2018年6月
昨今、日本の国際化が要求される中、医療においても国際化は成長戦略の柱の一つと目される。本院でも国際医療を積極的に展開するための専門センターとして「インターナショナル・メディカル・コミュニケーションセンター(略称IMCC)」を2017年に設置した。
主なミッションは「アウトバウンド」、「インバウンド」、「教育・育成」の3本の柱としている。「アウトバウンド」として本院から海外へ向けた留学や技術指導の支援を目指し、「インバウンド」は外国人患者の受入、留学者や研修・見学などの受入などが対象となる。自治体と連携した外国人患者受入も行っており、専門デスク「International Patient Reception Desk(IPRD)」も設置した。「教育・育成」としては国際化に向けた院内の教育活動をスタートしている。
現在はセンターの人員に限りもあり、「インバウンド」と「教育・育成」を中心として活動を行っているが、より積極的な展開が期待されるところである。