/ こだまの(旧)世界 / 読み物 / こだま美術館 / ゲソダイ哲学リンク集 / weakly news / web diaries / このサイトの検索 / indexにもどる

KODAMA'S (NEW) WORLD

トム・ビーチャムは、 キャリアを積んでずいぶん経つまで研究者の倫理(good conduct)の 重要な枠組となる前提を学ぶことのなかった医学研究者の話をしている。 ある優秀な医学研究者は、道徳に関する懐疑論者で、 正と不正の知識はないと主張し、 またそのような問題は--とくに医学と比べれば--重要でないと考えていた。 彼の考えでは、倫理とは単なる意見に過ぎず、 行為の指針に関するある人の意見は他の人の意見とくらべて良くも悪くもなかった。 ある一言によって、彼は懐疑論者から、 道徳規則と判断を明確にし擁護することの大切さと、 倫理学を科学教育の一環とすることの重要性を説く人間に変わった。 その一言とは、 「この二年間、あなたと一緒に6本の論文を発表した教授は、 自分が関わったデータのほぼすべてを改竄していたんですよ」というものであった。 この医学研究者は自分の専門領域では洞察が深かったが、 科学の非-実証主義的な基礎についてよく考えたり、 優れた科学者としての彼の活動の基盤となっている多くの信念や価値観について よく考えたりしたことがなかったのである。 だから彼は、研究者の倫理や徳について深い信念を持っているにもかかわらず、 倫理を単なる意見として嘲笑していたのである。

---Loretta M. Kopelman, Bioethics and Humanities


昨日 / 明日 / 2013年12月 / 最新 / はてな

この日の出来事


21/Dec/2013 (Saturday/samedi/Sonnabend)

帰国など

定時起床。シャワー、朝食、朝刊。

朝、チェックアウトしてシャトルバスで桃園空港へ。おみやげを買ってからし ばらく喫茶店で仕事。お昼すぎに搭乗。台湾、楽しかった。

昼下がりに関空着。比較的スムーズに手続を終え、はるかで京都へ。某氏と地 下鉄をご一緒する。日が暮れるころに無事に帰宅。しばらくしたら出かけてい た某妻と某娘も帰宅。娘としばらくおみやげのパズルなど。

夜、夕食。それから某娘と風呂。

夜中、少しWiiをしてから就寝。なんか旅行続きで少し太った気がする。


21/Dec/2012 (Friday/vendredi/Freitag)

某府警訪問、某再校など

定時起床。朝食、朝刊、シャワー。

午前中は某お茶屋で用事を済ませたあと、御所西にある某府警の少年課にお邪 魔し、いろいろお話を伺う。それから御所を通って大学へ。お昼は某サブウェ イのテイクアウト。

昼下がりまで研究室でいろいろ雑用。校正をメールしたり、科研費の書類を作っ たり。

昼下がり、某演習。ヘア。

夕方、いろいろ雑用など。某編集者が来たので再校を渡す。これでわたしの仕 事はおしまい。あとは出版を寝て待つだけ。

夜、雨。某先生たちと百万遍で飲む。日本酒。真夜中まで。帰宅して明日着て いく服がないことに気付き、遅い時間に洗濯。不合理ゆえに迷惑をかけてすみ ません。


21/Dec/2011 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

研究会、非常勤、某原稿提出

定時起床。ごみ出し、ひげそり、朝食。某娘を保育園に送り、地下鉄で本三へ。 某喫茶店でお昼すぎまでラッセルの勉強。

お昼すぎ、コンビニで買い物をして研究室へ。昼食をとりながらラッセル。

お昼すぎから昼下がりまで、某教室研究会。

それから急いでバスに乗り、高田馬場へ。夕方、某バイオエシックス講義。臓 器移植最終回。無事に終了。

夜、大隈ガーデンのところの喫茶店でコーヒーを飲みながらラッセル報告の原 稿を書く。一応終了。〆切遅れてすみません。バスに乗って帰宅。夕食。

夜中、食器を洗って娘を風呂に入れる。

真夜中、年賀状の宛名書きの作業。眠いが、今夜中にやらないと出せなくなる。


21/Dec/2010 (Tuesday/mardi/Dienstag)

真夜中

定時起床。シャワー、朝食。

定時出勤。午前中は、某論文審査会に出席。務めを果たす。

お昼、某氏と中華そば。そのあと、某購買部に行き、 自分も買っていないMacBook Airを勧める。

昼下がり、某ミーティング。そのあと、某先生らと打ち合わせ。

夕方、某院生と来年の予定を相談したり。

夜、某教室の忘年会に参加。二次会まで。歓談。

真夜中、雨の降るなか帰宅。また明日からがんばって勉強しよう。


21/Dec/2009 (Monday/lundi/Montag)

真夜中

朝、早起き。シャワー、朝食。

定時出勤(少し遅刻)。スーツに着替えて、半蔵門へ。 某面接の予定だったが、手違いで自分が行く必要はなかった。ははは。 まあ、出ないといけない面接に無断欠席するよりは、 行かなくてもよい面接に行く方がまし、と思って自分を慰める。

お昼すぎに某打ち合わせ。そのあと、某院生二名の指導。

夕方、少し寝袋。それからまた別の某院生の指導。

夜、某忘年会。ワイン。少し早めに失礼して、大学で少し雑用。

夜中に帰宅。新聞。なんだか今日は冴えない一日だった。もう寝るべし。


21/Dec/2008 (Sunday/dimanche/Sonntag)

お昼前

朝遅くに起きる。シリアル。風邪気味。喉の調子が悪い。

昨晩に引き続き、リブレットをいじる。また更新を始めたので、 某サーバにログインしてw3m-emacsを使えるようにする。 Tera Term Pro 4.57を入れたあと、 某サーバは秘密鍵/公開鍵ログインしかできない設定になっているため、 そのやり方を勉強してログインできるようにし、 何とかw3m-emacsを使えるようにした。 字は小さいが、速くて快適。肩が凝らないように注意しよう。

朝刊。「裁判員制度は違憲だ」という運動もあるんだな。

お昼すぎ

シャワー。シャンプーが切れたので、買わないと。

年末年始の予定を立てる必要あり。

Tera Term Proでログインしてw3m-emacs. なんか文字だけの世界っていいよな。

夕方

遅目の昼食をとってから、しばらくソファで昼寝。 それから大学へ。

大学でもTera Termの設定。 二つのサーバにログインするさいに、 サーバによって文字コードの設定が異なっているので、面倒だと思っていたが、 とりあえず別バージョンのTera Termを二つインストールして解決。 邪道だろうけど…。

せっかくの休日、そんなことをやっている場合ではない。

雑用。シラバス書いたり、来月の予定を確認したり、 レポート課題のファイルを探して見つからず往生したり。

夜2

コーヒーを飲みながら、積んどく状態になっていた本を片付ける。 真面目に勉強しないとなあ。

夜中

少し遅目に帰宅して夕食。食後、ひさしぶりにGuardian Weeklyをゆっくり読む。 だいぶたまってるんだよな。

TinyURLというサービスを初めて知る。2001年からあるそうだ。

真夜中

一階で少しゆっくりする。ソファでうとうとしたり、食器を洗ったり。

お腹の調子が悪い。早目に寝よう。

Tera Term Pro 4.61をインストール。 Tera Term Menuをうまく使えば、 マクロも使わずに、漢字コードの問題が解決できることに気付いた (リスト編集→詳細設定のあたり。デフォルトボタンを押すと「オプション」 のところに漢字コードが出てくるので、それをいじる)。 便利な世の中になった。


21/Dec/2007 (Friday/vendredi/Freitag)

夜中

今日のこと。


21/Dec/2006 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

昼下がり

定時出勤(少し遅刻)。午前中はメールのやりとりやクリスマスカード(遅い) を書いていたら終わってしまう。

お昼は某ランチョン・セミナー。 某看護協会の某指針の検討。年内はこれで終わり。

そうか、山岸俊男の安心と信頼についての研究もパトナムの話と関係しているのか。 オニールのtrustの話はたぶん関係がないようだ。このあたりを結びつけたら 論文が書けそうだ。

夕方

郵便局にクリスマス・カードを出しに行ったあと、図書館でしばらくメタ倫理学の 勉強。途中、居眠りをして二度「ふが」とやってしまう。いかん。

夜、某事務室でしばらく同僚たちとchill outしたあと、 後楽園の某所で某買物をしてから帰宅。

冷蔵庫にあった残りもので夕食。 あれ、 てくてくエンジェルが新たに発売されるのか。 Now that's a news.

夜2

新聞。眠い。

「愚か者はこう言った。少子化の最大の原因は、 男女平等や女性の社会進出の名の下に、 夫婦が労働と育児の分業をしなくなったことにあるのだ、と。 男性が働き、女性が家事と子育てをするという分業体制があったころには、 女性は家事と子育てという専門職に没頭することができた。 しかし、今では女性は企業で働き、しかも家事と子育てもしなければならない。 これらを一手に引き受けることは無理である、と」

「愚か者は続けてこう言った。 そこで、男性も家事と子育てをするようになればよいと思われる。しかし、 これでは分業の持つ効率性は得られず、 しかも男性と女性で雇用の奪い合いになり、 結果的に平均的な一人あたまの給料は男性一人が働いていた時代よりも下がり、 お互いがお互いの首を絞めることになる、と」

「愚か者はさらにこう続けた。 それではどうすればいいのか。 それでも女性が働くというのであれば、 子育てをアウトソーシングするしかないのだ。 こんにち過剰供給気味のフリーター、高齢者を雇い、 平日も週末も24時間体制で預かってもらえる施設を各地に作る。 出産も分業ができる時代になったのであるから、 カウンセリングを受けたあと代理出産による出産を依頼することも可能にする。 こうすれば男性も女性も働く充実感を味わうと同時に、 好きなだけの子どもを持つことができるようになるだろう。 国や地方自治体は将来に対する投資だと考えて、 速やかにこのような措置を取るべきである、と」

真夜中

ちょっとメタ倫理の勉強していたら眠くなり、電気カーペットの上で 寝てしまう。

今日のニュース


21/Dec/2005 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

早朝

早朝、といっても、まだ真っ暗で、いつもならこれから寝る時間なわけだが。 しかし、あまり寝ていないが目覚めは良かった。やっぱり早起きした方が いいのかな?

早朝、外国人2名と同僚の某氏と4人で築地市場へ。ちょっと遅くなったが、 さいわい競りを少し見学することができた。 穴子丼を食べてから帰宅。

お昼すぎまで寝てしまう。急いで大学に来て、某院生の指導。 夕方からは某授業に参加。義務論と徳倫理。勉強になる。

そのあと水泳に行こうと思っていたが、 ジムの閉館時間が迫っていたのと疲れていたのとであきらめ、 同僚の某氏としばらく雑談。

さて、残った時間で翻訳をしなければ。しかし、なんだかしんどい。 とりあえず食事をするか。

アマゾンからThe Best Of Doors 2000が届く。2枚組のやつ。

真夜中

夜、春日でラーメンを食べてから帰宅。堺屋太一の『組織の盛衰』 を読み始める。いろいろ考えさせられる。


21/Dec/2004 (Tuesday/mardi/Dienstag)

真夜中 (午前)

夜中に一瞬寝てから勉強。なかなか書き出せない。集中せよ。

夜明け前

ようやくやる気になってきた。エンジンがかかるのが遅すぎる。

(できれば)今日やること


21/Dec/2003 (Sunday/dimanche/Sonntag)

お昼前

朝、なんとか起きる。 ホテルで朝食を食べてからバスに乗って某女子大へ。 早く来すぎてしまう。

夕方

朝から某研究会での発表を聞く。 環境倫理学における予防原則(precautionary principle)については、 ブッシュ政権のpreemptive strikeの関係が気になった。 とくに、予防原則の第一の要素として挙げられている 「完全な科学的証拠に先立って行動をとること」というのはあれだ。

お昼はまたニシンそば。

夕方、自己責任についての某先生の発表をおもしろく聞いたあと、 タクシーに乗って京都駅へ。今朝予約しておいた新幹線になんとか乗る。 今回はいろいろな発表を勉強になった。

『現実的な左翼に進化する』を読み終える。 進化論は社会ダーウィニズムを典型とする保守派(今なら新自由主義)の思想である と考えられがちだが、 社会改革と人間改革を指向する左翼も進化論の知見を取り入れて 現実的な人間本性観に基いた改革を主張することができる、という話。 基本的にはHow we ought to Live?を薄くまとめた感じだ。 さしづめシンガーの『共産党宣言』のようなものなのだろう。

読みやすい訳でよいが、 一部気になる箇所もあるので原著を手に入れる必要がある。 訳者解説はひどくて、これを読むかぎり、 訳者はシンガーの意図をほとんど理解しそこねているように思える。 たとえば、「ダーウィニアン・レフトなら、進化に目的があったり、 ゴールがあったりしないのと同じように、 社会にも目標やゴールがないと考えるべきではないだろうか」(109頁)というのは、 「自然には目指している目的がないんだから、 社会にも目指すべき目的(価値)が存在しない」という推論のようだが、 これはおかしい。 なぜおかしいかを見るには、たとえば、 「進化に目的やゴールはないから、 会社にも目標やゴールがないと考えるべきではないだろうか」 という主張を考えてみればよい。 会社(ゲーム、受験など)にはそれぞれの目的があり、 社会にも(おそらく)生存のための協力という目的があると考えることができる。 いずれにせよ、 進化に目的がないことから社会に目的がないことを導くのはnon sequiturのように 思われる。

さらに、 シンガーが互恵性の成立していない献血行動を例に取って 進化論的に見ても無私の利他心という動機が存在し、 ダーウィニアン・レフトはこの利他心を人々のあいだに広めることができるという ことを力説しているのも十分に理解しておらず、 「溺れているのがまったくの他人であったなら(……) 自分の命の危険を顧みずに行動する、などということは、まずありえないのである」 (112頁)と述べている。 訳者のように血縁関係のない人々のあいだでは互恵的な形での 利他行動しか認めないとすれば、 シンガーのように動物の福祉を考えることなどほとんど ありえないことになってしまう。

以上メモ。原著を手に入れたら続きを書く(かもしれない)。

夜2

やっと帰宅。


21/Dec/2002 (Saturday/samedi/Sonnabend)

真夜中

今日は嵐山に行く予定だったが、雨だったので断念。 四条で買物をする。香港人はデジカメなどを購入していた。

昼下がり、京都駅のそばで開かれていた某研究会に遅れて出席。 税金の話を聞く。「どうやって取るのか」という話ではなく、 「そもそもなぜ取るのか」という話。利益説、保険説、 義務説というのがあるそうだ。

車を運転する気なら
道路に課税するさ
腰を下ろすつもりなら
椅子に課税するさ
寒くなってきたら
暖房に課税するさ
散歩するつもりなら
足に課税するさ

---Taxman by the Beatles

夜、香港人と一緒に食事をする予定だったが、気分が悪いというので中止になる。 というわけで買物をしたあと、下宿に戻っていろいろ作業。


21/Dec/2001 (Friday/vendredi/Freitag)

記載なし。


21/Dec/2000 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

今日の勉強

ベンタムの勉強の続き。 `anarchical'と`nonsense'の意味について悩みながら 『無政府主義的誤謬』を通して読む。 なんとか年内にこのエッセイを終えたい。 書くべし書くべし。

News Memorandum

from today's Daily Telegraph


12/21/99 (Tuesday/mardi/Dienstag)

真夜中

梅田で某忘年会。待ち合わせに25分遅刻する (まともな人間はマネしないようにしましょう)。 一次会、二次会と楽しく話す。 これで三日連続で飲み会に参加したことになる。 もっとも、酒を飲まないので二日酔いに苦しむことはない。 しかし金がががが。

四条まで自転車で行ったので、帰りも自転車で大学へ。寒い。 途中のコンビニでジャンプ等を買う。

さて、いろいろ勉強せねばばばばば。


`Such master, such man.'は、「この主にしてこの下僕あり」ということわざ。


夜明け前

BMORの復習。 そのあと、古本のサーチ(米国)にはまる。たしかに便利だ。 いくつか注文したが、大丈夫だろうか。

いや、それよりもクレジットカードが恐い。とても恐い。大丈夫なんだろうか。 大丈夫じゃないんじゃないだろうか。これがカード破産というやつか。ひい。 おれも家計簿つけねばばばばば。


下宿に戻ってから寝ようと思っていたのだが、 がまんできずしばらくソファで寝てしまった。


お昼過ぎ

Windows Updateを利用してkantの環境を改善。たぶん改善されたと思う。 RealPlayerも入れる。しかし遅い。メモリが欲しい。


お昼過ぎに中央食堂で食事。キムチ汁だったか、そんなものとか。

それから下宿に戻る。途中、某所で買物。 下宿では1時間半ほど寝て、シャワーを浴びる。 某先生から「(実哲研の)論文拝読しました」という封筒が来ていた。 年賀状で返事を書こう。そうだ、年賀状書かねば。

急いで大学に来て倫理学史読書会。シャフツベリ。 そのあと、某所で食事。

眠い。しかしステートメントを書かねば。


今日やったこと


12/21/98 (Monday/lundi/Montag)

真夜中 (下宿)

散歩ついでに近くのローソンで牛乳とヨーグルトを購入。

pascalが死んでいるので、古巣のsocioにログインしてlynxを使ってみたり。 しくしく。


こたつで寝たり、風呂に入ったり。勉強しろってば。

久しぶりにクイーンを聴く。 Bohemian RhapsodyやSomebody to Loveなど。 コーラスやギターの凝り方が異常。 ここ最近聴いていたスモーキー・ロビンソンの曲のコーラス(ミラクルズだったっけ) もうまいと思っていたが、 クイーンのコーラスは圧倒的。 もうこんなロック・バンド出てこないだろうなあ。


相づちを打つポロス (君も相づち名人ポロスから相づちの打ち方を学ぼう!)

ポロス「ええ、それでいいです」

ポロス「そうです」

ポロス「ええ、たしかに」

ポロス「そうです」

ポロス「ゼウスに誓って、そのとおりでした」

ポロス「たしかに、そう言いました」

ポロス「ええ、言いました」

ポロス「そうです」

ポロス「あり得ないと思います」

ポロス「それは必然にそうなります」

ポロス「たしかに」

ポロス「そうなります」

ポロス「ええ、そう言っていました」

ポロス「それも必然にそうなります」

ポロス「ええ、決して」

ポロス「ええ」

ポロス「そうらしいです」

ポロス「むろん、そうなります」

ポロス「そうでした」

ポロス「そうらしいですね」

ポロス「必ず殴られます」

ポロス「そうです」

ポロス「まったくです」

ポロス「もちろんです」

ポロス「そのとおりです」

ポロス「そうです」

ポロス「明らかに、そうです」

ポロス「いや、同意します」

ポロス「たしかに」

ポロス「ええ」

ポロス「でしょうね」

ポロス「まったくです」

ポロス「それは大いに、そうです」

ポロス「それはどうしても、そうなります」

ポロス「きまっています」


ああ、おれ何やってんだ?


朝 (大学)

明け方、某師匠に電話。 なかなか勉強する気にならず。 眠れもせず。 『ゴルギアス』を読んだり。

早朝、ごみを出す。 もちを食べたり。 シリアルを食べたり。

朝、いつもの喫茶店へ。モーニング。食べてばかりだな。 ジャンプ。チャンピオン。

pascalとcicero、ようやく復旧。一安心。 おれ以外にも欲求不満を感じてた人は多かったに違いない。 しばらく下宿で書き溜めていた日記を載せておく。


お昼前

久しぶりに文学部図書館に行き、本を借りる。

両方とも古い本なので、 コンピュータ検索では文学部のものは見付からなかった(他学部のは見付かった)。 そういうこともあるので注意せねば。


お昼過ぎ

ウェブで毎日新聞を見ると、 こんなことが書いてあった。

また、[イラクのラマダン]副大統領は米英を非難するロシアと中国をたたえる一方、 米英を明確に支持した日本について「(米英の)衛星国か、 それ以下だ。原爆を落としたのはイラクなのか。 日本政府の立場は日本国民に対して恥ずべきものだ」 と非難した。(12月20日付)

もしかするとこの副大統領の言う通り、 日本政府の態度は間違っていたのかもしれないが、 そのことを示そうとする彼の論法は明らかに誤まっている。

もちろん、ここには、 「ある国の政府は、かつて自国に原爆を落とした国の政策を支持すべきではない」 のような前提が隠れている。 しかし、実は、 前提1は今回の戦争とはまったく(とは言わないまでもほとんど)無関係なのである。 これでは「彼の意見は間違っている。なぜなら彼は火星人だから」 というようなものである。

こういう誹謗中傷を混じえた論法は、 理性ではなく感情に訴えかけてくるので冷静に考えなければいけない。


昼下がり

眠い〜。

現在、エアーAyerの本を読んでいる。 エアー君は、ベンタムの倫理学説をなかなかよく理解してます。


夕方、某所や某所に寄って下宿へ。

某所で年賀用のスタンプと筆ペンを買ったので、 早速年賀状を書く。とりあえず15枚。 住所を書くのは明日にしよう(できれば学校でワードを使って)。

それから数時間こたつで寝る。 しばらく寝てなかった。

さ、カレー食って勉強勉強。


12/21/97(Sunday/dimanche/Sonntag)

・夜・

・おっ、復活が早い。今日の朝から夕方まで文学部新館が停電だったので、 昨夜からサーバが落ちてたのだが、もう復旧してくれたようだ。感謝。


オフミ

・昨日、某横浜の某氏とお昼に附属図書館で待ち合わせをして、ぼくの行 きつけの某喫茶店でお昼をごちそうになる。交通死、死刑廃止論、南京大虐殺 など、不吉な話を熱く語り合った。

・ところで、これでオフミなるものに計四回参加したわけだが、回を追う ごとに10人、5人、4人、2人と、順調に参加者数が減っていっている。どうや ら次回のオフミは1人で行なうことになりそうだ。


・オフミの後、高槻で塾の代講。臨時収入。 臨時収入で暮らす男。

・古本屋で買った本。小松左京、『夜の声』、集英社文庫、1978年、100円。

・塾が終わってから急いで研究室に戻って来たが、サーバがすでに落ちて いて落胆する。仕方がないので、今日の実哲研の合評会の準備を数時間かけて やる。死ぬほど眠たかったが、朝から停電になるので下宿に戻って寝てからや るわけにもいかず、眠い目をこすって終わらせた。

・明け方に寝て昼前に目を覚まし、一冊SFを読み終えてから、合評会に参加。 昼から夕方まであったのでかなり疲れた。

・その後、ついさっきまで研究室の忘年会。鍋。これまで口承文学として 語り継がれて来た倫理学研究室の歴史を一冊の書物にまとめる相談など。


・真夜中・

SF。疲れた。もう下宿に戻っ て寝る。


12/21/96(土)

・朝・

おはよ。あーねむ。あー、と、冬眠したい。

これまでのところ、卒論をです・ます調で書くことを容認する人は全くいなかっ たと言える。当局はこれを大学の保守性・画一性・排他性という体質を表わす ものであるとほぼ断定、現在その線で捜査を進めている。

(JIS規格じゃあるまいし...)

加藤先生を久しぶりに拝見する。元気そうで何より。(加藤先生も、「卒論は そもそも個性を出すものではない。規格通りに書けるかどうかが問題だ」とい う趣旨のことを言っておられた。ううむ。やはりJISか。しようがあるまい。 ここはひとつ、耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び、だ・である調に書き換 えるか)


・昼・

生協でマフラー・手袋を購入。ぼんやりと午前中を過ごす。

ところで、この文学部東館の建物には、次のような注意書きがいたるところにある。

開けたら閉める!

ハトが入ります

窓を開けっぱなしにしておくと、ハトが入ってきて難儀するため、こういう注 意書きがあるのだ。言いたいことはわかるが、いつ見てもなんかまぬけで可笑 しい。

これはまだいい。許す。問題は、中央食堂の壁に貼ってある次のような注意書 きである。

絶対やめて
鞄や、衣類での
その席取り

あなたのその個人主義
多くの方の迷惑を産んでいる

......何かが違う。ぜったいに違う。個人主義の意味が極度に歪められている。 これはむしろ、いわゆる「利己主義」という語の持つ意味である。

しかしこれも、やはりなんかまぬけで可笑しい。許す。


・夜・

バンドの練習(4時間)終わりっ。これからバンドの忘年会っ。これでいいの かっ。ほんとにこれでいいのかっ。

次は、(出来れば来たくないが自転車を河原町において帰るので)月曜日に来ま すっ。みなさんお元気で。


Satoshi KODAMA
email: satoshikodama-tky[at]umin.ac.jp
All rights undeserved.
Last modified: Tue Dec 31 22:54:38 JST 2013