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KODAMA'S (NEW) WORLD

People show their moral worth by working hard and getting rich, and countries show it via their economic growth. Those who fail [to] do so because they are lazy or immoral. This New American Order erects economic neoliberalism into a moral and political philosophy via a kind of revived social Darwinism.

---Mike Bygrave, `Where have all the protesters gone?',
in the Guardian Weekly, August 1-7 2002, p. 22.


昨日 / 明日 / 2016年8月 / 最新 / はてな

この日の出来事


15/Aug/2016 (Monday)

帰洛

夜中

昨晩はAmazonプライムビデオでつい『ボーン・スプレマシー』を見てしまう。 これはそれなりの映画だな。今夜の自分の行動が予測できそうだ。

定時起床。シャワー、朝食。

朝、ホテルをチェックアウトして東京駅へ。予定通りの新幹線で帰洛。 新幹線はけっこう空いていた。

お昼すぎに京都着。暑い。電車を乗り継いで帰宅。駅から出たら豪雨。 しばらくして雨足が弱まったところで帰宅。

昼下がり、しばらく日記の整理など。 もう一年の半分以上を過ぎているが、ハーフタイムの反省をすべきだな。 明日しよう。

夕方、娘を連れて某丸善に行き、いろいろ物色。

夜、帰宅して夕食。そのあと、しばらく一人でWiiをして汗をかく。 (娘はクレヨンしんちゃんを見ていた)

夜中、娘とシャワー。娘は私に怒られると「パパの意地悪」といって非難をし、 某妻は私がゴミを捨てないなどの廉で非難をする。故意犯と過失犯で 非難され続けている。


15/Aug/2013 (Friday/vendredi/Freitag)

某書類作成、某レポート採点など

定時起床。朝食、朝刊、娘とシャワー。ぎりぎりまで保育園に連れていくか迷っ ていたが、結局今日も休ませることに。某妻と私も風邪を引いたので、家族三 人で近くの診療所に行き、風邪薬をもらってくる。

午前中から大学へ。某ログインID等がわからず、しばらく苦しんだが、お昼前 に某書類を完成して学内提出。大学事務は今日から再開。

お昼は某購買部でパン。お昼すぎから某君に手伝ってもらっていろいろ作業。 ちょっと捗る。

夕方、某レポートの採点。ついでにネスカフェバリスタを開封してコーヒーを 作ってみる。それなり。

夜、帰宅。某妻が出張なので、某妻の母が手伝いに来てくれる。夕食。

夜中、半分寝ている娘とシャワー。そのあと娘が咳込んでソファで吐く。二晩 か三晩連続だ。


15/Aug/2012 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

合評会など

少し遅めに起床。洗濯、シャワー、シリアル。

地下鉄で大学へ。お昼すぎまで某合評会の準備。

お昼すぎに一旦帰宅して洗濯物をとりこみ、リサイクルゴミの準備。それから 某東洋大学へ。

昼下がりから夕方まで、『功利主義入門』の合評会。コメンテーターとフロア のみなさんからありがたいコメントや質問をいただく。

夜、白山の居酒屋でごちそうになる。いろいろな方と知り合いになる。感謝。

夜中、某師匠らと水道橋で少し飲んでから帰宅。明日の研究会の準備をしない といけないが、もう寝そうだな…。


15/Aug/2011 (Monday/lundi/Montag)

真夜中

夏休み 海とプールと 終戦記念日

字余りだな。今朝は比較的早起きしてシャワー、シリアル。 荷物をまとめて、午前中に娘や妻と一緒に海の見える某親戚宅に移動。 乗り慣れない車での移動だったので、ちょっとひやっとする。

午前中、少し昼寝。お昼をいただいたあと、 某娘の世話をしたり、ネットとの接続を確立する作業をしたり。 ひさしぶりにPHSの3G回線を使う。

昼下がり、プールで泳ぐ。その前に、クロール泳法についての ビデオや本を見せていただき、勉強する。肩甲骨を回すことや、 フラットな姿勢を維持することが重要だそうだ。

美しい夕日をみた後、晩餐。シャンパンとモヒートをいただく。感謝。

よい息抜きになった。子育てが大変なのは、シングルとか核家族の場合で、 拡大家族の場合はほとんど父親の出る幕がない、ということがよくわかった。

夜中、オンラインで某翻訳の相談・・・と思ったが、ネット環境の不具合で うまくつなげず。残念。

今日は早めに寝よう。


15/Aug/2010 (Sunday/dimanche/Sonntag)

真夜中

今日も少し遅めに起きる。シャワー、シリアル、新聞。

お昼すぎに大学へ。某喫茶店で昼食をとり、昼下がりまで読書。

夕方、研究室で雑用。少し寝袋。

夜、帰宅途中で某ハンバーガー屋に寄り、ビールとフィッシュバーガー。 気持ちを落ち着けていろいろ考え事をする。

帰宅して夕食。そのあと、某院生の論文の修正を手伝う作業。 無事に投稿した様子。

夜中、少しWiiで汗を流してからシャワー。

真夜中、某妻と一緒に『海を飛ぶ夢』を観る。 スペインの安楽死(自殺幇助)のケースについての映画。 美しい映像で、最後までおもしろく観ることができた。 学生に見せるのはあれか。B+


15/Aug/2009 (Saturday/samedi/Sonnabend)

真夜中

終戦記念日。遅めに起きて、シリアル、朝刊。 お昼すぎまでコンピュータに向かって何かをしていた(何をしていたか忘れた。 あ、プリンタドライバのインストールなど)。シャワー。

昼下がり、某妻と一緒に大手町に出かける。 昼食はベトナム料理屋でフォー。それなり。

昼下がりから夕方まで、某大型書店で本を物色。公費で購入。 ついでに東洋経済も買ってみる(もちろん私費で)。 パールティーを飲んで一服し、和田倉噴水公園を散歩してから帰宅。

夜、Movable Typeをインストールして少し勉強。ふむふむ。

夕食後、しばらく『ブッダ』にはまる(某妻が某図書館で少しずつ借りている)。

真夜中、今日買った本に少し目を通す作業。今日も功利主義アワーなし。やばい。


15/Aug/2008 (Friday/vendredi/Freitag)

お昼すぎ

朝、ゴミを出してから二度寝。それから宅急便(コーヒーミル等)が届くが、さらに寝る。 朝遅くに起きてシリアル、朝刊。

終戦記念日。朝日は村山談話など掲載。

真夜中

お昼すぎ、某妻と一緒に某区立図書館へ。数冊本を借りる。 それから某ショッピングセンターに行き、昼食にピザとパスタ。 本屋で一冊本を買う。帰りにコーヒー豆を買って帰宅。

夕方、ソファに座りながら本を読む。ゆっくり本を読むのは久しぶり。夕刊も読む。 あと、ガーディアン・ウィークリーもたまってるんだよな。

夜、江古田に行き、某氏や某院生らと飲む。イスラエル料理と日本酒の店。 揚げ物を食べすぎると気分が悪くなるので気をつけること。 日付が変わる前に解散して帰宅。

明日明後日は勉強しないでゆっくり過ごそう。


15/Aug/2007 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

夕暮れ

ゴミ出しのために朝起きたあと、二度寝。お昼前に起き、昨晩から読んでいた 竹内洋の『立身出世主義』を読み終える。それから旅行の仕度をして、某妻と 一緒に出発。

図書館で本を二冊返して、予約していた本を一冊借りる。駅前の某フレッシュ ネスバーガーで昼食をとってから、電車を乗り継ぎ、逗子に来る。さらにしば らくバスに揺られたあと、某隠れ家へ。

到着してから、近くの魚屋に刺身になる魚を買いに行く。夕方でだいたい売り 切れていたが、カジキマグロが残っていたので、売ってもらう。カジキマグロ はマグロではない、と教わる。

マカジキ科とメカジキ科の硬骨魚の総称。体はマグロに似るが、上顎は剣状に 延びている。背部は青黒く、腹部は淡色。熱帯・温帯の外洋に分布。美味。か じきまぐろ。

[株式会社岩波書店 広辞苑第五版]

こちらへ着いてから、お昼に某フレッシュネスバーガーでお金を払ったときに、 小銭だけもらってお札のおつりを返してもらうのを忘れたことに気付く。舌を 噛んで死のうとしたところ、某妻が店に電話して確認してもらい、後日返して もらえることに。某妻に感謝。というか、自分でそのぐらいできるよう、見習 おう。

コンピュータを立ち上げると、なぜかネットにつながるようになった。 しかし不安定だ。


15/Aug/2006 (Tuesday/mardi/Dienstag)

定時出勤(少し遅刻)。喉にまだ違和感があるのと、微熱気味のようだ。

終戦記念日。小泉首相が靖国を参拝したそうだ。

午前中は新聞の切り抜き。お昼は功利主義の勉強を少し。 お昼すぎに某スタバで昼食。

昼下がり、某出版社の人が訪ねてきたので、いろいろと相談。

夕方、某テキストの相談。 そのあと、プールに行こうと思っていたが、体調がすぐれないのであきらめる。

夕食は春日のイタメシ屋で。ビールを飲んでしまう。

真夜中

夜、少し仮眠したあと、ベンタムの勉強を少し。

靖国参拝についてメモ。 小泉首相が靖国に行くことで、 不快に感じる人がたくさんいるわけだが(メディアを見るかぎりでは)、 功利主義的にはどう考えるべきだろうか。 仮にこの不快が誤った信念に 基づいているとすれば、首相の靖国参拝を禁じるよりも、 誤った信念を正した方がよいだろう。他方、この不快がもっともな信念に 基いているとすれば、功利主義的にはカウントされるべきであり、 おそらく首相は靖国に参拝すべきでないという結論が出るだろう。 問題は、この不快が誤った信念に基いているかどうかだ。その他、 「内政干渉だ」とか「信仰の自由だ」とか「私人として行くならよい」 といった議論も検討する必要あり。

真夜中2

少し翻訳。明日は早いのでもう寝なければ。

部屋の温度は28度、湿度80%。少し暑いのでドライに変更。 さっき蚊にかまれた気がする。

今日のニュース


15/Aug/2005 (Monday/lundi/Montag)

朝遅くに起きる。今日も暑い。

同僚の某氏と昼食をとったあと、 某監督の仕事。 なぜか監督主任になっていたので、精神的に疲弊する。

夕方、某夏期コースの雑務。夜、ジムのプールで1.4キロほど。 二日ほど休んでいたせいか、調子がよかった。 これからは一日おきに泳ぐようにしよう。

某丼屋で丼を食べてから、研究室へ。雷が鳴り出したと思ったら、 研究室に戻ったとたんに大雨が降り出す。

さて、勉強しよう。

真夜中

外で大雨が降る中、研究室でしばらく勉強。 雨が止んだので帰宅。

今日のニュース。


15/Aug/2004 (Sunday/dimanche/Sonntag)

真夜中 (午前)

脳死の勉強をして少し寝たあと、翻訳。毎日、脳死臓器移植、翻訳、ベンタム と順番に勉強しているわけだが、そうするとベンタムの勉強をするころにはか なり疲れている場合が多い。これでは困るので、ローテーションにするように しよう。

「伝説のロック・バンド」のチャーリー・ワッツが喉頭がんで放射線治療を受 けているそうだ。早く元気になってくれるといいが。

お昼

ひょんなことでMeadowとcygwinにはまってしまい、結局早朝までコンピュータ をいじってしまう。馬鹿。 帰宅してから『クローンの攻撃』を見る。戦争のと ころはCGが多用されているのだと思うが、すごい迫力。戦争万歳の世界だな。 壮大な世界観で見ごたえがあるが、記憶に残るかどうか定かでない。やはりハ ン・ソロとルーク・スカイウォーカーのコンビほど印象的ではないかも。B-

ジェンダーフリーの続き。産経社説によれば、男女混合名簿が悪いのは、それ 自体が悪いのではなく、すべり坂になるからのようだ(って、以前にも同じこ とを書いていたかもしれない)。「それ(男女混合名簿)だけなら、大した害は ないようだが、やがて体育の授業や運動会で男女混合の徒競走や騎馬戦が行な われるようになった。男女同室での着替えや合宿を行なう学校もあり、社会問 題化してきた。明らかに行き過ぎである」(産経2004年8月14日社説)。これら の因果関係がほんとにあるのかが問題だ。また、女性を名簿の先に持ってくる という可能性もある。

夕暮れ

お昼に寝て夕暮れに起きる。まずい、生活が半日ずれている。明日から早起き しないといけないので、今日はなるべく早く寝よう。

たまたまテレビをつけたらやっていたオリンピックの体操を見る。平均台の上 でジャンプするというのは、いつ見ても超人的だと思う。しかし、悪口を言う つもりはないが、日本人女性選手って、あんまり花がないな。ロシアの選手も たいがいだが。


15/Aug/2003 (Friday/vendredi/Freitag)

真夜中

『大地の子』、見る。 一心がスパイ罪の嫌疑で西蒙古に飛ばされてから、 丹青の努力によって冤罪が晴らされるまで。 やはり陸先生の演技に泣かされる。

さらにもう少し勉強。

お昼

遅寝遅起き。寝過ぎた。

産経の第一面は終戦記念日と関連させた靖国参拝問題。 すごいな。

米国、カナダで大規模な停電が起きているそうだ。大丈夫かな。 そういえば、心配されていた関東地方の大停電は、 冷夏のおかげで回避されそうだ。運が良かったな。

ニューヨーク州などでは非常事態宣言が出ている模様。 きっとホワイトハウスでは、事態の収拾を図ると同時に、 この停電の政治的・経済的影響を分析したり、 次の大統領選挙に対する影響を分析したりしているのだろう。

お昼すぎ

かなり悪質なコンピュータウイルスが流行っているようだ。 Windows 2000かXPで、最近頻繁に再起動してしまう人は、 http://www.microsoft.com/japan/technet/security/virus/blaster.asp を参照のこと。 ほっておくと、 明日からマイクロソフトのサーバを攻撃するようになるそうだ。

夕方

かなり寝てしまう。米国の停電は徐々に解決しつつあるようだ。

先日作ったツナトマトソースの残りを使ってパスタ。

コップを一つ割ってしまう。

生命倫理の勉強。今日が〆切なのだが…。

真夜中

阪神が負けるところを見てしまう。

う、〆切が…。


15/Aug/2002 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

真夜中 (午前)

まだ新聞を読んでいる。今日中に終わって、次の仕事をすること。

真夜中2 (午前)

北海道で花火の破片が落ちてきて怪我をするという事件があったようだ。 最近、毎年花火関係の事故が起きてるようだが、前からだろうか。 あるいは、花火大会が全国で流行っているからなのか。

お昼すぎ

お昼前に起きる。燃えないゴミを出せず。トースト、ヨーグルト。

新聞を読み、 某ニューズレター用の記事を書く。 今回も少ない。

  1. カリフォルニア州で自動車排気ガス制限法が成立
  2. 中国、一人っ子政策の緩和へ

昼下がり

シャワーを浴びる。

夕方

駅前商店街の喫茶店で二時間読書。昨日買った杉田聡の 『男権主義的セクシュアリティ』。 自由主義にとってはポルノと売春の問題が重要であることを改めて認識。

真夜中

夕方、すこしマンガ図書館に行ったあと(週刊現代と週刊ポストを読む。 前者の方が少しマシ)、寿司を食べる。

夜、多摩川で花火があったので屋上から眺める。なかなかよかった。

机に向かっている時間…7.0hr
今日の勉強時間…5.75hr
マルクス係数…59.0


15/Aug/2001 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

記載なし。


15/Aug/2000 (Tuesday/mardi/Dienstag)

午前中はスピーキングの授業。 近くプレゼンテーションをする予定。 テーマは安楽死にしようかと考えている。

午後は講義を聞く。 今日はJ.C. Wellsという高名な言語学の教授による英語の発音についての講義。 例が豊富でおもしろかったが、すでに知っていることが多く、 学ぶところは少なかった。

夕方、中央図書館で安楽死の文献を調べる。 5週間の授業の最後に書くエッセイのテーマも安楽死にしようかと思っているので、 きちんとやることにしよう。

今日のMETRO(地下鉄の駅でただで配っている新聞)の一面は、 ロシアの潜水艦が沈んで100名の乗組員が死にかけているという記事。


08/15/99 (Sunday/dimanche/Sonntag)

お昼過ぎ

昨日は夜中にコンピュータのセットアップをしたり、 テレビでJan and Deanという映画を観たりして、 ほとんど勉強できなかった。う〜む。けっ、けしからんっ。

今日も仕事。


昼下がり

兄と一緒に、久しぶりに散髪に行った。 去年の冬、学振の面接の前に散髪に行って以来。

それにしても、自分で髪を(適当に)切ったり、 髪を洗ったりできるのに、 人に身を委ねるというのはなんだか居心地が悪い。 主体性の喪失というか。 (いや、そもそも主体性のない人間なんですが) あれ、 前に散髪に行ったときにも同じことを書いた気がするな。

それから某所で袖なしのティーシャツを一枚購入。


夕方

さらに仕事中。眠い。


真夜中

労働終わり。さて、勉強勉強。


08/15/98(Saturday/samedi/Sonnabend)

今日は古本まつりに行かず。寝てた。

昨日は夕方に買物をしてから下宿に戻り、夕ごはん。 厚揚げのステーキ、ほうれん草のごま和え、 なすのバター炒め、トマトとサニーレタスとかいわれ大根のサラダなど。 ううむ、ワンパターン。

夜中からいろいろ勉強。

それから今日の昼下がりまで爆睡。半日は寝たな。 起きてから本を読んで、 ディスカウントストアでテレビの接続用ケーブルやらなんやらを購入して 研究室へ。


卵についてさらにメイルをいただく。 卵は冷蔵庫に入れてもせいぜい2週間から20日しかもたないと思っていた方が 安全だとのこと。大体このぐらいが目安か。


スコフィールドの翻訳の推敲を始める。めんどくさそう。


真夜中

ゲーセンに行って、古本屋に行って、某定食屋でキムチ鍋を食べる。 勉強しなきゃな。


もうどうでもいいこと

君は向こうに行って、ぼくはここに残る
まあ君がぼくを一人にしてくれたおかげで、 ぼくはしゃがみこんで泣くことができるんだけど
ちくしょう、きみはいったいぼくに何をしたんだ?
ああ、もうどうでもいいことみたいだね

君はこないだの9月のことを覚えているかい?
君が毎晩毎晩ぼくをきつく抱きしめてくれたことを
君がどんなにぼくを夢中にさせたことか
けど、もうどうでもいいことみたいだね

もう泣いてみたってしょうがない
いろいろやってみたけど、もうやる気もなくなった
君のために夜を浪費し、昼を無駄にしてきたけど

これから君は君の道を行き、ぼくはぼくの道を行く
時間の果てまで永遠に
ぼくは新しい人を見つけて、ぼくたちはお別れを言うだろう
そしたら君のことはもうどうでもよくなるだろう

(Buddy Holly: It Doesn't Matter Anymore)


08/15/97(Friday/vendredi/Freitag)

・真夜中・

・倫理学入門書読書会が終わってから、3級をはじめ皆で夕ご飯を食べに行っ た。そこで延々と議論し、その後珍しく2次会まであって再び延々と議論した。

・テーマは、約束したのに・株価−30円・権威主義・〜すべきだった・今目の 前で溺れている人がいて、泳げないのに水に入ったのが悪い、という理由から 助けないなどということがあろうか・正不正の評価の対象は意志か、結果か、 などなど。3級が詳細を書かれるかも知れない。

・死ぬほど眠いので、朝起きてからシジウィックをする。


・朝・

・当り前なんだけど、自分はまだまだ未熟だナアと痛感する。どのような状況 でも瞬時に「正しい行為」を見つけ出し、それを行なえるストアの賢人のよう に成りたい。けれどもし緊急事態では判断力が鈍るのがわかっているのであれ ば、「こういう状況に陥ったらこういう行為をする」とあらかじめ決めておい た方が良いのかもしれない。

・などと考えつつ朝ごはんを食べに喫茶店へ。


・昼前・

・さらにつれづれと考える。

(事実判断1)人が溺れている。ほっておけば今にも死ぬかも知れない。

(事実判断2)自分では助けられそうにない。

(事実判断3)しかし海上自衛隊に連絡すれば助けられることはわかっている。

(結論)海上自衛隊に連絡して助けてもらう。

というのが今回のぼくの推論と行動だったと思う(もちろん比喩)。


(事実判断1)人が溺れている。ほっておけば今にも死ぬかも知れない。

・この事実判断が間違えていた可能性は大いにある。この人はもしかしたら自 力で泳いで助かることができたのかもしれない。ぼくが余計なお節介をしてし まったのかもしれない。

・確かにそういう可能性もあったが、しかしまた、ほっておいたら大変なこと になっていたかもしれない。「ほっておいても大丈夫だったのに」と事件が全 て終わってから後知恵で言うのは簡単であるが、実際はどうなっていたかわか らない。You never know.である。「ほっておいても大丈夫だったのに」と言 われても「どうしてそうとわかるの?ほっておいて大丈夫でなかったときはど うするの?知らん顔するの?」としかぼくには言えない。

・また、「泳げないことがわかっていて海に入る人間が悪い。自業自得。苦し むのが当然」という意見もあろう。

・もちろん、火遊びをしてやけどをするくらいならぼくも、因果応報でもカル マでもなんでもいいが、相応の苦痛を経験すれば勉強になって良かろう、と思 う。しかし、繰り返すが、問題は火遊びをして「やけどをするくらい」で済ん でいたかどうかがその場では判断できなかった、ということである。むしろぼ くは大事を取ったのである。

・また、確かに泳げないのに海に入ったのは責められるべきである。これから は同じ過ちを繰り返さないように相応の叱責を加えるべきかもしれない。しか しだからといって今現に溺れている人間を助けないというのは、(ぼくにとっ ては)明らかにおかしい。

・たとえば、女性が現在電車で痴漢に遭っていて、彼女が痴漢の標的になった 理由の一つが彼女の身に付けているスカートの丈のせいだったとしよう。「彼 女の場合は自業自得だ」という理由はぼくが今そこで 彼女 を助けないエクスキューズにはならない。たとえそれが大きな原因だったにせ よ、その場でぼくができる最善のことは、ただ傍観することではなく、なんと かして痴漢行為を止めさせる事だと思う。(もちろん、実際にできるかどうか はわからない--何もできない気もする)

・やはり、やくざにからまれる人が悪いとか、交通事故に遭う人間が悪い、レ イプされるのが悪い、というのは強者の論理だと思う。(もちろん「これから 強くなれ」というのは常に正当だが、しかしそれを理由にして「今現在弱者で ある人間を自分は助けなくてよい」という判断を出すことは正しいとは言えな いのではないか)


(事実判断2)自分では助けられそうにない。

・この事実判断が今回一番悔やまれるところであり、しかし一方では身のほど とその場の状況を良く把握した正しい判断だったのかも知れない、と思うとこ ろでもある。

・が、次回同じことが起きたときはもう少し自分で何とかできるように頑張っ てみようと思う。


(事実判断3)しかし海上自衛隊に連絡すれば助けられることはわかっている。

・この判断も3級、○くだくん、つ○たさん達には超不評で、「なんでよりに よって海上自衛隊に連絡するの?自衛隊はそんなことするためにあるんとちゃ うで。自衛隊は全く無関係でそんなの助ける義務あらへんもん」と非難go go! だったものである。

・確かに自衛隊には大変な迷惑をかけた。非常に申し訳ないと思っている。 (ただし本当に「義務がない」のかどうかは今後良く考えてみたいが---ぼくと しては「もし現在義務でなければ、これから義務にするべきだ」と思う)

・しかし「自分には溺れている人を助けられない」と判断した上で、さあそれ ならどうする、と考えた場合、今回の状況ではやはり自衛隊に頼むのが最善だっ たと思う。ぼくの考えるかぎり、自衛隊以外には、それと同じぐらいの敏速さ で助けられる人は他にはいなかったのだ。

(「敏速である必要があったのか」と言われるとちょっと答えに詰まるが…。 しかしすでに話が長引いていたし、ぼくも含めて皆てっとり早い解決を望んで いた。また、諸般の事情により、警察のお世話になってもおそらく解決できな いことが予想されたのだ)


(結論)海上自衛隊に連絡して助けてもらう。

・そこでぼくはこの結論に至って、実際に自衛隊に連絡して溺れている人を助 けてもらった。自衛隊に多大な迷惑をかけたにせよ、決して円満解決、 Everybody's happy.ではなかったにせよ(もはやそれは不可能だったと思う)、 とりあえずそれで一応解決したのである。

・しかし結果良ければ全て良しとはとても言えない。いや、正確に言えば、溺 れている人が助かったという意味での結果は良かったのだが、それ以外の結果 (たとえば自衛隊に迷惑がかかったとか、ぼくの株価が30円下がったとか)は決 して良くなかったのだ。ぼくにとってはかなりのマイナスだったかも知れない。

(また、今回溺れていた人がこの事件を通してちゃんと学習したかどうか、と いうのも結果に入るのであり、もし「誰にも助けられずに、もっと痛い目に遭っ ていた方がよく学習できた」のならば、これもあまり良い結果とは言えないわ けだ)

・そこでぼくの反省としては、「自分の力量としてはかなりよくやったと思う が、他人に頼らずもう少し自分でやってみるべきだった」。次の機会には今回 の反省を生かしたいと思う。あ、玉虫色の結論がでちゃった。


・昼過ぎ・

・なぜか本日引越しが完了してしまった。明日来ても何もすることがないので 各人注意されたし。○くだくん、『はじめの一歩』を研究室にぜひ持って来ら れたし。


・昼下がり・

・ご飯を食べながら満田拓也の『MAJOR』を3巻まで読む。野球少年の成長記マ ンガ。別に野球はそれほど好きではないが大変面白い。この漫画が賞を取るの はよくわかる。


・夜・

・ベンタム読書会終わり。今日はもうずいぶんつかれた。そろそろ帰るか。


・と思ったが、将棋などをものしてしまい、帰れなくなってしまった。ちょっ と晩ごはんを。


Satoshi KODAMA
email: satoshikodama-tky[at]umin.ac.jp
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Last modified: Thu Sep 1 21:12:59 JST 2016