G610 ギラン・バレー症候群/フィッシャー症候群
Guillain-Barre syndrome / Miller Fisher syndrome
GBS, MFS
(検索用語句:
Guillan Barre Syndrome
ギランバレー症候群
脱髄性多発性神経炎
)
ギラン・バレー症候群(GBS) は、急性の運動麻痺をきたす末梢神経障害であり、多くの場合(約7割)呼吸器あるいは消化器感染の後に発症する。
フィッシャー症候群は外眼筋麻痺・失調・深部反射の低下ないし消失を3徴とする疾患である。
(難病情報センター)
サブタイプ
- ギラン・バレー症候群 急性期を過ぎた状態
・四肢の筋力低下が主徴
・異常感覚を含めた感覚障害を伴うことも多い
・顔面神経麻痺、眼球運動麻痺や嚥下・構音障害などの脳神経障害を伴うこともある
・腱反射は低下ないし消失する
(難病情報センター)
- フィッシャー症候群 急性期をすぎて回復したもの
・外眼筋麻痺・失調・深部反射の低下ないし消失を3徴とする疾患
・予後は良好であり、ほとんどの症例は軽快するが、ごく軽度の複視が症状として残存することもある。