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KODAMA'S (NEW) WORLD

ジューリア 「どうかすると、ある事で脅かされるの--とても耐えられない、 夢にも考えられないようなことなの。 すると、つい口走ってしまうんです。 『自分にじゃない。誰かにして。誰かさんにやって』 その後で、それが嘘にすぎないこと、 そう口走ったのは彼らを止めさせるためで、 本気でいったのではないという振りをするかも知れないの。 けど、それは本当じゃない。 そう口走っている時は本気なの。 自分の助かる途はこれしかないと思って、 そのやり方で自分だけは助かろうとするんです。 自分じゃなくって、誰か他の人にやってもらいたいと心から願うの。 その人がどんなに苦しもうと一向に構やしない。 自分のことしか頭にないんだわ」

---ジョージ・オーウェル『1984年


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この日の出来事


05/Aug/2016 (Friday)

某臨床倫理学入門コース初日

夜中

早起き。しばらくスライドを作る作業。

朝、髭剃り、朝食、朝刊、シャワー。それから急いで大学へ。

某臨床倫理学入門セミナー初日@某法学部大会議室。 スタッフのみなさまのご尽力で大過なく終了。

夕方、某カンフォーラで懇親会。歓談。

夜中、研究室で某君と某作業。それから帰宅してシャワーなど。 疲れたのでもう寝るべし。


05/Aug/2013 (Tuesday/mardi/Dienstag)

合宿三日目、永平寺など

昨晩は夜明け前まで飲んでから就寝。朝、何とか起きて髭を剃り、朝食。

午前中にチェックアウトして永平寺へ。門前町で昼食。昼下がりまで永平寺を 見学。夕方にバスで福井市へ。

夕方、福井駅でおみやげを買って喫茶店で時間を潰したあと、恐竜博物館に行っ ていた組と合流して京都へ。車内でまたビールを飲んで酔っぱらう。

夜、帰宅して急いで娘を迎えに行く。それから夕食。

夜中、娘とシャワー。その後、歯を磨いて絵本を読んで寝かしつけ。

真夜中、いろいろ雑用。何かと忙しい。もう寝るべし。


05/Aug/2012 (Sunday/dimanche/Sonntag)

娘の世話

娘と一緒に定時起床。娘にシャワー、朝食。

夜まで娘の面倒をみる。やたらと疲れる。保育園が恋しい。珍しく女子マラソ ンの中継をテレビとラジオで聴く。おもしろかった。

夜中に自宅に戻ってくる。ソファで仮眠と思って寝たところ、疲れていたせい で朝まで寝てしまう。


05/Aug/2011 (Friday/vendredi/Freitag)

少し早めに起きる(娘に起こされる)。シャワー、シリアル。 ちょっとゆっくりしていたが、大汗をかいている娘を沐浴させたら、 保育園に遅刻しそうになる。今日は地下鉄で本三へ。喫茶店で一服。

夕方

午前中は駅前の某喫茶店でしばらく某原稿を書いたりしたあと、 研究室に行き、某翻訳作業や雑用など(毎日ルーチン作業ができるのが一番幸せ)。

夕方に喫茶店に行き、遅い昼食をとりながら某現代用語の仕事。 今週中に終わらせたい。

真夜中

夕方、研究室に戻ってしばらく勉強。それから地下鉄で帰宅して、夕食。

夜中、娘をあやしながら新聞も読む。食器を洗ってから娘を風呂に入れる。

ふう。疲れたのでそろそろ寝よう。


05/Aug/2010 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

真夜中

定時起床。ゴミ出し、シャワー、朝食。

定時出勤。午前中、雑用。お昼前から某入門コースの準備。

お昼、購買部で弁当を買い、書籍部で何冊か本(こういう時でないと買わない本) を購入。

お昼すぎに某入門コースが始まる。

夕方、毎年やってる某講義。今一つ気持ちが盛り上がらず。また来年がんばろう。

夜、歓迎会。ビール。そのあと、某氏らと本三で夜中まで飲む。日本酒。 酔っぱらう。初日からこんなんで大丈夫かな。

真夜中に帰宅。新聞を読んだら寝よう。


05/Aug/2009 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

真夜中

朝、寝坊。シャワー、朝食。

少し遅めに出勤。午前中は雑用。お昼はコンビニの弁当を某事務室で。

お昼すぎ、少し寝袋。昼下がりから夕方まで、功利主義アワー。 途中、某新聞社から電話がかかってきたりして、心を乱される。 真面目に思想史を勉強しているときに限って、 「iPS細胞の倫理性についてどう思いますか」というような電話がかかってくる。 「ベンサムもミルも、iPS細胞なんて知りませんでした。じゃ」 と答えて切るべきか(うそ)。

夕方、明日からの集中コースの準備を手伝う。そのあと、某氏とiPS細胞の話を少し。

夜、帰宅して夕食。新聞を読んでから、ソファで少し寝る。 夜中、某妻と近所をジョギング。帰宅してシャワー。お腹の調子が少し悪くなる。

真夜中、某妻の某論文を読み、某準備を手伝う。がんばれ。


05/Aug/2008 (Tuesday/mardi/Dienstag)

朝、定時起床。シャワー、朝食、朝刊。

地下鉄で出勤(少し遅刻)。午前中は書類作業の準備や、某学生の進路相談など。

お昼、某ランチョン・セミナー。先日の某研究会について報告。 お昼ごろから、また大雨になる。

お昼すぎ、某氏が挨拶に来る。昼下がり、 某講堂でのリハーサルを狭んで、夕方まで某先生と某書類作業。

それから、ジムのプールで泳ぎに御殿下へ。さて泳ごうと思ったら、 水泳着を一式忘れてきたのに気付く。仕方ないので帰ることに。つかん。

夜、帰宅。雨が止んでいたので、少し走ろうかと思って運動着に着替えたら、 また雨が降り出す。今日は運動するなということなのかな。

真夜中

夜、夕刊と夕食。そのあと、ソファで昏睡。

夜中、『Once ダブリンの街角で』をDVDで観る。 ダブリンの街角で流しをしているギタリストと、 夫と別居中の若いチェコ人の女性との純愛物語。 音楽はそれなりに楽しめる。余韻を残す終わり方もよい。 が、淡々とした展開に今ひとつのめり込めず。 でもまあ、観て損はない映画。B-。


05/Aug/2007 (Sunday/dimanche/Sonntag)

真夜中

某集中コース四日目(最終日)。朝、大学へ。 お弁当の買い出しに行った以外は、 今日はあまり仕事をせず。 昼下がりに無事に終了する。

部屋を片付けてから、みなで簡単な打ち上げをする。 某ハンバーガー屋のハンバーガーとビール。

打ち上げのあと、某事務室で日が暮れるまで涼む。 中にいたときは気付かなかったが、外は通り雨だったようだ。

夜、帰宅してシャワーを浴びたあと、某妻と一緒に歩いて巣鴨に行き、 マンガ喫茶でchill outする。『ドラゴンヘッド』を最終巻まで読む。 キーワードは恐怖感と生きる意味。おもしろかった。

真夜中に帰宅。新聞を読んだら寝よう。


05/Aug/2006 (Saturday/samedi/Sonnabend)

真夜中

今日のこと。

なんとか早起きして大学へ。 今日は某夏期集中入門コースの責任者だったので、 一日中神経を使う。

午前中はスケジュールに変更があったので、 いくつかハプニングが起きるが、同僚の機転と素早い対応で、 なんとか無事に切り抜ける。 I get by with a little help from my friends...

お昼はサブウェイのサンドイッチを買ってきてもらう。さんくす。

昼下がり、某タイムキーパーをやっているときにもハプニングがいくつか。 こちらはあまりうまく切り抜けられず、反省することしきり。

夕方、倫理コンサルテーションについて、某国際シンポジウム。 同僚の某氏に仕切っていただき、つつがなく終わる。

夜、懇親会。司会だったので、 ほとんど何も食べずに走り回り(ワインは飲んだが)、 いろいろ気を使う。なんとか無事に終わった気がする。

夜中、某事務室で同僚としばしワインを飲みながら歓談したあと、帰宅。

疲れたが、充実した一日だった。

今日のニュース


05/Aug/2005 (Friday/vendredi/Freitag)

お昼前

汗をかいてよく寝る。さて、大学に行って勉強せんと。

そうかプラッツ近鉄、つぶれるのか (スポニチ大阪)。 たしかに客が入ってなかったもんなあ。

夕方

お昼は、某氏と定食屋で。それからいろいろ雑用。 翻訳の編集作業や、某飲み会の下見や、某テキストの編集作業。

メモ。つねに合理的に行動しようとすること。 すなわち、合目的に行動し、 不合理な感情(いやだからいや、なんとなくやりたくない、など) に突き動かされないように注意すること。

夕方2

メモ。共同作業というのは色々と面倒なものだ。 しかし、 共同作業によらなければ大きな結果が得られないというのも事実だ。 共生、強制、匡正…。

sleipnir2を インストールしてみた。ちょっと速くなった感じがする。

夕暮れ

雑用の続き。やっと一区切りついたので、 プールで泳いだら某げんきちの仕事をやろう。

プールで1時間2キロぐらい。 途中、ゆっくりしたリズムでしばらく泳いでいたら、眠たくなった。 泳ぎながら寝たらどうなるんだろう(おぼれます)。

また、どうも足が下がっているようで、 なるべく意識的に腰を水面近くに保つようにすると 抵抗が減ってストローク数が少なくなることがわかった。

一緒に泳いでいるとスピードが遅い人がいることも、 障害物競走と思えばあまり苦にならなくなった。 障害物競泳というのはないのかな。

購買部で弁当を買ってきてから研究室で食事。 今週は毎日泳いでいる。 偉いというか、ヒマというか。勉強しよう。

夜中

駅前の某ドラッグストアで買物をしてから帰宅。 帰ってくると勉強する気にならんなあ。よくない。

今日のニュース

早朝

夜中、マンガ喫茶に行ってしまう。 5時間パックというのは長すぎて時間をもてあますので、 もうやめよう。

国際警察長協会による自爆犯の見分け方。 以下を含むいくつかの基準を満たせば、頭部銃撃してよいそうだ。

  1. 暖かい日に厚手のコートを着ている
  2. 電線などが出ているバッグやリュックサックを持っている
  3. 落ち着きがなく、視線が合うのを避ける
  4. 多量の汗をかいている
  5. 祈りの言葉をつぶやく

外国に行くときは自爆犯と間違われて頭を撃ち抜かれないように気をつけよう。


05/Aug/2004 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

真夜中 (午前)

ちょっと酔いがさめてきたので、翻訳の続き。 翻訳ばかりしているわけにはいかんのだが。

Woman is the nigger of the world. 西洋人にとっては、 白人と黒人との関係を男性と女性との関係に重ね合わせて見るところから、 フェミニズムが始まるんだろう。ついでに訳しておくか。

Woman is the nigger of the world

女性は世界の黒ん坊
その通りさ…考えてみろよ
女性は世界の黒ん坊
考えてみろよ…そして何かしなよ

顔を塗りたくらせて踊らせる
奴隷にならなければ、愛情がないと言う
優秀であれば、「男になろうとしている」と言う
貶めておきながら、敬っているフリをする

女性は世界の黒ん坊
その通りさ…
信じられなければ自分の相手を見てみなよ
女性は奴隷たちの奴隷
その通りさ…声を上げた方がいい

子どもを産んで育てさせる
そして太ったおばさんになったと言って冷たくあたる
家がおまえの唯一の居場所だと言い聞かせる
そして世の中のことを何も知らないのでつまらないと文句を言う

女性は世界の黒ん坊
その通りさ…
信じられなければ自分の相手を見てみなよ
女性は奴隷たちの奴隷
その通りさ…考えてみろよ

毎日テレビで中傷しておきながら
女性はやる気も自信もないと不思議がる
若いときに自由への意志を奪い取り
「あまり賢くなりなさんな」と言っておきながら
馬鹿であることを非難して落ちこませる

女性は世界の黒ん坊
その通りさ…
信じられなければ自分の相手を見てみなよ
女性は奴隷たちの奴隷
その通りさ…
わかったなら声を上げた方がいい

---John Lennon

夜明け前

臓器移植の勉強。あー、また夜更ししてしまった。 今日こそは早起きしないといけないのに。

というか、ベンタムの勉強をしないとまずい。 翻訳と臓器移植の勉強で毎日終わっていてはいけない。


05/Aug/2003 (Tuesday/mardi/Dienstag)

早朝

早寝早起き。昨夜も『大地の子』を見て少し泣いてから寝る。

10月1日からパソコンの収集を行ないません

今朝の新聞に「めぐろ区報」が入っていたが、 つらつらと眺めていると、 10月1日からパソコンの収集を行ないません」 というわかりにくい文章を目にする。

わかりにくい理由を考えると、論理的には、 10月1日以前にパソコンの収集を行なっていなくても、 このような主張をできるからであろう (「これまでもパソコンの収集を行ないませんでしたが、 10月1日からもパソコンの収集を行ないません」)。

いや、そうじゃないか。 「10月1日からパソコンの収集を行ないま」までだと、 どちらかと言えば「行ないま…す」 の方を予期してしまうため、 つまり(これまでの事情を知っていれば別だが) 最後の最後まで否定文であることを予想できないため、 わかりにくいと感じるのだろうか。

いずれにしろ、 「10月1日からパソコンの収集を行ないません」あるいは、 「10月1日以降、パソコンの収集を停止します」 などとすればちょっとましだろうか。日本語は難しい。

なんてことを書いてないで、勉強勉強。

ちょっとベンタムの勉強をしたあと、散歩。暑い。

お昼すぎ

新聞を読んでいるとつい寝てしまう。

昼下がり

近くのスーパーで買物。そうめんとホウレン草を食べる。

うおー、東大副学長が学振のお金で3年間にわたってカラ出張してたことがわかり、 辞表を提出したとのこと(産経新聞)。

これからカラ出張を行ないません

いや、正確には、これからカラ出張を行ないません、です。

某スタバで昼さがりから夜までベンタムの勉強。新聞、フランス語もすこし。

強い雨が降る中、帰宅。記録的な大雨だそうだ (朝日新聞)。

「勉強中、SFの書き出しを思いつきました」

「どれどれ」

「今日の日付は平成1984年8月5日。 年号からもわかるように、 老化遺伝子の特定と修正に成功した人類は、 少なくとも2千年近くの人生を送ることが可能となった。 何を隠そう、わたしも今年で2000才の誕生日を迎える」。

「う〜ん」

「だめですか」

「う〜ん」

「やはりSFを書くにはいろいろ勉強する必要がありますね…」

「次はSFではないです。産経の正論からです」

「近ごろ、親の子への叱り方が変質しつつある。よくあるのは、「他人(ひと)に迷惑をかけるな」という叱り方である。
こういう叱り方がいけない。なぜなら、迷惑をかけないのなら、何をしてもいいということになるからである。
他人に迷惑をかけなければ、自分の言動のすべてを〈正しい〉とすることができる--これは、自己の言動の合理化に最も都合がいい。たとえば、生徒が授業中に私語をせず携帯電話にメールを打つのは、だれにも迷惑をかけていないからいいとなる。その線を延長すれば、ほとんどの非道徳的なことを合理化することが可能となる。
そうではない。「悪いことは悪い」と叱るべきである。悪を悪として教えることのどこがいけないのか」
(産経2003年8月5日火曜日、加地伸行「正論 少年問題解決の根本は民法にあり」)

「いや、悪を悪として教えることは悪くないんだけど…。 問題は何が悪で何が悪でないかの基準を設定することだろう?」

「これは直観的すぎますね」

「うん。『悪いことは悪い』という直観的な道徳では価値観が多様すぎて、 もはや通用しないんじゃないかな。 保守主義者のあいだには共通理解があるのかもしれないが」

「そうですね。やはりみなが共有できるような道徳の判断基準がないと。 もし、 『他人に迷惑をかけるな』という基準が低すぎて使いものにならないとすれば、 それに変わる正と不正の基準を設定する必要があるでしょう」

「この人はわれわれの道徳は人権重視の日本国憲法よりも 親の責務を重視した民法に依拠すべきだと主張している。 どうも、民法を道徳の基準にしろと言っているように思える。 それはそれでおもしろい見解だが、 法と道徳の関係についてよく考える必要があるだろう」

「本当は教育勅語か何かを道徳の基準にしたいのかもしれませんね」

「かもしれんな」


05/Aug/2002 (Monday/lundi/Montag)

真夜中 (午前)

昨日はお昼ごろから八景島シーパラダイスに行ってきた。暑い。 昼はモスバーガー(C+)、夜は蒲田で中華(B+)。夜、雷の鳴る夕立。 真夜中に帰宅。

キッチンのあたりでゴキブリの死骸を多数見る。効果が出てきたのか。

洗濯。

起きてシャワー。朝食を買っていないのでない。腹減った。

今日からしばらく長野県は茅野市で(まじめに)研究する予定。

茅野にて。

お昼にスーパーあずさ号に乗って新宿を出発。 混んでいる自由席で爆睡する。 昼下がりに茅野駅に着き、 某先生の避暑地にお邪魔する。 自然に囲まれたとても快適な空間。

夜はそうめん、刺身、枝豆など。スイカ。

Bentham and the Oppressed. メモ(結論部)。 功利主義者ベンタムは偏見と戦っていた。偏見の機能は (1)人々の思考を曇らせ、非功利主義的思考をさせること。 これに対しては主に言語批判によって戦う(啓蒙する)必要がある。 (2)マルクスのイデオロギーのように、支配階級の道具として働くこと。 これに対しては憲法を変更すること(民主主義、情報公開など) によって戦う必要がある。

`Toleration on the side of the legislator, as on the side of any citizen, towards any single individual as towards any group, is one of the most important logical derivations of Bentham's utilitarianism, which judges behaviour only from the calculation of its consequences; men should be left free to think and do what pleases them, insofar as they do not produce harm to others, even though this may not please us.'(Boralevi, p. 181)

ホントに「功利主義→寛容」がlogical derivationって言える? best judgeの他にどのような前提が必要か考えること。

ベンタムの寛容論は即座に弱者の救済措置(奴隷解放など)を取らない点で 「保守的」(p. 186)。しかし、 これが自然権論のようにアナーキーでない功利主義の強みだと思うけど。 共感・反感の原理を批判しながらも世論を考慮するというところにもつながる。

真夜中

ロビーにネットに常時接続しているコンピュータが一台あるので、 teratermとttsshを入れておく。

From our examination of Bentham's writings on the oppressed it has been argued that many important elements in his attitude towards the oppressed are not simply logical consequences of his utilitarian philosophy, but are in practice `borrowed' from the natural rights theory and from the philosophies of sympathy, which he claimed to reject totally. (p. 187)

だそうだ。自然権から借りたのは女性の参政権などの積極的自由の擁護、 道徳感情説から借りたのは自己利益からは説明できない善意の有用性だそうだ。

The problem is whether it is still possible today to conceive of an effective theory against oppression without resorting to some sort of natural rights. (p. 191)

この人の結論はマイノリティ擁護論は(少なくとも部分的には) 自然権を必要とするということらしい。

机に向かっている時間…2.5hr
今日の勉強時間…2.5hr
マルクス係数…31.3


05/Aug/2001 (Sunday/dimanche/Sonntag)

真夜中 (午前)

人類学的法学。未開社会における法を研究することは、 自民族中心主義(ethnocentrism)の問題が大きく係わってきて難しいという話。 たとえば、西洋の法概念を用いて未開社会のあり方を研究し、 「(たとえば裁判所にあたるものが存在しないので)この未開社会には法は存在しない」 と述べることが正当かとか、 未開社会で用いられている概念を翻訳すべきかどうかとかいう問題がある。

「法とは何か」とか「法と道徳の区別」について考えたりするための 思考の糧になりそうなのでおもしろい研究だとは思うが、 こうした研究からメインのように普遍的な法の発展段階を唱えたりするのは 難しいようだ。

真夜中2

テレビでやっていたパンクの歴史番組に見入ってしまう。 クラッシュの『ロンドン・コーリング』が聞きたくなる。 ストラングラーズ、アンダートーンズなども要チェック。

さて、マルクスマルクス。

真夜中3

マルクス法学。法は支配階級が労働者階級を抑圧する手段で、 労働者が支配権を握った暁には消滅する。 マルクス・レーニン主義においては、 法(と政府)は革命を進め労働者を教育し反革命分子を粛正するために 当分必要とされる。

あと10年早く生まれていたらパンクになっていただろうとつねづね思っていたが、
あと20年早く生まれていたらマルクス主義者になっていたかもしれない。

お昼前

朝起きる。

アフガニスタンでできないこと

タリバン(イスラム原理主義集団)が支配するアフガニスタンは、 コーランの教えに厳密に基づいた生活が強制されている。 以下は主な禁止事項。(The Independent magazine 04/Aug/2001から)

外国人ジャーナリストができないこと:

アフガニスタン人男女ができないこと:

アフガニスタン人男性ができないこと:

アフガニスタン人女性ができないこと:


05/Aug/2000 (Saturday/samedi/Sonnabend)

今日のニュース

Well, I'm leaving this country tonight. This country is really nice, with extremely cheap software and VCD's, Japanese comics and arcade games and all. Almost all people in this capital speak English, which I cannot understand most of the time. Food is very nice too. This morning I asked for some fish dish and they gave me chicken. It tasted great though. The wheather is as nice as that in Kyoto, hot and humid. I could live here. I'd love to come back here again.

I'll be in London tomorrow morning if no plane crash occurs.


08/05/99 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

昨夜は、某フランス的中庭で飲み喰い。ごちそうさまでした。

今日も読書会が二つあるので、早起きしてさっさと大学に来る。 さあ、文閲で勉強だ。


以下、至言。 哲学史の勉強や、哲学者の勉強はあくまで手段だということを銘記すべし。 (むりだろうけど)

例えば、長年「自由」というテーマを抱いている者がいるとしましょう。 彼(女)は、カントの自由論のうちにその核心的回答があるという予感をもっている。 しかし、カントの自由論について論じようとしますと、 これまでの研究史を無視するわけにはいかない。 カントの自由論という大ピラミッドの上に、 一つでもいいから自分固有の小石を積み上げねばならない。 それには、まずカントの自由論について他人の書いたおびただしい論文を 読まねばなりません。これには膨大な時間と膨大な労力を要します。

それをいとわず、とにかく作業を続けてゆくうちに、 さまざまな迷路が見えてくる。 さまざまな試みもわかるようになる。 しかし、それをただなぞるだけでは、 彼(女)があらたに論文を書く意味はない。 そこで、彼(女)は無理やりにでも新しい観点を打ち出そうと身悶えしますが、 もはやそんなものはころがっていない。 彼(女)は--もし研究意欲を十分具えていれば-- 長らく無視されていたある理論を復活させたり、 二つの理論をくっつけた合成理論を打ち立てたり、 最近話題になっている理論を批判したり、 新しい文献を掘り起こしたり、 他の哲学者の自由論との比較をしたり……して、 次々に論文を発表する。

かくして時間は経過し、今や彼(女)はカントの自由論に関しては知らないことはない。 いつのまにか、彼(女)はわが国を代表する「カントの自由論」 の大家になっているのです。 そして、あるとき彼(女)は--もし十分自己批判能力をもっているなら-- ハッと気がつく。 カントの自由論を追いかけ続けてきたうちに、 自分のうちで自由に対する「驚き」がかき消えてしまっている! ほんらい追求するはずであった「自由とは何か?」 という問いが、いつのまにか「カントは自由についていかに考えたか?」 という問いにすり代わってしまっている!
(中島義道、『哲学の道場』、ちくま新書、1998年、134-5頁、 太字強調は本文では傍点)

あ。カウンターが60000を超えている。昨日あたりかな。感謝感謝。


昼下がり、久しぶりのBMOR読書会。 クラークようやく終わり。 次はちょっとだけのマンデヴィル。

それからまた予習して、夕方から倫理学史読書会。 プラトンのイデア論と倫理学の関係とか。

読書会後、某君ら3人で某定食屋へ。 いろいろ話す。

今日はずいぶん疲れたのでさっさと下宿に戻ろう。


今日やったこと


08/05/98(Wednesday/mercredi/Mittwoch)

真夜中

1984年』の感想。名作。


昼下がり

お昼過ぎに起きる。体調はちょっとましになった。 京都では一昨日あたりから猛暑らしいが、 あまり暑いと感じないのは、 今年はそれほど冷房に頼らない生活をしているからかもしれない。 (といっても、研究室はいつも冷房がかかってるけど。 問題は、研究室の窓に網戸がないってことで、 網戸なしに夜中に窓を開け放しておくと、 恐しい数の虫が入ってくることになる)

喫茶店に寄って研究室へ。


夕方

ビジネス・エシックスの校正。疲れる。

権利と義務って、どっちが先行するんだろう。 「先行」という言葉がまず曖昧だな。 権利が目的、義務が手段だから、権利が(論理的に?)先行するっていうのは 本当だろうか。目的は常に手段に先行するのか? それに、本当に権利は目的で義務は手段なのか? ううむ。 権利が基底的か、義務が基底的かって問題は、そのうち真剣に考えないとなあ。


08/05/97(Tuesday/mardi/Dienstag)

・真夜中下がり・

・う、寝てた。そいえば、暑中見舞を若干数書かなきゃいけない。もう一 眠りしてから書こうかな。


・なんかバグの多いワード97で宛名印刷。(なぜか)はがきの絶対数が足り なかったので、教授・助教授および研究室関係者には暑中見舞は来ません。あ しからず。


・あけぼの・

・そいえば、「夏はかまぼこ」なんて清少納言も言ってましたね…。ん? 「春はぼのぼの」だったっけ?

・いろいろすることが頭に浮かび、パニックになりそう。じ、時間がっ(あ わあわ)。…とりあえず聖書を朗読したりする。


・朝・

・再び30分ほど寝る。某教授に起こしていただく。仕事を仰せつかる。

・曇のち大雨。

・雨の中ちょっと喫茶店へ。


・昼前・

・だ〜っ。ズブ濡れになってしまった。カサさして歩いてると雷が落ちて 来てなんか良いことひらめくかなと思ったんだけど、上を向いて歩いているう ちにサンダルと靴下はびちょびちょ。あ、靴下脱いでくればよかったんだ、と 気付いた時にはすでに遅し。ジーパンもTシャツも濡れるし、着替えはないし で、散々でした。うう、マンガと朝ごはんに目がくらんだぼくがばかだった。

・しかし。ほんとに滝のような雨。今のうちに船を作っておいた方が良い かもな。


・昼・

・雨、嘘のように止む。


・昼過ぎ・

・おく○くんが来る。続シジウィック読書会をやるつもりで来たのだが、 お○だくんがぼくの自宅に送ったメイルをぼくが読んでおらず、読書会をやる ことを知らなかっため、中止になる。うむ。なんとも気まずい。確認を怠った ○くだくんに責任がある気もするし、毎日家に帰らない不良少年こだまが悪い と言われれば、そんな気もする。やはり両方死刑か。

(ま、何にせよ、アドレスを両方知ってる人は家と学校にメイルを送る方が 確実です)

・と言ってる間に、九州からや○たさんが上陸。大雨洪水警報を引っ下げ ての御登場である。辛党用と甘党用の御土産も持って来られるというきめ細か な配慮に思わずこだまは涙した。


・夕方・

・というわけで某助○授探検隊は文学部新館8階にあるとゆー新助教授室と 新倫理学研究室を発見するために旅に出たのであった。

・隊員は3級とこだまである。裏口から侵入。こだまがカナリヤになって先 を進む。エレベータは比較的小さい。急いで8階へ。

(編集部注:ちゃんと許可はもらってあります)

・8階に着くとエレベータを転がり出て求める部屋を探す。あった!倫理学 研究室と某助教授室!向かい合わせの配置である。

・あらかじめ用意されていたカギを手にする。ちゃんと合うのだろうか?カ ギを持つ手がプルプルと震える。カチャリ。開いた!(あたりまえ)

・カギを開けるとそこには…いやいや、これ以上は書くまい。本当のこと を書いたら他の大学の学生に妬まれます。天井付の豪華なダブルベッドやそれ はそれは大きなテレビと冷蔵庫と、各社のデスクトップ、ラップトップのコン ピュータと、ビリヤードの台と麻雀セットと将棋盤と大きな熊のぬいぐるみが あるなんて、とてもとても書けません。


・生協で遅い昼ごはん。遅すぎますってば。

・これからやは○さん歓迎会があるらしい。一説では○はたさんにたかるとか。

・おそらくそのまま帰る。ではまた。


Satoshi KODAMA
email: satoshikodama-tky[at]umin.ac.jp
All rights undeserved.
Last modified: Tue Aug 30 04:41:20 JST 2016