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KODAMA'S (NEW) WORLD

[プーチン首相は] 閣僚に喫煙者は誰かと尋ねて手を挙げさせた。 その場では3人が手を挙げたが、 閣内にはほかにも喫煙者が数人いると見られている。 首相は「1人、2人、3人」と数えた後、 「彼らにはたばこをやめる義務がある。そうだね」と同意を求めた。

「閣議中「喫煙者は誰だ」 プーチン首相、禁煙迫る ロシア喫煙率39%に驚き」 (2010年10月7日朝日新聞夕刊)


昨日 / 明日 / 2016年11月 / 最新 / はてな

この日の出来事


04/Nov/2016 (Friday)

上京、某飲み会など

真夜中

定時起床。シャワー、朝食、朝刊。朝、娘を保育園に送ったあと、 自宅で少しだけ某翻訳作業。ちょっと仮眠してから大学へ。

午前中はメールの返事など。研究室のiMacを再びSierraへ。

お昼は某購買部のおにぎりなど。お昼すぎ、某君に手伝ってもらって雑用。

昼下がりに帰宅して、それから京都駅へ。新幹線で上京。 新幹線では少し寝て、メールの返事など。

夕方に品川。ホテルでチェックインして、しばらく用事をしてから 某飲み会へ。某先生の教え子が集まる会。歓談。二次会まで。

真夜中に帰宅。寝るべし。


04/Nov/2013 (Monday/lundi/Montag)

近所の小学校でお祭りなど

昨晩は喉が痛いので何度か起きた。少し遅めに起床。シリアル、朝刊。祝日。晴天。

午前中は妻と娘と買い物と近所の小学校の祭りに参加。町内会で回ってきた引 換券でいろいろもらう。感謝。

お昼を食べたあと、少し寝る。昼下がり、娘に起こされたので娘が寝ているあ いだにメールの返事など。

夕方、家の掃除を少し。それから散歩がてら娘と買い物。

夜、夕食。食器を洗い、新聞を読む。今年最初の木枯らしが吹いたそうだ。

まだ喉が痛いので、風呂に入ったら寝るべし。


04/Nov/2012 (Sunday/dimanche/Sonntag)

某学会@松本二日目、iPod Touchのケース、『わたしの頭の中の消しゴム』

少し遅めに起床。シャワー。縄手通りのパン屋で朝食。

それからホテルをチェックアウトし、某妻を駅で見送ってから、タクシーで某 信州大学へ。午前中最後のセッションだけ拝聴。

お昼は浅間温泉のそばの蕎麦屋で某氏らと昼食。

午後、少し遅刻して某シンポジウムを拝聴。専門家と信頼。勉強になった。

夕方、タクシーで松本駅に移動し、特急に乗る。名古屋からは新幹線。夜に 京都着。ビックカメラでiPod Touchのケースを購入。

液晶保護シールとラバーケース。ラバーケースは保護性に優れてそうだが、 ちょっとタッチがしにくくなるか。

いったん自宅に戻ったあと、丸太町のあたりでたこ焼と焼酎。買い物をしてか ら帰宅し、『私の頭の中の消しゴム』という映画を見る。 感想はここ。 一ヶ月以上借りっ放しだったので、さっさと返そう。


04/Nov/2011 (Friday/vendredi/Freitag)

コメンタリー、科研費の申請書類修正

定時起床。髭剃り、朝食。

娘を保育園に送ってから、いつものように本郷三丁目の某喫茶店でしばらく考 え事。

某視察の人々がきた後、ランチョンセミナー。最近の新聞記事など。

お昼過ぎ、しばらく某科研費の申請書類作成等。昼下がり、某院生と某コメン タリーの仕上げの作業。同時並行で科研費の書類修正や研究室のネットワーク の再構築など。某氏に感謝。

夕方から、某講義の手伝い。某コメンタリーの仕上げの作業の続きもする。

夜中、某氏と本郷三丁目の居酒屋で夕食。色々と議論。

真夜中に帰宅。さっさと寝よう。


04/Nov/2010 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

真夜中

昨晩は『ホテル・ルワンダ』を観てから寝た。 1990年代にあったルワンダの民族紛争と、その際に行なわれた大虐殺を テーマにした映画。当時は何も知らずにボーっと生きていた。 今も同じようなものだ。よくできた映画。B++

朝、定時起床。ゴミ出し、シャワー、朝食。

定時出勤(少し遅め)。寒い。午前中は雑用。明日の講義資料の準備など。

お昼、某会議に出席。そのあと、某コモン・ルームで昼食。

午後は少し勉強。夕方、某VAIOのキーボードが接触不良の様子なので、 某購買部に行って修理の見積を取ってもらう。保証期間が過ぎているので、 いくら取られるか。

夕方、某氏が某外国人を伴って研究室を訪ねて来たので、少し相談に乗る。

夜、ひさしぶりにジムに行き、プールで泳ぐ。25メートルを息継ぎしないで 泳ぐ練習とか。少しサウナに入ってから帰宅。

夕食後、新聞を読んでソファで死んだように寝る。真夜中に起きて食器を洗ったり。 勉強するはずが…。

いろいろな〆切が迫っていてまずい。


04/Nov/2009 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

真夜中

朝、少し遅めに起きる。シャワー、朝食。

定時出勤(少し遅め)。午前中は雑用。

お昼、某会議に出席。そのあと弁当を食べ、一瞬寝袋。

昼下がりから夕方まで、某先生らと某相談。

夕方、某会議に出席。

夜、本三で飲んでいた某氏らに少しだけ付き合う。それから帰宅して夕食。

夜中、新聞を読んでからソファで死んだように寝る。

真夜中、二階の勉強部屋で功利主義アワー。ロールズ。 某妻博士に少し話を聞いてもらう。


04/Nov/2008 (Tuesday/mardi/Dienstag)

定時起床。よく寝た気がする。シャワー、朝食。

定時出勤(早目)。

朝2

朝刊。今日、米国大統領選。

真夜中

午前中は雑用。お昼は某ランチョン・セミナー。代理懐胎と公序良俗について。 事務の方に週末に買った千葉みやげを渡す。

お昼すぎから昼下がりまで、研究室で某氏らと雑談。

昼下がりから小一時間ほど某ミーティング。 そのあと、日が暮れるまで雑用。

夜、某氏と連れ立って筋トレに行く。 いったん研究室に戻ったあと、帰宅。 カレーを作る。

夕食後、夕刊を読んでからソファで死んだように寝る。 そのあと、しばらく新聞の切り抜き。

二階の勉強部屋に上ってきたが、何もする気にならないので、Guardian Weeklyを読む。

メモ。小室哲哉のニュースを見ていて、ひさしぶりにSchadenfreudeという言葉を思い出した。 そういえば、先日BBC Radioで聴いたな。 この金融恐慌は、マルクス主義者にとってはSchadenfreudeを感じざるをえないとかなんとか。


04/Nov/2007 (Sunday/dimanche/Sonntag)

真夜中

今日のこと。


04/Nov/2006 (Saturday/samedi/Sonnabend)

お昼前

熊本大学に行くバスの中で。

早朝に家を出て、時間通りに羽田空港へ。朝食を簡単に食べて飛行機に乗る。 機内ではひたすら寝る。少し遅れて熊本に到着。

リムジンバスに乗って市内へ。とりあえず通町筋を一本入ったところにある 小さなビジネスホテルにチェックインする。

ホテルの人に熊本大学にはどう行けばいいのかと尋ねると、通町筋からバスに 乗ろうとすると初心者には難しいだろうから、交通センターまで歩くとよかろ うと言われ、交通センターへ。しかし、熊本はバスが発達しているようで、や たらと乗り場があり、どこへ行けばよいのかわからず、気付いたらボウリング 場の入口にいたりして、あやうく発狂しそうになる。

もうそこらの喫茶店にでも入って勉強してようかとも思ったが、深呼吸して我 慢強く熊本大学に行くバス乗り場を探し当て、なんとかバスに乗る。その場で こういう風になると嫌になる性格なんだから、事前にもうちょっと調べておく べきなんだよな。反省。がんばれプロメテウス。

真夜中

お昼すぎに熊本大学へ。某氏と昼食を食べたあと、 発表を三本聞く(ロック、ヒューム、セン)。勉強になる。 めずらしく集中して聴いていたので、 どの発表にも質問したわけだが、 もう少しうまく質問すること。

そのあと、某先生としばらく密談したあと、 ちょっとだけ発表の準備をして、懇親会に出席。 ビール、ワイン、焼酎など。

タクシーで移動し、主に京大出身者による二次会にも出席。 焼酎。酔っぱらう。『実践哲学研究』第30号記念号の話など相談。

その後、三次会に出席するつもりが、 はぐれてしまったのでホテルに戻ってくる。 せっかくだからちょっと勉強しよう。

熊本に来たのは7年半ぶりのようだ。

真夜中2

少しだけ発表の準備。やばい。明日起きたらまたやろう。


04/Nov/2005 (Friday/vendredi/Freitag)

早寝早起き。しかし、もっと早起きして、 朝風呂に入ったり浜辺を散歩したりすればよかった。 お昼に散歩に行こう。

朝食。どうもこのホテルは身分不相応なくらい良いホテルのようだ。

朝から研究会だが、眠いので寝てしまいそうだ。

お昼

朝から真面目に勉強。しかし、 うつらうつらとして午前中はまったく頭が動かないことがよくわかった。 生活習慣を変えないとダメなようだ。

昼食をみなと食べてから、しばらく白良浜を一人で散歩。 ほんとに砂が白くてすごい。写真をたくさん撮る。

人工的に作られた岩壁に座って海を眺めていると、 無性に海辺に住みたくなった。 神奈川の京浜東北線沿いにでも引越すかな。 とくに、 部屋の窓から海が見えるというのは精神衛生的に 非常に良い気がする。 ずっと住んでるとあきるのかな。

昼下がりから全体討論。死生学の今後について。

太陽が沈む前に(意図的に)研究会が終わったので、 他の人たち数人と急いで浜辺に行き、写真を撮ったり、 沈む夕日を眺めたり。水平線っていいなあ。

学問の興亡

こないだ某教授に「学問論という分野があって…」 と言われて以来、まだきちんと調べていないのだが、 What does it take for one area of study to be called a `discipline'? という問いは非常に気になっている。 ある学問が「できる」ためにはどういう条件が必要なのか。

アナロジーでしかモノを考えられないようになってしまったので、 国家との対比で考えてみよう。 国家が成立するためには、

同じく学問で考えると、

両方とも十分条件かどうかわからないし、 とくに両者の第三番目のポイントは必要条件かどうかもわからないが、 まあこのぐらいにしておく。

第二点目に関して言えば、 学問の場合は、国家の場合とは違い、 単に国境に囲まれているだけではなく、 他の領域とは異なるという意味でのアイデンティティが要求される。 国であってもある程度はそうかもしれないが、 しかしまあ、ほとんど人種も言語も同じような国が 隣合っていても、両者が別の国であることを望めば、 二つの独立国家であることができる。 たとえば、北海道が独立国家であることを望めば、 まあ日本語を話していようがなんだろうが、 本州から独立できる(と思う)。 しかし、新しい学問の場合は、 他とは違うということが成立のための一条件になるだろう。

学問がほろぶというのも、国や町が衰退するというのと同じように 考えられそうだ。国だと武力による征服があるが、 学問だと、学としてのアイデンティティがあいまいになってくると 乗っ取られたり吸収されたりするかもしれない。 また、少子化や過疎化の問題も共通している。 滅ばないためには、ちゃんと子育てをしないといけないわけだ。 とくに、学問の場合は、「その国に産まれたからそこに住む」 ということがほとんどないので(哲学者の子供に産まれたので 哲学者になる、というぐらいはあるかもしれないが)、 この少子化の問題はより深刻だ。 とくに新興の学問は魅力的でないと、 すぐに滅んでしまうかもしれない。

国とのアナロジーと並んで、宗教とのアナロジーを考えてみたい。 原始宗教のようなものは除いて、一宗教が成立するためには、

学問の場合、(教祖は置いておくとして)聖典にあたるものは何か。 国だと憲法かな。学問の場合は権威的な教科書だろうか。 あるいは「なんとか学事典」だろうか。 あるいは「なんとか学がわかる人のために」だろうか。 その両方だろうか。いずれにせよ、 その学問のバックボーンとなる、 あるいはアイデンティティを明確に示すような、 テキストが必要なように思われる。

どうでもいいが、学会というのは信者の集まりか。 学会に来ない人が多いというのは、 信者が教会に来ないようなものか。 「倫理学を教えていますが、日本倫理学会には行きません」 というのは、 「キリスト教徒ですが、教会には行きません」 というようなものか。 このアナロジーは個人的にはおもしろい。 「なぜキリスト教徒なのに教会に行かないのか」という問いと、 「なぜ倫理学研究者なのに倫理学会に行かないのか」という問いに ついて、類推的に考えてみる必要がある。

まあいずれにせよ、重要なのは、学問も国も生まれたあとは いつか滅ぶ(あるいは、つねに滅ぶ可能性がある)ということで、 その事実を重々認識し、滅ばないように努力する必要がある。 国が滅ばないためには、ミルの言うように天才が生まれる土壌を 作っておく必要があるとすれば、学問もきっとそうだろう。 また、少子化に対する制度的な歯止めを考える必要がある。 天才とも関係するが、「新しい血」を入れる必要性というのは どうだろう。国家は民族的に多様化した方が滅びにくい という傾向があるとすれば、学問も学際的な方が滅びにくい と言いたくなるが、ひょっとすると内紛が絶えず、 求心性を失なって別の学問領域へと独立化していくかもしれない。

ついでに書くと、この「滅びる」という自覚というか危機感が リベラリズムには欠けているのかもしれない。 すなわち、 人に危害を与えなければ何をしてもよいというリベラルの発想では、 「それだと、たとえば少子化で国が滅んでしまうんじゃないですか」 と言われたら、答えられないかもしれない。 逆に、コミュニタリアニズムが アイデンティティ(共同善)の確立が必要だとか、 共同体への奉仕が必要だとか言うのは、 国や共同体が滅びないためにそうすべきだというのかもしれない。 それだったらかなり説得力を感じるな。

ホテルのフロントで日記の整理。 ここはインセンスと癒し系音楽がかかっていて快適。

とにかく眠い。寝不足のようだ。 ホテルのベッドが慣れないからだろうか。

夜中

夜、フロントで日記を書いていたら懇親会に少し遅れてしまう。 寿司や刺身が豪勢でうまかったが、お腹が一杯なのかあまり食べられず。 いろいろな人と話す。 終わり際に突然スピーチを頼まれてしまい、 次のような話をした。

「このたびは呼んでいただきありがとうございました。 たいへん勉強になりました。

「リベラリズムは他人に危害を与えないかぎり何をしてもよい というのが基本的主張ですが、これを研究者に当てはめると どうでしょうか。他人に危害を与えないかぎり、 どんな研究をしててもよいということになるでしょうか。

「いや、そうじゃないんじゃないですかね。 研究者も学問の自由を守るため、 あるいはある学問が滅びるのを防ぐために、 一定の貢献をする必要があるんじゃないでしょうか。 というのは、 リベラリズム的な研究生活を支える制度や枠組を維持しなければ、 そういう生活を送ること自体が不可能になるからです。 最近共同体主義に関心がでてきたのはまさにこういうことを 考えていたからで、やはりこのリベラリズム的発想だけでは、 いかんと思うのです。

「死生学という新しい学問にとって重要なのは、 これが優秀な先生方による一発花火に終わるのではなく、 活発な学問領域として次世代に引き継がれていくことだと思います。 たしかに、某先生や某先生によって、ある程度学問としての形は できるでしょう。しかし、学問は国と同様、 公共心を持った一定数の優れた人々が支える気がなければ 早晩滅びてしまうものです。

「そういう意味でこの若手育成プログラムというのはたいへん有意義なもの だと思いますし、若手のみなさんは各自、自分の得意な研究領域で がんばっていただきたいと思います。しかし、 若手のみなさんにはぜひ『自分たちががんばらないと、 この新しい学問は滅びてしまう』 という危機感を持ってやっていただきたいのです。 『死生学終わってODあり』なんてことにならないように がんばっていただきたいのです。

「また、『学際的分野』というのも多民族国家と同じで両刃の刃で、 うまく行けばさまざまな分野の人材が混じりあって活気のある分野になりますが、 みなさんがある程度努力しなければ、 学問自体が求心力を失ってディアスポラが生じ、 ばらばらになってしまいかねません。

「ですから、繰り返しになりますが、 自分の得意な研究分野でがんばると同時に、 先生方から引き継いだこの学問を次世代に残すということも頭の片隅にでも 置いておいてほしいのです。 死生学というこの学問が今後ますます発展を続けることを願ってやみません。 以上、簡単ですがわたしからの話を終えさせていただきます」

とうまく言えたらよかったのだが、実際はしどろもどろでこの半分も 言いたいことが言えなかった。だめだなあ。

というか、あんまり学問の心配をしてないで、 自分の研究の心配をしなければ。優れた研究の一つでもしないと、 誰も真剣に話を聞いてくれなくなる。

そのあと、露天風呂でゆっくりつかる。気持ちいい。


04/Nov/2004 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

真夜中 (午前)

帰宅。今日も除湿機が満水になって止まっていた…。

夜中

午前中から大学。ちょっと遅刻して某卒論指導(深く反省)。 お昼すぎに某氏らと蕎麦を食べに行ったあと、シンポの準備。やばい。

夕方から某授業に参加。守秘義務と個人情報。 二回目になってようやくわかってきたところもあり。 やはり、SGDに参加するのとしないのとでは、 授業に対する積極性が違うので、 毎回ちゃんと参加するようにしたい。

真夜中

弁当を買ってきて某氏らと食事。

やばい、 もうこの時間ではネットで新幹線の切符は予約できないのか。 というか、二日前までに予約しないといけないから、明日の分は取れないようだ。 う〜ん。なんでこんなにimprudentなのかな。いやになってきた。

まあ東京駅から行くし、どうしてもダメなら自由席で行ってみるか。

あ、いや、 JR関東のサイトで予約できた。 よかった。今度から一ヶ月前に予約するようにしよう。

今日やること


04/Nov/2003 (Tuesday/mardi/Dienstag)

なんとか起きてシャワー。考えごとをしていたら、 アフターシェーブを髪にすりこんでしまった。

ES細胞というのは、「君はまだES細胞のようなもので、何にでもなれるんだ」 というような比喩で、すでに用いられているのだろうか。

お昼すぎ

ちょっと今日の予習をしてから朝食を急いで食べ、 午前中の授業に出る。ホーズさんの幹細胞研究の話と、 アンケニーさんの遺伝子検査とスクリーニングの話。 情報量の多さに圧倒され、考えがまとまらず、発言できず。 よく復習して、次の機会に質問できるようにしよう。

遺伝子検査が進んだ結果、遺伝病フリーで、 しかもたくさんの潜在能力を持つ子どもたちが生まれるようになると、 われわれの世代は旧型ザクのようなものになるのだろうか。 そういえば、ジムやボールの量産型のモビルスーツが宇宙空間に うじゃうじゃ集まっている姿は、クローン人間のイメージと重なるところがあ るな。

真夜中

お昼からウォーキング。カターニ湖でランチを食べ、モノリスまで歩いた。 ようやく少しずつ気温が暖かくなってきたようだ。山火事のせいで動物は 少ないようだが、ウォンバットらしき動物のフンをけっこう見かけたので、 一応戻ってきているようだ。 赤い野生のパロットもたくさん山荘の駐車場で見かけた。

夕方に少し仮眠を取ったあと、夕食を食べ、 夜の講義。日本通のチャーマー氏による 「遺伝情報の保護と科学者の社会的責任」というような感じの話。 この人はよく日本に来るようなので、 そのうちまた顔を合わせることになりそうだ。

それにしても、このときの討論でも話題になったが、 研究倫理委員会の委員というのはそれに対する金も教育も十分に提供されてい ないのに、重責を背負ってたいへんだろうと思う。 政府はどんどん指針を作って、 裁判所ではなくいわば「準裁判所」である倫理委員会に仕事を預けてしまう。 もちろん、効率や知識の点から言えば、裁判所に任せるよりは倫理委員会に 任せた方がいいのだろうが、法学や倫理学をまともに研究していない 研究者にこのような重責を課すのは問題だ。

夜中、某氏と今日の復習をしてから、部屋に戻ってくる。 やっとパワーポイントで今日のまとめを作り終わったので、寝よう。 毎日たいへんだ。


04/Nov/2002 (Monday/lundi/Montag)

夕方

お昼すぎまで寝てしまう。起きてからもボーっと過ごす。幸せな祝日。

トルコの総選挙ではJustice and Development党(正義進歩党)が大勝したそうだ。

シャワー。腹が減ったので食事に行こう。

ネットが復活した模様。感謝。

夜2

某所でパスタ、グラタン。本屋で『世界の"タブー"が解る本』(大薗友和、 小学館、2002年)を購入。買物をしてから帰宅。

いいかげん名刺がたまってきたので、 (某名誉教授のように)お菓子の箱を使って名刺入れを作ってみる。 困ったことにまったく覚えていない名前も散見される。

真夜中

あれ、もう次の日になってしまう。

机に向かっている時間…4.5hr
今日の勉強時間…0hr
マルクス係数…0


04/Nov/2001 (Sunday/dimanche/Sonntag)

真夜中 (午前)

神戸で開かれた友人の結婚式に行ってきた。 披露宴ではギターを弾き、 二次会では古今東西というゲームと腕相撲大会に参加させられた (そして驚くべきことに腕相撲で一勝した)。

つかれた。 しかし、神戸まで自動車で送ってくれて、 しかも京都まで一緒に帰ってきてくれた(今となりで寝ている)某友人は もっとつかれているはず。ひたすら感謝。

それと、新郎さん新婦さん、お幸せに。

夜明け

某友人に感謝の意を示すため、 帰りの車の中で聴ける用のCDを、朝までかかって作る。もう寝よう。

昼下がり

早朝からさっきまで爆睡する。かなりつかれていたようだ。 腕相撲のせいで右腕も痛い。某友人は早朝に帰ったようだ。

古今東西におけるカテゴリーミステイク

そういえば、昨夜の二次会で古今東西というゲームをやったとき、 「古今東西、世界の国々」というやつで、「アフリカ」と答える人がいたり、 「古今東西、アメリカ合衆国の州」で、 「ロサンジェルス」と答える人がいたりしたが、 これはカテゴリーミステイクの例として興味深いと思う。

(ちなみに、ライルが挙げているカテゴリーミステイクの例は 「オクスフォードでコレッジや食堂や図書館を 見てまわりましたが、大学はどこにあるのですか」「クリケットで道具や 選手やルールについて教えてもらいましたが、チームスピリットというのは どれを指すのですか」とか。あと軍隊の例もあったが忘れた)

夕方、終わるまぎわの古本市にちょっと顔を出したあと、 買物をして下宿に戻る。

英国に行く前にダンボールにまとめた荷物の発掘作業をする。 哲学書など段ボール五箱分発見。ハヤカワSFなど小説類は回収を断念。 また、CDが一箱分発見される。 「こんなの買ってたのか」というCDが多数出土したが、その一方で、 ストーンズの『メインストリートのならず者』などの重要なCDが見つからず。 まだ発掘作業を続ける必要あり。

あ、オースティンパワーズ3が現在撮影中で、英国では来年に放映されるらしい。


04/Nov/2000 (Saturday/samedi/Sonnabend)

ドゥオーキンの勉強

法実証主義批判の部分の勉強。 規則と原則の違い、discretionの話のところ。 あまりはかどらず。

規則が「当てはまるか、当てはまらないか」というデジタル型なのに対し、 原則は、どの規則が当てはまるかを決めるさいに、 prima facieな重みを持つ、という違いがある。 問題は、原則が法体系の外にある道徳的なものなのか (この場合はハートらの法実証主義的理解になる)、 あるいは原則も法体系の一部なのか、ということ。 ここでドゥオーキンはハートらとは違う答えを出すようだ。

discretion(どう訳すのかな)は、 裁判官が困難な事例に判決を下すとき、 実際にやっていることは立法行為である、という法実証主義者による主張。 ベンタムもコモンローについて「あれは裁判官立法だ」 と言っている。 しかし、そうじゃない、というのがドゥオーキンの主張。

愛国者

メル・ギブソンのThe Patriotを友人の部屋で観る。 舞台は米国独立前夜。 主人公はフレンチ・インディアン戦争の英雄だが、 家族を巻き添えにしたくないという理由で英国との戦争に反対する。 しかし、英国兵によって自分の子供が目の前で殺されたのをきっかけに、 家族や市民を守るために武器を手に立ちあがる、という話。

興味深いのは、 英国軍に立ち向かう主人公の動機が、 「お国のため」というような愛国心ではなく、 あくまで残虐なまでの復讐心であること。 物語全体が、 独立革命が進行するなかで行なわれた仇討ちの話になっていると考えてもよい。

おれだったら、自分の息子が罪もなく殺されたらどうするだろう? 自分の花嫁が殺されたら? 怒りにまかせて殺人者を殺すだろうか? しかし、そうすることによって得られるものってなんなんだろう。 正義? 自己満足? 主人公があるシーンで問うように、 「自分の息子が殺されたこと」は、なぜ 「殺人者を殺すことで帳尻がつくjustify」のか? う〜む、応報についてもっとよく考えないといけないな。

というわけで、米国独立革命に興味がある人、 復讐とか応報とかいうことを考えたい人にお勧め(かもしれない)。 C+。


11/04/99 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

midnight

something wrong. i cannot use japanese again.

my head aches a little and i've got a runny nose. obviously i've caught a cold.


dawn

i don't know why, but i've been studying so hard since last night. what has happened to me? :-)


early morning

tired. i studied a lot. but much more needs to be done before writing a paper for the presentation at the kan-rin conference.


first time to fill out a tax-deduction form. kind of interesting.


at night

went to a certain cafe this morning. playboy. looks like 'the child-porn act' has come into force since Nov. 1st.

then i went to a certain bank to pay the rent for this month.

i slept all day long. i woke up after sunset. this is not healthy.

took a shower and came to the E-lab. hungry.


around midnight

studying hard.

i shouldn't stay up all night, because i have a class (sklar) and a reading circle (bioethics) tomorrow.


what i did today


11/04/98(Wednesday/mercredi/Mittwoch)

真夜中

昨日は朝から下宿で寝ていた。 寝坊してしまい、某教授の講演を聴きに行けなかった。無念。


ルネ

「ルネ」の名前の由来が知りたい、 というメイルが来ていたので(僭越ながら)答えておきます。

「ルネ」とは京大西部にある生協の食堂および購買部の名称です。 たしかぼくが二回生かそこらのころに、 西部の生協が改装されて現在に至っています。 以前は二階の食堂はもっと薄暗く、 一階も喫茶店だけで書籍などは置いておらず、 CDや電化製品などは同じ西部構内にある「セブン」というところで売っていました。 ここ、 毎月7日(17日や27日もそうだったかな?)になるとカセットテープを安売りしていて、 いつも買いに寄らせてもらってました。 ルネが出来た後、そのほとんどの機能をルネに譲ることになりましたが、 今でも自転車やバイクなんかを販売しています。

あれ、話がそれてますね。それで名前の由来です。 西部食堂と購買部が新装オープンする際に、 学内で愛称を募集してたんですよね。 採用された人はペアでグアムかどっかに行ける航空券をもらえるとかで、 ぼくも応募しようかと思った記憶がありますが、 結局出さなかったんじゃなかったっけ。

あれ、また話がそれ始めてますね。 それで、とにかく「ルネ」という名前が採用されたわけです。 当時の説明を読んだ記憶が確かなら、 これは哲学者のルネ・デカルトとはまったく関係がなく、 「ルネッサンスRenaissance」すなわち「再生、復活」を意味する語の、 前の部分を切り取ってきたものだったと思います。 だから、つづりは`Renais'です。

本部にある中央食堂や購買部なんかも、 愛称を募集しないのでしょうか。


またSFを読んでいた。ばか。


某定食屋でキムチ鍋定食。

ある人(自由主義者)曰く、 「倫理学者は『すべきこと』を示すのではなく、 『すべきでないこと』を示すのである。 すなわち、禁止すべき行為を確定するだけで、 積極的にすべき行為を確定するのではない。 何が良いものであるか、 何を追求すべきかは個人の価値判断(選好)に任せて、 個人が自分の選好を自由に追求できるような枠組を提供するのだ」

たしかに。正論。 しかし、 (自由主義を前提にするなら) 法などの社会規範のレベルにおいては大枠はこれで良いのかもしれないが、 個人のレベルにおいて、倫理学者は何も言うことはないのだろうか。 個人の道徳的葛藤 (例: 「内部告発をすべきか否か」「中絶すべきか否か」など) に関して、倫理学者は道徳判断の枠組を提供することはできないのだろうか。 若干倫理学の範囲を限定しすぎなような気がする。と思う。


あ。あ。勉強する気になってきた。あ。あ。


寝てた。椅子(2脚)で。


朝に喫茶店でモーニングを食べてから、 銀行で家賃を振り込み、 それから下宿に戻って睡眠。 ついでに筒井康隆の『メタモルフォセス群島』を読み終える。 「毟りあい」、「走る取的」、「喪失の日」などが面白かった。 解説は理解不能。

夕方に起きて、部屋の掃除などをして大学へ。


11/04/97(Tuesday/mardi/Dienstag)

・真夜中・

・今月の奨学金が振り込まれるまであと○○日…(トホホ)。

(あ、そいえば受領確認の手続きが明日からあるはず。忘れずに行かなきゃ)


誰に向かってしゃっべっているんだ

・ええと、ワード97なんですけど、脚注が次のページに行かないように出来な いんですかね。脚注の内容が2ページに渡らないように処理すると、まるごと 次のページに行ったりするし、何の処理もしなくても次のページに行ったりす るし…。

・あと、本文中の脚注番号が行頭に来るのもなんとかできないのかなあ。

・知ってる人はどうか知恵をお貸しください。


だから誰に向かってしゃっべっているんだったら

・あ、それと、下宿で洗面所が共同のため、自然と部屋で歯を磨くわけですが、 歯を磨いてると鼻の辺りがむずむずして、くしゃみをしたくなることってあり ません? あれ、すっごく困るんですけど。

・そゆときはとりあえず洗面所へと急ぐのですが、ときどき我慢できずに階段 のところで「ぶ、ぶ、ぶぶしゅーっ」っとやってしまい、一面に白い泡を立て てしまいます。あれもどうにかなりませんかね。

・知ってる人はどうか知恵をお貸しください。


・さらに夜・

・深夜一人でパンクロック。♪ナァ〜ィンティ〜ンスィックスティナァ〜ィン、 ベイベッ♪


・そろそろ夜明け・

・実哲研の仕事は大体完了。科哲の予習も完了。あとは寝坊しないようにする だけ。ではまた。


・朝・

・奨学金の受領確認に行って、ハンコを忘れて来たことに気付いた。→ふりだ しに戻る。


・お昼・

・科哲。空間の非ユークリッド幾何学の話の続き。頭がくらくらする。 レポート を返してもらう。相変わらず(涙)。


・夜・

・4コマ目が終わってから、す○きさん、○くだくんと一緒に少し早い目の晩 ごはん。それから少し寝る。疲れていたが、だいぶ復活。勉強するぞ。

・今日、哲閲で借りた本。


・あと、研究室のWINDOWS機はハードディスクがそろそろやばいので、修論と か書いている人はまめにバックアップを取らないと後悔することになるかも。


11/04/96

昼前。先に断わっておくが、こんな天気の良い休日にそんなとこで何 をしているのか、などという質問はご法度である。ソシオのサーバー まで休んでおる。けけ、けしからんっ。

昨日は一日無駄に過ごしたので、夜になって少し反省し、部屋にたまっていた 毎日新聞を10/08/96まで切り抜いた。いかん。いかん。まだ一カ月分も残って おる。さて、おもしろかった記事は「イギリス人は耳あかを落としてもらいに 病院に行く」というやつと、「宮崎被告死刑」(昨夜初めて知った...)という やつである。前者についてはみんな知ってるんだろうか。普通のイギリス人は 耳かきも綿棒も使わずに、3年間過ごし、耳あかがたまりすぎて耳が聞こえな いようになったら、病院に行って耳あかをとかすオイルかなんかを使って看護 婦に耳を掃除してもらうんだそうである。まめな人は一年に一回行くそうであ る。毎日耳から血が出るまで耳かきで耳をいじってるわたしにとっては、この 事実は非常に衝撃的である。アンビリーバブュッ。ヒュームやベンタムは一体 どうしていたんだろうか。

ところで、後者の「宮崎被告死刑」である。反死刑廃止論者のわたしとしては これについてなんか書きたいところだが、忙しいし、どうしようか。掲示板で も作ろうか。今回の裁判では、責任能力があったかどうか、というのも一つの 争点だったようだが、わたしに言わせれば基地外であろうとなかろうとあんな やつは死刑なのである。死刑よっ。死刑っ。きいっ。もちろんわたしも人をわ ざと殺した場合は死刑になる覚悟はある。いや、ホントにあるんだろうか?そ れともやっぱり「あの時のおれはおれじゃなかった」とかいうのであろうか。 しかし、冤罪はともかく、そんな言い訳まで認めるのは理不尽な気がする。ベ ンタムも酔っ払って悪いことをした場合(一時的な精神異常の場合)は刑を軽減 するか無罪にするよう書いている(と思う)が、わたしにはこのような例外は許 せん。(無理やり酔っ払わされたのでもない限り)そもそも酔っ払うやつが悪い のである。酔っ払っていれば刑が軽くなるならばみんな酒を飲んでから犯罪を 犯すであろう。殺人するときも酒を飲んでからやればいいのである。あ、長く なってきたからまた今度にしよう。

あ、ところで、極東、NF11/23(Sat)11:00amから西部講堂でやる予 定なので、ひまなひとは見に来てね。新しいテープも200円ぐらいで 売る予定。まだ出来てないけど。

午後の紅茶っぽい時間。また行ってきました、古本まつりへ。つかれた。なん か結構買ってしまった。何を買ったかについては、リスト参照(魚)。

あ、バイトだバイト。いそがんと遅刻するっ。あ、そういえば『ソフィーの世 界』のヨースタイン・ゴルデルが新しい本を出すってNHK出版からダイレク ト・メールが来ていた。NHK出版もマメだなあ。


Satoshi KODAMA
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Last modified: Sun Nov 27 16:39:06 JST 2016