ASIST-Japan 最新トピックス紹介

CT/DWI初期虚血変化読影トレーニングシステムの公開を終了しました (2021年2月)
「脳画像解析プログラム PMAneo」 がリリースされました 詳しくはこちらをごらんください (2020年7月)
PMAの公開を終了しました. (2019年1月)
PMA Ver. 5.0.0.0を公開しました(2014年9月)
CT/DWI初期虚血変化読影トレーニングシステム改訂版を公開,
  ASPECTS-DWI(11点法)の名称をASPECTS+Wに変更しました(2012年6月)
PMA Ver. 3.4.0.6を公開しました(2011年6月)
PMA Ver. 3.4.0.5を公開しました(2011年6月)
PMA Ver. 3.2.0.7を公開しました(2010年3月)
ASIST-Japanの研究活動に基づく論文が発表されました(2009年12月)
  Radiology誌2010年1月号の表紙を飾っています.
  Kudo K, Sasaki M, Yamada K, et al. Radiology2010 254:200-209
ASIST-Japanの研究活動に基づく論文が,2本発表されました(2009年3月)
  Kudo K, Sasaki M, Ogasawara K, et al: Radiology 2009 (Epub)
  Hirai T, Sasaki M, Maeda M, et al: Acad Radiol 2009;16:305-312
PMA Ver. 3.0.0.0を公開しました.(2009年2月)
ASIST-Japanの研究活動に基づく論文が,2本発表されました(2008年10月)
  Sasaki M, Yamada K, Watanabe Y, et al. Radiology 2008; 249: 624-630
  Sasaki M, Kudo K, Ogasawara K, et al. AJNR 2009;30:188-93
Stroke Imaging Consortium(2007年9月)のStatementがStroke誌上
  公開され,ASIST-Japanの活動についても紹介されています.
  佐々木真理,工藤與亮がContributorとして参画しています.(2008年4月)
PMA Ver. 2.0.9.0 を公開しました.(2008年2月)
拡散強調画像の標準化に関する論文がMRMS誌に掲載されました (2007年12月)
PMA Ver. 2.0.8.0を公開しました.(2007年9月)
研究報告書(最終報告)を掲載しました.(2007年4月)
英語版PMAを公開しました.(2007年4月)
平成18年度循環器病研究委託費運営委員会による事後評価を掲載しました.(2007年3月)
「CT/DWI 初期虚血変化読影トレーニングシステム」を公開しました.(2007年2月)
MRIcro用ASIST-Japan推奨LUTをアップロードしました.(2007年1月)
INNERVISION誌上で,ASIST-Japan公開セミナーの模様が紹介されました.(2006年12月)
灌流画像解析ソフトウェア PMA を公開しました(2006年11月4日)
ASIST-Japan公開セミナー を開催しました(2006年11月4日)
CT/MR灌流画像実践ガイドライン2006の英語版 を発表しました (2006年9月)
CT/MR灌流画像実践ガイドライン2006 を発表しました (2006年7月)
Medical Tribune紙上 でASIST-Japanの活動が紹介されました (2006年5月)
Medical Tribune紙上 でASIST-Japanの活動が紹介されました (2006年4月)

ASIST-Japanの概要

ASIST-Japan (Acute Stroke Imaging Standardization Group - Japan)は,厚生労働省平成17年度循環器病研究委託費の公募研究課題(17公-3)に基づく研究プロジェクトグループです.その主目的は,急性期脳梗塞における頭部CT, MRI検査の標準化を目指すことにあり,国内の神経放射線科医,脳神経外科医,神経内科医が参加しています.

ASIST-Japanの活動は,2007年3月の最終報告をもって終了しましたが,活動の経緯を紹介するとともに引き続き関連情報を提供する目的でホームページを開設しています.ASIST-Japan,およびこのホームページに関する御質問はこちらへお寄せ下さい.

研究の目的
 急性期脳梗塞の診断や治療方針の決定には,CT,MRI検査が広く用いられ,重要な役割を果たしています.しかし,装置や施設によって,手技や判定法が大きく異なっており,質の高い医療を実践していく上での障害となっているのが現状です.その解決には標準化の推進が急務ですが,そのような試みは国内外とも未だ存在しません.
 本研究は,診断能向上法の確立と普及,画質評価・読影訓練システムの構築,定量性向上技術の確立と検証,実践的ガイドラインの策定などを有機的に関連づけながら行なっていくことで,種々のCT,MRI検査の標準化を世界に先駆けて多角的に推進し,その普及を図ることを目的としています.
 
研究の意義
 本研究によって,急性期脳梗塞におけるCT,MRI検査の質の向上と均一化を図ることができ,血栓溶解療法の治療適応選択などにおける施設間格差を縮小し,重大合併症防止,患者予後向上に寄与することができます.また,CT,MRIの緊急検査に伴う事故を未然に防ぐための指針としても有効です.
 更に,今後の急性期脳梗塞治療に関するランダム化比較試験などにおいて即戦力となるノウハウや新たな精度の高い技術を提供することができ,多施設研究の円滑な推進質の高いエビデンスの発信に貢献することが期待できます.
 
基礎となる研究成果 および 現在までの研究状況の概要
 本研究班は,MELT-Japanの主任研究者,MELT-Japanの画像診断標準化の担当者,脳血管障害画像診断ガイドラインの策定責任者,CT・MR灌流画像の定量性向上技術や検証システムの開発者など,急性期脳梗塞画像検査の標準化に関する実績を有する神経放射線科医,脳神経外科医,神経内科医,その他の研究者で構成されています.
 各班員は標準化に関連する論文や指針を数多く発表し,独自の技術やノウハウを有しており,また多施設研究やガイドライン策定に合同で取り組んできました.
 このような実績豊富なメンバーからなる本研究班は,急性期脳梗塞におけるCT, MRI検査の標準化をさらに多角的に推進してゆきます.
 
研究の実施計画・目標
 研究テーマ毎に多施設研究チームを組織し,相互に情報や成果を共有しながら研究を進め,単純CT,拡散強調画像,CT/MR灌流画像などの検査法や判定法の標準化を図り,その普及に努めてゆきます.各研究チームの概要については,こちらを参照
倫理面への配慮
 ヘルシンキ宣言を遵守し,GCP(good clinical practice)に基づいて実施することにより,被検者および関係者の権利を守ります.また,被検者の個人情報については,個人情報保護法に基づいて適切に取り扱います.これら研究の倫理的・法的側面を適正に取り扱うため,外部の委嘱委員を含む安全性監視委員会を設置し,班会議などにて問題点の有無を随時検討します.