会長挨拶

謹啓 時下、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。また、平素より格別のご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、この度、2025年10月31日(金)~11月1日(土)に、九州大学医学部百年講堂におきまして、『深鎮静から全身麻酔まで』をテーマとし、第32回日本静脈麻酔学会を開催させて頂くことになりました。 長い歴史の中で、九州での初開催となります。

超高齢社会において、多分野における医療技術の進歩も目覚ましく、高度で低侵襲であるが深鎮静を要する治療や検査も増えています。静脈麻酔薬による鎮静が全身麻酔に近い形で非麻酔科医によって行われているのも現実です。安全・安心な医療を実現するには、麻酔科医の役割が大きくなっています。新しい時代に私たちは何を目指すのか、この学会の特徴でもある静脈麻酔薬を中心として、麻酔科医と外科医だけでなく、内科医とも多角的・多面的に考え議論することが、何より大切だと思っております。

是非会場にご来場いただき、活発に議論・交流を重ねていただくことで、ご参加される多くの先生方に実りある学会になりますよう、医局員一同鋭意準備を進めてまいります。多くの皆様のご来場を心よりお待ちしております。

会長 山浦 健

第32回日本静脈麻酔学会

会長 山浦 健

(九州大学大学院医学研究院 外科学講座 麻酔・蘇生学分野 教授)

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