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指定管理者として町立診療所を運営

2019年8月

 福井大学は、福井県永平寺町から指定管理者の指定を受け、永平寺町立在宅訪問診療所の施設運営を行う。同診療所は、福井大学医学部附属病院近くに開設。8月1日から診療を開始した。

 7月28日に行われた竣工式には、永平寺町長、福井大学長、福井県健康福祉部長ら関係者60人が出席した。河合永平寺町長が「近隣の医療機関や訪問看護、介護事業者の皆さまと連携し、在宅医療の拠点として地域に根差した施設となるよう期待している」と挨拶した。上田学長は「地域住民の皆さまが住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、永平寺町の強い要望をいただき国立大学として先進的な院外診療所を運営する。町民のご期待に応えると同時に総合診療医など地域医療を担う人材を育成していく」と述べた。

 同診療所は木造平屋で診察室2室、エックス線撮影室、採血や心電図検査を行う処置室のほかカンファレンス室3室などを完備。医師2名、看護師3名を配置し、内科を中心に午前が外来、午後は通院が困難な人などの訪問診療を行い、緊急時に往診が必要な患者には、24時間365日体制で対応する。

永平寺町立在宅訪問診療所  /  竣工式の様子

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福井大学医学部附属病院
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