学術集会・教育集会
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開催しました
平成21年度 第1回 家庭医療後期研修プログラム指導医養成のためのワークショップ

 今年7月には当学会認定プログラムの1期生に対する認証試験が実施され、いよいよ家庭医療学専門医が誕生します。こうした中、プログラム修了者に対する社会からの期待や関心はますます高まり、確かな実力を持った家庭医を育てることができる魅力あるプログラム作りは喫緊の課題とも言えます。
 当ワークショップでは来年の学会合併を見据えた上で、今後の家庭医療指導医に求められる実地での教育能力やプログラム管理能力の養成を目指して、今年度の定例ワークショップ3回を企画して参ります。指導医資格取得目的の方はもちろん、すでに取得した方も更なる指導能力Upのために受講していただければ幸いです。
 第1回WSはその第一弾としてプログラム作成の実務能力、ポートフォリオ評価の実践力、研修医へのメンタルサポートという、いずれも身につけておきたい重要なテーマを扱います。
 学会認定プログラムに関わる多くの指導医の皆様のご参加をお待ちしております。

◆ 期日 : 2009年6月27日(土)〜28日(日)
27日 13:30〜17:30 / 28日  8:30〜12:00
※6月28日(日)の開始時間が「9:00」から「8:30」に変更になりました
◆ 場所 : 東京大学医学図書館333 室
〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
(最寄駅:地下鉄丸ノ内線/大江戸線「本郷3丁目」駅)
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_13_17_j.html
◆ 対象者 : 現在、本学会認定の家庭医療後期研修プログラムを運営している指導医またはプログラム責任者、または将来立ち上げを計画している指導医(学会員に限る*)
*非学会員の方は当日入会手続きをしていただけます。
※ プログラム責任者については代理参加も可。但し代理の場合も会員であることが条件です。
※ 家庭医療後期研修プログラムのこれまでの状況を存じない方は、学会認定後期研修プログラム(バージョン1.0)をダウンロードしてご持参ください。
◆ 参加費 : 10,000円(どちらか1日のみ参加の場合は6,000円) ※懇親会費は別途
懇親会費(軽食での情報交換会): 5,000円

(費用は、当日受付にてお支払いください)
◆ 参加登録 : メール、ファックス、郵送のいずれかにて、件名に「指導医養成のためのワーク ショップ」、本文に「(1)氏名、(2)所属、(3)連絡先(メールアドレスまたはファックス)、(4)懇親会参加の有無」を明記のうえ、下記学会事務局に申請をお願いします。
特定非営利活動法人 日本家庭医療学会事務局

〒550-0002 大阪市西区江戸堀1丁目22-38 三洋ビル4F
あゆみコーポレーション内
TEL.06-6449-7760(学会専用)
FAX. 06-6441-2055(あゆみコーポレーション共用)
Email : 学会宛てメールアドレス(フォームからの送信はこちら
本メールアドレスは2010年9月30日をもって運用を停止します

《内 容》
■ 6月27日(土) 1日目
13:30〜15:30 「効果的な家庭医療研修のためのプログラム作成・応用編(仮題)」
講義ノート(教育方略から考えた目標設定)(PDF資料/444KB)、 提出用シート(H21-1)(PDF資料/94KB)
担当:一瀬 直日(赤穂市民病院)
<内容紹介>
2月のワークショップでは「評価」を伴う「目標設定」の方法について一緒に学 習しました。教育プログラム開発の6段階アプローチにのっとったプログラム作 成では、一般目標の設定や学習者のニーズの同定からはじめることが正攻法です が、どうしても日常の診療に直接結びつかない違和感を抱くことが多いことと思 います。
今回は応用編として、教育方略からプログラム作成していく方法を学習したいと 思います。自分の働く場にある教育資源を同定し、それを利用した形で「評価」 を伴う「目標設定」をしてみましょう。皆様の参加をお待ちしています。
15:30〜17:30 「後期研修医のメンタルヘルスケア」
担当:前野 哲博(筑波大学)
<内容紹介>
指導医にとって、後期研修医が安心して研修に専念できる体制を作ることは極め て重要です。このセッションでは、研修施設におけるメンタルヘルスケアについ て概説するとともに、サポート体制のあり方についてのディスカッションを通し て理解を深めたいと思います。
18:00〜20:00 懇親会
■ 6月28日(日) 2日目
 
※6月28日(日)の開始時間が「9:00」から「8:30」に変更になりました
8:30〜9:50 第1部「The GRIPE model〜家庭医療指導医のための慢性疾 患外来指導法」
10:00〜12:00 第2部「家庭医療後期研修におけるポートフォオリオ基盤 型学習の導入」
GRIPEモデルWS用(安来)(PDF資料/831KB)、 ポートフォリオ作成の援助(PDF資料/886KB)
ロールプレイ用事例(PDF資料/54KB)、 The GRIPE Model 日本語版 藤沼校正(PDF資料/66KB)
担当:藤沼 康樹、安来 志保(日本生協連医療部会家庭医療学開発センター)
<内容紹介>
第1部「The GRIPE model〜家庭医療指導医のための慢性疾 患外来指導法」 外来指導の枠組みは、5マイクロスキルやSNAPPSモデルなどが知られています が、基本的に急性期の外来患者を対象としています。家庭医療の現場では、安定 した慢性疾患の患者を診ることも多く、こうした患者を診療するレジデントへの 指導は比較的軽視、あるいは流される傾向があります。今回のWSでは、たとえば 安定した高血圧の定期通院患者を診療したレジデントへのフィードバックの枠組 みの提示を試みます。

第2部「家庭医療後期研修におけるポートフォオリオ基盤 型学習の導入」 家庭医療後期専門研修の評価法としてポートフォリオ評価を計画している施設は 数多くありますが、具体的な作成やその援助、評価に関して経験を蓄積している 施設は少ないと思われます。今回のWSでは、ポートフォリオ作成を基盤とした後 期研修プログラムの計画、運営に関するノウハウを共有したいと思います。ポー トフォリオのメニューの作り方、ポートフォリオエントリーの探し方と作成の援 助の仕方、最終プロダクトの活用法などを解説いたします。く
◆今後の開催予定◆
第2回 2009年10月3日(土)〜4日(日)/場所 : 東京大学医学図書館333 室
第3回 2010年1月23日(土)〜24日(日) / 場所 : 東京(詳細未定)

参考 : 平成20年度 第3回 家庭医療後期研修プログラム指導医養成のためのワークショップ
参考 : 学会認定研修プログラムの認定について
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