平成30年度 産業保健の理論と実践

授業の目標、概要

  産業保健について最近の動向と国際的視点についての最新の情報を講義すると同時に、演習を通じて産業保健を職場で遂行するための理論的背景の理解及び実践的技術の基礎を習得することを目的とする。特に、演習では、産業保健の計画と評価、事例分析、職場巡視及び参加型職場改善手法と取り上げており実践的な技術を習得することができる。また、課題を提示し、課題に対する企画立案を行うProject based learning を行い、その結果のプレゼンテーションまでを行うことでプロジェクト遂行のために必要な技術を修得する。本科目においては、産業保健の基礎的な学習を修了していない者も第1回の産業保健関連法制度・産業保健総論を受講することで必要な基礎知識を修得することができる。

授業計画及び内容(各回のテーマ)

月日 内容(担当)
9/26 第1回 産業保健総論
第2回 産業保健関連法制度
10/ 3 第3回 産業保健の国際動向
第4回 産業保健と雇用
10/10 第5回 産業保健のマネジメント
第6回 産業保健と倫理
10/17 第7回 産業保健と経済
第8回 産業保健と健康リスク管理
10/24 第9回 化学物質のリスク管理
第10回 産業保健の計画と評価
10/30 第11回 職場巡視
第12回 産業保健の事例分析Ⅰ、Ⅱ
11/ 7 第13回 参加型職環境改善Ⅰ、Ⅱ
第14回
11/14 第15回 演習:課題発表Ⅱ
第16回

授業の方法

講義、事例検討(ディスカッション及びグループワーク)、Project Based Learning

成績評価方法

出席(40%)、課題発表及びレポート(60%)


2018年04月09日更新