熊本大学医学部附属病院は、４月１日より、大学の組織的位置づけを「医学部附属」から「大学附属」とし、病院名称も「熊本大学医学部附属病院」から「熊本大学病院」と変更した。
　法人運営における病院の重要度を考慮し、病院の開設者である学長と管理者である病院長の権限と責任体制の明確化を図り、加えて改正医療法に定める特定機能病院としてのガバナンス体制を更に強化することを目的としたこの病院名称変更を記念する式典が、４月５日（金）、原田信志学長をはじめ、理事、副学長、病院教職員等総勢約１００名が出席して執り行われた。
　まず、原田学長から、「更なる安全で質の高い医療を提供するため病院が自ら推進する改革を、大学は全面的にバックアップしていく」との挨拶があり、次に、谷原秀信病院長から、「県内唯一の特定機能病院として、地域医療を支え、安全安心の医療を提供していきたい」との決意表明があった。
　最後に、原田学長、谷原病院長らにより、新病院名のパネルの除幕が行われた。