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KODAMA'S (NEW) WORLD

Nowadays we lack commonly accepted rules for reading books like Burke's Reflection, Paine's Rights of Man, Wollstonecraft's Rights of Woman, or Godwin's Political Justice... Study of the Revolution controversy as a whole reveals the artificiality of the practice, common among philosophers and critics, of examining an isolated book out of its context.

---Marilyn Butler


昨日 / 明日 / 2013年3月 / 最新 / はてな

この日の出来事


22/Mar/2013 (Saturday/samedi/Sonntag)

帰国

今日で帰国。シンガポールはほとんど観光をしなかったが、よいホテルに泊ま り、いろいろな人と食事ができたのでそれなりに楽しめた。また来よう。

少し遅めに起床。シャワー、朝食。午前中は荷物をまとめ、娘と少しプールに 入って遊んでからチェックアウト。タクシーで空港へ。20ドル以下で行けた。

空港ではあまり時間がなかったので(搭乗時間が早めに設定されていた)、簡単 に買い物を済ませて搭乗。機内では行きと同様、娘の世話で大変で、ほとんど 何もできず。Walking Deadを少しだけ見る。

夜中に関空着。ファストフードを食べてから、はるかに乗って京都へ。地下鉄 の終電に乗って無事に帰宅。娘をさっさと寝かしつけないと。


22/Mar/2012 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

謝恩会

定時起床。ゴミ出し、髭剃り、朝食。快晴。

娘を保育園に送り、本三駅前の喫茶店でしばらく雑用。少しだけいるつもりが、 お昼前まで過ごしてしまう。

お昼前に研究室に行き、某実績報告書を急いで作る。事務がお昼に閉まる前に 持っていくつもりが、果たせず。某氏とお昼。酸辣麺。本日は大学院の修了式。

昼下がり、雑用。逃避的に本を片付けたり、机の上を片付けたり。

夕方、少しラッセルの勉強や某先生と相談など。

夜、某専攻の謝恩会に一時間ほど出る。ワイン。学生から感謝の言葉をいただ き、恐縮する。帰りに花束までいただいてしまう。 最大多数の最大幸福のためにご活躍ください。その後、タクシーで帰宅。

夜中、娘を風呂に入れ、食器を洗う。

真夜中、オランダ出張のホテルを取ろうとして、オランダ語がわからず苦労し たり。早めに取らないとまずそうだ。


22/Mar/2011 (Tuesday/mardi/Dienstag)

真夜中

少し遅めに起床。洗濯、朝食、新聞、(Wiiで少し汗をかいてから)シャワー。雨。

今日も自宅待機することに。いろいろ雑用。 震災と医療についてしばらく考え事など。

夜、ストレス発散のために巣鴨の漫画喫茶へ。しかし、読みたい漫画がなく、 余計ストレスをためてしまう。週刊アスキーを買ってから帰宅。

夜中、某オンライン研究会。そのあと、某院生とも少しオンラインで相談。

真夜中、メールや週刊アスキーなど。一日が終わってしまった。


22/Mar/2010 (Monday/lundi/Montag)

真夜中

定時起床。ヘブンリーではないベッドだったので、腰が痛くなる。 バイキング。それなり。

午前中は千本松原のあたりを散歩する。風が冷たいが、天気もよく、 気持ちよく散歩できた。松林は詩人の若山牧水が愛した場所だそうだ。 お昼は再び沼津港で。ビール一杯。

お昼すぎにいったんホテルに戻り、それからタクシーで明治資料館へ。 今回沼津に来たのは、沼津兵学校について知りたかったから。 江原素六という沼津出身の政治家についても学べて、 勉強になった。

夕方、三島に戻り、新幹線のグリーン車に乗って東京に戻ってくる。 無事に帰宅。

夜は雑用。夕食はインドカレー。いろいろ仕事(と新聞)がたまっている…。


22/Mar/2009 (Sunday/dimanche/Sonntag)

なんとか起きてシャワー、朝食。 朝食はほんとに形だけのものしか用意されていないが(パンとサラダとコーヒー)、 まあ安いから文句は言えない。

雨。

昨日はいろいろ勉強になった。研究する動機付けも少し強化された。 とにかく今年の冬のために勉強しないとまずい。

それにしても、「生命倫理研究会」というには、 テーマが広くなってるなあ。 まあ、それだけこの業界が成長して、 みなの関心がdiverseになったということだろうか。

朝2

荷物を片付けてチェックアウト。雨は止んでいた。

四条の某喫茶店に入り、某仕事。

メモ。昔は自分もそうだったが、 先行研究にまったく言及せずに論文を書くというのは、 劇の途中で突然入ってきて、ぜんぜん無関係なことや、 すでに語られていたことを話し出すようなものだ。 本人は自説を披露できて楽しいかもしれないが…。 とにかく、 主要な国内外の先行研究を参照しないのは悪徳。 見習わないようにしましょう。 自分の小人性(こびとせい)を自覚して、巨人の肩に乗せてもらうこと。

昼下がり

お昼前、某大丸にておみやげを購入。 そのあと、某氏と昼食。ついでにイノダコーヒーにも行き、歓談。

地下鉄に乗って京都駅に。 駅に着いたら時間がぎりぎりだったので少し焦る。 駅でおみやげを買い足して新幹線に乗る。

真夜中

夕方に東京に戻る。小雨。まっすぐ帰宅。 しばらく新聞を読んだあと、少し寝る。

夜、夕御飯。食器を洗ってから、一人で巣鴨の漫画喫茶へ。chill outする。

真夜中に帰宅。


22/Mar/2008 (Saturday/samedi/Sonnabend)

夕方

朝方ゴミ出ししたあと、お昼前まで寝る。シリアルとコーヒー。 今日から「ブラジル・セラード・フォリャードス」。 少し高いだけあって、ストレートでもおいしい。

朝刊、シャワー。お昼すぎ、少し別の某翻訳の作業。

昼下がりに某妻と散歩がてら外出し、いろいろ用事を済ます。 時計の電池交換、電話代支払、某区立図書館、クリーニング屋、 出産祝いのプレゼント購入、遅い昼食など。

そのあと、しばらく散歩してから帰宅。ふたたび某翻訳の作業。 もう眠くなってきた…。

真夜中

夜、夕食前に夕刊を読み、たまっていた新聞の切り抜きを整理。 夕食後、モンティパイソンを少し見る。そのあとソファで仮眠。

夜中、道徳教育について勉強。知らないことが多く、たいへん勉強になる。

そういえば、出産祝いのプレゼントに何を買うかを選んでいるときに、 某妻に「自分が欲しいと思うものを、他人の赤ちゃんのために選んではならない。 なぜなら、赤ちゃんはあなたと同じことができるわけではないからだ」 と諭される。「あなたが人々にしてほしいと思うように、 そのように人々にもしなさい」という黄金律が成り立たない一例。 仕方がないので、赤ちゃんになったつもりで選んだ。ばぶー。


22/Mar/2007 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

夜更しのせいで寝不足気味。

先日買った植物は、「ペペロミア・ジェイド」という種類のもののようだ。 昨日、後楽園の某所に寄ったさいに、花屋さんで確認した。

昼下がり

定時出勤。午前中は某ランチョン・セミナーの準備。 某献本について編集の某氏と電話で相談。 今回は印税はないものと思って(いつもそんなにないけど)、 たくさんの人に献本することにした。 もらった人は涙して読むように。

お昼は某ランチョン・セミナー。出席者が少なくて少し泣く。話力の話。

午後は社会疫学の文献リストを作ってみなにメールしたり、 疲れたので数独を解いたり。 いかん、一日は短いから仕事をせねば。

夜中

夕方、海外出張の準備など。 ひもじくなってきたのでカップスープを飲み、 プール。1.4キロ。 プールの入口の電気が消えたまま、一週間以上が経つ。 どうなってるんだろうか。

プールを終え、更衣室で着替えたあと、更衣室の斜め前にあるベンチに座って 一息ついていると、どこかに眼鏡を忘れてきたことに気付く。 カバンを探してもない。 眼鏡をどこかに落としていたら一大事だとアワワワと更衣室に行き、 さきほど使ったロッカーを見ると、ない。プールの荷物置場に置いてきたか と思ってアワワワと服を着たままプールの入口付近に行くと、やはりない。 これは困った、この近眼では自分の眼鏡さえ見つけられない、どうしよう。 と、アワワワしながら、もう一度カバンの中を探すと、今度はあった。 次回から気をつけるようにしよう。

夜、某妻からメールで、二階の勉強部屋の電気のヒモが切れたという知らせが 入っていたので、某所でヒモと20枚組のDVD-Rを購入し、帰宅。夕食

夕食の前後に電気を修理し、届いたピギーケースをダンボールから取り出し、 食器を洗う。プールで疲れていたせいか、食器を洗っているときに少し イライラする。これはいかんと思ってしばらく深呼吸。 疲れているときはあまり負荷をかけないようにしよう。

真夜中

夜中、朝刊と夕刊を読んだあと、某妻と多文化主義についてディスカッション。 たいへん勉強になった。


22/Mar/2006 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

起きる。

メモ。井の中の蛙にならないこと。solipticな世界から抜け出して、 優秀な人々の息吹を感じろ。

お昼前

定時出勤。新聞。 「縁なき衆生とあきらめて」という表現を目にする。 元は「縁なき衆生は度し難し」 (いかに仏でも仏縁のないものは救済しにくいように、 人の言を聞きいれないものは救いようがない。[広辞苑第五版]) と言うそうだ。

笑い話。 朝、研究室に来ると、iPod miniにつけているイヤホンのスポンジの部分が 失くなっているのに気付いた。あれ、困ったなあと思って、 1階に下りて自転車置場のあたりまで探しに行ったが、見つからない。 5分ほどあたりを探したが、風も強いし飛ばされたのかなあとあきらめて研究室に 戻ってきたところ、なんとなく耳の中に違和感を感じたので、 まさかと思っておそるおそる触ってみると、果たせるかな、 耳の中からスポンジが出てきた。

それはともかく、勉強しよう。

昼下がり

午前中、少しだけコツコツと論文書き。 お昼、同僚の某氏の奥さんに作っていただいた弁当をありがたくごちそうになる。 感謝感激。めるしぼく。

これから某院生とシンガーのお勉強。

夕方

某院生とシンガーの勉強。Why Be Moral?の話。論文指導も少し。 しかし、自分も書かねば。

夕方から雨。 同僚の某氏や院生たちとジムでバドミントン。 2時間近くやる。ひさしぶりなので一層下手になってるが、楽しい。 汗だくになる。

メモ。研究者には弟子を育てる道徳的義務はあるだろうか。 いや、道徳的義務というのはよくわからんので、 何かoverridingな理由がないかぎり、弟子を育てるべきと言えるだろうか。

「子育てしなくてもいい世の中なんだから、弟子を育てなくてもいいなじゃないの」

「世代間倫理はどこにいったんですか。講座が滅びるじゃないですか」

「いや、それは家が滅びるというのと同じでさ。滅んでもいいじゃん、別に」

「いやいや、有用な学問だったら、やはり弟子を育てるべきでしょう、きちんと。 だって、医者がいなくなったらどうします? 一級建築士がいなくなったらどうします?」

「一級建築士はともかく、たしかに医者はいなくなったら困るけどね。 けど、いいんじゃない? 相撲だとか哲学だとかいうのは、人がいなくなったらいなくなったで」

「いや、本で伝えられることは少ないですからね。ちゃんと生きた先生が、 生きた弟子に大事な事を身を持って伝えていかないと。相撲入門を読むだけでは 相撲はできないでしょう? 同じように、一度ノウハウが失われてしまったら、 哲学入門を読むだけでは哲学はできないんですよ」

「いいよ、哲学がほろんだって。たいして世の中変わらないんだからさ」

「いや、それは哲学を過小評価しすぎです。やはり哲学は有用であり、 哲学研究者はちゃんと弟子を育てるべきです」

真夜中

院生の方々と某所でカレーを食べてから帰宅。魚つみれカレーとサラダ。

勉強しないといけないが、しばらくメールや日記の整理など。 右足と右肩の筋肉痛が痛い。

「『筋肉痛が痛い』はおかしいですっ。美しい日本語を使いなさいっ」

「そういえば、曾野綾子が『自分をほめてあげたい』は『自分をほめてやりたい』 じゃないとだめだって、怒ってましたね。 『犬にエサをあげる』と同じ間違いだって」

「オレにはそれが間違いだっていう語感がないんだけど。時代は変わる」

どうでもいいが、1998年にちょっと書いている「悩殺」の話はおもしろい。

Q1「殺されるんだったら、どんな風に殺されたい?」

A1「そうですね。まあ、悩殺ですかね」

Q2「被害者の死因はなんだ?」

A2「悩殺で即死です」

悩殺されないようにせいぜい注意しよう。

真夜中2

上の「研究者は弟子を育てる道徳的義務があるか」という問いについて もう少し考える。某氏から、「それは義務の問題ではなく、 徳の問題だ。弟子を育てないのは徳のない研究者がやることで、 自分より優れた弟子を育てるのが徳のある研究者というものだ」 というような指摘をいただいた(勝手な解釈だが)。 たしかに、義務という語彙で語るよりも、徳の語彙で語る方が ぴったりする気がする。もちろん、徳のある研究者について、 直観に頼らない説明をしようとするとこれまた難しいわけだが。

もう一点、講座の存続それ自体が目的化してしまうと官公庁と同じ肥大化の一途を 辿るだけで、それが他に有用な使途に用いることのできる税金に よって支えられるのだとすると、功利主義的には決して良いことではない。 あくまで講座が存続すべきなのは、それが有用な使命を持つかぎりにおいてである。 使命を終えた暁には、解散するのが良いだろう。

「しかし、有用な使命って、哲学や倫理学だとよくわからんよな。 いつ使命が終わるのかもわからんし。終わりなきマラソンという感じで、 走り続けていること自体に意味があるんじゃないの。万世一系とかさ」

「たしかに、学問というのは終わりなき旅という感じが強いですね。 それは学問が持つ性格なんですかね」

「学問にあるのは感染症みたいなもんでさ。ときどき流行して大きくなったり、 反対に下火なったりするんでしょ。哲学シタイシタイ病なんかは まあだいたい常に人口のごくわずかに感染するんだけど、 基本的には封じ込められてる。 けど、たまに突然変異を起こして死生学病とかになったりして 文学部全体に広がるわけだ」

「なるほど。倫理学病もいろいろ突然変異を起こして生命倫理学病とか 環境倫理学病という新しい感染症になっていっているわけですね」

「そうそう、だから弟子が育てられないというのは濃厚な接触がない証拠でさ」

「なんかわけわからなくなってきましたね。 それに、感染症だと放っておいても広がりますが、 学問はもうちょっと意図的にがんばらないと広がらない気がしますが。 まあ、もう寝ましょう」

今日のニュース


22/Mar/2005 (Tuesday/mardi/Dienstag)

午前中、Burger Kingで食べたくなったので、ユーストン駅で食事。 そこでお昼まで本を読んでいた。それからUCLのそばのウォーターストーンズで 本を物色したが、結局なにも買わず。ベンタムに挨拶してから帰宅する。

夕方まで部屋でごろごろしたあと、先日も会った韓国人の某友人と会う。 中華街でベトナム料理を食べ、それから映画を見る。 The Chorusというフランス映画で、 問題児を集めた特別な学校に来た先生が生徒にクワイアを教えることを通じて、 生徒たちと仲良くなるが…というような話。 映像と音楽が美しくてよかった。B。

帰宅してしばらく雑務をしてから就寝。


22/Mar/2004 (Monday/lundi/Montag)

記載なし。


22/Mar/2003 (Saturday/samedi/Sonnabend)

お昼すぎ

よく寝てしまう。寝てるあいだにバグダッドに大規模な空爆があったようだ。 イラクの市民は「鬼畜米英」とか言っているのだろうか。 あるいは、フセイン政権の終わりを喜んでいるのだろうか。

朝食。

昼下がり

戦後はどうなるのかと考えたり。まだ北朝鮮、アルカイーダもある。 現在は赤子の手をひねるように戦争が行なわれているが、 米英によるイラク占領中にテロが起きるかもしれない。 米英と独仏の対立は環境問題にどのような影響を及ぼすか。

産経。イラク問題に関して、「日本は国連の決議がどうのこうの言うよりも、 自国の国益を優先して考えるべきだった」という意見がよく見られる。 世界の利益よりも国益を優先せよというのは、個人のレベルに落として考えると、 公共の利益よりも私的な利益を考えろということだ。 個人レベルでは「公共」の精神を重視しろと言っておいて、 なぜ国家レベルでは国益を重視しろというのか。 結局、人間は国家を中心にして生きるべきだということか?

夕方

寒いので風呂に入る。カレー。うまい。


22/Mar/2002 (Friday/vendredi/Freitag)

真夜中 (午前)

腹が減った。研究室にいると飢え死にしてしまいそうだ。

翻訳の見直しはまだ半分しか終わってないが、 そろそろカレーの待つ我が家へ帰るべきかもしれない。

真夜中2 (午前)

う。某情報によると、 夕方下宿を出る前にご飯を炊く準備をするのを忘れていたらしい。 ということは、カレーうどん?

真夜中3 (午前)

カレーうどんではなく、カレーパンになった。

戻ってきてからも翻訳の見直しをするはずだったが、 アンケートに回答してくれた人でアドレスのわかる人に 返事を書いていたらすっかり時間が経ってしまった。 逃避行動。

もはや体も頭も動かないのでもう寝よう。

夜明け前

…と思ったが寝れない。むくりと起きだしてまた翻訳の手直し。

早朝

あとちょっと。そういえば、 M1のときに某スコ氏の翻訳をやったときは、 某先輩に全部推敲してもらったんだよなあ。 あのころが懐しい。

いや、懐しがってないで、推敲推敲。 世代間倫理も忘れずに実行すること。

早朝2

やっと終わったが、 大学のコンピュータに肝心のデータを置いてきたことを思い出す。 もう今日は完徹のようだ。ひええ。

やっと翻訳の手直しが終わった。 いつものごとく、時間ぎりぎりまでかかる。

お昼すぎ

ひさしぶりに研究室のソファで寝る。 寒いのでぶるぶる震えながら。 う〜、しんどい。

お昼すぎ2

ひさしぶりに中央食堂で食事。 麦とろろ温泉玉子ご飯という得体の知れないものを食べてみたが、 食欲がなかったのも手伝って、少し残してしまう。 気分が悪い。

昼下がり

講演会の準備。本番に寝てしまうんじゃないかと心配。

講演会に出席。 幸い某先輩が質疑応答での通訳を引き受けて くださったので助かった。つかれて集中力がなかったので。 動物的視点から一つ質問した。

懇親会を一次会だけ出てくる。ひさしぶりに某先輩のお姿を拝見したり、 その他いろいろ。ドイツ語がしゃべられないことを悲しく思う。がんばろう。

某翻訳は実哲研に載せることになりそうだ。 近くメイルで質問を送ること。

肉体的、精神的にかなり疲弊。とりあえず寝よう。

みなが手際がよいので、今回の研究会もかなりスムーズに行ったようだ。 関係者のみなさま、おつかれさまでした。

今日の勉強時間…7hr


22/Mar/2001 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

現代政治哲学の授業

パーフィット、フランクファートの平等論について。要修業。

「さいきん要修業ばっかりじゃないか。ちゃんと勉強してるのか」

「いや、それが、もうすっかりイースター休み気分になってしまっていて」

「ただでさえ留学期間が短かいんだから、 しっかり集中して勉強しないといかんだろうが」

「いや、おっしゃるとおりで耳が痛いです」

Les Miserables

と言いつつ、 友人に誘われたので夜にミュージカルLes Miserablesを観に行った。 三階のものすごく狭い席に、2時間半近く座っていたので腰が痛くなった。

内容はそこそこ。音楽もそこそこ(`At the end of the day'という曲がよい)。 もっと悲劇的な終わりを期待していたので、最後はすこしがっかり。B-。

もうすこしガツンとくる映画かミュージカルを見たい。

「そんなこと言ってないで勉強しろってば」

「やりますやります」

買った本

「やっぱ哲学はかっこよくなくちゃいけないですよね。 『え、きみ哲学やってるの、クールだね』って言われるようにならないと」

「そうなったら、きみみたいに『え、専門ですか。 あの、その、てってて哲学なんですけど、 今やってるのは法哲学といって、 法学と哲学のあいの子みたいなものです。実用性? ありますあります。それはもう、ものすごくあります。 実用哲学です。はは。ははは』と言いわけしなくてすむだろうな」

「あ、それは秘密にしておいてくださいって言ったでしょう」

囚人に選挙権を

英国では刑務所にいる囚人は選挙権がないため、 現在約52000人いる囚人は投票できない。 これを不満に思っている囚人3名が、 ヨーロッパ人権規約を盾に近く訴訟を起こすようだ。

「よく考えると、囚人は投票権を剥奪されるって変な話ですよね。 今回の動きに反対している国会議員は、 『民主主義社会においては、法に従わない連中は投票する権利はない』 なんて言ってるようですけど、 囚人になったからと言って、まさかあらゆる人権が奪われるわけではないでしょうし」

「刑罰の一環として考えられているんじゃないのか、投票権の剥奪は」

「しかし、民主主義において投票権が基本的人権の一つだとしたら、 いくら犯罪をおかしたからと言って、基本的人権を奪うのはおかしいでしょう。 人を殺したり他人の家を放火して刑務所に入れられるのと、 国会議員を選出するのはまったく別のことで。 あいつは悪人だから投票権はないっていうのは根拠がないと思います」

「しかし、悪人は悪徳代議士を選出するかもしれないじゃないか。 刑期を短かくしてくれる代議士とか」

「刑務所にいるヤクザに選挙権を与えると、ヤクザが首相になるっていうんですか。 けど、刑務所に入っていようが入っていまいが同じことじゃないですか。 悪人は刑務所に入る前にも後にも悪徳代議士に投票するだろうし」

「いや、しかし、刑務所に中にいるヤクザと刑務所の外にいるヤクザが 投票することになるわけで…」

「そんなこと非現実的なことより、 囚人に投票権を与える利益を考えた方がいいと思います。 国会議員が囚人の票を無視できないとなると、 彼らは刑務所をより頻繁に訪れるようになるだろうし、 その結果、刑務所の環境改善に力を入れるようにもなるかもしれません」

「まあ、たしかに囚人が自分の利益を代弁してくれる人間を 選べないのは変な気もするな」

「それに、副次的効果として、 選挙に参加することにより、 囚人は政治に関心を持つようになるかもしれません。 まあ、この効果がどのていどあるかはあまり期待できませんが」

「他の国ではどうなんだ」

「スウェーデンその他の国では囚人にも投票権があるようです。 英国では1870年に囚人の投票権がなくなったそうです」

「そのあたりの事情をもうすこし調べてみたらどうだ」

「そうですね、ちょっと調べてみます」


22/Mar/2000 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

今日のニュース

昨日はBMOR読書会と倫理学史読書会をしました。
それぞれ、バトラーとベンタムです。
某君に千葉大資料集の原稿 を読んでもらい、少し手を入れてもらいました。
大変どうもほんとにありがとうございます。 某君とはこのお方のことです。
日記の整理をしました。
3月中旬も〆切に追われていました。
千葉大資料集の原稿を発送しました。
一息つく間もなく、次の仕事にかからないといけません。いやはや。
今日の新聞
今日もThe Daily Yomiuriです。
昨日の新聞
昨日もThe Daily Yomiuriです。

今日の新聞

Yokoyama finally admits to groping female aide
横山ノック元大阪府知事が選挙活動を手伝っていた女性に わいせつ行為をしたことをついに認めたという話。 今までしらを切っていただけに非難は大きいだろう、とか。
> 漫才師から府知事になり、 さらに一転して犯罪人にっていうのは劇的な人生だなあ。 もう68才らしいけど、もう一度どんでん返しがあったりするんだろうか。
U.N. seeks action to combat aging world population
先進国社会の高齢化問題に関して、国連が研究しているらしい。 有力な案は、発展途上国から労働力を輸入することなんだそうだ。
たとえば日本だと、現在の労働者の数と老人(定年退職年齢以上) の数の比率を保つには、 今後50年間、毎年1000万人の労働者を輸入する必要があるとか。
ま、出生率などに予期しない変動がありうるから、 まだいろいろ研究する必要があるそうだけど。
> あれ、10million/yearってよく考えたらめちゃくちゃ多いな。ほんと?

昨日の新聞

Victims may be told when criminals freed
法務省では現在、犯罪者が刑期を終えて出所するときに、 犯罪の被害者にそのことを通知すべきかどうかを検討しているらしい。
プラス面は、 ふたたび同じ犯罪者に狙われわしないかと恐れている被害者が多いので、 犯罪者がいつ出所したか(あるいはまだしてないか)を知ることによって、 効果的な対策を立てられる点。
マイナス面は、犯罪者の人権の侵害になる可能性がある、という点。 やっと刑期を終えて真人間になったのに、 「あの犯罪者がでてきた」という知らせをするのは、 その人の社会復帰を阻害するのではないか、と批判されるらしい。
> う〜ん、被害者に犯罪者がいつ出所したかを知らせたら、 ほんとに人権侵害になるのかなあ。 このマイナス面はいまいち理解しかねる。
Austria to open Nazi trial
オーストリアで、第二次対戦中のナチス政権下で、 身体あるいは精神の障害を持った子どもを何人か安楽死させた医者が、 近く法廷で裁かれるという話。 オーストリアが最近右翼化しているという国際世論に対する デモの意味があるらしい。
> しかし、 やっぱりナチ安楽死に対する反感って根深いんだなあ。 そう考えるとオランダって 何であんなにリベラルに安楽死政策を行なえるんだろう?
Evaluations dumbing down U.S. colleges
大学の学生による教師の授業評価が、 大学での授業のレベルを下げる一因になっている、 という話。dumb down=ease「簡単にする」という意味。
要するに学生から高い評価をもらわないと給料が上がらない、 あるいは職が危うくなるという状況ができているので、 先生としてはいやでも授業を易しくして学生によい点数をやらなければ いけないわけだ。
この傾向はとくに非常勤、期限付きの講師 (untenured and part-time instructors)において著しいとか。 非常勤講師はadjunctとも言うそうだ。
> 月並みな感想ですが、教育って大変ですなあ。
> しかし、 よく考えたら民主制っていうのも同じ構造を持っているのでは。
U.S. launches cybercrime Web site
重要情報。 米国連邦政府が、サイバークライム関連の資料を豊富に掲載した ウェブサイトを作ったらしい。URLは www.cybercrime.gov
> え、もう知ってるって? 失礼しました。

03/22/99 (Monday/lundi/Montag)

早朝

雨上がる。ちょっと用事で朝から大学へ。

ところで、なぜ雨が「上がる」というのだろうか。 雨は上がったり下がったりするんだろうか。

あ、辞書を見てみると、「完了する」という意味のようだ。 なるほど、「仕事が上がる」というのと似たような用法なのか。


現在、某異国の地にいたりする。 いや、一応日本なのだが。


03/22/98(Sunday/dimanche/Sonntag)

真夜中

スコフィールドの翻訳をワードで整形しながら推敲。大変。


某君とお好み焼。二人ともモチ・チーズなる邪道なものを食べる。

そいえば、昨日、長くなった前髪を自分でチャキチャキチャキリチャキチャキ と切った。後も伸びてきたのでそのうち切ることにしよう。


研究室禁煙化?

そいえば、倫理学研究室禁煙化の動きが進んでいるらしい。 まあ、大の嫌煙家のぼくとしては喜ばしい限りなのだが、 しかし全面禁煙にするのは喫煙者たちにあまりに酷なので、 洋服を入れるロッカー内を喫煙所にすることを提案したい。

というのは冗談だが、まあ、喫煙するにしても、 最後に自分で吸殻を捨てるぐらいはしてほしいものである。 スパスパ吸ってそのまま去って行くのでは、 いつもいつも後片付けをしてる某氏が気の毒である。

しかし、「研究室内での睡眠禁止」とか 「毛布持ち込み禁止」とかが要求されそうなので、 ぼくはあまり強く「研究室内禁煙」と主張できない。

とはいえ、まあ、喫煙は非喫煙者にとってはほとんど公害のような気がするが。 非喫煙者からすればタバコは排気ガス同然である。 あ、あ、なんか憤りを感じてきたっ。

たっ、タバコも口臭も排気ガスもみんな一緒だっ。 喫煙者にはいい匂いと味かもしれんが、 非喫煙者にはど、毒ガスやおなら同然だっ。 サリン反対っ。 ひひひ人前でおならをしないならタバコも吸うなっ。

(〜サリン&〜おなら)⊃〜タバコ


あ、停年 であってるんですね。失礼しました。 確認のために辞書を見ると、 「定年、停年…官庁や会社などで、職員・従業員などが退官・退職するように 決められている年齢」となってました。

この一例でも、いかに人間が自分の狭い視野と矮小な知識でもって、 世の中を見ているかがわかるというものです--。


寝てた。起きると突然、「悩殺っていう言葉はなんだかすごいなあ」と思った。 しかし、残念ながら悩殺された夢を見たわけではない。


お昼すぎ

ねむいねむいねむいねむいねむいねむいねむい…ぐう。


昼さがり

古本屋めぐりをしてから喫茶店でカレー。

そいえば、ある古本屋で『ホームズは女だった』という 本を見かけたが、十人の話を一度に聴けたというマルチタスクな聖徳太子について、 『聖徳太子はUNIXだった』って本を書いて本屋のパソコン関係のコーナーにおいて おけば、結構売れるかもしれない。昭○堂かナカニ○ヤに頼むか。

というわけで今日買った古本。

まだそれほど集まってるとは言えないが、そろそろ「SF貸出図書館」でも開くか。


バンドの練習終わり。夕食を食べたあと、 みんなでうちの下宿に行って、「えすえふ」という関東地方でやっている 深夜番組の録画したものを観る。 久しぶりにテレビを長時間見てつかれた。


03/22/97(土)

・宵・

体調悪し。寝すぎが原因かと思われる。めまいがする。しかし今から4時間バ ンドの練習。


昨日、大阪の公立高校の入試の合格発表。教えていた生徒で茨木高校を受験し た生徒も、三島高校を受験した生徒も、公立危うし、と言われていた生徒も、 みんな受かっていたので一安心。


昨日京都からの帰りに、リンリー教授と出会ったので、その話の内容をなるべ く今日中にホームページ化して明日載せたいが、出来ないかもしれない。

明日は軽音の総会というものがあるので、また京都に来る。


終わりましたね、ナニワ金融道。『考える犬』は相変わらずモーニングで好評 連載中ですが、著者の森村大(だい、と書いて、しん、と読むらしい)って、きっ と『What's Michael』とか『一、二の三四郎』とか書いてたあの人(名前忘れ た)のアシをやってたんでしょうね。人物の口もとの書き方とかが似てる。

モーニングの『えの素』というギャグマンガは強力。ナンセンスさとテンポが すごい。見たことのない人はぜひご覧下され。


Satoshi KODAMA
email: satoshikodama-tky[at]umin.ac.jp
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Last modified: Thu Apr 11 23:29:50 JST 2013