2019年6月
山形大学病院には「医療コンシェルジュステーション」があります。これは、入院時の患者さんに対して、各病棟スタッフとの連携を図りながら、総合的かつ一元的なサービスを提供することを目的として、平成27年1月に院内の専用スペースに設置されたもので、国立大学病院においては初めての取り組みとなりました。
これまでの煩雑な手続きを効率化・簡便化することで、患者と職員の負担を軽減し、患者サービスの向上や医療提供体制の充実を図ることとしております。
窓口を一元化することにより、全国的に課題となっている、入院患者の認知機能スクリーニング調査、がん患者の苦痛のスクリーニング調査などにも効率的に取り組むことも計画しております。
本格的に稼働した同ステーションでは、看護師、薬剤師、事務職員から成るスタッフが、8つの相談室で入院する患者の個別相談に応じており、利用した患者からは、利便性の向上による好意的な声が寄せられています。
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