実験器具の使用法について、 これまでは撮影者が実験者を撮影するということが一般的でしたが、 本来であれば実験者の視点で使い方が分かれば良いなと私は思っていました。
そこでウェアラブルカメラを用いて器具の使い方について録画を撮っておき、 それらを事前に学生が閲覧できるようにすることによって、 器具の使い方や実習の流れの予習・復習に役立ててもらう、ということを行っています。
今後、ウェアラブルカメラは「実施者の視点で追跡できる」ということから ユーティリティーが拡がるような気がしています。 私も理科教育という視点で、今後応用例を考えていければと思っています。
特にマイクロピペットの様に実験者の「勘」が必要なものについては ウェアラブルカメラによる説明は有効と感じています。