2016年7月
大阪大学医学部附属病院では、国際化の進む近年、外国人患者の受け入れ体制の整備に積極的な取り組みを進めており、その一環として平成27年度に「外国人患者受入れ医療機関認証制度(JMIP)」の受審を行いました。本認証制度は、多言語による診療案内や、異文化・宗教に配慮した対応など、外国人患者の受け入れに資する体制を第三者的に評価する制度となっております。
審査は書面調査および訪問調査が実施され、事務部門、外来部門、病棟、検査部門、国際医療センターを対象として、各部署での外国人対応のヒアリングや院内表示についての調査が行われました。調査後の講評では、全体として「外国人患者受入れ体制が格段に充実している」との高評価を受け、3月15日付けで国立大学病院として初めての認証を受けました。