2015年7月
秋田大学医学部附属病院では,6月13日に「秋田大学医学部附属病院再開発整備事業完了記念式典」を挙行しました。
式典は,本県選出国会議員,文部科学省,地元自治体・医師会からの来賓,学内外関係者等約100名が出席の下執り行われました。
羽渕友則病院長による式辞の後,澤田賢一学長から「この再開発事業の完了を契機として,秋田大学医学部附属病院は,その存立の理念及び医学部設置の理念等に基づき,地域医療を担い,世界を意識した探求や研鑽を行う医師・研究者の養成を積極的に推進して参ります。」と挨拶がありました。
出席者によるテープカットを行った後,御法川信英衆議院議員,寺田典城参議院議員,文部科学省大臣官房文教施設企画部 平井明成計画課長,中島英史副知事(秋田県知事代理),鎌田潔副市長(秋田市長代理),小山田雍秋田県医師会長からご祝辞をいただきました。
式典終了後には改修の終わった外来・中央診療棟の見学も行われ,来賓の方々は担当者の説明を受けながら中央手術部,心血管撮影室・手術室,小児科・小児外科外来等を見学しました。
再開発整備事業は平成18年度から開始し,平成21年に新病棟を新築,平成24年に既存病棟の改修,そして平成27年3月に外来・中央診療棟の改修が終了し,再開発整備事業が完了となりました。これにより,近年の目覚ましい医療の進歩や多様化する患者さんのニーズなど,医療を取り巻く環境の変化に対する対応と大学病院にふさわしい高度かつ専門的な診療機能・教育研究機能のより一層の充実を目指していきます。