2015年2月
鳥取大学医学部附属病院は、平成26年11月1日付けで、「内視鏡下手術用ロボットを用いた腹腔鏡下腎部分切除術」が先進医療の認定を受け、これに関する記者発表を開催しました。
この認定を受けるには、厚生労働省が定めた施設基準を満たす必要があり、全国で7箇所、当院は山陰地方唯一の認定施設となります。(平成26年11月1日現在)
腎部分切除術とは、腎臓にできた腫瘍のみを切除し、正常部分を温存する非常に難易度の高い術式です。
当院では、低侵襲かつ安全性の高い腎部分切除術を目指し、手術支援ロボットによる腹腔鏡下腎部分切除を施行してまいりましたが、この度の先進医療認定により、患者さんの費用負担が軽減され、高度な医療をより多くの方に提供することが可能となりました。
この術式の将来の保険収載に向け、今後も積極的に取り組んでまいります。