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KODAMA'S (NEW) WORLD

「やっぱりリベラルだったり、左っぽかったりというのは、 僕らの世代以降にとっては、やぼったさのイメージとしてある。 むしろ、今の若い人たちには、産経みたいな新聞のほうが強くて、 格好いいイメージがある。 そういう雰囲気にしてしまった責任の一端は朝日新聞にもあると思うんですよね」

---太田光

「愛とか友情とかリベラルとかソフトクリームのようだ。 おてんとうさまが出たらとけるのではないか。甘っちょろすぎる」

---中曽根康弘元首相


昨日 / 明日 / 2016年10月 / 最新 / はてな

この日の出来事


28/Oct/2016 (Friday)

夜中

少し早めに起床して某予習。髭剃り、朝食、朝刊。

朝、娘を保育園に送ってから大学へ。午前中は某講義。 ベンタムとリンネ。9年前ぐらいに同じテーマで少し勉強していた。 思想史の勉強は時間がかかる。

お昼は研究室で弁当をもそもそ食べ、某病院で某会議。

昼下がり、研究室で少し雑用。

夕方、某演習。某翻訳の検討会。 その後、某君に手伝ってもらってしばらく雑用。

夜、某カンフォーラで開かれていた第三演習に出席。

夜中、小雨が降るなか帰宅し、娘と風呂。もう寝ないと。

Apple Watch2はApplePay対応で用途は増えたが、アプリが中途半端で、 つまり、できることが少なく、総合的には今一つかもしれない。 アプリがどんどんよくなるとよいのだが。


28/Oct/2013 (Monday/lundi/Montag)

ルーリード死去、某講義など

定時起床。髭剃り、ゴミ出し、朝食、朝刊。ルーリード死去の知らせ。享年71歳。

朝、研究室で某講義の準備。お昼前に某中央購買部でパンなどを買ったあと、 某ルネでMBA用にRGBのコネクタを購入。二つ目。

お昼、某委員会。お昼すぎ、某翻訳作業。昼下がり、某講義。臓器移植2回目。 また早口でやってしまった。

夕方、少し休憩してから終末期医療の勉強。終わらず。

夜、帰宅して夕食。そのあと、食器を洗い、新聞を読む。

夜中、風呂に入って娘の寝かしつけ。そのまま一緒に朝まで寝てしまう。


28/Oct/2012 (Sunday/dimanche/Sonntag)

某学会@衣笠二日目、『潜水艦は蝶の夢を見る』

定時起床。シャワー、シリアル(牛乳が足りず、悲惨なことに)、朝刊。

午前中、配布資料のコピーを作るために、まず百万遍へ。が、文学部は全館停 電で、コピーを断念。というか、入口の電子ロックもかかってなかったが、そ れでいいんだろうか…

それからバスで北野白梅町に行き、衣笠まで歩く。某院生の報告を聞く。

お昼は某氏らと。

午後、総会で某院生が受賞するのを観察して、そのあと某講演を途中まで聞く。

夕方、某ワークショップで報告。自分の報告は詰め込みすぎてあれだったが、 今後の課題がわかって勉強になった。このテーマはもっと勉強しないといけな い。多めに持ってきた名刺を配り切った。

夜、円町のあたりで某氏らと飲む。ようやく一息ついてほっとする。夜中に帰宅。

それから『潜水艦は蝶の夢を見る』をDVDで鑑賞。美しい映画。ひさしぶりに映 画を見て心が洗われた。感想はここ

また今週もがんばろう。


28/Oct/2011 (Friday/vedredi/Freitag)

某校正作業ほぼ終了

定時起床。ひげ剃り、朝食。

娘を保育園に送ってから本三の某喫茶店へ。しばらく雑用。昨日終わらなかっ た某校正をしようと思ったら赤ペンがないので研究室に行ってから作業。

お昼は某ランチョンセミナー。某PD生の報告。生殖における善行原則。われわ れそんなものに本当に従っているのかとか。

お昼すぎもしばらく某校正。昼下がり、某卒論生の指導を少し。方向転換。

夕方、某講義の手伝い。静岡の某氏による生殖医療およびケアの倫理。つつが なく終了。

夜、帰宅前に某出版社に行き、残りのゲラをお渡しする。これでとりあえずこ ちらの仕事はほぼ終わった。今年の6月ぐらいから〆切に苦しめられてきて、〆 切早すぎと悪態をつきながらやってきた仕事だったが、終わってみると(まだ 終わってないが)すっきりしたものだ。喉元過ぎれば熱さを忘れるというやつ だな。何にしろ、思ったより勉強になった。

少し遅めに帰宅して夕食。夜中、某娘を風呂に入れる。食器を洗う。

真夜中、もう一件、本日〆切の学内業務があったので、それをなんとか片づけ る。もう寝るべし。いろいろやるべきことがあるので、マルチタスクで片づけ ていかなければ。見落としのないように注意しよう。


28/Oct/2010 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

真夜中

定時起床。大雨。シャワー、朝食。

地下鉄で出勤。午前中は週末の某報告準備。やばい。

お昼、某氏と鰻。いろいろ。安産のお守りをいただく。 がんばって産みます。

昼下がりまで某報告のスライドを作り、ようやくメールで発送。ちょっと寝袋。

夕方、某校正の最終確認が来たのでそれをやったり、いろいろ雑用したり。 セネカ先生、時間がいくらあっても足りません。

夜、某外国人の先生、某院生たちとお好み焼き屋で夕食。歓談。 ごちそうになってしまう。

夜中に地下鉄で帰宅。死んだようにソファで寝たあと、 真夜中までまたいろいろ雑用。新聞がたまるばかり。どうしよう…。


28/Oct/2009 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

真夜中

朝、ゴミを出してから二度寝。堕落。起きて髭剃り、朝食。

定時出勤(少し遅刻)。午前中は某勉強会。

お昼は研究室でいろいろ雑用。お昼すぎに一瞬寝袋。

昼下がりから夜まで、某先生らと某相談。疲れた。

夜、帰宅して夕食。新聞を読んでからソファで寝る。

夜中、二階の勉強部屋で久しぶりに功利主義アワー。規則功利主義とか。

真夜中、Wiiをしてシャワーを浴びる。Wiiにはまってしまい、すっかり寝るのが遅くなった。

そういえば、某妻がついに博士号を取った(らしい)。 これからはしばらく飽きるまで「某妻博士」と表記しよう。 なんか良くない知らせもあった模様。


28/Oct/2008 (Tuesday/mardi/Dienstag)

なんとか定時起床。シャワー、朝食。二階の勉強部屋の室温は15度。だいぶ寒くなってきた。

う。ズボンにUSBメモリを入れたまま、洗濯物に出してしまった気がする。 ズボンを洗濯するのはもうやめよう(ウソ)。

朝2

予想通り、USBメモリを洗濯してしまっていた。急いでドライヤーを当てたあと、 コンピュータにつなぐと動いたので、バックアップ(大したデータはないと思うが)。 普通に動くところを見ると、まだ使えるらしい。水陸両用メモリ。

お昼前

定時出勤(少し早目)。雑用。某サイトの更新に手こずる。 知らないタグが多くて、いろいろ混乱させてしまう。年寄りには難しい。

真夜中

お昼、某ランチョン・セミナー。人間の尊厳について。某氏が来る。

お昼すぎ、某院生二人の指導。新しく作った「学生指導記録」を使ってみる。 もう少し改善する必要あり。

昼下がり、某勉強会。卒論生二人。代理出産関係。後半、議論が白熱する。

夕方、二時間ほど某先生らとミーティング。 そのあと、いくつか雑用(メーリングリスト作成、ウェブ更新等)を片付ける。 何件か悪だくみメールも配信。 悪だくみしているときが一番楽しいな。

夜、椅子で一瞬寝たあと、少し遅目に帰宅。夕食。

夜中、某妻と一緒に植物園を二周。4.5キロぐらい。帰宅してシャワー。

某訃報一件。合掌。


28/Oct/2007 (Sunday/dimanche/Sonntag)

お昼すぎ

朝遅く起き、シャワー。その後、激しく洗濯。

(「激しく」という表現はおもしろいな。実際は、二度洗濯しただけ)

二度目の洗濯の途中、クリーニング屋に行き、ジャケットを預ける。 その後、某寿司屋で昼食。帰宅してから残りの洗濯物を干す。

洗濯物が乾くまで勉強しよう。

昼下がり

某書類の書き直し。とりあえず一段落。 もう一度見直して、水曜までに提出すること。

さて、別の〆切の仕事をしなければ…。

洗濯物を取り込んでから少し寝る。

そういえば、先日お好み焼き屋に入ったとき、 豚玉を注文しようとした某妻が、 店の人に「トンタマください」と言っていたので笑った。 悪意のないメモ。

トンタマ、トンタマ…。

真夜中

夕方、本三の某喫茶店に行き、カプチーノを飲みながら朝刊を読む。 二階への階段を上っているときにつまづいて、少しカプチーノをこぼしてしまう。

それから某カレー屋で夕食。腹一杯になってから研究室へ。

ひさしぶりに真夜中まで研究室で仕事。某テキストの執筆。 もっと早く終わらせておく予定だったのだが…。

真夜中に帰宅。某妻も戻ってきていた。 京都で買ったお茶を飲みながら雑談。

明日の某研究会の準備がぜんぜんできていない。まずい。


28/Oct/2006 (Saturday/samedi/Sonnabend)

よく寝る。

今日は引越し業者が見積もりに来るので、部屋の掃除。

お昼前

午前中、アリさんがやってくる。午後にも一件、 別の業者に見積りを頼んでいることを伝えると、 安くしてくれたので、即決。 ダンボールを大10個、小30個置いていってくれる。

午後は勉強しなければ。

お昼すぎ

某海鮮丼屋で昼食。赤門前の古本屋にSellarsとHospersの Readings in Ethical Theory 2nd ed.が安く出ていたので購入。 情報を教えてくれた同僚の某氏に感謝。

今日は図書館で禁欲的に勉強すること。

夜中

お昼すぎ、書籍部に行き、某先生の『善と悪』と現代思想10月号を購入。 それから総合図書館に行き、閉館まで禁欲的に勉強。某学会の発表の準備など。

夜、図書館にいた某氏と一緒に本三の居酒屋へ。 たらふく食べ、ビールと日本酒。酔っぱらう。 某氏と別れてから研究室に荷物を取りに行き、帰宅。 ちょうど雨が降ってくる。


28/Oct/2005 (Friday/vendredi/Freitag)

お昼前

昨夜は本を読んでいると眠くなり寝てしまう。

ルサンチマンについて考えることあり。

お昼すぎ

お昼は、月末に退職する方を囲んで某イタめし屋でランチ。 長い間おつかれさまでした。

ルサンチマンについて

ひさしぶりに『道徳の系譜』を手にする。

《反感(ルサンチマン)》というのは、 (…)単に想像上の復讐によってのみ その埋め合わせをつけるような徒輩の《反感》である。(…)。 すべての貴族道徳は勝ち誇った自己肯定から生ずるが、 奴隷道徳は「外のもの」、「他のもの」、「自己でないもの」 を頭から否定する。

いかに多くの畏敬を貴族的人間はその敵に対してもっていることか! (…)。彼が相手に取るのは、いささかの軽蔑すべき点もなく、 極めて多くの尊敬すべき点のみを有する如き敵に限るのだ! これに反して、《反感》をもった人間の考想する「敵」を考えてみるがよい。 (…)。彼はまず「悪い敵」を、すなわち「悪人」を考想する。 しかもこれを基礎概念として、それからやがてその摸像として、 その対照物として、更にもう一つ「善人」を案出する---これが自分自身なのだ! ……

---ニーチェ、『道徳の系譜』(岩波文庫、37、40頁)

なるほど、貴族道徳と奴隷道徳では「敵」についての考え方も分かれるわけだ。 たしかに漫画を見ていても、 「尊敬すべき敵」というのと、 「憎むべき悪しき敵」という二種類に分かれるように思う。 『ジョジョ』なんかは前者の敵がよく出てくるが(ワムウとか)、 少年漫画はスポコンでも、 主人公を正義の人、 ライバルを悪人に仕立てて勧善懲悪劇にする場合がしばしばあるので、 上の区別をあいまいにする傾向があるかもしれない。 『ガラスの仮面』のライバル(名前忘れた)なんかは、 「尊敬すべき敵」なんだろう。

次の引用はミルの『自由論』と(年代的にも)同じだな。 民主主義的平等がもたらす文明の衰退に対する危機感が共有されている。 それを「シナ的」を表現するところまで同じだ。

われわれは今日、一つとして増大を欲するものを見ない。 われわれは、すべてが次第に下へ下へと向かって行き、より稀薄なもの、 より善良なもの、より怜悧なもの、より気楽なもの、 より凡庸なもの、より冷淡なもの、よりシナ的なもの、 よりキリスト教的なものへ下って行くのを予感する。

---ニーチェ、『道徳の系譜』(岩波文庫、46頁)

「ルサンチマン」の続き。

これらの弱者たち--彼らもまたいつかは強者になりたいと思っているのだ。 これは疑う余地のないことだ。いつかは彼らの「国」 も来るはずだ。--すでに言ったように、それは彼らの間では単に「神の国」 と呼ばれている。

---ニーチェ、『道徳の系譜』(岩波文庫、52-3頁)

夕方

某同僚がBOSEの5万円する(最近流行りの) ノイズキャンセリング・ヘッドフォンを 買ったそうだ。うらやましい。やはり音のツブツブ感があるだけでなく、 低音の響きもよい。

どうでもいいが、『道徳の系譜』の記述に引っ張られ、 BOSEを「ベーゼ」(böse)と読みそうになり、困った。

日暮れ

散歩がてら家賃を支払いに行く。

さて、翻訳をしなければ。

どうも調子が上がらないので、というわけではないが、時間になったので、 プール。1時間泳ぐ。例のローリングを試してみる。少し速くなった気がするが、 慣れない筋肉を使ったようで、一時間でかなり疲労した。 風邪を引かないようにと少しサウナにも入る。

`Good Vibrations'。この曲はビートルズには作れんな。 ポール・マッカートニーが3人いれば作れたかもしれないが。

夜中

某丼屋で食事をしたあと、某スタバで読書。新聞を読んでいると 閉店時間になり、追い出される。とりあえず帰宅。

真夜中

ニュースを見たあと、めずらしく自宅で真面目に仕事。 翻訳の校正。一番たいへんなところは乗り切った(はず)。

今日のニュース

昨日のニュース


28/Oct/2004 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

お昼すぎ

ほとんど目を覚ますことなく半日寝てしまい、自分でもあきれる。

昼下がり

ようやく大学へ。USBメモリを自宅に置いてきてしまった。 面倒だがあとで取りに行かねば。

今日の英語: dodgy

どこか怪しげな、危うい、信用のおけない、などの意味。イギリス英語のようだ。 MI6によるイラクの大量破壊兵器の報告がdodgy reportと呼ばれたり、 Love Actuallyでナタリーの住んでいるあたりがdodgy end (of the street)と呼ばれたりする。 心臓が弱いとかいうのもdodgyと表現する(My heart is a bit dodgy)。

夜中

夕方、USBメモリを取りにいったん帰宅。 しかし、家に戻ってから気付いたが、実はポケットに入っていたのだった。 Typical of me. 家賃を払って大学に戻ってくる。

それから某授業に参加。ビデオ撮影をしたり、 グループ・ディスカッションに参加したり。

今日やること


28/Oct/2003 (Tuesday/mardi/Dienstag)

真夜中 (午前)

半日かかって、ようやく無線LANの問題がわかった。 ソフトの問題ではなく、LANカードの接触が悪かったのだ。 しかし、どうも直りそうにないので、 今度こそほんとにあきらめることにする。 LANカードは以前から異常に熱くなることがあったので、 それも接触不良の原因のような気がする。

というわけで、半日を無駄にしてしまった。う〜ん。

遅寝早起き。眠いが行かねば。

ひさしぶりにMP3の曲を入れ替える。クイーンとかストーンズとか。

コンプライアンス。これは倫理とも倫理学ともほとんど関係ない。と思う。

昼下がり

雨の中、大学へ。

勉強会の一時間前に来て準備をしようと思っていたのに、 時間ぎりぎりに来てしまい、コピーも済ませられず。 これではダメだ。プルーデンスを持たねば。

勉強会。第一回なので、自己紹介と担当決めだけ。 そのあと、書籍部の上の食堂で昼食を一緒する。

それから某氏とちょっと旅行の打ち合わせ。某氏も来訪。 名刺ができたと生協から電話があったので、取りに行く。

どっとつかれる。ちょっと休憩をしたら勉強しよう。

もう暗くなった。

ちょっと勉強会用のメーリングリストを作ってみる。 Yahooのegroupで作ったのだが、 やはり個人情報が漏れるんじゃないかとか心配だな。

最近の生命倫理学関係の学会など。 もっと情報通になったら「生命倫理学イベントカレンダー」を作ろうかと思う。

夜2

某テキストのコピー。コピー機の調子が悪くてたいへん。 しかし、これくらいでイライラしてはならない。修業修業。

なぜこんなに眠いんだろう。

夜3

日本語の論文を一本読み、 オーストラリアでの集中講座用の自己紹介の文章をメールしてから、 帰宅。

晩ごはんは、焼きビーフンを使って野菜炒めを作る。

最近英国で話題になっているポール・バレルという故ダイアナ妃の執事が、 ラジオに登場し、私的な会話や手紙を公表することに対して批判を受けるたびに、 `It is just your opinion.'という応答をしていた。 この応答が適切でないことは、ブラックバーンのBeing Good かどこかに書いてある(→p. 28)。 要するに、意見というのは他人に同意を求めるべくして発語されているので、 それを「それはあなたの意見にすぎない」という応答は 適切でない、というような話。

ちょっと古い話だがメモ。生活手当をもらっている人が、 税金を払っている人よりもぜいたくな暮らしをしていると、 理不尽に思うだろう。借金をしている人が、金を貸している人よりも ぜいたくな暮らしをしていれば、やはり腹が立つだろう。 では、日本から莫大なODAを受け取っている中国が、 有人宇宙船を打ち上げたことはどうか。 「ロケットはぜいたくではない、必需品だ」と主張できるだろうか。 ちょっと難しいだろう。 まあ、日本人がこういうことを言うと「日本人はわれわれの成功に嫉妬している」 と言われるだろうと思うが、ODAはもっと有効に使う必要がある。 あれ、これは産経と同じ論調だな。

破れ窓理論というのも、すべり坂理論の一種かな。 昨日あたりの新聞にもすべり坂理論の好例となる話があったと思うのだが、 探しても見つからない。ついにボケたか。

BBCラジオ2で、 50年後、100年後にもエルヴィスが人々に聞かれているだろうか、という質問。 たぶん聞いていると思うなあ。


28/Oct/2002 (Monday/lundi/Montag)

真夜中 (午前)

しばらくアイロンをかけたあと、明日の授業の準備。

早朝に起きる。シリアル。

シャワーを浴びてさっさと行かねば。

夕方

朝、バスで某大学へ。不妊治療の続き。学生に発言してもらえず、 少し泣く。C-。

それからいったん下宿に戻ったあと、 某研究誌の編集作業をすこし手伝いに大学へ行く。 作業を終えたあと、『六三四の剣』にはまってしまう。

眠い。しかし、明日の授業の準備もせねば。

夕方、下宿に戻ってきてから爆睡。さっき起きる。

中国でも脳死判定基準が作成されるそうだ。 脳死と心臓死を選べるという日本と同じ方針を選ぶかもしれないとのこと。

机に向かっている時間…5.5hr
今日の勉強時間…4.5hr
マルクス係数…0


28/Oct/2001 (Sunday/dimanche/Sonntag)

真夜中 (午前)

シーチキン丼食べる。

真夜中2 (午前)

なんか寒い。と思ったら窓が開いていた。

すこし腹をこわす。

米国の炭疽菌事件は、 国内の組織の仕業の可能性もありうるとワシントンポスト紙が報道したそうだ。 冷静になってみると、ブッシュ大統領の 「[炭疽菌とビンラディン氏のあいだには]なんらかの関係がありうる。 まだ確たる証拠はないが、ビンラディン氏は邪悪な人間であることは明らかだ」 っていうのはそらおそろしい発言に聞こえる。

真夜中3 (午前)

眠いのでそろそろ寝る。ノルマが。

ちょっと枕元にThinkPadを持ってこようとして、 ひさしぶりにいろいろなケーブルを外してみる。 なるほど、プリンタとかが全部USB接続だと、 ハブ(っていうのかな)を抜けば一発で全部外せるわけか。 うちみたいにUSBだけでなく、 パラレルポートを使ったりPS/2ポートを使ったりしていると せっかくのラップトップなのにいちいち外すの面倒だもんなあ (まさにball and chain)。 これからはUSB接続のものしか買わないようにしよう。

しかし、ThinkPadのキーボードも英語101用のドライバになっているので、 円マークとかが出ない。ちょっと困るかな。そうでもないか。

京都市の交通問題

昨日の朝日の朝刊にも載ってた大学コンソーシアム京都の自転車関係の掲示板。 自転車もMKがなんとかしてくれないかな。MK自転車レンタルとか。 おれが市長だったら、 河原町通りや烏丸通りは自転車とバスしか走れなくして、 一日100円から200円で置ける駐輪場を各所に作る。 民営だけでなく、市営でも自転車レンタルをやる。

う〜ん、ちょっと難しいな。これじゃ夢物語だ。 こないだ某さんに送ってもらったMKの京都市交通の提案を読んでもっとよく考えよう。

ちなみにロンドンでも、自動車が市内に入ってくるのを交通税をとることによって 抑止し、かわりに地下鉄やバスといった公共交通機関を充実させるという計画が 進んでいる。すでにこの手の自動車規制の試みはフィレンツェや シンガポールなどでも行なわれているが、 ロンドン規模の大都市ではこれが初めてらしい。 うまくいくかどうかなかなか難しいようだが、見物である。

(しばらくMKの「京都市の新交通体系」という報告書を読んでから) MKの案は、 自家用車による道路混雑と環境破壊を減らすために、 京都市と市民からの出資も募ってバスとタクシーの二本立てで京都の都市交通を 改善しようというものだ。主な提案は次のようなものだ。 バスは天然ガスで、タクシーはLPガスで環境への影響を減らす。 また、バス全線使える定期を一月5000円 (昼間だけなら2000円)という廉価で売ることにより、 通学、買物、観光(一日乗り放題は400円)など、 あらゆる用途にバスを使ってもらうようにする。 そして、その補助手段としてタクシーを位置付け、 バスの定期を持っている人は2割引で運行する。 河原町や丸太町や烏丸通りといった幹線道路には中央二車線をバスレーンと することで、将来的には路面電車を復活させる可能性も残しておく。

これが成功すればすばらしいが、難を言えば自転車に対する配慮がまったくない。 たしかにバスがやたらと便利になり、いつでも定期を買うようになれば 自転車にもそれほど乗らないようになるかもしれないが、 京都市を論じるにあたって自転車にまったく言及しないのはまずいだろう。 バスの走らない夜中はどうするという問題もある。 (ただしこれは、ロンドンのようにバスを24時間走らせるか、 あるいはタクシーを今とは逆に夜間安くする、というような方法もあるかもしれない。 夜間安くなるというのはちょっと無理そうだが)。

また、地下鉄についての言及も十分ではない。 もちろん京都市の地面の下を地下鉄が10路線も走っている姿は想像できないが、 京都市の交通体系を徹底的に見直す議論をするのなら、 地下鉄とバスの乗継という問題だけでなく、 バスやタクシーが主要な交通機関となったとき、 将来的に見て地下鉄はどうなるのかという問題も論じるべきだろう。

しかし、いずれにせよ、この報告書はフリーパス、 パークアンドライド(京都市の入口に巨大な駐車場を作り、 そこから市内へは公共交通機関に乗ってもらう)、急行バス、 ロードプライシング(自家用車に対する交通税)、 そして雇用問題などいろいろな発想があっておもしろい。 おれもよく考えることにしよう。 MKももっと意見を募って、説得力と魅力のある案を作ってほしい。

昼下がり

さっきまで寝てた。

朝日の記事。 電磁波こわいよう。

ちょっと用事で大阪に出かけてくる。


28/Oct/2000 (Saturday/samedi/Sonnabend)

通行税と不公平

ロンドン市長ケン・リヴィングストンの公約の一つは、 「ロンドン市内を走る私用の車には通行税をかけ交通渋滞を減らす。 また、 その税収を使ってバスや地下鉄などの公共輸送機関をより使いやすいものにする」 というもの。 地下鉄の再生も大きな問題だが、 通行税もかなり論争の多い話題のようである。

ロンドン市民の大半はある程度税金を払うことに同意しているようだが、 問題はどのように税金をかければ公平か、ということ。 一律一日5ポンドにした場合、 市内に住む住民から 「なんで車を持ってるだけで毎日そんなに払わないといけないんだ。不公平だ」 と不平が出るし、 かといって市内の住民を優遇しすぎると、 「なんで市内から100メートルしか離れていない住民には優遇措置がないんだ。 不公平だ」などと市外の住民から文句が出る。 また、商用車には一日15ポンド払わせるという計画は、 「そんなことをしたら経済状態が悪化する」 という商業側からの声によって撤回されたようだ。

今回のような問題はあきらかに「恩返し」「恩知らず」の問題じゃなくて、 「公平」「不公平」の問題だな。

しかしこのシステムに同意しない人に対して税金を払う義務を どうやって説明するんだろう。 いやおうでも巻き込まれるロンドン市民の場合は「投票して決めたんだから、 すくなくとも暗に同意したってことでしょ」 と同意理論を適用できるのかもしれない(投票に行かなかった人は問題だが)。 ロンドンの外に住む人(たとえばパリから車で来た人)の場合は、 「ロンドン市内で渋滞もなく快適に運転するためには、 税金を払うことで協力してもらわないといけない。 協力するのがいやならロンドンには来ないでください」 という風に言えばいいのだろうか。

もうちょっと考えてみよう。友人と議論すべし。

`I've been mugged'

昨夜、寮の同じフロアに住む住人が、寮のすぐそばの通りで辻強盗に遭ったらしい。 真夜中に寮に戻ってくるときに、ナイフを持った5人組に襲われたそうだ。 さいわい金銭的にも身体的にもほとんど被害はなかったようだが。

ロンドンは先進国の中でもっともカッパライ(theft)と辻強盗(mugging) が多いと言われている。物騒な話である。 警察が人不足なのも問題で、 こないだも市内のある地域で24時間営業の交番が半分になった、 という記事が新聞に出ていた。 おれの寮のそばには交番がある気がしないが、 ちゃんとどこにあるか確認しておこう。

The Next Best Thing

近くの映画館に行って映画を見ようと思ったら、 かなり混雑するようなのでやめる。 そのかわりに部屋で以前に某南国で買ったVideoCDを見る。

同性愛の男性とヨガインストラクターの女性のあいだに子供ができ、 結婚しないまま家族を形成するが、 母親が新しい男を作ってしまったので子供のみにくい取り合いになる、 という米国らしい複雑な親子関係を描いた作品。 前半は子供ができて幸せな家族を築くまでのユーモアを交えた話で、 後半は新しい男が入ってきて子供の取り合いになる深刻な訴訟の話。 コミカルな前半とシンコクな後半のつながりが悪い。 終わりもありきたりであっけない。山場はどこにあるのか。 退屈はしないが、感動も少ない映画。C。

『緑色奇蹟』

さらにもう一本観る。The Green Mile。 スティーヴン・キング原作のファンタジー(SF?)作品。 冤罪で死刑宣告された巨大な黒人(ジョン)が、 さまざまな奇蹟を起こしたのち、 ソクラテスのように自ら死刑になることを選んで死んでいくという話。 時代を反映してか、死刑制度に対する批判にもなっているようだ。

長い映画だが、いくつかのエピソードがうまく織込まれていて、 最後まであきさせない。主役も脇役も個性的でよい。 悪が裁かれ善が報われるというような簡単な結末でないのも味わいがあってよい。 全体的によくできた映画。とくにケチをつけるところはないのだが、 大興奮したわけでもないので、B。


10/28/99 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

記載なし。


10/28/98(Wednesday/mercredi/Mittwoch)

昼下がり

……(ぐうぐう)……(ぐうぐう)……(ぐうぐう)……(ぐうぐう)。
(「……」は約4時間時間が経過したことを意味します)

というわけで、約16時間寝た。実に、一日の2/3である。

さすがにもう寝れなくなって起きてきた。


起きてから喫茶店に行き、 ミックスサンドのセット。サンデー。マガジン。

さ、たっぷり休んだし、勉強勉強。


11月3日の加藤先生の講演は、午後1時半かららしい。 ただし、先にキリスト驚愕じゃない、 キリスト教学の芦名助教授の講演が先にあるかもしれないらしい。


夕方

ジョン・オースティンの勉強。


ハートの勉強。 「法実証主義と法・道徳分離論」。 オースティンは法と道徳を、

  1. 現にある法(これを研究するのは「法学science of jurisprudence」
  2. あるべき法(同上「立法学science of legislation」)
  3. 現にある道徳(同上「実定道徳学science of positive morality」)
  4. あるべき道徳(同上「道徳学ないし当為学science of morals or deontology」)
と四つに分けたんだけど、 ハートはここでは主として(1と3ではなく)1と2の分離について語っているみたい。 オースティンを読んだ後にこの論文を読むとちょっと混乱する。

10/28/97(Tuesday/mardi/Dienstag)

・真夜中・

・だああああっ。ま、まま、まだ科哲のレポートが一行も書けてないよおっ。 こ、こここ、殺されるっ。あの人に殺されるっ。ひいいいっ。


・まだ全然手付かずなんだけど(とりあえず要約する部分を読み返しはした)、 一度下宿に戻って寝て来る。寝坊したらシベリアに高飛びするつもり。まさか あの人もそこまで追っては来まい。


・早朝・

・アサーッッッ。レポートーッッッ。(0%完成)


・お昼・

・ふーーーーーーーーーーーっ。なんとか出せました。 科哲のレポート

・授業が始まる5分前にとりあえず完成したので、急いでプリントアウトし て、エレベータが来ないので8階分の階段を落ちるようにして降り、東館の階 段を3階まで忍者のように昇って、ぎりぎりで授業前に到着しました。遅刻す ると大変なのだそうです…。

・しかし、時間がなかったために字数が30字ほど超過してしまい、しかも よせばいいのに馬鹿正直に「以上2034字」と明記してしまって、これがために 減点されるのは必至。ああ、ばかばかおれのばか。


・夜・

・三コマ目(情報アクセス権)、四コマ目(『メノン』)、ロック読書会、終 わり。疲れた。眠い。死ぬ。


・夕ごはん。やっと人心地が付いた。足が筋肉痛…(階段を昇り降りしただ けで)。

・むむ。頭がちっとも働かない。やはり下宿に戻って寝るか。


・真夜中・

・なぜかベンタムの勉強。真面目。しかしもう帰る。


10/28/96

朝。日曜はずっと寝てた。どれくらい寝てたかというと、地球さんは毎日一生 懸命自転しているわけだが、彼女が3分の2回転している間、早く言えば16時間 も寝ていたのである。それからさすがに反省して勉強。前日よく寝たせいか今 日は早起きできた。寝だめってできるんだろうか。

昼。2コマ目の授業に出る。今日の応用倫理学はdrug testingの話。詳細は奥 田君のホームページに掲載されるであろう。そういえば、この間メガネ(のレ ンズ)を路上に落として、探していたら自分で踏んづけてしまい(まぬけだ)、 欠けてしまったので、新しいのを買わなきゃいけない。もうだいぶ見えにくく なってたしなあ。

昼下がり。曇り時々雨。3コマ目のシェリングの授業はまた寝てしまった。わ けわからんから寝てしまう。するとさらにわからなくなって、目覚めてもどこ やってるのかわからないからまた寝てしまう。もはや救いようがないのである。


Satoshi KODAMA
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