日本家庭医療学会マーク 日本家庭医療学会
HOME学術集会・教育集会学会認定研修プログラムの認定について学会について会誌『家庭医療』会報会員ページ関連リンク
日本家庭医療学会について
HOME日本家庭医療学会について議事録 > 理事会議事録(平成18年2月12日)

日本家庭医療学会 議事録

日本家庭医療学会 理事会議事録(平成18年2月12日)
記録(テープ起こし)を見る
日時 : 2006年2月12日(日) 8時00分〜10時00分
場所 : 晴海グランドホテル 小会議室
出席者 :
代表理事 山田隆司
副代表理事 竹村洋典、葛西龍樹
監事 宮崎 景(伴 信太郎代理)
理事 内山富士雄、岡田唯男、梶井英治、木戸友幸、武田伸二、名郷直樹、藤沼康樹、前野哲博、山本和利、吉村 学
若手家庭医部会 大橋博樹、山下大輔

理事会定数18名中13名の出席により、理事会成立


【議案】
  1. 会員数報告、新入会員承認、会費未納退会者
  2. 平成17年度収支決算報告
  3. 常設委員会報告
    ◇ 家庭医療プログラム・専門医認定検討委員会
    ◇ 編集委員会《会誌『家庭医療』》
    ◇ 広報委員会《会報,Webサイト》
    ◇ 研修委員会《生涯教育ワークショップ》
    ◇ 研究委員会《学会賞,課題研究,研究初学者のためのワークショップ》
    ◇ 倫理委員会《申請研究に対する結果》
    ◇ 若手家庭医部会《若手家庭医のための家庭医療学冬期セミナー、その他》
    ◇ 学生・研修医部会
  4. プロジェクトについて
    ◇ 家庭医療後期研修調査プロジェクト
    ◇ 家庭医キャッチフレーズ募集
  5. ワーキンググループについて
  6. 第21回(2006年)学術集会について
  7. 平成18年度事業計画について
  8. 総会学術集会・学会長の今後の選定方法について
  9. 理事会・委員会ならびにセミナー・ワークショップの講師等の旅費、宿泊、謝金等について
  10. 学会主催ワークショップ、セミナー等における会員参加の優遇について
  11. 理事選出のための選挙管理委員会について
  12. その他
    ◇ プロジェクトとWGについて
    ◇ 次回理事会について

【議事】
1. 会員数報告、新入会員承認、会費未納退会者

 山田代表理事より、2月7日現在の会員動向の報告があり、承認された。
  会員数:1,186名(うち、医師会員1,010名)
  入会者:47名(2005年11月9日〜2006年2月7日)
  退会者:13名(2005年11月9日〜2006年2月7日)
  未納者:73名(H14まで納入済)
 前回の運営委員会で新入会者の記載漏れがあったことが報告された。
(誤)入会者:15名(7月29日〜11月8日)
(正)入会者:40名(7月29日〜11月8日) ※お詫びして訂正いたします(学会事務局)

2. 平成17年度収支決算報告
 山田代表理事より、平成17年度の収支決算について説明があり、法人化へ移行するため18年1月31日をもって任意団体の日本家庭医療学会が終了したことが報告された。任意団体の期末資産9,664519円は特定非営利活動法人 日本家庭医療学会に寄付し、2月1日から法人としての会計年度が始まったことが説明され、承認された。

3. 常設委員会報告(家庭医療プログラム・専門医認定検討委員会)
◇ 家庭医療プログラム・専門医認定検討委員会
 山田代表理事より「家庭医療後期研修プログラム構築のためのワークショップ」(3回開催)により作成された「特定非営利活動法人 日本家庭医療学会 認定 後期研修プログラム(案)」が提出され、理事会で討議された内容をもとに加筆訂正を行い、素案として3学会に呈示したのち学会ホームページで掲載することとなった。

◇ 編集委員会
 藤沼理事より、3月末の発行を予定していることが述べられた。また後期研修プログラムが出た時点でプログラムディレクターの座談会を行う案があることが報告された。

◇ 広報委員会
 岡田理事より、引き続きリレー連載が続いているので要請があれば断らないようにとの依頼が述べられた。

◇ 研修委員会
 武田理事より、第13回家庭医の生涯教育のためのワークショップについて報告があった。参加者は160名超。収支差額は-222円。
 また、定員を満たしたため受講できなかった会員がいたため、申し込みの受付方法(会員の優遇)などについて議論する必要があることが述べられた。

◇ 研究委員会
▼学会賞について
 学会賞の決定方法について協議された結果、決め方については日野原賞に準じて行い、審査員は学術集会当日出席可能な理事の中からアトランダムに選ぶこととなった。

▼研究補助金交付申請書について
 山本理事より、6題の申請があったことが報告された。補助金交付の基準等について審議された結果、選び方については点数制とし、執行部にて審査を行うこととなった。

▼研究初学者のためのワークショップについて
 前野理事より、これまでに第2回までが開催されたことが報告された。第4回まで開催したのち参加者にはアウトカムを出してもらういただくことが述べられ、可能であれば来年度以降も継続していきたいとの意向が述べられた。

◇ 倫理委員会
前野委員より、前回の理事会以降、審査したものはないことが報告された。

◇ 若手家庭医部会
▼若手家庭医のための冬期ワークショップ
 若手家庭医部会の山下代表(以下、山下代表)より、若手家庭医のための冬期ワークショップの参加状況や内容について報告があった。ニーズも高く盛り上がりもあるので、可能であれば来年度以降も継続していきたいとの意向があり、収支に関しては、次回の理事会にて報告を行う予定であることが述べられた。

▼若手家庭医部会WEBサイトの開設について
 山下代表より、若手家庭医部会のWEBサイトが開設されたことについて報告があった。WEB費用について、来年度以降も学会のWEB費用内で作成したいとの意向が述べられ、承認された。

▼キャッチフレーズについて
  (4.を参照)

▼家庭医療後期研修プログラム調査
 (4.を参照)

▼若手家庭医部会役員改選、選挙
 山下代表より、若手家庭医部会の役員改選について説明があり、学会の名簿を若手家庭医部会のメーリングリストと対照することについて承認された。

▼学術集会のシンポジウムについて
 山下代表より、学術集会開催時に開催を予定しているシンポジウムの企画について説明があった。

▼若手家庭医部会ロゴマーク募集
 山下代表より、若手家庭医部会のロゴマークを作ろうということで募集をかけていることが報告された。

 その他、若手家庭医部会の活動状況について説明および報告があった。

◇ 学生・研修医部会
 前野理事より、夏期セミナーの準備状況について順調に進んでいることが報告された。

4. プロジェクトについて
◇ 家庭医療後期研修調査プロジェクト
 山下代表より、「家庭医療後期研修プログラム調査」の進行状況について説明があり、情報提供という形で家庭医療後期研修施設の一覧を公開予定であることが述べられた。また、今後は時期をみて学会主体の事業となることについて了承された。

◇ 家庭医キャッチフレーズ募集
 竹村副代表理事より、若手家庭医部会のWEBサイト内で行っているキャッチフレーズ募集の経緯について説明があった。学会のプロジェクトとして行われていることが分かりにくいとの意見が出され協議した結果、学会ホームページのトップにキャッチフレーズ募集について明示することとなった。

5. ワーキンググループについて
 特に活動報告等はなかった。

6. 第21回(2006年)学術集会について
 山田代表理事より、第21回(2006年)学術集会の準備状況について説明があった。

7. 平成18年度事業計画について
▼生涯教育ワークショップについて
 武田理事より、2006年11月11日〜12日に大阪の天満研修センターで行う予定であることが報告された。定員を200名とし、会員の優遇を考慮したいとの意向が述べられた。

▼臨床研究初学者のための勉強会
 山本理事より、主に講師の交通費等の補助ということで50万円の補助金が申請され、承認された。

▼医学生・研修医のための家庭医療学夏期セミナー
 前野理事より、講師料支払い等により、80万円の補助金が申請され、承認された。

▼若手家庭医のための家庭医療学冬期セミナー
 山下代表より、次回のセミナーでは規模を倍にする予定があることが報告された。補助金については、今回と同額の20万円が申請され、承認された。

▼新規事業計画について
 前野理事より、2つの新規事業が提出され、「家庭医の視点に立ったpatient handoutsをつくる」については学会のWEBを活用し、ワーキンググループなどでアップデートなどの作業を続けていくことが提案され、承認された。もう一方の「緩和医療教育セミナー」については、今回は後援という形をとることとなった。また、来年度からは学会で事業計画を公募することとなった。

8. 総会学術集会・学会長の今後の選定方法について
 山田代表理事より、再来年度(第22回)の学術集会について進捗状況が報告され、宮崎県で合同開催する方向で進めることとなった。学会長については名称を「プログラム委員長」などとし、大会運営については事務局や執行部がサポートすることであまり負担のない形で進めていくことが話し合われた。なお再来年度の学術集会は従来どおり大会長を置くこととなった。

9. 理事会・委員会ならびにセミナー・ワークショップの講師等の旅費、宿泊、謝金等について
 山田代表理事より、旅費規程の案が示され内容について説明があった。協議の結果、理事会については規程に準じて支給することとなった。
 委員会については他の事業に合わせて行うことを促し、単独で行う場合は予め学会へ連絡していただき協議の結果、可能であれば必要な旅費を年間1〜2回支払うこととなった。
 各事業で発生する謝金については事業によって性質が異なるため、今までを踏襲して運営することとなった。

10. 学会主催ワークショップ、セミナー等における会員参加の優遇について
 学会で行うワークショップやセミナー等への会員の優遇について協議した結果、各事業にて先行予約や参加費に差をつけるなど適宜行うこととなった。

11. 理事選出のための選挙管理委員会について
 山田代表理事より、6月末の任期満了にともない役員選挙規則に従って改選準備を行っていることが報告され、選挙日程や方法について説明があった。選挙管理委員は、下記の4名。
  一戸由美子、小林裕幸(委員長)、西村真紀、福士元春(敬称略)

12. その他
◇ プロジェクトとWGについて
 プロジェクトとWGという言葉のそれぞれの位置づけについて協議した結果、学会としての事業となった時点で「WG」とし、それまでは「プロジェクト」と称することとなった。
◇ 次回理事会について
 山田代表理事より、次回理事会は、学術集会1日目の5月13日(土)午前中に行う予定であることが報告された。


このページのTOPへ
CopyrightcThe Japanese Academy of Family Medicine,1998-2008