人以外は、2年以上未納の人が退会ということか?
山田 そうです。出来るだけ丁重に会費の請求をしている。中にはよく知っている方のお名前もいるが、単に気がついておられないことも多いので、それはよくお話をして。
アメリカに行っている方などは、特別優遇措置などもなしということで?
竹村 はい、この前の運営委員会ではそういうことに…。
わかりました。
竹村 一応、学会員であったときには声をかけるようにはしている。皆さんに、該当する方で、「この人は退会希望者とは違う」という人がおられたら、是非とも催促をしていただきたい。そのときに会費を預かっていただけたらと思う。
退会手続きをとったことは本人にいっているわけか。
竹村 退会通知は出しているか?
事務局 8月と9月に1回ずつ、滞納者に会費請求を行っている。その上で入金がなければ、9月末で処理している。
山田 特に自動退会となりました、という連絡はしていないのか?
事務局 していない。会費請求の際に、9月末で退会になるという文面を入れている。
山田 2回督促状を出して、反応のない場合はあえて通知しないとしているがよろしいか?
全員 了承。

2. 平成16年度収支決算報告、3. 平成16年度会計監査

山田 収入のほうは予算が18,062,891円だったのが、決算としては年会費収入が若干増えて、19,730,783円となっている。支出のほうではその分、会報、会誌が増えたことで予算額をいずれも上回り、例えば会報が957,710円、運営委員会の会議費やワークショップ等々回数が増えたことにより1,274,505円、あと記載してあるとおり、夏期セミナー補助金、学術集会負担金支出、後期研修プログラムに対する活動費等々が計上されており、総支出が7,530,318円ということで、収支差額が772,274円、繰越額が12,200,465円となっている。収支決算報告は以上。
竹村 監査報告の後に質問があればしていただきたい。昨晩9時から津田先生、伴先生に監査をしていただいた。その結果について報告をお願いしたい。
昨日、あゆみコーポレーションより貸借対照表、収支決算、領収書を持ってきてもらい、津田先生と二人でそれぞれの収支を点検し、収支決算報告に間違いないことを確認した。
竹村 質問などあればどうぞ。
あゆみコーポレーションのほうもきっちりと、良心的にしていると感じた。
津田 私は安すぎるのではないかと思うくらい、やっていただいている。
山田 今回、法人へのサポートや会議の議事録、メーリングリストでの通知など、かなり複雑な仕事を、前からすると2倍も3倍も業務をやっていただいているが、遅滞することなく非常にスピーディーにやっていただいており、執行部としては助かっている。

4. 平成17年度収支予算案について
山田 事業計画としては、5月の運営委員会で諮ったもの。今回は会計年度を3月31日で区切っているということで、4月以降の学術集会、あるいは他の事業のことは含んでいない。3月31日までの事業を見積もって計上したもの。収入の部は正会員の会費収入が6, 656,000円等々で、ワークショップ・セミナー等々含め、全ての収入が12,963,350円となっている。支出としては、ワークショップなどは収入と均衡するように200万円、若手部会セミナーの320万円等々、会議あるいは研究事業に費やす費用となっている。特に昨年から変更したことはないように思う。管理費、事務委託費ということで、あゆみコーポレーションに依頼する入会受付業務やNPO法人サポート業務、教育集会、今回のようなワークショップのサポート費、WEB管理、テープ起こし作業などを含めた3月末までの事務委託費となっている。それを含めた支出合計が10,441,062円ということで事業収支を見積もった。
竹村 質問などは?
  (事務局より、見積内容の訂正あり)
武田 WSで色々やってもらっていることは、WSの会計でやらなくてもいいのか?
山田 WEB管理は全体の管理と称してやってもらっているので、改めてWSの広報を出したからそのことでどうこういうことは別途請求していないか?
事務局 請求しています。(事業に付随して発生する費用は)事業ごとの費用になってしまうので、どこまでを管理費、どこまでを事業費とするか。
竹村 名目上は学会が事業計画を立てて予算計画をして事業をしているように見えるが、実際には秋のWS単体として計画や予算の執行をしていただいている。ただ、あとで収支決算書はあとで学会に提出していただくことになる。その際の記載についてですね。
武田 WSで事務局に動いていただいた費用に関してはWSの中の費用となるのか。
山田 WEBや、今日来てもらったことなどは全体の管理費から出しているのか、事業に対して請求書を出して?
事務局 まだどちらに入れるかは決めていないが、NPO法人になった時に、管理費が事業費を上回ると駄目ということがあり、事業費は結果的には学会から支出しているという形で良いが、どの事業でどのくらい使っているかということを出さないといけないということがある。
山田 事務に関して、全体の管理費があまり伸びるよりは、それぞれの事業に振り分けて、これをやったからいくらという積み上げ算のほうがきめ細かいということで、出来るだけ振り分けてもらって処理をしてもらう。ただ、内容としては同じ会計から1本なので、赤字でも黒字でもあまり意識しないでやっていただいてよいと思う。
竹村 黒字になったらどうするのか?
山田 学会の収支なので、そのWSが非常に頑張ってやっていただいた、という結果を出してもらったらよい。
竹村 秋の方は毎年収支決算を出していただいているが、来年の冬のWS、若手家庭医部会の方も収支はきちんと出していただきたい。

5. 常設委員会報告(研修委員会)
竹村 次に常設委員会報告。まず、研修委員会から。
内山 今回の秋のWSでは、有料の参加者が160名、講師が12名、全部で172名。懇親会だけの方も含めると180名。申し込みは1週間くらいでいっぱいになった。ニーズはかなりあるということ。費用の件だが、事務の費用を、今回、あゆみに動いてもらった分をWSの決算に入れるとすると、10万円くらいの赤字になるかもしれない。逆にその費用を事務局と込みで、例えば今回の出張費に入れていただければ、その分を40万くらい見積もってあるので、30万の黒字になる。だからほぼトントンで、その辺の操作を後で詰めたい。プライマリ・ケア学会が、われわれのWSを参考にしたと思われるが、同じようなWSを秋に横浜でした。おもしろいWSだったが、反省点としては、向こうが横浜、こちらが赤坂・東京で、時期も9−10月、11月ということで、場所も時期もバッティングしており、参加者の利便性から言うと良くなかった。来年は時期か場所、あるいはその両者を分離することがいいのではないかということで、プライマリ・ケア学会の石橋先生と会うたびにその話をする。プライマリ・ケア学会は事務局が東京にあり、非常にコンパクトな形で行っているため、関西で開催するのは物理的に難しいということで、やはり来年秋に横浜か東京で行うとのこと。武田先生と相談して、今度は我々が関西でやろうということに少しずつなっている。問題は、関西で秋に行うとすると、次の総会が名古屋に5月。時期が離れているのでいいのかもしれない。大阪か名古屋かその辺りで、秋頃にこのWSを行おうと思う。ご意見をお聞かせ願いたい。
竹村 如何でしょうか。
  ―京都、大津、尼崎などの意見が出る―
内山 特にご異論がなければ、関西で開く方向で進めたいと思う。
山田 ぜひお願いしたい。企画、講師依頼など、二人の先生が主にされているが、他に事務局でサポートするようなことがあれば。
内山 今回からお願いしている。
山田 ぜひ、他の会もそうだが、あゆみコーポレーションも手伝ってもらっているので、ぜひお願いします。

5. 常設委員会報告(倫理委員会)
竹村 次に倫理委員会。白浜先生。
白浜 倫理委員会は5月にスタートし、後期研修プログラムの倫理的な調査を最初に行った。その後、うつ病の調査。最初に筑波で評価されていたプログラムだったが、内容が変更となったため、診療所レベルでやるので再検討してほしいということで、その検討を行った。根本的にメールの上でのやりとりであるが、稲葉先生という外部の法律担当の方とか、倫理の総合診療関係の浅井先生がおられるので、ある程度、対社会的にもこういう所まではしよという検討が出来ている。あまり多くなると大変だが、今のペースなら何とか出来る。ある意味で研究の査読のような所までいくが、稲葉先生が「これはだめだというよりは、こうしたら良くなる」と言うようなコメントを下さっている。申請された方からも「良い検討をありがとうございました」という返事がくるような倫理委員会をめざしたい。だいたいは倫理委員会はチェック機関で、そこからお達しがあり、書き直さなくてはいけないようなものだが、それだけではなく、「このようにしたらどうですか?」というような所まで含めて作っていこうとなっており、それは大事なことだと思う。来年の学会と関係して、大園先生からの連絡で、教育講演として稲葉先生に「家庭医に必要な倫理」の話をしていただき、できれば研究倫理も含めて、「家庭医の考えるべき倫理」のようなことを、法律家の立場から話していただこうと思っている。それに出来れば、シンポジウムの形で、みんなが困っているような問題を、大園先生にお願いしているが、公募に出来ないかと考えている。会員の先生方でもいいが、「こういう問題で困っている」という問題を、研究倫理というよりも家庭医独特の問題があると思う。ある意味で知り過ぎているからどこまで関わっていればいいのかなど、いわゆる今までの医療倫理とは少し違った、もちろん延命治療などもあるが、逆に延命治療で言えば家族の背景などが良くわかっているので、やりやすい部分と、逆に知りすぎているから難しい部分とか。出来ればそういうのを公募して、こんなことで困っているというのを2・3人出して、そして稲葉先生の法律家の立場も入ったシンポジウムが出来ないか、ということを大園先生から相談を受けて考えている。公募したときには、できれば「こうしている」というよりも、「こんなことで困っている」というようなことを出していただければ、議論が深まる。ワークショップでも良いかもしれないが、出来ればシンポジウムでと大園先生より言われている。こちらから指名するよりも、「こういうことでこんなことをしている」とか「こんなことで困っている」というのを出して、みんなで考え、法律家の先生もいる時間にシンポジウムという形で2-3時間とれたらどうかと考えている。(その後、大園先生と連絡で、シンポジウムは1時間半と制限されるので、3時間のWSにしていただくことで計画中です)どうぞ皆さんの中で、特に診療所レベルとか大学とかは関係なく、研究したくて倫理はチェックを受けたいという方は、是非申請してほしい。申請されたのを見ながら勉強して、確認していこうというのを作り上げている。年に3-4本くらいまでなら大丈夫。
田坂 前回のプライマリ・ケア学会の時の稲葉先生の感想だが、フロアからの質問で、末期に点滴をどうしてもしなければいけないと思っている先生が、質問された。つまり4分割表で医学のところがバラつくと、すべてがバラつくというとことがある。討論のところに、医学のところのエビデンスも同時に入れておかないと、反対方向にいくかなというのがあって。症例提示をされるのなら、そこの医学エビデンスはきっちり出しながらというか、そこがずれると、すべてずれるというのが前回の印象でした。
白浜 前回のプライマリ・ケア学会のWS中で、事前指示のようなことが出たということですね。
田坂 末期にとにかく点滴をしなければいけないと思い込んでいる先生方が、倫理的に考えると点滴しないことは悪いことだと悩んでいた。その辺りがずれると全部がずれるということがあるので、突然フロアからそういう話がきても浮くのではないか。
白浜 確認はしなければいけないと思う。来月、全国の医学部の倫理協議会のディスカッションがあるが、それである。医者の方がぶれていたら困るが、一般の人たちは「なぜ治療しないのか?」という人と、「なぜ治療するの?」という人にきれいに分かれてしまう。これは、コンセンサスを作っていかなくてはいけないことだが、今度シンポジウムをするならそこだけは確かに。
田坂 そこのデータを同時に出しておかないと。
白浜 データを出して出来るといい。
山田 本来、倫理委員会は研究について倫理審査をするものだが、そういう広がりというか、家庭医にとって本質的な問題で倫理にかかわるものが非常に雑多なので、できれば臨床の場での倫理的な問題についても議論ができると面白い。田坂先生が行っておられるような、メーリングリスト上でも問題になることもある。できれば今度の学会で一番ホットになれるものを2,3提案していただけると面白い。いわゆる先端医療技術と倫理の問題とか、移植と倫理の問題とかでなく、もっと日常的な患者の守秘義務などになると、実は家庭医の方が最前線で、実際的問題と戦っていることも事実なので、日常的臨床につながる倫理的諸問題というか、今の個人情報などもそうであるが、第一線で密接につながりやすい事を、次の学術集会でテーマにしたらどうかというご意見だったと思う。ぜひ、今日的なホットな問題を取り上げればと思う。
白浜 若い人たちも来週の後期研修WSに来るので、こういう所で困っているなどがあれば教えてほしい。
竹村 ちなみに研究倫理の方ですが、ホームページ上に公開されて非常に勉強になると思うので、一度見られると良いと思う。

5. 常設委員会報告(広報委員会)
木戸 広報委員会はいつも松下先生が実質仕切っておられるが、今日は欠席。つい先日最新号が行ったと思うが、順調に動いている。リレーエッセイの所がまだ連載が続いているので、依頼がいけば断らないでください。

5. 常設委員会報告(研究委員会)、7. 研究初学者のためのワークショップ
前野 研究委員会は、研究補助金の公募要綱について。夏の理事会で補助金について詳細が決まったが、まだ公募ができていない。アナウンスだけは、先日の会報に記載があったと思う。研究テーマについては、前回の理事会で審議していただいたとおり。課題研究は「家庭医への期待」、自由研究は自由。交付の対象は学会員であり、研究委員会と理事会で審議する。交付の条件は1件20万円として、課題と自由合わせて3点以内。交付を受けた者は3年以内に会誌『家庭医療』で現状報告をする、ということを条件にしたいと思う。ここでご了解いただければ学会のホームページにすぐにアップして、締め切りを12月19日としたが難しいということであれば、いつでも設定をし直す。
山田 締め切りの期限を決めなければ。
前野 1ヶ月では短いので、1月の末あたりでいかがでしょうか。(そうですね、の声)それでは適当な日付で。審査は、次の理事会までに研究委員会で予備選考を行い、次の理事会で承認していただいて交付という形にしたい。
竹村 申請書はワードでやるのか。
前野 ワード、PDFでホームページに出す方向で考えたい。もう一つ、臨床研究初学者のための勉強会について説明したい。家庭医療に対して研究を勉強したいという人が増えているが、皆、後期研修中などで系統的に学ぶ機会がない。そこで若手部会と研究委員会の方で勉強会をやろうということで、第1回を昨日実施した。参加者は14名。3〜4時間、非常に充実したディスカッションが出来た。このような4回シリーズで、できれば研究プロトコールで本当に実施できるところまで作りたいと思っている。昨日の第1回は、参加者のレベルがばらばらであったが、とにかくやってみたいという若い人たちが集まった。今後4回シリーズでやっていきたい。これを家庭医療学会の事業として補助をいただけないか審議をしていただきたい。予算計画は参加者より1回5,000円を頂戴する。支出は講師への謝金は出さない、交通費と宿泊費の実費のみ。会場費も昨日はWSの会場を使わせていただいて、第2回は筑波大学でやろうと思っているが、できるだけ安くあげる努力はしたいと思っている。参加者の利便を諮るという意味合いからも、予算規模を20万円としているが、これを事業計画としてご審議いただきたい。
参加者の利便性を考えると、筑波よりも東京のほうが良いのでは?
前野 1泊2日で行う場合、先行研究が分からなければいけない。そうすると、大学でないと、オンラインジャーナルにアクセスできる場所がない。さらに会場費をとるとなると、多くかかってしまう。
だから東京のどっか大学で。東大とか東京医大とか。
前野 それではまた、あたってみる。
山本 第2回目については、既に参加者の合意が得られていて、筑波大学に決まったという経緯がある。最初は京都大学という話もあったが、そうすると大多数の講師が移動しなければいけないので、参加者に移動してもらうこととしたい。
竹村 昨日の参加者は何人くらいだったか。
前野 14人。4人グループに講師1人の形で、3時間30分の授業だった。
竹村 いかがでしょうか。事業計画に入れてもよろしいでしょうか。
白浜 いいと思う。
山田 ちなみに、これは何人ぐらいがマックスか。
前野 16人。それ以上はオブザーバーという形で。その16人は自分のリサーチクエスチョンを持って来て、そこでブラッシュアップしていくことを前提としている。つまり全員の事前課題がリサーチクエスチョンを持ってくるということ。持ってこないけれどディスカッションに参加したい人はオブザーバーとして参加する。それは無制限で参加できる。
白浜 これは家庭医療学会の会員だけか?事業計画とするなら、家庭医療学会の会員であることだけは入れなければ。
前野 「原則として学会員」としていますが、「原則として」は例外はなしとしていきたい。
山田 本来こういいたことをやっているということを会員に告知して、同じようなことを望んでいる会員がいた場合に。
前野 これは学会のメーリングリスト上で募集をかけた。
白浜 これは今回4回全部に参加できることとしていた。
前野 それは、自分のリサーチクエスチョンを最後のプロトコールまで持っていくという意味です。
白浜 出来ればうまくいけば、今回は4回で一応終わり、また来年に受ける。そういうことに繋ぐ。
前野 また皆さんが認めて下さったら続けていきたいと思う。
白浜 今回は14人だけになるが、次はまた次の人というような初級教育だから、だいたい4回やって形ができる、そういう先生の目標?
前野 その通り。
津田 研究委員会の事業?
前野 研究委員会がスーパーバイズして行う。研究委員会独自というか、有志と研究委員会が作っているもの。
津田 委員会活動として位置づけるのか、別個にやるのか。そこをはっきりしたほうがよい。
山本 そもそもは、研究委員会は会員から投稿された論文について審査したり、新たに学会賞を創設することが仕事と思っていた。そうするなかで倫理委員会ができた経緯がある。今回の勉強秋の話は若手の人たちから前野先生経由で相談を受けたので、便宜だけは図りたいと思っている。皆さんが学会の中に位置づけた方がよいと思っているのか、外に持っていってやったほうが良いと思っているのか意見を聞きたい。
津田 研究委員会の活動として位置づけて若手の人も加わっているという位置づけでよいのではないか。
山本 それでよいのなら、それでお願いしたい。
竹村 若手部会の主導でやっていると認識していた。若手部会の中の事業かと思っていたが、どうなのか?
斉藤 若手家庭医部会の勉強会の担当をしている。私たちとしては位置づけとしては、研究委員会の先生たちの運営サイドのお手伝いをさせていただくという形で働いているつもり。われわれの中で個別に活動しているというよりも、学会の中での活動の手伝いをしているという認識で仕事をさせてもらっている。
前野 ひとつ確認したい。この常置委員会の委員というのは、理事が作る委員なのか?それとも理事はもちろん委員長になるのだが、委員には別に理事以外が入ってもいいのか?
山田 特別に委員の規定というのは設けていないと思うが、理事がかかわっているのは当然で、それ以外の会員が委員になっているのはまったく問題ない。
前野 そうであれば、研究委員会の事業にして、これに関わっている若手の人たちも、研究委員会の委員という形で活動に加わってはどうか。これは研究初学者であって、初学者であれば別に若手である必要はない。実際、若手よりも少し上の先生も参加されているので、若手部会の枠にはめないほうが自然かもしれない。
山田 常置委員会ということになると、研究に関する様々なことに責任を持って処理をしていただかないといけない部分と、ある程度自分たちのやりたいというか、期待する活動を伸ばしていくのと、やはり常置委員会の持つ性格と、こういった枠を広げて活動していくのとは少し違うのかもしれない。来年また新しい方たちがこの勉強会に参加したいと、発展的に大きくなって、研究リサーチグループ、インタレストグループみたいになって、それを研究委員会がサポートするのは良いと思う。だから、委員会を設置して委員になる場合は、多少その枠は無防備に出すと、今度は委員会がやっているので、その活動費、旅費などを処理していかなければいけない。とりあえず委員会の枠はそんなに広げないで、活動をサポートしている形に留めておいて欲しい。委員会で足並みをそろえていこうと思えば。

13. その他
夏期セミナーについて
前野 夏期セミナーの決算報告をさせていただきたい。実は領収書がまだ揃っていないので、領収書がついた形ではお見せできない。今回、最初に30万円の補助をいただいたが、少し赤字ということで14万円の追加をいただいている。理由は、支出の謝礼図書カードというのがある。ご存知のように夏期セミナーは毎年無償で働いていたが、規模が大きくなったことで一部の方から不満が出てきた。学会員としての活動を学会員として行っているのに無給ということ、理事会でもお金が1万円出るではないかということで、山田先生と打ち合わせを行い、お金だと所得税上の問題があるため、図書カード5,000円を差し上げるとした。セミナーの講師は友人を連れてきてグループで行うのが多く、線引きをしていなかったため今年度は51人全員に図書カードを差し上げた。これで20万円の追加支出となった。今回の14万円の赤字は、通常であれば10万円の黒字なので、その意味で非常に優秀な運営だったと思う。来年の会場は越後湯沢。200人+講師50人の250人で懇親会が出来る所ということで複数の旅行会社に依頼したところ、日本で1ヶ所しかないと指定された。そこは300畳の座敷があって、全体セッションができる。参加者の増加により、会場の候補を増やそうとすれば、懇親会を絞るか、参加者を絞るしか方法がない。学生たちの希望としては今の形でやりたいということで、選択肢として残った越後湯沢となった。―越後湯沢の会場について説明―。今年はかなり緊縮財政で行った。謝礼については、来年度は予めルールを決めて、各セッションごとにコーディネーターを1名決め、その方に現金をお支払いする。その人が友人を呼んできてグループで行う場合も同じやり方にしたいと考えている。
講師は旅費と宿泊費は自分で払う?
前野 その通り。ただ50人来ると非常に手厚いセッションができる。有料にする代わりに講師を絞ると、これまでの良さがかなり損なわれてしまう。
津田 提案だが、学会の予算が毎年10,000,000円近くある。それが毎年増加しているので活動を盛んにしていいということだが、それは若手の学生などを対象にしたセミナーは、学会の発展のためには重要と思う。そういう意味では、支えていただいている講師の方たちにもっと出してよいのではと思う。そうしないと学会の金がどんどん溜まり、何のために使うのかということになるので、もっと活発に使っていったらいいと思う。
前野 非常にありがたいご意見である。しかし、無料だから気軽に仲間を呼んでこれるというメリットがあり、中には研修医が5人ぐらいでグループを作って講師を担当して、すごく面白いシナリオを作って凝ったロールプレイをやったりしている。これを有料化すると、気軽に仲間を呼んできにくくなるのではないかと思う。たとえばコーディネーターに、いただける補助金によってセッションごとに1〜2万円ずつ渡す方が良いのではないか。中には、会員ではあるけれど、かなりゲスト的な働きをしてくださる先生もいらっしゃると思う。その辺については、もう少しふくらませていくところは実行委員会とで考えたいと思っている。
山田 事務費というか会議の会場費や交通費、委員会活動や講師の謝礼など、統一したものを作っていかなくてはいけないだろうが、徐々にやっていただければ。特に夏期セミナーの方は講師の方も若い人たちと接する機会があるので、お得な点もあるし。
前野 参加者が講師をやっていることが多いので、別扱いにすることで損なわれるものもあるので…。ところで、来年度は新潟市からの20万円の補助金がなくなる。できれば、講師に相当の謝礼をするのであれば、ぜひ補助金を増額していただきたい。その増額したお金で予算を立てたい。
公募はすごくいいと思うが、講師が就職のリクルートに来る恐れがある。こちらが来てほしい人との兼ね合いが必要。
前野 公募は、例えば今年の「災害」のように、非常に好評なものもあった。これからもそういうアイデアを集めたいということで、「テーマ」は公募することにした。ただし、講師の依頼については別で、テーマを決めてから講師はこちらから依頼するというふうに進めている。
依頼するんだったら、テーマひとつごとに謝礼の額を決めてやれば、テーマごとに謝礼を決めるとテーマの数で総額が決まりますよね。
津田 こちらから企画するものについてはいくらで、公募するものに関していくらとか。
前野 それでは、彼らに枠を示さなければいけないので、具体的な額のコンセンサスをとっていただいて、その範囲内で作っていきたい。
山田 現在は、決算にある通り、学会の補助が当初30万円、追加補助で14万円、合計44万円。
前野 ちなみに過去3年すべて黒字をだしています。全部補助金はお返ししています。
じゃあ倍増の60万円で。
前野 それから、夏の理事会で申し上げたことだが、理事の先生方にも夏期セミナーにもコミットしてほしいということで、初日の夕方にmeet the teacherを企画しています。内容は、先生方に3分間ぐらい簡単に何をやってきたかということをプレゼンテーションをしていただいて、その後学生が先生を取り囲む形にしたいと思っています。日本の家庭医療を代表する先生方が同じホテルに泊まっていらっしゃるのに、お話をできないのはもったいないと思い、いわば強制的な合コンを設定しております。ぜひ、その夜は学生と話し合っていただきたいと思っている。詳細は2月にはお示しできる予定です。出来るだけ先生方の負担にならないような形にしたいと思いますのでよろしくお願いします。日程は8月5〜7日です。昨年もmeet the teacherは好評でした。先生方には、何も準備していただく必要はありません。

6. プロジェクトについて《家庭医療後期研修調査プロジェクト》
竹村 家庭医療後期研修調査ワーキンググループについて、西岡先生の方からお願いします。
西岡 家庭医療後期研修施設に関する現状把握調査(―資料説明―)(04:16)一つ提案がある。今回、後期研修を実施しているもしくはその予定があるという施設が想像しているよりも多く存在していることが分かった。もちろん、情報公開の同意を確認を得た上でということだが、ホームページ上で公開することで、初期研修医が家庭医療を学ぶ際に後期研修の施設を選ぶうえで役立つのではないかということで、可能ならば学会のホームページ上で掲載していただきたい。
竹村 プログラム内容を学会のホームページ上に公開するということに関してのご意見を。
津田 施設としては、多分喜んでしてほしいと思う。
田坂 ぜひしてほしいけれど、コピー&ペーストできる形で公開してほしい。ところで、施設の数で当初70施設だったのが、40になり20になったのだが、そのリストを見せてもらえないか。
それは倫理上の問題で、ちょっと。
田坂 目的外使用になるのですか。つまり、ここの事業ではないのですか。
当初は若手家庭部会の方で。
田坂 こっちの部会ではない?ここの会ではオープンにならないんですか?通常、母体の会ではオープンになるのではないかと、勝手に考えてますが。
倫理委員会の第1号として、かなり慎重に……
田坂 もう議論したんですか。
山田 今回は、少々慎重になりすぎている部分がある。個人情報のデータというのと施設情報との違いもあるんだけれど、研修プログラムに使用するということが目的外使用になるんじゃないかと。ただ前提からすると今回のWGは運営委員会などの下部組織であって、運営委員会などがコントロールし、運営委員会で情報を共有する範囲であれば問題はないと思います。
田坂 最初に理事会には出しませんとか断っていたらだめだけど。でなければ…。
山田 下部組織とか他の組織で利用するとか、それを最終決断するのは理事会や運営委員会だと思う。理事会がその情報を持っていない限り、その判断ができない。下部組織で学会の事業としてやられたものの一部であれば、理事会には。
これは位置づけが途中でずれたんですね。最初は若手のグループに補助金を出して、研究グループはそこにあった。それではだめだっていうんで、学会の事業でやろうと真ん中に入ってきちゃった。それで変わってくると思う。
倫理委員会を通してもう1回ディスカッションしてどうか。
竹村 今回件に関して、倫理委員会のご議論で、白浜先生と稲葉先生が、1次調査に関しても、1次調査で得られた名前をどう扱うか、何に使われるかわからない、ということを非常に危惧されたという経緯があったと記憶している。1次調査の時から同意書をとったほうが良いんじゃないかという議論もあったぐらいです。
田坂 「出す」というのは、通常は「外に」という言葉がつくと思うんですよ。
竹村 どういう風に使われるかは書いてなかったんですが、きっとこういうことも含んでいたと思うんです。
田坂 同意書の提案者は山田先生じゃなかったですか。
西岡 この時はこの実行グループの名前でした。
竹村 現状では、73施設名の公開は困難とも思われますが、このようなことに関しては倫理委員長が決められる立場にあるので、白浜先生のご判断ではその限りではないと思う。ただし、現状においても、現時点では73施設の名前に関しては誰も知らないのですが、自薦したものと他薦したものの中で了承を得たものに関しては公表は構わないんじゃないかなと思われます。実際に今回WGの時にその名前を使っていて、名簿にも記載されているので、自薦の40施設と了承のある他薦20施設の名前の公開は問題ないと思う。
今回、プログラムに招待状を送った範囲は理事会にオープンにしてもかまわないですよね。
藤崎 ホームページに20施設をアップした場合、あとから増える分もあるわけで、それはどういう枠で入れるのか。学会のホームページに載せるというのは学会のお墨付きがあるプログラムという意味合いをおびる。今後新しく増えてくる時に、このプロジェクトが終わったとしたら、どこが認定するのかを決めないといけない。
田坂 出ているところがみんな認定しているイメージなのか、単純に手をあげただけなのか。
藤崎 この20施設を固定化してしまっても問題だし。
「何月何日現在、この方法において出されたグループのリスト」だと表記するとか。
藤崎 あんまり固定化するのはうまくないと思うから。もしアップするのなら、どんどん増えていって欲しいし。そのアップの基準を決めたうえでいかないと。
ですから、アップの基準を決めるまでは日付を明言して載せる。というのは、これは非常にデリケートな問題なので。生臭い話になりかねないから、慎重に議論した方がいいと思う。少なくともきっちり議論している間は「何月何日現在」で。
藤崎 それだったら、研修プログラムの紹介ページじゃなく、リサーチプロジェクトの報告のページに資料として載せるのだったら問題ないと思う。
山田 一応、現状把握調査に関してはこれまでの役割を果たしてもらって、これである程度は分かる。それを受けて後期研修のプログラムのワークショップを始めている。今は学会の中心的課題ですすめているわけで、それは今後この理事会でご判断いただいて、どういう広報活動をしていくか、あるいは認可していくのか、あるいはホームページ上でそういったプログラムを公開していくのか、あくまで理事会で協議をしてもらおうと思っている。今回の現状把握調査に関しては、回答を得た施設についてはこの範囲で情報公開ができるが、質問状を出したすべての施設を公開するのは不可能かもしれないということをご理解いただきたい。
竹村 ワーキンググループの報告書の中に、このプログラム名を明記するということですすめたいと思う。


5. 常設委員会報告(家庭医療プログラム・専門医認定検討委員会)
山田 第1回の後期研修に関する検討するワークショップを10月15、16日に開催した。参加者は40数名。研修プログラムをすでに持っているところ、あるいは研修プログラムを立ち上げようとしているところ、あるいは予定して2年後にはしようとしているところ、あるいはそれに関心を持っている人たちが集まって自己紹介を兼ねて発表をしていただいた。大学の総合診療部や市中の病院のグループには現状報告をしていただき、コンセンサスというか、この後期研修プログラムでどういった医師を養成するのか、また家庭医療とは、といったコアな部分をフリーにディスカッションした。資料などは近日中にホームページ上に公開できると思う。この後期研修の大枠の同意、これから研修プログラムを作ろうとしている人たち、あるいは持っている人たちのコンセンサスを培うといった議論になった。その中で、共通の一番コアな、家庭医療の専門性みたいなものを議論した中では、患者中心の医療といったキーワードのことが論じられた。そこで全員統一したわけではなく、あとで疑問を持った人たちもおり、まだまだこれから議論を進めていかなければいけないというところです。それにあわせて広報、活動もあわせてしていきたいなと考えている。講師の依頼などで若干遅れてしまったが、第2回目の後期研修に関するワークショップは来週開催する予定で、40名弱の方々の出席の通知をいただいている。これも公開して学会で報告するつもりである。第2回は、土曜日には、Saultz教授にアメリカでの家庭医の認定の歴史と現在行っているプログラム評価の仕組みなどを紹介していただくつもりである。クローズドなワークショップですが、講演も入っているのでオブザーバーとして受け付けている。もちろん理事の方も多く参加していただきたいと思う。一応3回完結シリーズの予定で、2回目は実際のプログラミングというかスタンダードになるようなプログラムを具体的に議論できればいいなと考えています。3回目は、海外からの講師の日程によるが、1月の中旬以降、3週目ないしは4週目に、イギリスの講師の方をお招きする予定です。
21、22日は若手の会が開催される。
山田 では、その日は避けるようにします。
津田 多分いまやっておられる作業は、どういう家庭医を育てるか、どういう講義をするかだと思うんだけど、教育技能としてはアウトカンベステードケーション、アウトカムをはっきりさせる。その記述に今から取りかかろうとしていると思うんだけど。
竹村 アウトカムに関しては第1回目で終わっています。
津田 でも、その記述はまだ終わっていないのではないか。だいたい、こういうことを話し合ったということで。
竹村 第1回までにアウトカムを決めて、それを具現化できるような方略を考えるというのが第2回である。
津田 それではアウトカムは記述として出てきている?キーワードじゃなくて。それを読めばこういう家庭医を作りたいんだなというのが見えるものができているか。
竹村 それは第1回WSのテープお越しやプロダクトをまとめる形で、葛西先生のグループの山田康介先生が作成すると思います。それを基に第2回目を行う予定です。
津田 そのまとめる作業時に参考にする資料は項目として網羅できているか検証したい。
竹村 それは北海道の山田先生が前回の話し合いをまとめているところです。参考にする資料があれば、とてもありがたいと思います。
前野 モデルはいつごろできるのですか。プログラムを作る方としては、それが確定ではないということ了解したうえで対応をしたいと思うので。プログラムのモデル―それが確定したものじゃなくてトライアルでもなんでも、文字になったものを今年度中に出してもらいたい。
山田 第3回シリーズが終わった段階で、1月下旬から2月中旬くらいには一応ひとつのアドバルーン的なモデルが出せると思う。あと、いろんな資料があれば、多ければ多いほどタフなものが出来上がると思うので理事の先生方もそういった情報があればよろしくお願いします。それに関連して、3学会での認定医に関する話し合いをもたれて、その議事要約はプライマリ学会の方で提出されると思う。これで2回話し合ってきたが、当家庭医療学会としては後期研修プログラム、特に新卒の必修化を終えた人たちのプログラムについてできるだけ提案をするということに徹している。既存の会員の認証についてはいま議論していない。家庭医療学会としては理事会を含めて新しい必修化を終えた人たちに対しての後期研修プログラムに一部集約して議論を行っているということを説明、提案した。その後の認証は、家庭医プログラムが終わった人がでた時点で3学会統一の認定試験を行いたいという希望を出した。そのときにどういう認証をするのかとか、既存の人たちのバイパスや経過処置などは、非常に留意してやらなければならないことなので、3学会でお決めくださいと。これは家庭医療学会独自で判断する材料ではないので、そういうことはしません、ということも他の学会の方にもご理解をいただいた。総合診療医学会の総合診療専門医も、家庭医療学会とリンクしてプログラムの中でも用意するということでご理解いただいた。


8. 若手家庭医部会《冬のワークショップ(若手家庭医部会ワークショップ)》
田口 医学生研修向けには「夏期セミナー」、すでに活躍されている先生方にはこの今回のワークショップがあるのですが、学生ではなくて初期研修は終わっているが、まだ実際の現場では働けなくて、後期研修が多いので後期研修向けに何かセミナーができないかということで今回の企画ができた。
(資料参照)対象、定員、会場など。
会報で簡単に通知したが、今後はホームページやメーリングリストなどでさらに通知を考えている。会議と宿泊ができるところとして、晴海グランドホテルになったが、予算案としては、会場のお金がかかって1泊2日で込みでひとり25,000円くらい。支出は講師の先生の宿泊費、交通費(謝礼なし)でひとり3万円くらいを考えている。若手の家庭医なのであまりお金もなく、学会から補助をいただければとお願いしたいと思う。
10万円くらいでいいのか。
田口 できれば20万円くらい。
山田 事業計画をたててから予算をたてるので、事業計画を立てるときに間に合わせてほしいが、こういう風に補追的にでてくるのはいいと思う。ただ散漫になって、うまくコーディディネートされず、全国で家庭医療学会と銘打った会合が開催され、講師が各地に行かされることがでてくると思う。今回は問題ないと思うが、できるだけ前もって年間事業計画を企画して、共同開催できるように整理しておいてほしい。今回、10万円から20万円の範囲で支援するということはできなくもないことで、理事会としても支援するので頑張ってください。
竹村 なお、企画書の形式が決まったので、今後の企画書はこの形式に従って事務局に申請してください。


10. 第21回(2006年)学術集会について
山田 5月13〜14日に名古屋国際会議場で開催。名称は「プライマリ・ケア関連学会連合学術会議」。日本プライマリ・ケア学会と日本家庭医療学会、日本総合診療医学会(臨床研究インタレストグループ)の共同開催。特別講演は未定。シンポジウムは「家庭医療学会の後期研修プログラム実施にむけて」というものが追加企画されています。学会賞を行う。詳細は未定。
藤崎 次回のプライマリ・ケア学会はいつ、どこで。
竹村 宮崎です。
藤崎 ついて行くのか、考えておかないと。せっかく2回続いたことではあるが、遠方で、さらにうちの受け皿がないということもある。
山田 内山先生から意見があった、大会長の選出についてのこともある。連合大会になってから、先にプライマリ・ケア学会により大会地が決まってしまう。その際、大会長を内々にお願いしてしまっているということ。家庭医療学会としても立候補なり推薦をするのがいいんじゃないか。大会長を決める時に透明にオープンにしてほしい、という意見があった。
藤崎 共同開催することはいいと思うが、常にプライマリ・ケア学会が先に決めて、こっちが受け身的に付いていくというのは、どうだろう。プライマリ・ケア学会が開催地を決める時に、こちらに相談をして一緒に決める方向にもっていかないと。
山田 共同開催をしていくのであれば、折り合えるところでやらないと思うので、家庭医療学会としては交渉する必要がある。今までは追認の形で先走りのところがあった。
藤崎 大都市でやるときは共同開催で、遠方の場合は別個に開催することでいいのではないか。
山田 そうですね。たとえば2年に1回、合同開催するとか。
藤崎 つぎに時期をどうするか。同じ時期に別の場所で行うと、分裂行動のようになってしまう。しかし毎年、開催時期が違うのも混乱する。
山田 3月に総合診療学会がある3学会の会長、副会長で協議して、次々回に決定したいと思う。


11. 家庭歯科医療学会について
竹村 佐野先生から、「家庭歯科医療学会」を作るという話があったが、詳細に情報を集めて、責任者の人にも伺ったところ、野口医学研究所の歯科医師部会が開業医的な歯科医療をおこなう人で学会を作りたいという希望があるということであった。まだこれは出来ていないそうである。ただ、できた暁には姉妹学会としての位置にしていただけないか。さらに、「家庭歯科医療学会」に入会すると同時に日本家庭医療学会にも入会させるので、学会費を20%引きにしていただけませんか、という相談を受けている。しかし、本体がまだできていないので、どうしたものか。
山田 協議にかけるというより、もう少し時期を待ってと、執行部の方でお話をするということで。


12. 年会費の自動引き落としについて
竹村 (資料説明)あゆみコーポレーションのほうで資料を作成し、いくつかの自動引き落としを請け負う企業比較した結果、SMBCは三井住友系で学会の口座もそこにあり、利用料も他に比べると安めかと思われる。初期費用はかかるが、利便性など今後のことを考えるとSMBCで自動引き落としを依頼したい。
山田 希望される人に限ってなら、とくに問題はない。
最低500人からということだが、なんとかなるだろう。これですすめていいだろう。


13. その他

次回の運営委員会の日程は。
山田 2月11〜12日、東京で開催される「若手・冬のワークショップ」にあわせて開催したい。
津田 プライマリ・ケア学会の会則改正委員会で、宮崎以降は、大学医師会で交互にやりたいという動きがあり、会場は大都市でのみ開催しようという意見がある。そうすれば合同開催がしやすくなる。家庭医療学会も早急に意思表示をしてもらえば、話し合いの席に着けると思う。
山田 家庭医療学会としては、できるだけ合同開催に協力するが、ご当地開催になるとついていけないところがある。合同開催できない時に分離開催すると、同じ時期に別の場所で開催すると返ってマイナスになるので、合同開催のための協議をしなければいけないと思っている。
津田 いま試みているのは、こちらはプログラミングだけに専念して、あとは学会屋さんにまかせてしまうこと。そうすれば、ずっと楽になり、例えば一人の開業医でも開催できる。しかもお金の計算も分かりやすい。
山田 できれば来年も合同開催をしたいので、今回だけはプライマリ・ケア学会に付いて宮崎に行くとして、以降は相談していただく。
そうすれば開催時期も毎年5月ごろに設定できるし。
日程的にも急ぐので、次期大会長については推薦・立候補で、次回の理事会である程度決める。

―録音時間終了―

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