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内閣府主催・大規模地震時医療活動訓練を行いました

2015年9月

 千葉大学病院では9月1日、大規模な首都直下地震を想定した、内閣府主催の医療活動訓練を行いました。
 当日は当院の災害派遣医療チーム(DMAT)や職員以外にも、沖縄県をはじめとする遠隔地のDMATなど16チーム(約60名)が参加しました。
 今回の訓練は災害拠点病院である当院に広域医療搬送拠点(SCU)が設置され、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の人工衛星「きずな」による高速インターネット環境を活用し、被災状況に基づき重症患者さんを受け入れ、安全に治療を行うことができる場所へ搬送を行うなど、本番さながらの緊迫感を持って行われました。
 当院ではこれからも、万が一のときに備えて定期的に防災訓練に取り組んでまいります。

※画像をクリックすると拡大されます。

(注)・DMAT:トレーニングを受けた医師・看護師・薬剤師・事務などで構成される、機動性を持った災害派遣医療チーム。
  ・SCU:被災地外等に搬送する必要のある患者さんを一時的に受け入れる、広域医療搬送拠点。
  ・トリアージ:災害医療の現場において、限られた医療資源(医療スタッフ、医薬品等)を最大限活用するため、負傷者を傷病の緊急性・
   重傷度に応じて分類し、治療の優先順位を決定すること。
  ・JAXA:国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構。政府全体の宇宙開発利用を技術で支える中核的実施機関と位置付けられ、同分野の基
   礎研究から開発・利用に至るまで一貫して行う機関。
千葉大学医学部附属病院
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