=====科学教室===== 我々は、中学生以上を対象とした科学教室を開催を計画しています (2025年4月より ※2024年10月~テストケースを実施します)⇒[[https://forms.gle/kpThEXp9tnHbGJxV8|お問い合わせフォーム]] ====◎受講にあたって==== * 受講資格:中学生以上(中学生は保護者同伴)・親子での参加、またはPCRなどを経験したい大人の方も勿論ウェルカムです * 開催日:開催は暫くの間は不定期開催とし、受講者(最大5名)が集まり次第開催するものとします * 開催場所:押鐘ラボ(東京都品川区) ⇒[[https://www.google.com/maps/place/%E3%80%92142-0043+%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%93%81%E5%B7%9D%E5%8C%BA%E4%BA%8C%E8%91%89%EF%BC%94%E4%B8%81%E7%9B%AE%EF%BC%91%EF%BC%98%E2%88%92%EF%BC%98/@35.6018741,139.7179023,1311m/data=!3m2!1e3!4b1!4m6!3m5!1s0x60188a9a0c5836d1:0x279cdb2fcda30d78!8m2!3d35.6018741!4d139.7179023!16s%2Fg%2F11clmnlx2w?entry=ttu&g_ep=EgoyMDI0MTAxMy4wIKXMDSoASAFQAw%3D%3D|Googleマップ]] * 所要時間:1プログラムで2~3回の開催、1回の実施につき3~4時間程度を考えています。 * 受講申し込みフォーム:ご注意事項をご通読の上、こちらのGoogleフォームに必要事項をご記入頂ければと思います。数日内に事務局より確認のメールを、頂戴したメールアドレスに返信致します。若し事務局から返信がない場合は、お手数をお掛け致しますが押鐘宛(hiroyuki.oshikane@gmail.com (※@は小文字に直して下さい))まで再度ご連絡頂ければ幸いです。 ====◎TAボランティア募集==== 我々はTA(ティーチングアシスタント)をして頂ける大学生以上のボランティアを募集しております。生物系の実験に精通していなくても構いません。事前準備として教材作りや、当日のファシリテートをお願いできればと思っております。\\ TAボランティアの応募につきましては、Googleフォームに「お手伝いできること」など必要事項をご記入下されれば幸いです。 ====実施プログラム例==== * マイクロピペットを使ってみよう(必ず毎回最初に行います) * 試薬調製をしてみよう血球を用いた浸透圧の効果の観察 * 身の回りのものからPCRで生物を検出してみよう * 色の原理と比色法による物質の検出と定量 * pHと緩衝作用 ホメオスタシスってなに? * 微生物を可視化する(1) 培養と顕微鏡を用いた観察 * 微生物を可視化する(2) 培養やPCRによる検出 * 遺伝子組換えって何? GFPを人工的に作ってみよう ---- ====◆本プログラムの狙い(1)-生物系の実験の普及-==== 最近では進学塾・予備校においても科学実験教室の実施例が増えてきましたが、PCR法など生物関連の実験については設備面のこともあり、我々の知る限り実施例が殆どないのが実情です。他方、PCR法はコロナの検査で一般的に知られる様になりましたが、生物・医学系研究では必須の研究手法となっており、最近の高校生物や大学入試生物では当然の如くPCRなど分子生物学関連の事象が扱われています。したがって、例えば将来的に生物・医学系の進路に進みたい方にとって、この種の分子生物学関連の実験を体験しておくことは、一種のearly exposureとして有効なのではないか?と考えています。 ====◆本プログラムの狙い(2)-自分で考えてコトバで表現するトレーニング-==== 受講生に対し単に実験プロトコール通り実験して頂くことで、受講生の「やりました」感を出すことは実施者にとって非常に簡単なことです。しかしその「やりました感」だけでは真の力にはなりません。何故そういうプロトコールが採用されているのか?何故そういう結果になったのか?という部分まで踏み込んで考え、自分のコトバとして表現することが、大変かもしれませんが、その本質の理解に非常に大切なプロセスと考えています。 したがって、1つのプログラムを修了した受講生には「実験レポート」を提出して頂きたく思っています。実験レポートの書き方はロジック構築のトレーニングに繋がり、また学会発表や論文発表とルールは変わらないため、将来的に役に立つことを期待しています。もちろん、1つのプログラムの最終回ではレポートの書き方についてレクチャーすると共に、提出のあったレポートについては講師が添削をし、受講生が納得のいくまで完成に近づけることをします。そうしたコトバ(ロジック)のやり取りの経験があって初めてロジックを構築する力が磨かれるものと我々は考えています。